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NY金は1700~1800ドルのレンジを想定 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

配信日時:2021/10/01 09:25 配信元:FISCO
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『NY金は1700~1800ドルのレンジを想定』と述べています。

米連邦準備制度理事会(FRB)が21、22日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)について、『市場の予想通り、政策金利を年0~0.25%に据え置き、量的緩和策で米国債などを買い入れるペースを月額1200億ドルで維持することも決定した』と伝えています。

政策金利見通し(ドット・プロット)については、『FOMC参加者の政策金利見通し分布(ドット・プロット)は「中央値」ながら、22年に1回、23年に3回、24には3回と、粛々と利上げが進んでいく道筋を示した。事実上のゼロ金利解除は6月予想の23年から1年前倒しされた』と解説しています。

一方、『パウエルFRB議長は来年中ごろにテーパリングを完了するとの見通しを示す一方で、これが利上げの接近を意味しないことを改めて強調した』と言及しています。

また、『週明け27日、強気の経済見通しとタカ派に傾いた今回のFOMCを受けて、米長期金利が一時1.5%に急騰し、ドルインデックスは8月19日以来の93.4ポイントに上昇した。ただ、NY金は金利高・ドル高でも1750ドル台を維持した。中国恒大のデフォルト懸念や米連邦政府の「債務上限」問題がリスクとして意識されているようだ。重要イベントを前にポジション整理が進んだようだが、ここから増加に転じるかどうか注目したい』と述べています。

陳さんは、『テーパリングへの言及から1800ドルを越えて買い上げていく材料には乏しい。逆に、不透明要因を勘案すれば1700ドルより下を売り込むこともためらわれる』と考察しています。
こうしたことから、NY金について、『1700~1800ドルのレンジで推移しそうだ』と予想しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月29日付「NY金は1700~1800ドルのレンジを想定」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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