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コスモ・バイオ Research Memo(2):世界のライフサイエンス研究の進歩・発展に貢献するバイオ専門商社
配信日時:2022/03/10 16:02
配信元:FISCO
■会社概要
1. 会社概要
コスモ・バイオ<3386>は世界のライフサイエンス研究の進歩・発展に貢献する独立系のバイオ専門商社である。ライフサイエンスに関わる世界の研究者(大学・公的研究機関・検査機関・民間企業・病院などの研究室・検査室など)向けに、基礎研究分野の研究用試薬・機器・消耗品・臨床検査薬を提供している。さらに成長ドライバーとして自社製造・受託サービスのメーカー機能を強化している。
2021年12月期末の資本金は918百万円、発行済株式総数は6,048,000株(自己株式256,144株含む)、連結従業員数は144名である。上場取引所は東証JASDAQ(スタンダード)で、2022年4月4日に移行予定の新市場区分についてはスタンダード市場へ移行する。
グループ企業は同社、連結子会社2社(ビーエム機器(株)、Cosmo Bio USA, Inc.(以下、CBU))、及び非連結子会社1社((株)プロテインテック・ジャパン)で構成されている。ビーエム機器はライフサイエンス研究用の機器類・消耗品の輸入及び国内販売、CBUは北米を中心とした新規製品・仕入先の探索、及び日本以外の全世界向け販売(コスモ・バイオの輸出品、CBU独自の仕入品)を行っている。プロテインテック・ジャパンは、米国Proteintech Group,Inc.(以下、PGI)との合弁会社(2016年11月設立、出資比率は同社51%、米国PGI49%)で、日本におけるPGI製品のプロモーションやテクニカルサポート等を通じてPGI製品の拡販を推進している。
また上記以外の出資先として、組織培養用培地のパイオニアであるコージンバイオ(株)、創薬ベンチャーのファイメクス(株)(武田薬品工業<4502>のアントレプレナーシッププログラムによって設立されたカーブアウトベンチャー)、ペプチド創薬支援で業務提携している創薬ベンチャーのメスキュージェナシス(株)(以下、MJ)などがある。
2. 沿革
1978年に丸善石油(株)(現 コスモ石油(株))でバイオ事業を開始した。1983年8月にバイオ基礎研究試薬販売事業を目的に丸善石油の子会社として丸善石油バイオケミカル(株)を設立し、1986年4月に現在のコスモ・バイオに社名変更した。その後、2000年9月にMBO(マネージメント・バイ・アウト)によりコスモ石油から独立し、2005年9月にジャスダック証券取引所(現 東証JASDAQ)に上場した。
2004年8月には米国カリフォルニア州にCBUを設立した。2006年12月には初代培養細胞(プライマリーセル)研究開発・製造・販売・受託解析の(株)プライマリーセルを連結子会社化(2008年7月に100%子会社化、2013年7月に吸収合併、現 札幌事業部)した。2007年11月にはバイオ研究用消耗品・機器類輸入販売のビーエム機器を持分法適用関連会社化(2010年3月に連結子会社化)した。2016年11月には米国PGIと合弁会社プロテインテック・ジャパンを設立、2017年10月には札幌事業施設を移転集約して札幌事業所(北海道小樽市)を開設した。
そして、2016年12月にはカスタムペプチド合成・抗体作製サービス事業に本格参入し、2019年7月には鶏卵バイオリアクター事業を開始した。両事業を中心に、成長ドライバーと位置付けるメーカー機能の自社製造・受託サービスを強化している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<EY>
1. 会社概要
コスモ・バイオ<3386>は世界のライフサイエンス研究の進歩・発展に貢献する独立系のバイオ専門商社である。ライフサイエンスに関わる世界の研究者(大学・公的研究機関・検査機関・民間企業・病院などの研究室・検査室など)向けに、基礎研究分野の研究用試薬・機器・消耗品・臨床検査薬を提供している。さらに成長ドライバーとして自社製造・受託サービスのメーカー機能を強化している。
2021年12月期末の資本金は918百万円、発行済株式総数は6,048,000株(自己株式256,144株含む)、連結従業員数は144名である。上場取引所は東証JASDAQ(スタンダード)で、2022年4月4日に移行予定の新市場区分についてはスタンダード市場へ移行する。
グループ企業は同社、連結子会社2社(ビーエム機器(株)、Cosmo Bio USA, Inc.(以下、CBU))、及び非連結子会社1社((株)プロテインテック・ジャパン)で構成されている。ビーエム機器はライフサイエンス研究用の機器類・消耗品の輸入及び国内販売、CBUは北米を中心とした新規製品・仕入先の探索、及び日本以外の全世界向け販売(コスモ・バイオの輸出品、CBU独自の仕入品)を行っている。プロテインテック・ジャパンは、米国Proteintech Group,Inc.(以下、PGI)との合弁会社(2016年11月設立、出資比率は同社51%、米国PGI49%)で、日本におけるPGI製品のプロモーションやテクニカルサポート等を通じてPGI製品の拡販を推進している。
また上記以外の出資先として、組織培養用培地のパイオニアであるコージンバイオ(株)、創薬ベンチャーのファイメクス(株)(武田薬品工業<4502>のアントレプレナーシッププログラムによって設立されたカーブアウトベンチャー)、ペプチド創薬支援で業務提携している創薬ベンチャーのメスキュージェナシス(株)(以下、MJ)などがある。
2. 沿革
1978年に丸善石油(株)(現 コスモ石油(株))でバイオ事業を開始した。1983年8月にバイオ基礎研究試薬販売事業を目的に丸善石油の子会社として丸善石油バイオケミカル(株)を設立し、1986年4月に現在のコスモ・バイオに社名変更した。その後、2000年9月にMBO(マネージメント・バイ・アウト)によりコスモ石油から独立し、2005年9月にジャスダック証券取引所(現 東証JASDAQ)に上場した。
2004年8月には米国カリフォルニア州にCBUを設立した。2006年12月には初代培養細胞(プライマリーセル)研究開発・製造・販売・受託解析の(株)プライマリーセルを連結子会社化(2008年7月に100%子会社化、2013年7月に吸収合併、現 札幌事業部)した。2007年11月にはバイオ研究用消耗品・機器類輸入販売のビーエム機器を持分法適用関連会社化(2010年3月に連結子会社化)した。2016年11月には米国PGIと合弁会社プロテインテック・ジャパンを設立、2017年10月には札幌事業施設を移転集約して札幌事業所(北海道小樽市)を開設した。
そして、2016年12月にはカスタムペプチド合成・抗体作製サービス事業に本格参入し、2019年7月には鶏卵バイオリアクター事業を開始した。両事業を中心に、成長ドライバーと位置付けるメーカー機能の自社製造・受託サービスを強化している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<EY>
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