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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、議会がルーラ大統領の財政計画を承認
配信日時:2023/08/23 10:20
配信元:FISCO
*10:20JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、議会がルーラ大統領の財政計画を承認
【ブラジル】ボベスパ指数 116156.01 +1.51%
22日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1726.66ポイント高(+1.51%)の116156.01で引けた。日中の取引レンジは114433.39 - 116285.57となった。
買いが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤は上げ幅を拡大させた。議会がルーラ大統領の財政計画を承認したことが好感されたもようだ。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しの動きは継続した。
【ロシア】MOEX指数 3164.25 +0.77%
22日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.32ポイント高(+0.77%)の3164.25ポイントで引けた。日中の取引レンジは3124.19 - 3172.22となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。欧州市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、7-9月期の予算支出が予定を上回るとの政府発言も好感された。プーチン大統領は22日、2023年の財政赤字目標「国内総生産(GDP)の2%以内に抑える」が実現されると予測され、7-9月期の予算計画が予定以上になると発言した。一方、中国の景気低迷や米利上げの長期化懸念などが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 65220.03 +0.01%
22日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比3.94ポイント高(+0.01%)の65220.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同2.85ポイント高(+0.02%)の19396.45で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。企業投資の拡大観測が好感された。企業の最高責任者(CEO)を対象に実施した最新調査では、需要増や政府によるインフラ投資の拡大を背景に、多くの企業が向こう数カ月で設備投資を拡大する意向が示されている。また、対外貿易の拡大や小売売上高の拡大報告なども支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3120.33 +0.88%
22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.36ポイント高(+0.88%)の3120.33ポイントと3日ぶりに反発した。
自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに下落し、足元では昨年12月30日以来、約7カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいた。金融緩和の期待も根強い。前日公表された中国の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は失望を呼んだが、市場では預金準備率の引き下げ観測も流れている。ただ、指数は安く推移する場面もみられた。中国の景気懸念と米長期金利の上昇が重しとなっている。
<NH>
22日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1726.66ポイント高(+1.51%)の116156.01で引けた。日中の取引レンジは114433.39 - 116285.57となった。
買いが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤は上げ幅を拡大させた。議会がルーラ大統領の財政計画を承認したことが好感されたもようだ。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しの動きは継続した。
【ロシア】MOEX指数 3164.25 +0.77%
22日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.32ポイント高(+0.77%)の3164.25ポイントで引けた。日中の取引レンジは3124.19 - 3172.22となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。欧州市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、7-9月期の予算支出が予定を上回るとの政府発言も好感された。プーチン大統領は22日、2023年の財政赤字目標「国内総生産(GDP)の2%以内に抑える」が実現されると予測され、7-9月期の予算計画が予定以上になると発言した。一方、中国の景気低迷や米利上げの長期化懸念などが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 65220.03 +0.01%
22日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比3.94ポイント高(+0.01%)の65220.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同2.85ポイント高(+0.02%)の19396.45で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。企業投資の拡大観測が好感された。企業の最高責任者(CEO)を対象に実施した最新調査では、需要増や政府によるインフラ投資の拡大を背景に、多くの企業が向こう数カ月で設備投資を拡大する意向が示されている。また、対外貿易の拡大や小売売上高の拡大報告なども支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3120.33 +0.88%
22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.36ポイント高(+0.88%)の3120.33ポイントと3日ぶりに反発した。
自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに下落し、足元では昨年12月30日以来、約7カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいた。金融緩和の期待も根強い。前日公表された中国の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は失望を呼んだが、市場では預金準備率の引き下げ観測も流れている。ただ、指数は安く推移する場面もみられた。中国の景気懸念と米長期金利の上昇が重しとなっている。
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