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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
配信日時:2023/09/28 09:58
配信元:FISCO
*09:58JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 114327.05 +0.12%
27日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比133.62ポイント高(+0.12%)の114327.05で引けた。日中の取引レンジは113365.75-115340.41となった。
後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。米金利高が引き続き嫌気されたほか、通貨レアル安の進行もブラジル株の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3067.61 +0.51%
27日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.70ポイント高(+0.51%)の3067.61ポイントで引けた。日中の取引レンジは3052.59-3081.41となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、中国との貿易が拡大するとの期待も関連セクターの支援材料。一方、欧州市場の下落などが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 66118.69 +0.26%
27日のインドSENSEX指数は小反発。前日比173.22ポイント高(+0.26%)の66118.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同51.75ポイント高(+0.26%)の19716.45で取引を終えた。
売りが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。経済の安定成長観測が好感された。インドの経済規模について、数年後は5兆米ドル規模になると予測されている。また、祭りに向けた準備の拡大なども小売関連の物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3107.32 +0.16%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.04ポイント高(+0.16%)の3107.32ポイントと3日ぶりに反発した。
過度な景気懸念の後退が相場を支える流れ。朝方公表された8月の工業企業利益は17.2%増加し、前月の6.7%減からプラス成長を回復した。当局が定めた2023年国内総生産(GDP)の5.0%前後成長目標は達成可能――とする声も市場の一部から聞かれている。また、外国為替市場で、対米ドルの人民元安が一服していることも買い安心感につながった。ただ、上値は限定的。中国ではこの後、29日に9月の財新中国製造業PMI(民間集計)、財新中国サービス業PMI(同)、30日に9月の製造業PMI(国家統計局などが集計)、非製造業PMI(同)などが公表されるため、結果を見極めたいとするスタンスも漂っている。
<CS>
27日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比133.62ポイント高(+0.12%)の114327.05で引けた。日中の取引レンジは113365.75-115340.41となった。
後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。米金利高が引き続き嫌気されたほか、通貨レアル安の進行もブラジル株の足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3067.61 +0.51%
27日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.70ポイント高(+0.51%)の3067.61ポイントで引けた。日中の取引レンジは3052.59-3081.41となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、中国との貿易が拡大するとの期待も関連セクターの支援材料。一方、欧州市場の下落などが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 66118.69 +0.26%
27日のインドSENSEX指数は小反発。前日比173.22ポイント高(+0.26%)の66118.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同51.75ポイント高(+0.26%)の19716.45で取引を終えた。
売りが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。経済の安定成長観測が好感された。インドの経済規模について、数年後は5兆米ドル規模になると予測されている。また、祭りに向けた準備の拡大なども小売関連の物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3107.32 +0.16%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.04ポイント高(+0.16%)の3107.32ポイントと3日ぶりに反発した。
過度な景気懸念の後退が相場を支える流れ。朝方公表された8月の工業企業利益は17.2%増加し、前月の6.7%減からプラス成長を回復した。当局が定めた2023年国内総生産(GDP)の5.0%前後成長目標は達成可能――とする声も市場の一部から聞かれている。また、外国為替市場で、対米ドルの人民元安が一服していることも買い安心感につながった。ただ、上値は限定的。中国ではこの後、29日に9月の財新中国製造業PMI(民間集計)、財新中国サービス業PMI(同)、30日に9月の製造業PMI(国家統計局などが集計)、非製造業PMI(同)などが公表されるため、結果を見極めたいとするスタンスも漂っている。
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