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ヨシコン Research Memo(4):2023年3月期2Q累計は減収減益も、利益は期初予想を超過達成
配信日時:2022/12/05 15:24
配信元:FISCO
■業績動向
1. 2023年3月期第2四半期累計連結業績の概要
ヨシコン<5280>の2023年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比15.2%減の7,953百万円、営業利益が同24.8%減の811百万円、経常利益が同24.9%減の921百万円、親会社株主帰属四半期純利益が同25.0%減の591百万円だった。
レジデンス事業において新規1棟卸売分譲マンションの引き渡しを行ったが、不動産開発事業における前期のREIT上場時(東海道リート投資法人が2021年6月上場)の引き渡しの反動、賃貸・管理等事業の資産運用会社における2022年3月期のREIT上場時売上の反動などで、全体として減収減益だった。ただし、期初予想(売上高8,500百万円、営業利益750百万円、経常利益770百万円、親会社株主帰属四半期純利益480百万円)に対しては、売上高が若干未達だったものの、各利益は超過達成して着地と順調だった。売上総利益は前年同期比18.4%減少し、売上総利益率は20.6%で同0.8ポイント低下した。販管費は同11.0%減少したが、販管費比率は10.5%で同0.5ポイント上昇した。この結果、営業利益率10.2%で同1.3ポイント低下した。営業外収益では匿名組合投資利益が減少(前年同期は134百万円計上、2023年3月期は43百万円計上)した。
2. セグメント別動向
セグメント別の動向は以下のとおりである。
レジデンス事業は、売上高が3,677百万円(前年同期は422百万円)で、セグメント利益(全社費用等調整前営業利益)が776百万円(前年同期は16百万円)だった。新規1棟卸売分譲マンションの引き渡しを行った。
不動産開発事業は、売上高が前年同期比73.4%減の1,383百万円で、セグメント利益が同76.6%減の224百万円だった。分譲宅地や商工業施設用地の引き渡しを行ったが、前年同期のREITの上場時引き渡しの反動で減収減益だった。
賃貸・管理等事業は、売上高が同31.6%減の1,552百万円で、セグメント利益が同68.2%減の114百万円だった。賃貸やマンション管理などは堅調だが、資産運用会社における前期のREIT上場時売上の反動で減収減益だった。
マテリアル事業は、売上高が同29.1%減の532百万円で、セグメント利益が26百万円の損失(前年同期は8百万円の損失)だった。その他は、売上高が同11.5%増の808百万円で、利益が同57.4%減の15百万円だった。缶飲料製造の売上が増加したが、燃料費高騰の影響を受けた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<SI>
1. 2023年3月期第2四半期累計連結業績の概要
ヨシコン<5280>の2023年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比15.2%減の7,953百万円、営業利益が同24.8%減の811百万円、経常利益が同24.9%減の921百万円、親会社株主帰属四半期純利益が同25.0%減の591百万円だった。
レジデンス事業において新規1棟卸売分譲マンションの引き渡しを行ったが、不動産開発事業における前期のREIT上場時(東海道リート投資法人が2021年6月上場)の引き渡しの反動、賃貸・管理等事業の資産運用会社における2022年3月期のREIT上場時売上の反動などで、全体として減収減益だった。ただし、期初予想(売上高8,500百万円、営業利益750百万円、経常利益770百万円、親会社株主帰属四半期純利益480百万円)に対しては、売上高が若干未達だったものの、各利益は超過達成して着地と順調だった。売上総利益は前年同期比18.4%減少し、売上総利益率は20.6%で同0.8ポイント低下した。販管費は同11.0%減少したが、販管費比率は10.5%で同0.5ポイント上昇した。この結果、営業利益率10.2%で同1.3ポイント低下した。営業外収益では匿名組合投資利益が減少(前年同期は134百万円計上、2023年3月期は43百万円計上)した。
2. セグメント別動向
セグメント別の動向は以下のとおりである。
レジデンス事業は、売上高が3,677百万円(前年同期は422百万円)で、セグメント利益(全社費用等調整前営業利益)が776百万円(前年同期は16百万円)だった。新規1棟卸売分譲マンションの引き渡しを行った。
不動産開発事業は、売上高が前年同期比73.4%減の1,383百万円で、セグメント利益が同76.6%減の224百万円だった。分譲宅地や商工業施設用地の引き渡しを行ったが、前年同期のREITの上場時引き渡しの反動で減収減益だった。
賃貸・管理等事業は、売上高が同31.6%減の1,552百万円で、セグメント利益が同68.2%減の114百万円だった。賃貸やマンション管理などは堅調だが、資産運用会社における前期のREIT上場時売上の反動で減収減益だった。
マテリアル事業は、売上高が同29.1%減の532百万円で、セグメント利益が26百万円の損失(前年同期は8百万円の損失)だった。その他は、売上高が同11.5%増の808百万円で、利益が同57.4%減の15百万円だった。缶飲料製造の売上が増加したが、燃料費高騰の影響を受けた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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