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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、経済対策の期待感が相場を支える流れ
配信日時:2023/11/20 09:46
配信元:FISCO
*09:46JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、経済対策の期待感が相場を支える流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 124773.21 +0.11%
17日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比133.97ポイント高(+0.11%)の124773.21で引けた。日中の取引レンジは124546.59-125431.07となった。
おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。米利上げサイクルの終了観測が外資の流出懸念を後退させた。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、経済指標の悪化が指数の上値を抑えた。9月の経済活動指数は予想以上に落ち込んだ。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3206.34 +0.54%
17日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.26ポイント高(+0.54%)の3206.34ポイントで引けた。日中の取引レンジは3151.95-3208.17となった。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。7-9月期の国内総生産(GDP)の上振れが改めて好感された。また、米長期金利の低下も外資の流出懸念を後退させた。ほかに、原油価格の上昇などが資源セクターの物色手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 65794.73 -0.28%
17日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比187.75ポイント安(-0.28%)の65794.73、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同33.40ポイント安(-0.17%)の19731.80で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をやや拡大させた。インド準備銀行(中央銀行)が個人ローンやクレジットカードなどの規制を強化する動きに進めているとの報道が個人消費の縮小懸念を強めた。また、世界経済の成長ペースに鈍化の兆しがみられているとの準備銀の見解も圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3054.37 +0.11%
17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.44ポイント高(+0.11%)の3054.37ポイントと反発した。
経済対策の期待感が相場を支える流れ。景気鈍化懸念が強まる中、中国当局は景気刺激策を強める見通しだ。専門家や関係者の話として、預金準備率の年内引き下げや、不動産支援に向け大規模な低金利資金の投入などが実施されるという。米中対立の緩和期待がやや後退する中、指数は安く推移していたが、引けにかけてプラスに転じた。
<CS>
17日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比133.97ポイント高(+0.11%)の124773.21で引けた。日中の取引レンジは124546.59-125431.07となった。
おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。米利上げサイクルの終了観測が外資の流出懸念を後退させた。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、経済指標の悪化が指数の上値を抑えた。9月の経済活動指数は予想以上に落ち込んだ。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3206.34 +0.54%
17日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.26ポイント高(+0.54%)の3206.34ポイントで引けた。日中の取引レンジは3151.95-3208.17となった。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。7-9月期の国内総生産(GDP)の上振れが改めて好感された。また、米長期金利の低下も外資の流出懸念を後退させた。ほかに、原油価格の上昇などが資源セクターの物色手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 65794.73 -0.28%
17日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比187.75ポイント安(-0.28%)の65794.73、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同33.40ポイント安(-0.17%)の19731.80で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をやや拡大させた。インド準備銀行(中央銀行)が個人ローンやクレジットカードなどの規制を強化する動きに進めているとの報道が個人消費の縮小懸念を強めた。また、世界経済の成長ペースに鈍化の兆しがみられているとの準備銀の見解も圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3054.37 +0.11%
17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.44ポイント高(+0.11%)の3054.37ポイントと反発した。
経済対策の期待感が相場を支える流れ。景気鈍化懸念が強まる中、中国当局は景気刺激策を強める見通しだ。専門家や関係者の話として、預金準備率の年内引き下げや、不動産支援に向け大規模な低金利資金の投入などが実施されるという。米中対立の緩和期待がやや後退する中、指数は安く推移していたが、引けにかけてプラスに転じた。
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