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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、景気対策への期待が高まる
配信日時:2021/12/17 10:18
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 108326.33 +0.83%
16日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比895.15ポイント高(+0.83%)の108326.33で取引を終了した。107432.6から109034.1まで上昇した。
買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。欧州市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、財政刺激策の追加期待なども支援材料。一方、追加の利上げ懸念などが引き続き指数の上値を抑えた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和を前倒しして終了させると決定したことも外資の流出懸念を強めた。
【ロシア】MOEX指数 3750.36 +0.07%
16日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比3.55%(128.54ポイント)高の3750.36で取引を終了した。3701.35から3755.07まで上昇した。
高く寄り付いた後は上げ幅をやや拡大させた。弱い経済指標に伴う景気対策への期待が高まっていることが支援材料。7-9月期の国内総生産(GDP)成長率は4.3%となり、予想の4.4%をやや下回った。また、ロシア中央銀行が17日の金融政策決定会合以降、金融引き締めを当面停止するとの見方も好感された。中銀は17日の金融政策決定会合では1%の利上げに踏み切ると予測されている。このほか、欧州市場の上昇などが買い安心感を与えた。
【インド】SENSEX指数 57901.14 +0.20%
16日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反発。前日比113.11ポイント高(+0.20%)の57901.14、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同27.00ポイント高(+0.16%)の17248.40で取引を終えた。
買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、欧州市場の上昇やハイテク関連に買いが広がったことも指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 3675.02 +0.75%
16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.39ポイント高(+0.75%)の3675.02ポイントと3日ぶりに反発した。
経済対策の期待感が支えとなる流れ。15日に開催された国務院(政府)の常務会議では、景気テコ入れに向けて、中小・零細企業に対する金融支援を強化することが決定された。また市場では、来週20日に公表される銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関し、20カ月ぶりに引き下げられるとの観測も浮上している。指数は徐々に上げ幅を広げた。
<NH>
16日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比895.15ポイント高(+0.83%)の108326.33で取引を終了した。107432.6から109034.1まで上昇した。
買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。欧州市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、財政刺激策の追加期待なども支援材料。一方、追加の利上げ懸念などが引き続き指数の上値を抑えた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和を前倒しして終了させると決定したことも外資の流出懸念を強めた。
【ロシア】MOEX指数 3750.36 +0.07%
16日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比3.55%(128.54ポイント)高の3750.36で取引を終了した。3701.35から3755.07まで上昇した。
高く寄り付いた後は上げ幅をやや拡大させた。弱い経済指標に伴う景気対策への期待が高まっていることが支援材料。7-9月期の国内総生産(GDP)成長率は4.3%となり、予想の4.4%をやや下回った。また、ロシア中央銀行が17日の金融政策決定会合以降、金融引き締めを当面停止するとの見方も好感された。中銀は17日の金融政策決定会合では1%の利上げに踏み切ると予測されている。このほか、欧州市場の上昇などが買い安心感を与えた。
【インド】SENSEX指数 57901.14 +0.20%
16日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反発。前日比113.11ポイント高(+0.20%)の57901.14、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同27.00ポイント高(+0.16%)の17248.40で取引を終えた。
買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、欧州市場の上昇やハイテク関連に買いが広がったことも指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 3675.02 +0.75%
16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比27.39ポイント高(+0.75%)の3675.02ポイントと3日ぶりに反発した。
経済対策の期待感が支えとなる流れ。15日に開催された国務院(政府)の常務会議では、景気テコ入れに向けて、中小・零細企業に対する金融支援を強化することが決定された。また市場では、来週20日に公表される銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関し、20カ月ぶりに引き下げられるとの観測も浮上している。指数は徐々に上げ幅を広げた。
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