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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は5日続落、海外株安が警戒
配信日時:2022/01/25 09:53
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 107937.11 -0.92%
24日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1004.57ポイント安(-0.92%)の107937.11で取引を終了した。108948.2から106624.3まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。インフレの高進懸念が高まっていることが嫌気され、リスク回避の売りが広がった。ボルソナーロ政権は24日、2022年の予算案に署名した。同予算案では、公務員の給与引き上げなどが盛り込まれている。2021年の財政赤字(利息除外)は約793億レアル(1兆6470億円)に上ると予測されており、一段の財政悪化懸念が警戒されている。また、海外株安や米国の大幅な利上げ懸念なども引き続き嫌気された。
【ロシア】MOEX指数 3235.28 -5.93%
24日のロシア株式市場は大幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比203.97ポイント安(-5.93%)の3235.28で取引を終了した。3426.47から3158.46まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ問題をめぐる欧米との対立が激化するとの地政学リスクの高まりが逆風となり、幅広い銘柄に売りが広がった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。ほかに、米国の大幅な利上げ観測がロシアからの資金流出懸念を高めた。
【インド】SENSEX指数 57491.51 -2.62%
24日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比1545.67ポイント安(-2.62%)の57491.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同468.05ポイント安(-2.66%)の17149.10で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株安が警戒され、インド株にも売りが広がった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日までに9日連続の売り越しとなった。このほか、米国が大幅な利上げに踏み切るとの観測がインドからの資金流出懸念を強めた。
【中国本土】上海総合指数 3524.11 +0.04%
週明け24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.54ポイント高(+0.04%)の3524.11ポイントと4日ぶりに反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスが改めて材料視された。銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」の引き下げに続き、人民銀は21日に金融調節ツールの常設貸出ファシリティ(SLF)の金利も引き下げている。24日朝方は、14日物のリバースレポ取引を再開し、市場に厚めの資金を供給した。ただ、上値は重い。 新型コロナウイルス感染再拡大の警戒感が依然としてくすぶる中、指数は安く推移する場面もみられている。
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24日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1004.57ポイント安(-0.92%)の107937.11で取引を終了した。108948.2から106624.3まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。インフレの高進懸念が高まっていることが嫌気され、リスク回避の売りが広がった。ボルソナーロ政権は24日、2022年の予算案に署名した。同予算案では、公務員の給与引き上げなどが盛り込まれている。2021年の財政赤字(利息除外)は約793億レアル(1兆6470億円)に上ると予測されており、一段の財政悪化懸念が警戒されている。また、海外株安や米国の大幅な利上げ懸念なども引き続き嫌気された。
【ロシア】MOEX指数 3235.28 -5.93%
24日のロシア株式市場は大幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比203.97ポイント安(-5.93%)の3235.28で取引を終了した。3426.47から3158.46まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ問題をめぐる欧米との対立が激化するとの地政学リスクの高まりが逆風となり、幅広い銘柄に売りが広がった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。ほかに、米国の大幅な利上げ観測がロシアからの資金流出懸念を高めた。
【インド】SENSEX指数 57491.51 -2.62%
24日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比1545.67ポイント安(-2.62%)の57491.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同468.05ポイント安(-2.66%)の17149.10で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株安が警戒され、インド株にも売りが広がった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日までに9日連続の売り越しとなった。このほか、米国が大幅な利上げに踏み切るとの観測がインドからの資金流出懸念を強めた。
【中国本土】上海総合指数 3524.11 +0.04%
週明け24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.54ポイント高(+0.04%)の3524.11ポイントと4日ぶりに反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスが改めて材料視された。銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」の引き下げに続き、人民銀は21日に金融調節ツールの常設貸出ファシリティ(SLF)の金利も引き下げている。24日朝方は、14日物のリバースレポ取引を再開し、市場に厚めの資金を供給した。ただ、上値は重い。 新型コロナウイルス感染再拡大の警戒感が依然としてくすぶる中、指数は安く推移する場面もみられている。
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