注目トピックス 外国株

概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、金融緩和の期待が高まる流れ

配信日時:2022/04/15 09:58 配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 116181.61 -0.51%
14日のブラジル株式市場は、弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比600.35ポイント安(-0.51%)の116181.61で引けた。米長期金利の上昇を意識した売りが入ったようだ。ボべスパ指数の91の構成銘柄では26が上昇、64が下落、変わらずは1で売りが優勢。

【ロシア】MOEX指数 2404.73 -4.89%
14日のロシア株式市場は大幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比123.69ポイント安(-4.89%)の2404.73で引けた。日中の取引レンジは、2403.86−2533.77。ロシアとウクライナの戦闘継続、ロシアの安全保障上のリスクが高まっていることから、売りが優勢となった。

【インド】
休場

【中国本土】上海総合指数 3225.64 +1.22%
14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.32ポイント高(+1.22%)の3225.64ポイントと反発した。

金融緩和の期待が高まる流れ。中国国務院(内閣に相当)は李克強・首相が主催する13日の常務会議で、預金準備率引き下げなどの金融政策ツールを適時に実施する方針を表明した。景気下支えの効果が期待されている。主力株を中心に買われ、上海総合指数は2日ぶりに心理的節目の3200ポイントを回復した。

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