注目トピックス 外国株

概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は弱含み、HDFC、HDFCBなどの下げが目立った

配信日時:2022/04/14 10:22 配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 116781.96 +0.55%
13日のブラジル株式市場は、強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比635.10ポイント高(+0.55%)の116781.96で引けた。米長期金利の低下を意識した買いが入ったようだ。ボべスパ指数の91の構成銘柄では60が上昇、30が下落、変わらずは1で買いが優勢。

【ロシア】MOEX指数 2528.42 -0.49%
13日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比12.57ポイント安(-0.49%)の2528.42で引けた。日中の取引レンジは、2517.44−2558.86。原油先物は反発したが、ロシアとウクライナの戦闘継続を意識して売りが優勢となった。

【インド】SENSEX指数 58338.93 -0.41%
13日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比237.44ポイント安(-0.41%)の58338.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは、同54.65ポイント安(-0.31%)の17475.65で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、10が上昇、20が下落、変わらずは0で売りが優勢だった。

HDFC、HDFCBなどの下げが目立った。一方、ITCはしっかり。世界的なインフレ進行を意識して押し目買い興味はやや低下したようだ。

【中国本土】上海総合指数 3186.82 -0.82%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比26.51ポイント安(-0.82%)の3186.82ポイントと反落した。

行動抑制の長期化が警戒される流れ。上海市で12日に確認された新型コロナウイルス新規感染が2万6330人に上り、再び過去最多を再び更新した。中国輸出の上振れを好感し、指数は一時プラス圏に浮上したが、買いの勢いは続かず、再びマイナスに展いている。昼頃公表された今年3月の貿易統計では、輸入が人民元ベースで1.7%減少(予想は6.3%増)する一方、輸出は予想(12.1%増)をやや上回って12.9%拡大した。

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