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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、資源セクターの物色手掛かり
配信日時:2023/04/04 09:50
配信元:FISCO
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 101506.18 -0.37%
3日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比376.02ポイント安(-0.37%)の101506.18で取引を終了した。101915.71から100650.55まで下落した。
小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。成長予想の下方修正が嫌気された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想が前回調査の0.90%から0.85%まで引き下げられた。また、弱い経済指標も指数の足かせに。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前回の49.2から47.0まで低下した。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数を下支えした。
【ロシア】MICEX指数 2473.32 +0.92%
3日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比22.65ポイント高(+0.92%)の2473.32で取引を終了した。2463.00から2482.54まで上昇した。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非OPECの産油国で構成するOPECプラスが原油の減産に踏み切ったことが資源セクターの物色手掛かり。この日の原油価格は大幅に上昇した。また、経済指標が堅調に推移していることも支援材料。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.2となり、前月の53.6をやや下回る水準で着地した。一方、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【インド】SENSEX指数 59106.44 +0.19%
3日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比114.92ポイント高(+0.19%)の59106.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同38.30ポイント高(+0.22%)の17398.05で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。企業の投資拡大観測などが支援材料。調査によると、2023年度の企業の投資と雇用意欲は前年度から高まっているという。また、対外貿易の拡大期待なども対象セクターの物色手掛かりとなった。外部環境では、欧米金融不安の後退や米早期利上げ懸念の緩和などが買い安心感を与えた。
【中国本土】上海総合指数 3296.40 +0.72%
3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比23.54ポイント高(+0.72%)の3296.40ポイントと3日続伸した。約4週ぶりの高値水準を回復している。
中国経済の先行き楽観が続く流れ。国内景気の持ち直しを支えるために、中国当局は経済支援策を継続するとの観測が広がっている。取引時間中に発表された民間集計の財新製造業PMIは50.0にとどまり、予想(51.4)を大幅に下回ったものの、本土マーケットでこれを嫌気する売りは限定的。景気懸念は経済対策につながるなどと予想された。また、半導体など先端技術を巡る米中摩擦が強まる中、当局は産業支援の姿勢を続けるとの期待も大きい。関連銘柄が物色され、指数は引けにかけて上げ幅を広げている。
<CS>
3日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比376.02ポイント安(-0.37%)の101506.18で取引を終了した。101915.71から100650.55まで下落した。
小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。成長予想の下方修正が嫌気された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想が前回調査の0.90%から0.85%まで引き下げられた。また、弱い経済指標も指数の足かせに。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前回の49.2から47.0まで低下した。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数を下支えした。
【ロシア】MICEX指数 2473.32 +0.92%
3日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比22.65ポイント高(+0.92%)の2473.32で取引を終了した。2463.00から2482.54まで上昇した。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非OPECの産油国で構成するOPECプラスが原油の減産に踏み切ったことが資源セクターの物色手掛かり。この日の原油価格は大幅に上昇した。また、経済指標が堅調に推移していることも支援材料。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.2となり、前月の53.6をやや下回る水準で着地した。一方、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【インド】SENSEX指数 59106.44 +0.19%
3日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比114.92ポイント高(+0.19%)の59106.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同38.30ポイント高(+0.22%)の17398.05で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。企業の投資拡大観測などが支援材料。調査によると、2023年度の企業の投資と雇用意欲は前年度から高まっているという。また、対外貿易の拡大期待なども対象セクターの物色手掛かりとなった。外部環境では、欧米金融不安の後退や米早期利上げ懸念の緩和などが買い安心感を与えた。
【中国本土】上海総合指数 3296.40 +0.72%
3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比23.54ポイント高(+0.72%)の3296.40ポイントと3日続伸した。約4週ぶりの高値水準を回復している。
中国経済の先行き楽観が続く流れ。国内景気の持ち直しを支えるために、中国当局は経済支援策を継続するとの観測が広がっている。取引時間中に発表された民間集計の財新製造業PMIは50.0にとどまり、予想(51.4)を大幅に下回ったものの、本土マーケットでこれを嫌気する売りは限定的。景気懸念は経済対策につながるなどと予想された。また、半導体など先端技術を巡る米中摩擦が強まる中、当局は産業支援の姿勢を続けるとの期待も大きい。関連銘柄が物色され、指数は引けにかけて上げ幅を広げている。
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