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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、海外株安が嫌気
配信日時:2023/09/25 09:38
配信元:FISCO
*09:38JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、海外株安が嫌気
【ブラジル】ボベスパ指数 116008.64 -0.12%
22日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比136.41ポイント安(-0.12%)の116008.64で引けた。日中の取引レンジは115855.48-116967.50となった。
プラス圏で推移した後は後半売りに押された。米国が年内に追加の利上げを実施するとの観測が嫌気された。また、海外株安などもブラジル株の売り圧力を高めた。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正などが指数をサポートした。最新調査によると、7-9月期、10-12月期の成長予想はそれぞれ前回の1.7%、1.8%から2.5%、2.5%に引き上げられたという。
【ロシア】MOEX指数 3049.07 +0.99%
22日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比29.85ポイント高(+0.99%)の3049.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは2988.04-3051.69となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。海外株安が指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 66009.15 -0.33%
22日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比221.09ポイント安(-0.33%)の66009.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同68.10ポイント安(-0.34%)の19674.25で取引を終えた。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。海外株安が嫌気され、インド株にも売りが広がった。また、インフレ率の加速懸念なども引き続き圧迫材料。ほかに、SENSEX指数が引き続き過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。
【中国本土】上海総合指数 3132.43 +1.55%
22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比47.73ポイント高(+1.55%)の3132.43ポイントと4日ぶりに反発した。
中国の政策に対する期待感が改めて意識される流れ。中国商務部は21日、消費促進に向けた各種キャンペーンを実施する方針を打ち出した。中国本土は来週末、中秋節・国慶節の大型連休(9月29日-10月6日、香港は10月2日休場)に入る。連休中の消費活発化が期待された。そのほか、国営メディアは22日、中国国家市場監督管理総局は、「民営経済発展促進措置」を発表し、民営経済への政策支援を強化する方針を示したと報じている。中国人民銀行(中央銀行)は今週、リバースレポ取引を通じ、厚めの資金を市場に投入していることも好感された。また、外電は22日、外国人投資家のA株保有比率について、上限引き上げを検討している――と報じたことも材料視されている。指数は上げ幅を徐々に広げた。
<CS>
22日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比136.41ポイント安(-0.12%)の116008.64で引けた。日中の取引レンジは115855.48-116967.50となった。
プラス圏で推移した後は後半売りに押された。米国が年内に追加の利上げを実施するとの観測が嫌気された。また、海外株安などもブラジル株の売り圧力を高めた。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正などが指数をサポートした。最新調査によると、7-9月期、10-12月期の成長予想はそれぞれ前回の1.7%、1.8%から2.5%、2.5%に引き上げられたという。
【ロシア】MOEX指数 3049.07 +0.99%
22日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比29.85ポイント高(+0.99%)の3049.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは2988.04-3051.69となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の上昇も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。海外株安が指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 66009.15 -0.33%
22日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比221.09ポイント安(-0.33%)の66009.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同68.10ポイント安(-0.34%)の19674.25で取引を終えた。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。海外株安が嫌気され、インド株にも売りが広がった。また、インフレ率の加速懸念なども引き続き圧迫材料。ほかに、SENSEX指数が引き続き過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。
【中国本土】上海総合指数 3132.43 +1.55%
22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比47.73ポイント高(+1.55%)の3132.43ポイントと4日ぶりに反発した。
中国の政策に対する期待感が改めて意識される流れ。中国商務部は21日、消費促進に向けた各種キャンペーンを実施する方針を打ち出した。中国本土は来週末、中秋節・国慶節の大型連休(9月29日-10月6日、香港は10月2日休場)に入る。連休中の消費活発化が期待された。そのほか、国営メディアは22日、中国国家市場監督管理総局は、「民営経済発展促進措置」を発表し、民営経済への政策支援を強化する方針を示したと報じている。中国人民銀行(中央銀行)は今週、リバースレポ取引を通じ、厚めの資金を市場に投入していることも好感された。また、外電は22日、外国人投資家のA株保有比率について、上限引き上げを検討している――と報じたことも材料視されている。指数は上げ幅を徐々に広げた。
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