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外為サマリー:1ドル114円40銭前後でもみ合い、日経平均下落も円高は限定的

配信日時:2022/02/03 10:20 配信元:MINKABU
 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=114円43銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて20銭前後のドル安・円高となっている。  2日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=114円46銭近辺と、前日と比べて25銭前後のドル安・円高で取引を終えた。3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ期待後退を背景にしたドル売りが優勢の地合いのなか、114円台前半で上値重く推移した。序盤は朝方に発表された米ADP雇用統計が市場の想定外に弱く、この日の安値となる114円16銭付近まで下落。その後はショートカバーなどでリバウンドに転じたが、114円台半ばでは戻りを阻まれた。中盤から終盤にかけては株式市場の動向をにらみながら、上下に振れる展開となった。  東京市場のドル円は114円40銭前後でもみ合い。日経平均株価の大幅安を受けたリスク回避の円高は限定的となっているが、一方で、前日ニューヨーク市場からの地合いを引き継ぎ、114円台半ばで戻り一服となる展開も続いている。手掛かり材料難のなか、クロス円は全般的に小動き。なお、米国の10年債利回りは時間外取引で1.75%台に低下しているものの、ドルに買い戻しが入り、ユーロドルやポンドドルはややドル高方向に振れている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1296ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0015ドル前後のユーロ高・ドル安、対円では1ユーロ=129円26銭付近と同5銭前後のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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