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アルファ Research Memo(1):中期経営構想「アルファビジョン2030」を策定
配信日時:2022/12/21 15:21
配信元:FISCO
■要約
アルファ<3434>は、車載用・住宅用電子キーシステム、コインロッカー等を手掛ける総合ロックメーカーである。
1. 2023年3月期第2四半期の業績概要
2023年3月期第2四半期の連結業績は、売上高28,825百万円(前年同期比8.2%増)、営業損失295百万円(前年同期は343百万円の利益)、経常利益380百万円(同18.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益217百万円(同14.7%減)となった。自動車部品事業は、半導体供給問題による得意先減産の影響、中国・上海ロックダウンの影響に加え、原材料費上昇やエネルギー高騰など変動費率の悪化もあり、売上高は22,002百万円(前年同期比2.7%増)、営業損失は889百万円(前年同期は66百万円の利益)となった。一方、セキュリティ機器事業は、住設機器部門及びロッカーシステム部門が順調に推移し、売上高は6,821百万円(同30.7%増)、営業利益は1,046百万円(同62.7%増)となった。
2. 2023年3月期の業績見通し
2023年3月期について同社は、2022年11月に業績予想の修正を発表し、売上高60,000百万円(前期比11.5%増)、営業利益700百万円(同19.4%増)、経常利益1,300百万円(同25.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益700百万円(同16.6%増)とした。売上高は期初計画を据え置いたものの、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は下方修正した。修正の理由としては、円安進行に伴う売上高の上振れ要因があるものの、自動車部品事業において半導体供給不足による得意先での減産が継続しており、当初の受注想定を下回る見込みとなったことが挙げられる。また、生産変動に伴う固定費等の負担増や原材料費やエネルギー費等の高止まりが続いていることも影響した。2023年3月期下期は、自動車部品事業で生産調整が軽減され、実質的な数量増効果が期待されるほか、得意先による新車投入効果が期待できる。また、セキュリティ機器事業は好調が継続する見通しである。これらに加え、不確実な要因が軽微に留まれば、通期予想は達成可能な水準であると弊社では見ている。
3. 中長期の成長戦略
同社は、次期中期経営計画からの新たな成長戦略推進に向けた環境づくりとして、10年後を見据えた中期経営構想「アルファビジョン2030」を策定した。長期ビジョンに「Smart Access Lifeを創造する~暮らしのそばに、いつも…アルファ~」を掲げ、同社独自のスマートロック技術によって、すべての利用者に対して安全・安心なSmart Accessを提供し、それを通じて豊かで快適な生活の創造に寄与することを目指す。また、「サステナビリティ経営の推進」についても明確化し、持続的な企業価値の向上を図る方針だ。事業別の具体的な成長の方向性については、自動車部品事業ではCASEの進展を睨み、「高付加価値製品へのシフト」と「M&A シナジー活用による事業拡大」を成長の2本柱として推進する。セキュリティ機器事業のうち、住設機器部門では新製品開発として「スマート化への取り組み」を、ロッカーシステム部門ではさらなる市場拡大に向け、「預け入れ・受け渡し」に関わるソリューションを推進する方針だ。
■Key Points
・2023年3月期第2四半期はセキュリティ機器事業が好調に推移
・2023年3月期はセキュリティ機器事業の好調が継続し、2ケタ増収増益の見通し
・10年後を見据えた中長期経営構想「アルファビジョン2030」を策定
(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)
<NS>
アルファ<3434>は、車載用・住宅用電子キーシステム、コインロッカー等を手掛ける総合ロックメーカーである。
1. 2023年3月期第2四半期の業績概要
2023年3月期第2四半期の連結業績は、売上高28,825百万円(前年同期比8.2%増)、営業損失295百万円(前年同期は343百万円の利益)、経常利益380百万円(同18.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益217百万円(同14.7%減)となった。自動車部品事業は、半導体供給問題による得意先減産の影響、中国・上海ロックダウンの影響に加え、原材料費上昇やエネルギー高騰など変動費率の悪化もあり、売上高は22,002百万円(前年同期比2.7%増)、営業損失は889百万円(前年同期は66百万円の利益)となった。一方、セキュリティ機器事業は、住設機器部門及びロッカーシステム部門が順調に推移し、売上高は6,821百万円(同30.7%増)、営業利益は1,046百万円(同62.7%増)となった。
2. 2023年3月期の業績見通し
2023年3月期について同社は、2022年11月に業績予想の修正を発表し、売上高60,000百万円(前期比11.5%増)、営業利益700百万円(同19.4%増)、経常利益1,300百万円(同25.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益700百万円(同16.6%増)とした。売上高は期初計画を据え置いたものの、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は下方修正した。修正の理由としては、円安進行に伴う売上高の上振れ要因があるものの、自動車部品事業において半導体供給不足による得意先での減産が継続しており、当初の受注想定を下回る見込みとなったことが挙げられる。また、生産変動に伴う固定費等の負担増や原材料費やエネルギー費等の高止まりが続いていることも影響した。2023年3月期下期は、自動車部品事業で生産調整が軽減され、実質的な数量増効果が期待されるほか、得意先による新車投入効果が期待できる。また、セキュリティ機器事業は好調が継続する見通しである。これらに加え、不確実な要因が軽微に留まれば、通期予想は達成可能な水準であると弊社では見ている。
3. 中長期の成長戦略
同社は、次期中期経営計画からの新たな成長戦略推進に向けた環境づくりとして、10年後を見据えた中期経営構想「アルファビジョン2030」を策定した。長期ビジョンに「Smart Access Lifeを創造する~暮らしのそばに、いつも…アルファ~」を掲げ、同社独自のスマートロック技術によって、すべての利用者に対して安全・安心なSmart Accessを提供し、それを通じて豊かで快適な生活の創造に寄与することを目指す。また、「サステナビリティ経営の推進」についても明確化し、持続的な企業価値の向上を図る方針だ。事業別の具体的な成長の方向性については、自動車部品事業ではCASEの進展を睨み、「高付加価値製品へのシフト」と「M&A シナジー活用による事業拡大」を成長の2本柱として推進する。セキュリティ機器事業のうち、住設機器部門では新製品開発として「スマート化への取り組み」を、ロッカーシステム部門ではさらなる市場拡大に向け、「預け入れ・受け渡し」に関わるソリューションを推進する方針だ。
■Key Points
・2023年3月期第2四半期はセキュリティ機器事業が好調に推移
・2023年3月期はセキュリティ機器事業の好調が継続し、2ケタ増収増益の見通し
・10年後を見据えた中長期経営構想「アルファビジョン2030」を策定
(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)
<NS>
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