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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反発、ブレント原油価格の上昇が好感
配信日時:2021/10/26 09:56
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 108714.55 +2.28%
25日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2418.37ポイント高(+2.28%)の108714.55で取引を終了した。106295.7から109372.00まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、海外株高なども支援材料。一方、大幅な利上げ懸念が引き続き指数の足かせとなった。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、政策金利であるセリック金利が2021年年末、22年年末まで、それぞれ8.75%、9.5%に引き上げられるという予想が出ている。また、21年年末と22年年末のインフレ予想も、それぞれ8.96%、4.40%に引き上げられた。ともに政府が設定したインフレ目標を上回っている。
【ロシア】MOEX指数 4254.98 +1.38%
25日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比58.02ポイント高(+1.38%)の4254.98で取引を終了した。4,184.74から4,254.98まで上昇した。
朝方はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ブレント原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。ブレント原油価格はこの日、1バレル当たり86米ドル(約9718円)まで上昇し、2018年以来の高値水準を更新した。また、追加ルーブル高や海外株高なども支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 60967.05 +0.24%
25日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反発。前日比145.43ポイント高(+0.24%)の60967.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同10.50ポイント高(+0.05%)の18125.40で取引を終えた。
売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまでプラス圏で推移した。企業業績の改善報告が好感された。上場企業222社は7-9月期に平均で24.1%増益だと報告されている。また、2021年度の財政赤字目標「同年度の国内総生産(GDP)の6.8%以内」が実現できるとの見方も支援材料。政府関係者はこのほど、税収の大幅増加を受け、財政赤字目標は実現できるとの見方を示した。ほかに、両指数とも前日まで4日続落しており、値ごろ感から買い戻しが優勢となった。
【中国本土】上海総合指数 3609.86 +0.76%
週明け25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比27.26ポイント高(+0.76%)の3609.86ポイントと反発している。
中国経済対策の期待感が相場を押し上げる流れ。財政部は22日、21年の専項債(公益事業向けに資金調達する特別地方債)発行枠を前倒しで消化する方針を明らかにした。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給もプラス。人民銀は25日、リバースレポ取引を通じ、満期到来分との差引で1900億人民元の資金を市場に供給した。先週後半は連日で差引900億人民元の資金供給を実施していたが、更に増額されている。また、懸念されている電力不足に関しても、政府の対策強化で改善しつつある。石炭先物価格も19日に記録したトン当たり1970人民元から、足もとでは1330人民元(↓32.5%)台に落ち着いた。
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25日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2418.37ポイント高(+2.28%)の108714.55で取引を終了した。106295.7から109372.00まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、海外株高なども支援材料。一方、大幅な利上げ懸念が引き続き指数の足かせとなった。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、政策金利であるセリック金利が2021年年末、22年年末まで、それぞれ8.75%、9.5%に引き上げられるという予想が出ている。また、21年年末と22年年末のインフレ予想も、それぞれ8.96%、4.40%に引き上げられた。ともに政府が設定したインフレ目標を上回っている。
【ロシア】MOEX指数 4254.98 +1.38%
25日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比58.02ポイント高(+1.38%)の4254.98で取引を終了した。4,184.74から4,254.98まで上昇した。
朝方はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ブレント原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。ブレント原油価格はこの日、1バレル当たり86米ドル(約9718円)まで上昇し、2018年以来の高値水準を更新した。また、追加ルーブル高や海外株高なども支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 60967.05 +0.24%
25日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反発。前日比145.43ポイント高(+0.24%)の60967.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同10.50ポイント高(+0.05%)の18125.40で取引を終えた。
売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまでプラス圏で推移した。企業業績の改善報告が好感された。上場企業222社は7-9月期に平均で24.1%増益だと報告されている。また、2021年度の財政赤字目標「同年度の国内総生産(GDP)の6.8%以内」が実現できるとの見方も支援材料。政府関係者はこのほど、税収の大幅増加を受け、財政赤字目標は実現できるとの見方を示した。ほかに、両指数とも前日まで4日続落しており、値ごろ感から買い戻しが優勢となった。
【中国本土】上海総合指数 3609.86 +0.76%
週明け25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比27.26ポイント高(+0.76%)の3609.86ポイントと反発している。
中国経済対策の期待感が相場を押し上げる流れ。財政部は22日、21年の専項債(公益事業向けに資金調達する特別地方債)発行枠を前倒しで消化する方針を明らかにした。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給もプラス。人民銀は25日、リバースレポ取引を通じ、満期到来分との差引で1900億人民元の資金を市場に供給した。先週後半は連日で差引900億人民元の資金供給を実施していたが、更に増額されている。また、懸念されている電力不足に関しても、政府の対策強化で改善しつつある。石炭先物価格も19日に記録したトン当たり1970人民元から、足もとでは1330人民元(↓32.5%)台に落ち着いた。
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