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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、インフレ率が予想以上に加速
配信日時:2022/04/20 09:47
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 115056.66 -0.55%
19日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比630.59ポイント安(-0.55%)の115056.66で取引を終了した。115686.95から114277.16まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅をやや縮小させた。インフレ率が予想以上に加速したことが警戒され、追加の利上げ懸念が高まった。また、ウクライナ紛争の長期化懸念なども引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米株高などを受け、終盤は買い戻しがやや広がった。
【ロシア】MOEX指数 2317.46 -1.07%
19日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比25.17ポイント安(-1.07%)の2317.46で取引を終了した。2344.37から2216.61まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。原油価格の大幅下落が資源セクターの売り手掛かり。また、ウクライナ紛争の長期化観測も引き続き嫌気された。欧米などによる対ロシア制裁を緩めていないため、景気の一段悪化懸念が強まっている。このほか、中国景気の先行き不安なども引き続き警戒された。
【インド】SENSEX指数 56463.15 -1.23%
19日のインドSENSEX指数は5営業日続落。前日比703.59ポイント安(-1.23%)の56463.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同215.00ポイント安(-1.25%)の16958.65で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を急速に拡大させた。米急速な利上げ観測を受け、インドなど新興国からの資金流出懸念が強まった。国内では、インフレ率の加速が嫌気された。3月の卸売物価指数(WPI)は14.55%、4カ月ぶり高水準を記録。原油など商品価格の高騰に伴う原材料価格の上昇が指数を押し上げたもようだ。
【中国本土】上海総合指数 3194.03 -0.05%
19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.50ポイント安(-0.05%)の3194.03ポイントと小幅ながら3日続落した。
中国景気の先行き不安が重しとなる流れ。18日に発表された中国の3月経済指標を受け、主要証券ブローカーが中国の経済成長見通しを相次ぎ下方修正している。ただ、下値は限定的。景気不安がくすぶる中で、経済対策に対する期待感も高まり、指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。中国人民銀行(中央銀行)と国家外貨管理局は18日、新型コロナウイルス禍で苦戦する企業・産業の支援、経済循環の促進、輸出の発展を目標とした措置23項目を発表している。
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19日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比630.59ポイント安(-0.55%)の115056.66で取引を終了した。115686.95から114277.16まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅をやや縮小させた。インフレ率が予想以上に加速したことが警戒され、追加の利上げ懸念が高まった。また、ウクライナ紛争の長期化懸念なども引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米株高などを受け、終盤は買い戻しがやや広がった。
【ロシア】MOEX指数 2317.46 -1.07%
19日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比25.17ポイント安(-1.07%)の2317.46で取引を終了した。2344.37から2216.61まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。原油価格の大幅下落が資源セクターの売り手掛かり。また、ウクライナ紛争の長期化観測も引き続き嫌気された。欧米などによる対ロシア制裁を緩めていないため、景気の一段悪化懸念が強まっている。このほか、中国景気の先行き不安なども引き続き警戒された。
【インド】SENSEX指数 56463.15 -1.23%
19日のインドSENSEX指数は5営業日続落。前日比703.59ポイント安(-1.23%)の56463.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同215.00ポイント安(-1.25%)の16958.65で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を急速に拡大させた。米急速な利上げ観測を受け、インドなど新興国からの資金流出懸念が強まった。国内では、インフレ率の加速が嫌気された。3月の卸売物価指数(WPI)は14.55%、4カ月ぶり高水準を記録。原油など商品価格の高騰に伴う原材料価格の上昇が指数を押し上げたもようだ。
【中国本土】上海総合指数 3194.03 -0.05%
19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.50ポイント安(-0.05%)の3194.03ポイントと小幅ながら3日続落した。
中国景気の先行き不安が重しとなる流れ。18日に発表された中国の3月経済指標を受け、主要証券ブローカーが中国の経済成長見通しを相次ぎ下方修正している。ただ、下値は限定的。景気不安がくすぶる中で、経済対策に対する期待感も高まり、指数はプラス圏に浮上する場面もみられた。中国人民銀行(中央銀行)と国家外貨管理局は18日、新型コロナウイルス禍で苦戦する企業・産業の支援、経済循環の促進、輸出の発展を目標とした措置23項目を発表している。
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