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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、原油高を好感も上値は重い
配信日時:2023/10/20 10:46
配信元:FISCO
*10:46JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、原油高を好感も上値は重い
【ブラジル】ボベスパ指数 114004.30 -0.05%
19日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比55.34ポイント(-0.05%)安の114004.30で引けた。日中の取引レンジは113767.75-115062.61となった。
中盤はプラス圏を回復した場合、引け間際に再びマイナス圏に転落した。海外株安が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、米追加の利上げ観測が再び高まっていることも外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数を下支えした。
【ロシア】MOEX指数 3255.16 +0.18%
19日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.95ポイント高(+0.18%)の3255.16ポイントで引けた。日中の取引レンジは3232.16-3260.45となった。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が支援材料。また、対中の資源輸出の拡大観測も対象銘柄の物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。海外株安が警戒されたほか、米長期金利の上昇が外資の流出懸念を強めた。
【インド】SENSEX指数 65629.24 -0.38%
19日のインドSENSEX指数は続落。前日比247.78ポイント安(-0.38%)の65629.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同46.40ポイント安(-0.24%)の19624.70で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を再び拡大させた。海外株安を受け、インド市場も売りが先行。また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。ほかに、中東情勢の緊迫化などがリスク回避の売りを加速させた。国内では、IT大手ウィプロの弱い業績報告などが同セクター圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3005.39 -1.74%
19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比53.32ポイント安(-1.74%)の3005.39ポイントと続落した。昨年11月3日以来、約11カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
前日の軟調地合いを次ぐ流れ。中国の景気不安が意識されている。18日公表された経済指標では、今年第3四半期(7-9月)の国内総生産(GDP)成長率や9月の小売売上高は予想を上回ったものの、都市部の1-9月固定資産投資は予想を下回り、9月の不動産開発投資は減少率が拡大した。また、米長期金利の上昇や、中東地域の地政学リスクなども重しとなっている。
<NH>
19日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比55.34ポイント(-0.05%)安の114004.30で引けた。日中の取引レンジは113767.75-115062.61となった。
中盤はプラス圏を回復した場合、引け間際に再びマイナス圏に転落した。海外株安が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、米追加の利上げ観測が再び高まっていることも外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数を下支えした。
【ロシア】MOEX指数 3255.16 +0.18%
19日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.95ポイント高(+0.18%)の3255.16ポイントで引けた。日中の取引レンジは3232.16-3260.45となった。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が支援材料。また、対中の資源輸出の拡大観測も対象銘柄の物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。海外株安が警戒されたほか、米長期金利の上昇が外資の流出懸念を強めた。
【インド】SENSEX指数 65629.24 -0.38%
19日のインドSENSEX指数は続落。前日比247.78ポイント安(-0.38%)の65629.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同46.40ポイント安(-0.24%)の19624.70で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を再び拡大させた。海外株安を受け、インド市場も売りが先行。また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。ほかに、中東情勢の緊迫化などがリスク回避の売りを加速させた。国内では、IT大手ウィプロの弱い業績報告などが同セクター圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3005.39 -1.74%
19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比53.32ポイント安(-1.74%)の3005.39ポイントと続落した。昨年11月3日以来、約11カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
前日の軟調地合いを次ぐ流れ。中国の景気不安が意識されている。18日公表された経済指標では、今年第3四半期(7-9月)の国内総生産(GDP)成長率や9月の小売売上高は予想を上回ったものの、都市部の1-9月固定資産投資は予想を下回り、9月の不動産開発投資は減少率が拡大した。また、米長期金利の上昇や、中東地域の地政学リスクなども重しとなっている。
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