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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続伸、中国企業の成長持続が好感される流れ
配信日時:2023/10/30 09:15
配信元:FISCO
*09:15JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続伸、中国企業の成長持続が好感される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 113301.35 -1.29%
27日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1475.51ポイント安(-1.29%)の113301.35で引けた。日中の取引レンジは112953.38-115341.65となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。中東情勢の緊迫化を受け、リスク回避の売りが広がった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、米利上げの終了期待などが指数をサポート。また、中国当局が景気対策を強化していることも好感された。
【ロシア】MOEX指数 3224.18 +0.01%
27日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.29ポイント高(+0.01%)の3224.18ポイントで引けた。日中の取引レンジは3185.84-3241.55となった。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、引け間際にプラス圏を回復した。小売り大手マグニト(MGNT)の急伸が指数をサポート。大手小売チェーンサムべりによる出資観測が好感されたもようだ。また、原油価格の大幅上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。予想以上の利上げが嫌気された。ロシア中央銀行は27日、政策金利を年13.0%から15.0%に引き上げると発表。市場予想は1.0%の利上げだった。
【インド】SENSEX指数 63782.80 +1.01%
27日のインドSENSEX指数は7日ぶりに反発。前日比634.65ポイント高(+1.01%)の63782.80、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同190.00ポイント高(+1.01%)の19047.25で取引を終えた。
買いが先行した後も高値圏でもみ合った。両指数とも6日続落しており、値ごろ感から買い戻しが優勢になった。また、米国の長期金利の低下も外資の流出懸念を後退させた。ほかに、デイワリ祭期間の消費が前年同期を上回るとの観測が小売関連の物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3017.78 +0.99%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.48ポイント高(+0.99%)の3017.78ポイントと4日続伸した。終値ベースで6営業日ぶりに心理的節目の3000ポイントを回復している。
中国企業の成長持続が好感される流れ。朝方公表された中国工業企業の利益総額は、今年9月に前年同月比11.9%増となり、8月の17.2%増に続いて2カ月連続で2ケタ成長を維持した。ただ、上値は重い。中国では来週31日、10月の製造業PMI(国家統計局などが集計)などが公表される。内容を見極めたいとするムードも漂っている。
<CS>
27日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1475.51ポイント安(-1.29%)の113301.35で引けた。日中の取引レンジは112953.38-115341.65となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。中東情勢の緊迫化を受け、リスク回避の売りが広がった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、米利上げの終了期待などが指数をサポート。また、中国当局が景気対策を強化していることも好感された。
【ロシア】MOEX指数 3224.18 +0.01%
27日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.29ポイント高(+0.01%)の3224.18ポイントで引けた。日中の取引レンジは3185.84-3241.55となった。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、引け間際にプラス圏を回復した。小売り大手マグニト(MGNT)の急伸が指数をサポート。大手小売チェーンサムべりによる出資観測が好感されたもようだ。また、原油価格の大幅上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。予想以上の利上げが嫌気された。ロシア中央銀行は27日、政策金利を年13.0%から15.0%に引き上げると発表。市場予想は1.0%の利上げだった。
【インド】SENSEX指数 63782.80 +1.01%
27日のインドSENSEX指数は7日ぶりに反発。前日比634.65ポイント高(+1.01%)の63782.80、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同190.00ポイント高(+1.01%)の19047.25で取引を終えた。
買いが先行した後も高値圏でもみ合った。両指数とも6日続落しており、値ごろ感から買い戻しが優勢になった。また、米国の長期金利の低下も外資の流出懸念を後退させた。ほかに、デイワリ祭期間の消費が前年同期を上回るとの観測が小売関連の物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3017.78 +0.99%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.48ポイント高(+0.99%)の3017.78ポイントと4日続伸した。終値ベースで6営業日ぶりに心理的節目の3000ポイントを回復している。
中国企業の成長持続が好感される流れ。朝方公表された中国工業企業の利益総額は、今年9月に前年同月比11.9%増となり、8月の17.2%増に続いて2カ月連続で2ケタ成長を維持した。ただ、上値は重い。中国では来週31日、10月の製造業PMI(国家統計局などが集計)などが公表される。内容を見極めたいとするムードも漂っている。
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