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Jトラスト Research Memo(3):主力の金融3事業が好調に推移し、大幅な増収増益決算(2)
配信日時:2022/12/08 15:03
配信元:FISCO
■Jトラスト<8508>の業績動向
3. 財政状況と経営指標
2022年12月期第3四半期末の資産合計は、前期末比486,508百万円増の1,097,139百万円となった。金融事業の成長と事業ポートフォリオの再構築により資産はさらに積み上がり、第2四半期末に続き1兆円を超えた。資産の増加は主に、JT親愛貯蓄銀行やJTG証券を連結子会社としたことや、銀行業における貸出金が順調に増加したことから、銀行業における貸出金が365,494百万円、現金及び現金同等物が22,845百万円、証券業に関連する資産が27,758百万円それぞれ増加したこと等による。一方、負債合計は、同458,756百万円増の961,441百万円となった。これは主に、JT親愛貯蓄銀行やJTG証券の連結子会社化に伴い、銀行業における預金が414,821百万円、証券業に関連する負債が24,147百万円それぞれ増加したこと等による。また、資本合計は、同27,751百万円増の135,697百万円となった。これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期利益計上により利益剰余金が11,967百万円、海外子会社等の換算差額の増加等によりその他の資本の構成要素が7,032百万円増加したこと等による。
以上の結果、2022年12月期第3四半期末の親会社所有者帰属持分比率は10.9%(前期末は15.7%)となった。同比率は2017年3月期末の24.2%から低下しているものの、2022年3月期の東京証券取引所(以下、東証)1部銀行業平均の4.49%やその他金融業平均の6.14%を大きく上回り、強固な財務基盤を維持している。今後は、利益の積み上げに伴い上昇すると予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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3. 財政状況と経営指標
2022年12月期第3四半期末の資産合計は、前期末比486,508百万円増の1,097,139百万円となった。金融事業の成長と事業ポートフォリオの再構築により資産はさらに積み上がり、第2四半期末に続き1兆円を超えた。資産の増加は主に、JT親愛貯蓄銀行やJTG証券を連結子会社としたことや、銀行業における貸出金が順調に増加したことから、銀行業における貸出金が365,494百万円、現金及び現金同等物が22,845百万円、証券業に関連する資産が27,758百万円それぞれ増加したこと等による。一方、負債合計は、同458,756百万円増の961,441百万円となった。これは主に、JT親愛貯蓄銀行やJTG証券の連結子会社化に伴い、銀行業における預金が414,821百万円、証券業に関連する負債が24,147百万円それぞれ増加したこと等による。また、資本合計は、同27,751百万円増の135,697百万円となった。これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期利益計上により利益剰余金が11,967百万円、海外子会社等の換算差額の増加等によりその他の資本の構成要素が7,032百万円増加したこと等による。
以上の結果、2022年12月期第3四半期末の親会社所有者帰属持分比率は10.9%(前期末は15.7%)となった。同比率は2017年3月期末の24.2%から低下しているものの、2022年3月期の東京証券取引所(以下、東証)1部銀行業平均の4.49%やその他金融業平均の6.14%を大きく上回り、強固な財務基盤を維持している。今後は、利益の積み上げに伴い上昇すると予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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