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外為サマリー:1ドル115円10円銭台で動意薄、日経平均上昇に伴う円安は限定的
配信日時:2022/02/01 10:15
配信元:MINKABU
1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=115円17銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて25銭前後のドル安・円高となっている。
1月31日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=115円11銭近辺と、前週末と比べて15銭前後のドル安・円高で取引を終えた。欧州市場の中盤までは115円台前半~半ばでのもみ合いとなっていたが、ニューヨーク市場ではユーロドルが月末の実需のフローやショートカバーで強含む展開となったため、このドル安が他の通貨ペアにも波及し、ドル円も弱含みとなった。また、米アトランタ地区連銀のボスティック総裁が3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)について「50ベーシスポイント(0.50%)の利上げは、私が好む政策行動ではない」と述べたと伝えられたこともドル売りの材料とされ、終盤には114円92銭付近まで下落する場面もみられた。
東京市場のドル円は115円10円銭台で動意薄。旧正月(国慶節)で香港やシンガポールなどアジアの多くの市場が休場となっており、市場参加者が限られるなか、模様眺めの様相となっている。日経平均株価は大幅高となっているものの、これによる円安の動きは限定的。きょうは豪州中央銀行(RBA)の政策金利発表を午後0時30分に控えており、声明では早期利上げの可能性が注目されているため、これも東京市場序盤における投資家の様子見姿勢の背景にあるようだ。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1222ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0050ドル前後のユーロ高・ドル安、対円では1ユーロ=129円24銭付近と同30銭前後のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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