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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、アジア市場の下落が警戒
配信日時:2023/10/16 09:35
配信元:FISCO
*09:35JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、アジア市場の下落が警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 115754.08 -1.11%
13日のブラジル株式市場は5営業日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1296.66ポイント安(-1.11%)の115754.08で引けた。日中の取引レンジは115658.27-117070.35となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、米金利の先高観が根強いことも外資の流出懸念を強めた。ほかに、中東地域での地政学リスクの高まりなどが引き続き警戒された。一方、原油価格の大幅上昇が指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 3192.33 +0.56%
13日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.67ポイント高(+0.56%)の3192.33ポイントで引けた。日中の取引レンジは3176.17-3195.23となった。
買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。成長率の加速期待が支援材料となった。プーチン大統領は13日、2023年のロシアの成長率について、3%以上になるとの見通しを示した。2022年の成長率はマイナス2.1%だった。また、ネット検索大手ヤンデックス(YNDX)の大幅上昇も指数をサポート。サウジアラビアでの事業展開計画に進展がみられていることが好感されたもようだ。ほかに、原油価格の大幅上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 66282.74 -0.19%
13日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比125.65ポイント安(-0.19%)の66282.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同42.95ポイント安(-0.22%)の19751.05で取引を終えた。
後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。アジア市場の下落が警戒され、インド株にも売りが広がった。また、米国の金利上昇も外資の流出懸念を強めた。
【中国本土】上海総合指数 3088.10 -0.64%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.80ポイント安(-0.64%)の3088.10ポイントと3日ぶりに反落した。
中国経済の成長鈍化が意識される流れ。朝方公表された9月の物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比で横ばい(0.0%)にとどまり、市場予想(プラス0.2%)と前月実績(プラス0.1%)を下回った。一方、生産者物価指数(PPI)はマイナス2.5%。下落率は前月実績(マイナス3.0%)から縮小したが、市場予想(マイナス2.4%)より大きな下げとなった。また、昼前に報告された9月の貿易統計に関しては、前月ほどではなかったものの、輸出と輸入の縮小が続いた。
<CS>
13日のブラジル株式市場は5営業日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1296.66ポイント安(-1.11%)の115754.08で引けた。日中の取引レンジは115658.27-117070.35となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、米金利の先高観が根強いことも外資の流出懸念を強めた。ほかに、中東地域での地政学リスクの高まりなどが引き続き警戒された。一方、原油価格の大幅上昇が指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 3192.33 +0.56%
13日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.67ポイント高(+0.56%)の3192.33ポイントで引けた。日中の取引レンジは3176.17-3195.23となった。
買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。成長率の加速期待が支援材料となった。プーチン大統領は13日、2023年のロシアの成長率について、3%以上になるとの見通しを示した。2022年の成長率はマイナス2.1%だった。また、ネット検索大手ヤンデックス(YNDX)の大幅上昇も指数をサポート。サウジアラビアでの事業展開計画に進展がみられていることが好感されたもようだ。ほかに、原油価格の大幅上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。
【インド】SENSEX指数 66282.74 -0.19%
13日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比125.65ポイント安(-0.19%)の66282.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同42.95ポイント安(-0.22%)の19751.05で取引を終えた。
後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。アジア市場の下落が警戒され、インド株にも売りが広がった。また、米国の金利上昇も外資の流出懸念を強めた。
【中国本土】上海総合指数 3088.10 -0.64%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.80ポイント安(-0.64%)の3088.10ポイントと3日ぶりに反落した。
中国経済の成長鈍化が意識される流れ。朝方公表された9月の物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比で横ばい(0.0%)にとどまり、市場予想(プラス0.2%)と前月実績(プラス0.1%)を下回った。一方、生産者物価指数(PPI)はマイナス2.5%。下落率は前月実績(マイナス3.0%)から縮小したが、市場予想(マイナス2.4%)より大きな下げとなった。また、昼前に報告された9月の貿易統計に関しては、前月ほどではなかったものの、輸出と輸入の縮小が続いた。
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