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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、中国の成長鈍化が警戒
配信日時:2021/10/19 10:02
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 114428.18 -0.19%
18日のブラジル株式市場は弱含み。主要指標のボベスパ指数は前日比219.81ポイント安(-0.19%)の114428.18で取引を終了した。114926.9から112840.5まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。最大の貿易相手国である中国の成長鈍化が警戒され、売り圧力が高まった。また、中国向けの牛肉輸出が一時停止されていることも対象銘柄の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。内需関連の上昇などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 4248.33 -0.32%
18日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比13.49ポイント安(-0.32%)の4248.33で取引を終了した。4257.83から4225.42まで下落した。
売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。中国の成長鈍化などが警戒され、輸出の伸び鈍化懸念が高まった。また、米長期金利の上昇なども圧迫材料。国内では、景気回復ペースが鈍化しているとの政府の見解が嫌気された。経済発展省はこのほど、2021年の成長率が最高4.2%だとの見方を示した。一方、原油価格の上昇などが資源セクターの支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 61765.59 +0.75%
18日のインドSENSEX指数は7営業日続伸。前日比459.64ポイント高(+0.75%)の61765.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同138.50ポイント高(+0.76%)の18477.05で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日までに4日連続の買い越しとなった。また、消費の拡大観測や企業業績の改善期待なども好感された。このほか、景気対策への期待が高まっていることが引き続き指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 3568.14 -0.12%
週明け18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.23ポイント安(-0.12%)の3568.14ポイントと反落している。
中国経済の鈍化が懸念される流れ。取引時間中に公表された中国の各種経済統計では、2021年第3四半期(7-9月)の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比4.9%にとどまり、市場予想(5.0%)と前四半期実績(7.9%)を下回った。金利高も警戒。18日の中国10年債利回りは急上昇し、約3カ月ぶりの高い水準(一時3.02%)に達した。経済の下押し圧力になると不安視されている。地方政府の不動産売却が細る中、財政悪化も危惧された。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。指標下振れを受け、中国経済対策の期待感が強まっている。指数は引けにかけて下げ幅を縮小した。
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18日のブラジル株式市場は弱含み。主要指標のボベスパ指数は前日比219.81ポイント安(-0.19%)の114428.18で取引を終了した。114926.9から112840.5まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。最大の貿易相手国である中国の成長鈍化が警戒され、売り圧力が高まった。また、中国向けの牛肉輸出が一時停止されていることも対象銘柄の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。内需関連の上昇などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 4248.33 -0.32%
18日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比13.49ポイント安(-0.32%)の4248.33で取引を終了した。4257.83から4225.42まで下落した。
売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。中国の成長鈍化などが警戒され、輸出の伸び鈍化懸念が高まった。また、米長期金利の上昇なども圧迫材料。国内では、景気回復ペースが鈍化しているとの政府の見解が嫌気された。経済発展省はこのほど、2021年の成長率が最高4.2%だとの見方を示した。一方、原油価格の上昇などが資源セクターの支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 61765.59 +0.75%
18日のインドSENSEX指数は7営業日続伸。前日比459.64ポイント高(+0.75%)の61765.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同138.50ポイント高(+0.76%)の18477.05で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日までに4日連続の買い越しとなった。また、消費の拡大観測や企業業績の改善期待なども好感された。このほか、景気対策への期待が高まっていることが引き続き指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 3568.14 -0.12%
週明け18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.23ポイント安(-0.12%)の3568.14ポイントと反落している。
中国経済の鈍化が懸念される流れ。取引時間中に公表された中国の各種経済統計では、2021年第3四半期(7-9月)の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比4.9%にとどまり、市場予想(5.0%)と前四半期実績(7.9%)を下回った。金利高も警戒。18日の中国10年債利回りは急上昇し、約3カ月ぶりの高い水準(一時3.02%)に達した。経済の下押し圧力になると不安視されている。地方政府の不動産売却が細る中、財政悪化も危惧された。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。指標下振れを受け、中国経済対策の期待感が強まっている。指数は引けにかけて下げ幅を縮小した。
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