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概況からBRICsを知ろう 21日の上海総合指数は3日続落、前日までの軟調地合いを継ぐ流れ
配信日時:2023/06/22 09:28
配信元:FISCO
*09:28JST 概況からBRICsを知ろう 21日の上海総合指数は3日続落、前日までの軟調地合いを継ぐ流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 120420.26 +0.67%
21日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比797.86ポイント高(+0.67%)の120420.26で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では46が上昇、39が下落、変わらずは1。米追加利上げ観測は後退していないが、持続的な経済成長への期待で過半数の銘柄が上昇。ナチュラ・アンド・コー・ホールディング(NTCO3)の上昇が目立った。
【ロシア】MOEX指数 2819.30 +0.56%
21日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比15.61ポイント高(+0.56%)の2819.30で引けた。日中の取引レンジは、2794.68-2821.88。原油先物の値上りやブラジル、インド株式が底堅い動きを見せたことが好感されたようだ。
【インド】SENSEX指数 63523.15 +0.31%
21日のインド株式市場は小幅高。前日比195.45ポイント高(+0.31%)の63523.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比40.15ポイント高(+0.21%)の18856.85で推移。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、14が上昇、16が下落、変わらずは0。
国内金利見通しは不透明だが、効率的な経済政策への期待は残されているようだ。マヒンドラ・マヒンドラ(MM)の値下がりが目立ったが、パワーグリッドコーポレーションオブインディア(PWGR)はしっかりとした値動きとなった。
【中国本土】上海総合指数 3197.90 -1.31%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比42.46ポイント安(-1.31%)の3197.90ポイントと3日続落した。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気の先行き不安が改めて意識されている。中国人民銀行(中央銀行)は20日、実質的な政策金利となる「ローンプライムレート(LPR)」を引き下げたが、市場からは「景気を押し上げるには物足りない」との声も聞かれた。証券ブローカー各社が中国の経済成長見通しを相次ぎ引き下げていることもあり、景気の持ち直しには時間がかかるとの不安が広がっている。人民元安の進行も懸念材料。足元の外国為替市場で、人民元の対米ドル相場が軟調に推移し、21日はオフショア(CNH)相場で一時、1米ドル=7.2人民元台に乗せた(昨年11月29日以来、7カ月ぶりの元安水準)。中国本土からの資金流出が警戒されている。ほか、本土市場が端午節の祝日で、22日-23日が休場となることも買い手控え要因となった。
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21日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比797.86ポイント高(+0.67%)の120420.26で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では46が上昇、39が下落、変わらずは1。米追加利上げ観測は後退していないが、持続的な経済成長への期待で過半数の銘柄が上昇。ナチュラ・アンド・コー・ホールディング(NTCO3)の上昇が目立った。
【ロシア】MOEX指数 2819.30 +0.56%
21日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比15.61ポイント高(+0.56%)の2819.30で引けた。日中の取引レンジは、2794.68-2821.88。原油先物の値上りやブラジル、インド株式が底堅い動きを見せたことが好感されたようだ。
【インド】SENSEX指数 63523.15 +0.31%
21日のインド株式市場は小幅高。前日比195.45ポイント高(+0.31%)の63523.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比40.15ポイント高(+0.21%)の18856.85で推移。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、14が上昇、16が下落、変わらずは0。
国内金利見通しは不透明だが、効率的な経済政策への期待は残されているようだ。マヒンドラ・マヒンドラ(MM)の値下がりが目立ったが、パワーグリッドコーポレーションオブインディア(PWGR)はしっかりとした値動きとなった。
【中国本土】上海総合指数 3197.90 -1.31%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比42.46ポイント安(-1.31%)の3197.90ポイントと3日続落した。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気の先行き不安が改めて意識されている。中国人民銀行(中央銀行)は20日、実質的な政策金利となる「ローンプライムレート(LPR)」を引き下げたが、市場からは「景気を押し上げるには物足りない」との声も聞かれた。証券ブローカー各社が中国の経済成長見通しを相次ぎ引き下げていることもあり、景気の持ち直しには時間がかかるとの不安が広がっている。人民元安の進行も懸念材料。足元の外国為替市場で、人民元の対米ドル相場が軟調に推移し、21日はオフショア(CNH)相場で一時、1米ドル=7.2人民元台に乗せた(昨年11月29日以来、7カ月ぶりの元安水準)。中国本土からの資金流出が警戒されている。ほか、本土市場が端午節の祝日で、22日-23日が休場となることも買い手控え要因となった。
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