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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、経済活動の縮小が懸念されている
配信日時:2021/12/03 09:45
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 100774.57 -1.12%
2日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比3691.67ポイント高(+3.66%)の104466.24で取引を終了した。100784.6から104466.2まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。弱い経済指標を受け、景気対策への期待が高まっていることが指数をサポート。また、米株高も支援材料となった。一方、景気後退が指数の足かせに。7-9月期の国内総生産(GDP)成長率は4.0%となり、前期の12.4%と予想の4.3%を下回った。前期比ではマイナス0.1%となり、4-6月期のマイナス0.4%に続き、前期比で2期連続でマイナス成長となった。
【ロシア】MOEX指数 3947.54 -0.30%
2日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比11.75ポイント安(-0.30%)の3947.54で取引を終了した。3972.85から3914.43まで下落した。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。新型コロナウイルス変異株(オミクロン)の世界拡散に対する懸念が高まっていることが指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。主な産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)プラスが一日当たりの原油生産量を維持するとの観測が支援材料となった。また、経済指標の改善も引き続き好感された。
【インド】SENSEX指数 58461.29 +1.35%
2日のインドSENSEX指数は続伸。前日比776.50ポイント高(+1.35%)の58461.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同234.75ポイント高(+1.37%)の17401.65で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が好感された。11月の日経製造業購買担当者景気指数(PMI)は57.6となり、前月の55.9を上回った。今年1月以来の高水準を記録。雇用市場の改善や需要増などが主に寄与したもようだ。また、景気回復ペースの加速観測なども支援材料。SBIグループは最新リポートで、2021年度のインド成長率について、9.5%まで回復すると予測した。
【中国本土】上海総合指数 3573.84 -0.09%
2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.05ポイント安(-0.09%)の3573.84ポイントと3日ぶりに反落した。
新型コロナウイルス感染拡大が不安視される流れ。欧州やアフリカ、中東などで感染が広がっている変異ウイルス「オミクロン」は、米国でも初めて感染者が確認された。渡航制限など各国が水際対策を強化する中、経済活動の縮小が懸念されている。もっとも、下値は限定的。中国経済の先行き楽観や、産業支援策の期待感などが相場を下支えした。大型株などの物色で、上海市場の代表銘柄で構成される「上海50A株指数」は0.3%高とプラス圏で取引を終えている。
<CS>
2日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比3691.67ポイント高(+3.66%)の104466.24で取引を終了した。100784.6から104466.2まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。弱い経済指標を受け、景気対策への期待が高まっていることが指数をサポート。また、米株高も支援材料となった。一方、景気後退が指数の足かせに。7-9月期の国内総生産(GDP)成長率は4.0%となり、前期の12.4%と予想の4.3%を下回った。前期比ではマイナス0.1%となり、4-6月期のマイナス0.4%に続き、前期比で2期連続でマイナス成長となった。
【ロシア】MOEX指数 3947.54 -0.30%
2日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比11.75ポイント安(-0.30%)の3947.54で取引を終了した。3972.85から3914.43まで下落した。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。新型コロナウイルス変異株(オミクロン)の世界拡散に対する懸念が高まっていることが指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。主な産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)プラスが一日当たりの原油生産量を維持するとの観測が支援材料となった。また、経済指標の改善も引き続き好感された。
【インド】SENSEX指数 58461.29 +1.35%
2日のインドSENSEX指数は続伸。前日比776.50ポイント高(+1.35%)の58461.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同234.75ポイント高(+1.37%)の17401.65で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が好感された。11月の日経製造業購買担当者景気指数(PMI)は57.6となり、前月の55.9を上回った。今年1月以来の高水準を記録。雇用市場の改善や需要増などが主に寄与したもようだ。また、景気回復ペースの加速観測なども支援材料。SBIグループは最新リポートで、2021年度のインド成長率について、9.5%まで回復すると予測した。
【中国本土】上海総合指数 3573.84 -0.09%
2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.05ポイント安(-0.09%)の3573.84ポイントと3日ぶりに反落した。
新型コロナウイルス感染拡大が不安視される流れ。欧州やアフリカ、中東などで感染が広がっている変異ウイルス「オミクロン」は、米国でも初めて感染者が確認された。渡航制限など各国が水際対策を強化する中、経済活動の縮小が懸念されている。もっとも、下値は限定的。中国経済の先行き楽観や、産業支援策の期待感などが相場を下支えした。大型株などの物色で、上海市場の代表銘柄で構成される「上海50A株指数」は0.3%高とプラス圏で取引を終えている。
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