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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反落、中国景気の先行き不透明感が払拭されていない
配信日時:2023/08/25 09:58
配信元:FISCO
*09:58JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反落、中国景気の先行き不透明感が払拭されていない
【ブラジル】ボベスパ指数 117025.60 -0.94%
24日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1108.99ポイント安(-0.94%)の117025.60で引けた。日中の取引レンジは116847.66 - 118135.57となった。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。米長期金利の上昇が警戒された。また、米週次新規失業保険申請件数が予想外に減少するなど労働市場の強さが再確認されると米利上げ懸念の再燃も外資の流出観測を高めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3137.37 -0.28%
24日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.83ポイント安(-0.28%)の3137.37ポイントで引けた。日中の取引レンジは3108.17 - 3137.37となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。地政学リスクの高まりが足かせに。民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏の死亡が確認された。同氏は今年6月に武装反乱を起こしたばかりだ。また、通貨ルーブル安の進行もロシア株の圧迫材料となった。ほかに、米利上げ懸念の高まりなども引き続き警戒された。
【インド】SENSEX指数 65252.34 -0.28%
24日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比180.96ポイント安(-0.28%)の65252.34、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同57.30ポイント安(-0.29%)の19386.70で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、中国景気の先行き不透明感が払拭されていないことや米金融引き締めの長期化懸念なども引き続き圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3082.24 +0.12%
24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.84ポイント高(+0.12%)の3082.24ポイントと反発した。
自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数はこのところ下落基調を強め、足元では昨年12月29日以来、約8カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいた。中国の景気支援策に対する期待感も持続。不動産デベロッパーや地方政府の債務問題、消費活動の停滞など不安材料が山積する中、当局は追加の支援策を打ち出すとの期待も根強い状況だ。
<CS>
24日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1108.99ポイント安(-0.94%)の117025.60で引けた。日中の取引レンジは116847.66 - 118135.57となった。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。米長期金利の上昇が警戒された。また、米週次新規失業保険申請件数が予想外に減少するなど労働市場の強さが再確認されると米利上げ懸念の再燃も外資の流出観測を高めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3137.37 -0.28%
24日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.83ポイント安(-0.28%)の3137.37ポイントで引けた。日中の取引レンジは3108.17 - 3137.37となった。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。地政学リスクの高まりが足かせに。民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏の死亡が確認された。同氏は今年6月に武装反乱を起こしたばかりだ。また、通貨ルーブル安の進行もロシア株の圧迫材料となった。ほかに、米利上げ懸念の高まりなども引き続き警戒された。
【インド】SENSEX指数 65252.34 -0.28%
24日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比180.96ポイント安(-0.28%)の65252.34、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同57.30ポイント安(-0.29%)の19386.70で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、中国景気の先行き不透明感が払拭されていないことや米金融引き締めの長期化懸念なども引き続き圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3082.24 +0.12%
24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.84ポイント高(+0.12%)の3082.24ポイントと反発した。
自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数はこのところ下落基調を強め、足元では昨年12月29日以来、約8カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいた。中国の景気支援策に対する期待感も持続。不動産デベロッパーや地方政府の債務問題、消費活動の停滞など不安材料が山積する中、当局は追加の支援策を打ち出すとの期待も根強い状況だ。
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