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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ
配信日時:2023/12/04 09:11
配信元:FISCO
*09:11JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 128184.91 +0.67%
1日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比853.79ポイント高(+0.67%)の128184.91で引けた。日中の取引レンジは126655.67-128184.91と
なった。
前半は弱含みの展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米利上げの終了観測が好感され、買いは継続。また、通貨レアルの上昇もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落などが資源セクターの圧迫材料となった。また、経済指標が弱含みだったことも指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3142.29 -0.74%
1日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比23.50ポイント安(-0.74%)の3142.29ポイントで引けた。日中の取引レンジは3136.56-3162.97となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。原油価格の下落が資源銘柄の売り手掛かり。また、弱い経済指標も圧迫材料となった。11月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.8となり、予想の54.0を下回った。一方、来年の米利下げ観測などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 67481.19 +0.74%
1日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比492.75ポイント高(+0.74%)の67481.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.67%(134.75ポイント)高の20267.90で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。7-9月期の国内総生産(GDP)の上振れが支援材料となった。7-9月期のGDP成長率は7.6%となり、前期の7.8%を下回ったが、予想の6.8%を上回った。また、10月の主要8種産業の生産高増加率は前月の9.2%(改定値)から12.1%に加速したことも好感された。外部環境では、昨日の欧米市場の上昇が買い安心感を与えた。
【中国本土】上海総合指数 3031.64 +0.06%
1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.96ポイント高(+0.06%)の3031.64ポイントと小幅に続伸した。
自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は取引時間中に、約1カ月ぶりの安値を付けた。中国経済対策の期待感も強まる。遅れていた不動産デベロッパーの救済策に関しては、進ちょくの動きが伝えられている。現地メディアが11月30日付で報じたところによれば、国内最大手行の中国工商銀行(601398/SH、1398/HK)が不動産デベロッパーを招き、会議を開いたもようだ。過度な景気不安もやや薄らぐ。取引時間中に公表された11月の財新中国製造業PMI(民間による)は50.7に拡大し、前月実績(49.5)と市場予想(49.6)を上回った。景況判断の境目となる50に再び浮上している。前日発表された国家統計局などによる製造業PMIは、予想外に悪化していた。
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1日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比853.79ポイント高(+0.67%)の128184.91で引けた。日中の取引レンジは126655.67-128184.91と
なった。
前半は弱含みの展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米利上げの終了観測が好感され、買いは継続。また、通貨レアルの上昇もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落などが資源セクターの圧迫材料となった。また、経済指標が弱含みだったことも指数の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3142.29 -0.74%
1日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比23.50ポイント安(-0.74%)の3142.29ポイントで引けた。日中の取引レンジは3136.56-3162.97となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。原油価格の下落が資源銘柄の売り手掛かり。また、弱い経済指標も圧迫材料となった。11月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.8となり、予想の54.0を下回った。一方、来年の米利下げ観測などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 67481.19 +0.74%
1日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比492.75ポイント高(+0.74%)の67481.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.67%(134.75ポイント)高の20267.90で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。7-9月期の国内総生産(GDP)の上振れが支援材料となった。7-9月期のGDP成長率は7.6%となり、前期の7.8%を下回ったが、予想の6.8%を上回った。また、10月の主要8種産業の生産高増加率は前月の9.2%(改定値)から12.1%に加速したことも好感された。外部環境では、昨日の欧米市場の上昇が買い安心感を与えた。
【中国本土】上海総合指数 3031.64 +0.06%
1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.96ポイント高(+0.06%)の3031.64ポイントと小幅に続伸した。
自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は取引時間中に、約1カ月ぶりの安値を付けた。中国経済対策の期待感も強まる。遅れていた不動産デベロッパーの救済策に関しては、進ちょくの動きが伝えられている。現地メディアが11月30日付で報じたところによれば、国内最大手行の中国工商銀行(601398/SH、1398/HK)が不動産デベロッパーを招き、会議を開いたもようだ。過度な景気不安もやや薄らぐ。取引時間中に公表された11月の財新中国製造業PMI(民間による)は50.7に拡大し、前月実績(49.5)と市場予想(49.6)を上回った。景況判断の境目となる50に再び浮上している。前日発表された国家統計局などによる製造業PMIは、予想外に悪化していた。
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