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今週のマーケット展望「日経平均予想は27500~28200円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)
配信日時:2022/12/05 10:07
配信元:FISCO
皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。
12月に入ったと同時に、全国的にグッと冷え込みが強くなりましたね。乾燥や風邪に気をつけていきましょう!そして、株価は年末ラリーに向けて期待できるのでしょうか。今週も、相場の注目点を抑えておきましょう!
さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、12月5日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。
まず広木さんは、今週の相場について、『来週に米国の消費者物価指数(CPI)の発表、そして米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるだけに、今週は様子見姿勢の強い一週間となりそうだ。指数レベルの動きは乏しいだろう』と言及しています。
さらに、背景として『先週末に発表された米国の11月雇用統計では、非農業部門雇用者数が前の月より26万人あまり増加し、20万人程度を見込んだ市場予想を上回った。失業率は前月と変わらず、平均時給も前月比0.6%伸びた』と伝え、『労働市場が弱くなっている明確な兆候は依然、見られない』と解説しています。
しかしながら、『債券・為替市場は景気減速のほうに反応した。ISM製造業景気指数が予想以上の落ち込みとなり、長期金利は一段と低下しドル円も大きく円高方向に振れた。ドル円相場は一時1ドル133円60銭台まで円高・ドル安が進み、8月中旬以来、3カ月半ぶりの円高水準を付けた』として、『冒頭で、今週は動きにくいと述べたが、この円高が相場の重しとなるため、動くとすれば下方向への圧力がかかりやすい。日経平均は先週末に大幅陰線で25日線を割っている。チャートの形は非常によろしくない。ここが堪えどころか』と、見解を述べています。
そんな中、今週の経済指標については『5日に米ISM非製造業景気指数、7日に国内の景気動向指数、8 日に景気ウォッチャー調査、中国のCPI・PPI、米国のPPI、ミシガン大学消費者信頼感指数の発表がある』とスケジュールを伝えています。
そして、『5日発表のISM非製造業景況指数の11月分は53.7と予想されている。前月の54.4から低下するものの、好不況の境目である50にはまだ余力がある。ISM製造業景気指数の50割れに市場が示したようなネガティブな反応にはならないだろう』と分析しています。
注意したいのは、『週末のメジャーSQに絡む動きだ』とのこと。
『米国の重要イベントを前に大半の投資家が売買を手控え、市場は薄商いとなることが予想される。板が薄いと少しのオーダーでも値が飛びやすい。メジャーSQのタイミングでポジション解消の売りはそれなりに出るだろうし、またそれを狙った仕掛け的な売りにも警戒したい』と、広木さんは示唆しています。
最後に、日経平均の今週の予想レンジは『2万7500円 ~2万8200円』としました。
参考にしてみてくださいね。
山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。
フィスコマーケットレポーター 山崎みほ
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12月に入ったと同時に、全国的にグッと冷え込みが強くなりましたね。乾燥や風邪に気をつけていきましょう!そして、株価は年末ラリーに向けて期待できるのでしょうか。今週も、相場の注目点を抑えておきましょう!
さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、12月5日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。
まず広木さんは、今週の相場について、『来週に米国の消費者物価指数(CPI)の発表、そして米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるだけに、今週は様子見姿勢の強い一週間となりそうだ。指数レベルの動きは乏しいだろう』と言及しています。
さらに、背景として『先週末に発表された米国の11月雇用統計では、非農業部門雇用者数が前の月より26万人あまり増加し、20万人程度を見込んだ市場予想を上回った。失業率は前月と変わらず、平均時給も前月比0.6%伸びた』と伝え、『労働市場が弱くなっている明確な兆候は依然、見られない』と解説しています。
しかしながら、『債券・為替市場は景気減速のほうに反応した。ISM製造業景気指数が予想以上の落ち込みとなり、長期金利は一段と低下しドル円も大きく円高方向に振れた。ドル円相場は一時1ドル133円60銭台まで円高・ドル安が進み、8月中旬以来、3カ月半ぶりの円高水準を付けた』として、『冒頭で、今週は動きにくいと述べたが、この円高が相場の重しとなるため、動くとすれば下方向への圧力がかかりやすい。日経平均は先週末に大幅陰線で25日線を割っている。チャートの形は非常によろしくない。ここが堪えどころか』と、見解を述べています。
そんな中、今週の経済指標については『5日に米ISM非製造業景気指数、7日に国内の景気動向指数、8 日に景気ウォッチャー調査、中国のCPI・PPI、米国のPPI、ミシガン大学消費者信頼感指数の発表がある』とスケジュールを伝えています。
そして、『5日発表のISM非製造業景況指数の11月分は53.7と予想されている。前月の54.4から低下するものの、好不況の境目である50にはまだ余力がある。ISM製造業景気指数の50割れに市場が示したようなネガティブな反応にはならないだろう』と分析しています。
注意したいのは、『週末のメジャーSQに絡む動きだ』とのこと。
『米国の重要イベントを前に大半の投資家が売買を手控え、市場は薄商いとなることが予想される。板が薄いと少しのオーダーでも値が飛びやすい。メジャーSQのタイミングでポジション解消の売りはそれなりに出るだろうし、またそれを狙った仕掛け的な売りにも警戒したい』と、広木さんは示唆しています。
最後に、日経平均の今週の予想レンジは『2万7500円 ~2万8200円』としました。
参考にしてみてくださいね。
山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。
フィスコマーケットレポーター 山崎みほ
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