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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国の景気懸念が意識される流れ
配信日時:2023/09/01 10:53
配信元:FISCO
*10:53JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、中国の景気懸念が意識される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 115741.81 -1.53%
31日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1793.29ポイント安(-1.53%)の115741.81で引けた。日中の取引レンジは115741.81 - 117636.62となった。
小幅高で寄り付いた後は売りに押され、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、中国景気の先行き不安なども輸出伸びの鈍化懸念を強めた。ほかに、米雇用統計の発表を控え、積極的な買いは手控えられた。
【ロシア】MOEX指数 3227.99 +0.48%
31日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.31ポイント高(+0.48%)の3227.99ポイントで引けた。日中の取引レンジは3211.94 - 3234.68となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の大幅上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、企業の配当期待が高まっていることなども支援材料。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。
【インド】SENSEX指数 64831.41 -0.39%
31日のインドSENSEX指数は小反落。前日比255.84ポイント安(-0.39%)の64831.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同93.65ポイント安(-0.48%)の19253.80で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場の下落が終盤の売り圧力を高めた。また、インフレ率の加速懸念なども引き続き圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3119.88 -0.55%
31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.26ポイント安(-0.55%)の3119.88ポイントと4日ぶりに反落した。
中国の景気懸念が意識される流れ。寄り付き直後に公表された今年8月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は49.7となり、前月実績(49.3)と市場予想(49.2)を上回ったものの、景況判断境目の50を5カ月連続で割り込んだ。中国では、不動産デベロッパーや地方政府の債務問題が依然としてくすぶっている。当局は不動産業の支援策を相次ぎ投入しているほか、一部デベロッパーは債務再編や返済先送りなどを画策しているものの、予断は許さない状況だ。
<NH>
31日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1793.29ポイント安(-1.53%)の115741.81で引けた。日中の取引レンジは115741.81 - 117636.62となった。
小幅高で寄り付いた後は売りに押され、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、中国景気の先行き不安なども輸出伸びの鈍化懸念を強めた。ほかに、米雇用統計の発表を控え、積極的な買いは手控えられた。
【ロシア】MOEX指数 3227.99 +0.48%
31日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.31ポイント高(+0.48%)の3227.99ポイントで引けた。日中の取引レンジは3211.94 - 3234.68となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の大幅上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、企業の配当期待が高まっていることなども支援材料。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。
【インド】SENSEX指数 64831.41 -0.39%
31日のインドSENSEX指数は小反落。前日比255.84ポイント安(-0.39%)の64831.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同93.65ポイント安(-0.48%)の19253.80で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場の下落が終盤の売り圧力を高めた。また、インフレ率の加速懸念なども引き続き圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3119.88 -0.55%
31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.26ポイント安(-0.55%)の3119.88ポイントと4日ぶりに反落した。
中国の景気懸念が意識される流れ。寄り付き直後に公表された今年8月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は49.7となり、前月実績(49.3)と市場予想(49.2)を上回ったものの、景況判断境目の50を5カ月連続で割り込んだ。中国では、不動産デベロッパーや地方政府の債務問題が依然としてくすぶっている。当局は不動産業の支援策を相次ぎ投入しているほか、一部デベロッパーは債務再編や返済先送りなどを画策しているものの、予断は許さない状況だ。
<NH>
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