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東京株式(大引け)=39円高と小幅に9日続伸、下値に買い入り底堅く推移

配信日時:2022/03/25 15:46 配信元:MINKABU
 25日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に9日続伸。朝高後、一時マイナス圏に転じたが、下値に買いが入り底堅く推移した。  大引けの日経平均株価は前日比39円45銭高の2万8149円84銭。東証1部の売買高概算は11億8685万株。売買代金概算は3兆581億円となった。値上がり銘柄数は1007と全体の約46%、値下がり銘柄数は1068、変わらずは106銘柄だった。  前日の米株式市場では、原油価格の下落などが好感されNYダウが349ドル高と反発した。これを受けた、この日の東京市場も日経平均株価は寄り付きでは200円を超える上昇でスタートした。ただ、前日まで8日続伸となり、その間に2900円超の上昇と大幅高を演じてきただけに上値では利益確定売りが流入。一時160円を超す下落となる場面があった。もっとも、為替は朝方に1ドル=122円台と急激なドル高・円安水準が進行していることも輸出関連のハイテク株などにはプラス要因に働くとの見方も強く、全体相場は底堅く推移した。  個別銘柄では、東京エレクトロン<8035.T>やアドバンテスト<6857.T>、SUMCO<3436.T>など半導体関連株が堅調。日本郵船<9101.T>や商船三井<9104.T>など大手海運株や三井物産<8031.T>や伊藤忠商事<8001.T>など大手商社株には、配当権利取りの買いが継続した。日本製鉄<5401.T>が高く、住友金属鉱山<5713.T>や大平洋金属<5541.T>など非鉄株もしっかり。  半面、ソフトバンクグループ<9984.T>やソニーグループ<6758.T>、キーエンス<6861.T>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>など大手銀行株が軟調。ファーストリテイリング<9983.T>やオリエンタルランド<4661.T>も売られた。 出所:MINKABU PRESS

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