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米外為市場サマリー:FRB高官発言を受け一時147円30銭台に軟化

配信日時:2023/11/29 07:55 配信元:MINKABU
 28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円48銭前後と前日に比べて1円20銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円12銭前後と同75銭程度のユーロ安・円高だった。  タカ派として知られる米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が28日の講演で「金融政策が好位置にあるとの確信を強めている」「インフレ率が本当に低下方向に向かっていると確信が持てれば、景気回復などとは無関係に、インフレ率が低下したという理由のみで政策金利を引き下げ始めることができる」と述べたことで、FRBによる利上げ局面が終了したとの見方が一段と強まった。米長期金利が低下するとともに、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが活発化し、ドル円相場は一時147円33銭まで軟化した。なお、コンファレンス・ボード(CB)が発表した11月の米消費者信頼感指数は4カ月ぶりに上昇したが、ドルを押し上げる材料には至らなかった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0993ドル前後と前日に比べて0.0040ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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