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午後:債券サマリー 先物は続伸、長期金利0.215%に低下

配信日時:2022/02/18 15:24 配信元:MINKABU
 18日の債券市場で、先物中心限月3月限は続伸。ウクライナ情勢を巡る報道に左右される展開で、相場の方向性は定まりにくかった。  バイデン米大統領が17日に「ロシアが数日内にウクライナに侵攻する恐れがある」との認識を示したことを受け、同日の米市場で安全資産とされる債券の需要が高まった流れが東京市場に波及。地政学リスクが意識されるかたちで日経平均株価が大幅安でスタートしたこともあり、債券先物は朝方に一時150円08銭まで上伸した。ただ、「ロシアがウクライナに侵攻しないことを条件に、ブリンケン米国務長官がロシアのラブロフ外相による来週の会談要請を受諾した」ことが伝えられると、投資家のリスク回避姿勢が和らぐとともに債券先物は値を消す場面があった。とはいえ、ウクライナ情勢の先行きは不透明なことから積極的には売り込みにくく、引けにかけては再び強含む動きとなった。  先物3月限の終値は前日比10銭高の150円03銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.215%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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