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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料
配信日時:2022/07/01 09:49
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 98541.95 -1.08%
30日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1079.62ポイント安(-1.08%)の98541.95で取引を終了した。99619.06から97758.43まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。欧米市場の下落など外部環境の悪化が圧迫材料となり、ブラジル株にも売りが広がった。また、原油価格の下落なども資源セクターの売り手掛かり。一方、失業率の低下などが指数を下支えした。5月の失業率は9.8%となり、前月の10.5%と予想の10.2%を下回った。1ケタに低下したのは2016年以来となる。
【ロシア】MICEX指数 2204.85 -7.30%
30日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比173.70ポイント安(-7.30%)の2204.85で取引を終了した。2407.20から2184.71まで下落した。
買いが先行した後は下げ幅を急速に拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。天然ガス最大手ガスプロム(GAZP)が2021年の配当を見送る方針を示したことが嫌気され、幅広い銘柄に売りが広がった。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料。ほかに、5月の国内総生産(GDP)が前月に続き、一段のマイナス成長になるとの見通しが警戒された。5月のGDP成長率について、マイナス4.3%になると予測されている。4月はマイナス2.8%だった。
【インド】SENSEX指数 53018.94 -0.01%
30日のインドSENSEX指数は続落。前日比8.03ポイント安(-0.01%)の53018.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.12%(18.85ポイント)安の15780.25で取引を終えた。
買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。物品・サービス税(GST)適用率の引き上げ(一部品目)が7月18日から適用するとの方針が物価の上昇懸念を高めた。また、税当局が地方政府へのGST還付の延長案を却下したことも地方財政のひっ迫懸念を強めた。外部環境では、前日の欧州市場の下落を受け、インド株にも売り圧力が強まった。
【中国本土】上海総合指数 3398.62 +1.10%
30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比37.10ポイント高(+1.10%)の3398.62ポイントと反発した。
中国景気の持ち直しが意識される流れ。朝方公表された6月の中国製造業PMI(中国国家統計局などが集計)は50.2となり、景況判断の分かれ目となる50を4カ月ぶりに上回った。また、非製造業PMIは54.7となり、前月実績(47.8)から大幅に改善している。中国の景気テコ入れ策や、社会活動の早期正常化に対する期待感が続いていることもプラスだ。
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30日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1079.62ポイント安(-1.08%)の98541.95で取引を終了した。99619.06から97758.43まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。欧米市場の下落など外部環境の悪化が圧迫材料となり、ブラジル株にも売りが広がった。また、原油価格の下落なども資源セクターの売り手掛かり。一方、失業率の低下などが指数を下支えした。5月の失業率は9.8%となり、前月の10.5%と予想の10.2%を下回った。1ケタに低下したのは2016年以来となる。
【ロシア】MICEX指数 2204.85 -7.30%
30日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比173.70ポイント安(-7.30%)の2204.85で取引を終了した。2407.20から2184.71まで下落した。
買いが先行した後は下げ幅を急速に拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。天然ガス最大手ガスプロム(GAZP)が2021年の配当を見送る方針を示したことが嫌気され、幅広い銘柄に売りが広がった。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料。ほかに、5月の国内総生産(GDP)が前月に続き、一段のマイナス成長になるとの見通しが警戒された。5月のGDP成長率について、マイナス4.3%になると予測されている。4月はマイナス2.8%だった。
【インド】SENSEX指数 53018.94 -0.01%
30日のインドSENSEX指数は続落。前日比8.03ポイント安(-0.01%)の53018.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.12%(18.85ポイント)安の15780.25で取引を終えた。
買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。物品・サービス税(GST)適用率の引き上げ(一部品目)が7月18日から適用するとの方針が物価の上昇懸念を高めた。また、税当局が地方政府へのGST還付の延長案を却下したことも地方財政のひっ迫懸念を強めた。外部環境では、前日の欧州市場の下落を受け、インド株にも売り圧力が強まった。
【中国本土】上海総合指数 3398.62 +1.10%
30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比37.10ポイント高(+1.10%)の3398.62ポイントと反発した。
中国景気の持ち直しが意識される流れ。朝方公表された6月の中国製造業PMI(中国国家統計局などが集計)は50.2となり、景況判断の分かれ目となる50を4カ月ぶりに上回った。また、非製造業PMIは54.7となり、前月実績(47.8)から大幅に改善している。中国の景気テコ入れ策や、社会活動の早期正常化に対する期待感が続いていることもプラスだ。
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