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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、経済指標の改善が好感
配信日時:2022/04/04 09:38
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 121570.15 +1.31%
1日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1570.92ポイント高(+1.31%)の121570.15で取引を終了した。120001.02から121578.84まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。外国人投資家の買いが指数をサポート。また、資源価格の高止まりや通貨レアル高の進行もブラジル株の物色手掛かりとなった。ほかに、経済指標の改善が支援材料。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の49.6から52.3まで回復した。また、2月の鉱工業生産増加率(前年同月比)も前月のマイナス7.2%からマイナス4.3%から改善。予想はマイナス4.9%だった。
【ロシア】MOEX指数 2759.64 +2.08%
1日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比56.13ポイント高(+2.08%)の2759.64で取引を終了した。2714.62から2817.72まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、後半は上げ幅を縮小させた。ロシアとウクライナの停戦交渉に期待が高まっていることが引き続き好感された。また、経済が予想ほど悪化していないことも支援材料。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は44.1となり、前月の48.6を下回ったものの、予想の42.0を上回った。一方、原油価格の下落が指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 59276.69 +1.21%
1日のインドSENSEX指数は反発。前日比708.18ポイント高(+1.21%)の59276.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同205.70ポイント高(+1.18%)の17670.45で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が好感された。2月の主要8産業の成長率は5.8%となり、前月の4.0%(改定値)を上回ったほか、4カ月ぶりの高水準を記録。同指標は国内総生産(GDP)の先行指標だと言われており、景気の回復期待が高まっているもようだ。また、外国人投資家(FII)の買い越しも支援材料。FIIはこの日までに4日連続の買い越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3282.72 +0.94%
1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比30.51ポイント高(+0.94%)の3282.72ポイントと反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。景況感指数が悪化する中、当局は景気テコ入れ策を強めるとの見方が強まった。国営テレビは3月31日、中国政府は経済安定化策の早期導入方針を示した——などと伝えている。前日発表された今年3月の製造業PMI(中国国家統計局などが集計)は49.5となり、市場予想(49.8)以上に悪化した。景況判断の分かれ目となる50を5カ月ぶりに割り込んでいる。本日の取引時間中に発表された民間集計の財新中国製造業PMIも予想以上に悪化し、再び節目の50を下回った。指数は安く始まったものの、中盤から上げ足を速め、ほぼ高値引けしている。
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1日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1570.92ポイント高(+1.31%)の121570.15で取引を終了した。120001.02から121578.84まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。外国人投資家の買いが指数をサポート。また、資源価格の高止まりや通貨レアル高の進行もブラジル株の物色手掛かりとなった。ほかに、経済指標の改善が支援材料。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の49.6から52.3まで回復した。また、2月の鉱工業生産増加率(前年同月比)も前月のマイナス7.2%からマイナス4.3%から改善。予想はマイナス4.9%だった。
【ロシア】MOEX指数 2759.64 +2.08%
1日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比56.13ポイント高(+2.08%)の2759.64で取引を終了した。2714.62から2817.72まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、後半は上げ幅を縮小させた。ロシアとウクライナの停戦交渉に期待が高まっていることが引き続き好感された。また、経済が予想ほど悪化していないことも支援材料。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は44.1となり、前月の48.6を下回ったものの、予想の42.0を上回った。一方、原油価格の下落が指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 59276.69 +1.21%
1日のインドSENSEX指数は反発。前日比708.18ポイント高(+1.21%)の59276.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同205.70ポイント高(+1.18%)の17670.45で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が好感された。2月の主要8産業の成長率は5.8%となり、前月の4.0%(改定値)を上回ったほか、4カ月ぶりの高水準を記録。同指標は国内総生産(GDP)の先行指標だと言われており、景気の回復期待が高まっているもようだ。また、外国人投資家(FII)の買い越しも支援材料。FIIはこの日までに4日連続の買い越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3282.72 +0.94%
1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比30.51ポイント高(+0.94%)の3282.72ポイントと反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。景況感指数が悪化する中、当局は景気テコ入れ策を強めるとの見方が強まった。国営テレビは3月31日、中国政府は経済安定化策の早期導入方針を示した——などと伝えている。前日発表された今年3月の製造業PMI(中国国家統計局などが集計)は49.5となり、市場予想(49.8)以上に悪化した。景況判断の分かれ目となる50を5カ月ぶりに割り込んでいる。本日の取引時間中に発表された民間集計の財新中国製造業PMIも予想以上に悪化し、再び節目の50を下回った。指数は安く始まったものの、中盤から上げ足を速め、ほぼ高値引けしている。
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