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NYの視点:米9月ダラス連銀製造業指数は予想外に悪化、コスト上昇や人手不足が主要な課題

配信日時:2021/09/28 07:40 配信元:FISCO
最新の米9月ダラス連銀製造業活動指数は4.6と、8月9.0から上昇予想に反し低下し昨年7月来で最低となった。重要な項目である新規受注が減少。

回答者によると、ビジネスがコロナ以前の水準に回復する兆候が見られているという。ただ、材料費の高騰で販売価格引き上げに繋がると指摘。また、需要増加に十分な人員が確保できず、人手不足、材料の不足や価格高騰が依然主要問題となっていると指摘されている。

■9月ダラス連銀製造業活動指数:4.6(8月9.0)
見通し:-2.8(11.5)
生産:24.2(20.8)
設備稼働:24.5(21.7)
新規受注9.5(15.6)
受注伸び率:2.5(10.7)
Unfilled orders:14.9(22.6)
Shipment:18.7(15.2)
Delivery time:21.4(19.5)
原材料仕入れ価格:80.4(74.9)
販売価格:44(38.1)
賃金:42.7(43.4)
雇用:26.3(21.9)
週労働時間:20.4(24.3)
見通し不透明性:23.3(21.1)

6カ月先
ビジネス活動:11.5(15.1)
見通し:12.7(17.6)
生産:41.8(44.3)
設備稼働:31.9(38.1)
新規受注33.4(40.7)
受注伸び率:25.9(29)
原材料仕入れ価格:55.3(55.7)
販売価格:44.6(39.8)
賃金:50.4(60.6)
雇用:49.8(44.5)
週労働時間:18.6(13.9)




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