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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は6日ぶりに反落、連日の下落で値ごろ感が強まり
配信日時:2023/08/24 09:49
配信元:FISCO
*09:49JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は6日ぶりに反落、連日の下落で値ごろ感が強まり
【ブラジル】ボベスパ指数 118134.59 +1.70%
23日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1978.59ポイント高(+1.70%)の118134.59で引けた。日中の取引レンジは114433.39 - 116285.57となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の低下が好感され、外資の流出懸念の後退から買いは継続。また、欧米市場の上昇なども買い安心感を与えた。ほかに、議会がルーラ大統領の財政計画を承認したことが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3146.20 +0.57%
23日のロシア株式市場は6日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.05ポイント高(+0.57%)の3146.20ポイントで引けた。日中の取引レンジは3113.24 - 3184.17となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り圧力を高めた。一方、指数の下値は限定的。米長期金利の低下を受け、外資の流出懸念はやや緩和されたもようだ。
【インド】SENSEX指数 65433.30 +0.33%
23日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比213.27ポイント高(+0.33%)の65433.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同47.55ポイント高(+0.25%)の19444.00で取引を終えた。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長の加速観測が好感された。4-6月期の国内総生産(GDP)について、8%まで上昇すると予測されている。予想通りなら政府が定めた23年度の成長目標6.5%を上回る。また、政府がインフレ対策を強化していることも引き続き支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3078.40 -1.34%
23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比41.93ポイント安(-1.34%)の3078.40ポイントと反落した。昨年12月29日以来、約8カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
新規材料に乏しい中で、中国の景気懸念が意識される流れ。不動産デベロッパーや地方政府の債務問題、消費活動の停滞など不安材料が山積している。また、中国では主要な経済指標の公表が先週でほぼ一巡し、今月は27日に7月の工業企業利益、31日に8月の製造業PMIを残すのみとなった。内容を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながっている。
<CS>
23日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1978.59ポイント高(+1.70%)の118134.59で引けた。日中の取引レンジは114433.39 - 116285.57となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の低下が好感され、外資の流出懸念の後退から買いは継続。また、欧米市場の上昇なども買い安心感を与えた。ほかに、議会がルーラ大統領の財政計画を承認したことが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3146.20 +0.57%
23日のロシア株式市場は6日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.05ポイント高(+0.57%)の3146.20ポイントで引けた。日中の取引レンジは3113.24 - 3184.17となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り圧力を高めた。一方、指数の下値は限定的。米長期金利の低下を受け、外資の流出懸念はやや緩和されたもようだ。
【インド】SENSEX指数 65433.30 +0.33%
23日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比213.27ポイント高(+0.33%)の65433.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同47.55ポイント高(+0.25%)の19444.00で取引を終えた。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長の加速観測が好感された。4-6月期の国内総生産(GDP)について、8%まで上昇すると予測されている。予想通りなら政府が定めた23年度の成長目標6.5%を上回る。また、政府がインフレ対策を強化していることも引き続き支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3078.40 -1.34%
23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比41.93ポイント安(-1.34%)の3078.40ポイントと反落した。昨年12月29日以来、約8カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
新規材料に乏しい中で、中国の景気懸念が意識される流れ。不動産デベロッパーや地方政府の債務問題、消費活動の停滞など不安材料が山積している。また、中国では主要な経済指標の公表が先週でほぼ一巡し、今月は27日に7月の工業企業利益、31日に8月の製造業PMIを残すのみとなった。内容を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながっている。
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