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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場反落、世界景気の先行き不安が改めて警戒
配信日時:2022/12/08 09:51
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 109068.55 -1.02%
7日のブラジル株式市場反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1120.02ポイン安(-1.02%)の109068.55で取引を終了した。110246.79から108612.02まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を再び拡大させた。世界景気の先行き不安が改めて警戒された。11月の中国貿易統計では、ドル建て輸出入の伸びがそろって大幅に鈍化した。また、政策金利の発表を控え、慎重ムードも強い。なお、ブラジル中央銀行は8日日本時間未明6時、政策金利であるセリック金利を13.75%に据え置くと発表した。金利の据え置きは3会合連続となった。一方、中国経済の再開期待の高まりが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MICEX指数 22192.88 -0.15%
7日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比3.36ポイント安(-0.15%)の22192.88で取引を終了した。2193.71から2166.77まで下落した。
大幅安で寄り付いた後はしばらく安値圏でもみ合ったが、終盤に下げ幅を急速に縮小させた。主要7カ国(G7)がロシア製原油の価格上限を決定したことが国内の経済活動への悪影響が改めて警戒された。また、原油安も資源セクターの売り手掛かり。一方、終盤に資源の一角に買いが広がったことが下げ幅を縮小させた。中国当局がコロナ防疫措置の緩和を発表したことが好感されたもようだ。
【インド】SENSEX指数 62410.68 -0.34%
7日のインドSENSEX指数は続落。前日比215.68ポイント安(-0.34%)の62410.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同82.25ポイント安(-0.44%)の18560.50で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。利上げの実施が足かせとなった。インド準備銀行(中央銀行)はこの日、政策金利であるレポレートを市場予想通り年5.90%から6.25%に引き上げると決定。今後の利上げペースは鈍化されると予測されている。また、米国景気の先行き不安なども警戒材料。国内では、下半期の成長率が内外の景気不安で4-4.5%まで鈍化するとの見方が嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3199.62 -0.40%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.91ポイント安(-0.40%)の3199.62ポイントと3日ぶりに反落した。
中国経済の先行き不安が強まる流れ。取引時間中に公表された今年11月の中国貿易統計では、人民元建て輸出の伸びが0.9%にとどまり(市場予想8.2%増)、輸入は1.1%減と予想外のマイナスだった(予想7.1%増)。内需の弱さが印象付けられている。なお、午後に新型コロナウイルス感染対策の緩和方針が発表されたが、内容は想定通りだったとの見方もあり、好感する買いは限定された。
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7日のブラジル株式市場反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1120.02ポイン安(-1.02%)の109068.55で取引を終了した。110246.79から108612.02まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を再び拡大させた。世界景気の先行き不安が改めて警戒された。11月の中国貿易統計では、ドル建て輸出入の伸びがそろって大幅に鈍化した。また、政策金利の発表を控え、慎重ムードも強い。なお、ブラジル中央銀行は8日日本時間未明6時、政策金利であるセリック金利を13.75%に据え置くと発表した。金利の据え置きは3会合連続となった。一方、中国経済の再開期待の高まりが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MICEX指数 22192.88 -0.15%
7日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比3.36ポイント安(-0.15%)の22192.88で取引を終了した。2193.71から2166.77まで下落した。
大幅安で寄り付いた後はしばらく安値圏でもみ合ったが、終盤に下げ幅を急速に縮小させた。主要7カ国(G7)がロシア製原油の価格上限を決定したことが国内の経済活動への悪影響が改めて警戒された。また、原油安も資源セクターの売り手掛かり。一方、終盤に資源の一角に買いが広がったことが下げ幅を縮小させた。中国当局がコロナ防疫措置の緩和を発表したことが好感されたもようだ。
【インド】SENSEX指数 62410.68 -0.34%
7日のインドSENSEX指数は続落。前日比215.68ポイント安(-0.34%)の62410.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同82.25ポイント安(-0.44%)の18560.50で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。利上げの実施が足かせとなった。インド準備銀行(中央銀行)はこの日、政策金利であるレポレートを市場予想通り年5.90%から6.25%に引き上げると決定。今後の利上げペースは鈍化されると予測されている。また、米国景気の先行き不安なども警戒材料。国内では、下半期の成長率が内外の景気不安で4-4.5%まで鈍化するとの見方が嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3199.62 -0.40%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.91ポイント安(-0.40%)の3199.62ポイントと3日ぶりに反落した。
中国経済の先行き不安が強まる流れ。取引時間中に公表された今年11月の中国貿易統計では、人民元建て輸出の伸びが0.9%にとどまり(市場予想8.2%増)、輸入は1.1%減と予想外のマイナスだった(予想7.1%増)。内需の弱さが印象付けられている。なお、午後に新型コロナウイルス感染対策の緩和方針が発表されたが、内容は想定通りだったとの見方もあり、好感する買いは限定された。
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