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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、構造改革の加速観測が好感
配信日時:2021/10/14 09:41
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 113455.92 +1.14%
13日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1275.45ポイント高(+1.14%)の113455.92で取引を終了した。111807.2から114158.9まで上昇した。
売りが先行した後は買い戻され、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。構造改革の加速観測が好感された。電力や郵政事業の民営化法案が年末まで承認されると予測されているほか、燃料税の引き下げ案も年内に承認されると期待されている。また、主要な欧州市場が堅調な値動きを示したことも支援材料。一方、原油価格の下落などが足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 4243.92 -0.47%
13日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比19.88ポイント安(-0.47%)の4243.92で取引を終了した。4260.44から4189.91まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させたが、終盤はやや買い戻された。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、輸出の伸び鈍化も嫌気された。8月の輸出額は432億米ドル(約4兆8816億円)となり、前月の495億米ドルと予想の465億米ドルを下回った。一方、欧州向けの天然ガス輸出が増加するとの観測が好感された。欧州での天然ガス不足で価格は高騰しており、ロシアの天然ガス大手は輸出の拡大準備を整っていると発言した。
【インド】SENSEX指数 60737.05 +0.75%
13日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比452.74ポイント高(+0.75%)の60737.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同169.80ポイント高(+0.94%)の18161.75で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。堅調な経済指標が支援材料。8月の鉱工業生産は前年同月比で11.9%増加し、前月の増加率(同)11.5%を上回ったほか、新型コロナウイルス流行前の水準をやや上回った。また、インフレ率の低下も追加の金融緩和期待を高めた。9月のCPI上昇率は4.35%、5カ月ぶり低水準を記録した。
【中国本土】上海総合指数 3561.76 +0.42%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.83ポイント高(+0.42%)の3561.76ポイントと3日ぶりに反発している。
景気テコ入れ期待が強まる流れ。インフレ高進や電力不足を背景に、中国の景気鈍化が懸念される中、当局が追加の経済対策を打ち出すとの期待が広がった。指数は安く推移していたが、大引けにかけてプラスに転じている。なお、中国海関総署(税関)が取引時間中に公表した9月の貿易統計はまちまちの内容。輸出の伸びが上振れる一方、輸入の伸びは下振れている。相場に与える影響は限定された。
<CS>
13日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1275.45ポイント高(+1.14%)の113455.92で取引を終了した。111807.2から114158.9まで上昇した。
売りが先行した後は買い戻され、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。構造改革の加速観測が好感された。電力や郵政事業の民営化法案が年末まで承認されると予測されているほか、燃料税の引き下げ案も年内に承認されると期待されている。また、主要な欧州市場が堅調な値動きを示したことも支援材料。一方、原油価格の下落などが足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 4243.92 -0.47%
13日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比19.88ポイント安(-0.47%)の4243.92で取引を終了した。4260.44から4189.91まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させたが、終盤はやや買い戻された。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、輸出の伸び鈍化も嫌気された。8月の輸出額は432億米ドル(約4兆8816億円)となり、前月の495億米ドルと予想の465億米ドルを下回った。一方、欧州向けの天然ガス輸出が増加するとの観測が好感された。欧州での天然ガス不足で価格は高騰しており、ロシアの天然ガス大手は輸出の拡大準備を整っていると発言した。
【インド】SENSEX指数 60737.05 +0.75%
13日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比452.74ポイント高(+0.75%)の60737.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同169.80ポイント高(+0.94%)の18161.75で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。堅調な経済指標が支援材料。8月の鉱工業生産は前年同月比で11.9%増加し、前月の増加率(同)11.5%を上回ったほか、新型コロナウイルス流行前の水準をやや上回った。また、インフレ率の低下も追加の金融緩和期待を高めた。9月のCPI上昇率は4.35%、5カ月ぶり低水準を記録した。
【中国本土】上海総合指数 3561.76 +0.42%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.83ポイント高(+0.42%)の3561.76ポイントと3日ぶりに反発している。
景気テコ入れ期待が強まる流れ。インフレ高進や電力不足を背景に、中国の景気鈍化が懸念される中、当局が追加の経済対策を打ち出すとの期待が広がった。指数は安く推移していたが、大引けにかけてプラスに転じている。なお、中国海関総署(税関)が取引時間中に公表した9月の貿易統計はまちまちの内容。輸出の伸びが上振れる一方、輸入の伸びは下振れている。相場に与える影響は限定された。
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