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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は弱含み、米国の利上げの長期化懸念が指数の足かせ
配信日時:2022/12/15 09:51
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 103745.77 +0.20%
14日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比206.10ポイン高(+0.20%)の103745.77で取引を終了した。101631.98から104515.83まで上昇した。
前半はマイナス圏でもみ合ったが、その後は徐々に買い戻された。ボベスパ指数が直近2日間で約4%下落しており、値ごろ感から買い戻しが優勢となった。また、原油価格の上昇も指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。米国の利上げの長期化懸念が外資の流出懸念を強めた。また、弱い経済指標も足かせとなった。10月の経済活動が前年同月比で3.68%上昇し、前月の4.53%(改定値)と予想の4.00%を下回った。
【ロシア】MICEX指数 2159.81 -0.67%
14日のロシア株式市場は弱含み。主要指標のMOEX指数は前日比14.57ポイント安(-0.67%)の2159.81で取引を終了した。2171.31から2154.65まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。米国の利上げの長期化懸念が指数の足かせとなった。また、マイナス成長の継続も嫌気された。7-9月期の国内総生産(GDP、速報)はマイナス3.7%となり、前期と予想のマイナス4.0%を上回ったが、前期に続き2期連続のマイナス成長となった。一方、原油価格の上昇などが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 62677.91 +0.23%
14日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比144.61ポイント高(+0.23%)の62677.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同52.30ポイント高(+0.28%)の18660.30で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。アジア市場が堅調な値動きを示していたことを受け、インド株も買いが広がった。また、外国人投資家(FII)の買い継続も支援材料。FIIはこの日、2日連続の買い越しとなった。ほかに、インフレ率の鈍化が追加の利上げ懸念を後退させた。11月の消費者物価指数(CPI)は5.88%となり、前月の6.77%と予想の6.35%を下回った。
【中国本土】上海総合指数 3176.53 +0.01%
14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.20ポイント高(+0.01%)の3176.53ポイントと小幅ながら3日ぶりに反発した。
米インフレ鈍化を好感した買いが先行する流れ。11月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で7.1%上昇し、伸びは前月(7.7%)から大幅縮小し、市場予想(7.3%)も下回った。また、北京市などで新型コロナウイルス感染が急増しているにもかかわらず、当局はコロナ防疫措置の緩和スタンスを続けている点もプラス材料だ。ただ、上値は重い。あす公表される11月中国経済指標が気がかり材料として意識された。
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14日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比206.10ポイン高(+0.20%)の103745.77で取引を終了した。101631.98から104515.83まで上昇した。
前半はマイナス圏でもみ合ったが、その後は徐々に買い戻された。ボベスパ指数が直近2日間で約4%下落しており、値ごろ感から買い戻しが優勢となった。また、原油価格の上昇も指数をサポートした。一方、指数の上値は重い。米国の利上げの長期化懸念が外資の流出懸念を強めた。また、弱い経済指標も足かせとなった。10月の経済活動が前年同月比で3.68%上昇し、前月の4.53%(改定値)と予想の4.00%を下回った。
【ロシア】MICEX指数 2159.81 -0.67%
14日のロシア株式市場は弱含み。主要指標のMOEX指数は前日比14.57ポイント安(-0.67%)の2159.81で取引を終了した。2171.31から2154.65まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。米国の利上げの長期化懸念が指数の足かせとなった。また、マイナス成長の継続も嫌気された。7-9月期の国内総生産(GDP、速報)はマイナス3.7%となり、前期と予想のマイナス4.0%を上回ったが、前期に続き2期連続のマイナス成長となった。一方、原油価格の上昇などが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 62677.91 +0.23%
14日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比144.61ポイント高(+0.23%)の62677.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同52.30ポイント高(+0.28%)の18660.30で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。アジア市場が堅調な値動きを示していたことを受け、インド株も買いが広がった。また、外国人投資家(FII)の買い継続も支援材料。FIIはこの日、2日連続の買い越しとなった。ほかに、インフレ率の鈍化が追加の利上げ懸念を後退させた。11月の消費者物価指数(CPI)は5.88%となり、前月の6.77%と予想の6.35%を下回った。
【中国本土】上海総合指数 3176.53 +0.01%
14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.20ポイント高(+0.01%)の3176.53ポイントと小幅ながら3日ぶりに反発した。
米インフレ鈍化を好感した買いが先行する流れ。11月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で7.1%上昇し、伸びは前月(7.7%)から大幅縮小し、市場予想(7.3%)も下回った。また、北京市などで新型コロナウイルス感染が急増しているにもかかわらず、当局はコロナ防疫措置の緩和スタンスを続けている点もプラス材料だ。ただ、上値は重い。あす公表される11月中国経済指標が気がかり材料として意識された。
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