みんかぶニュース 為替・FX

午後:債券サマリー 先物は小幅続落、米金利上昇が影響

配信日時:2021/09/13 15:38 配信元:MINKABU
 13日の債券市場で、きょうから中心限月となった先物12月限は小幅続落。米債券安(金利は上昇)を受けた売りは朝方で一巡したが、戻りの鈍さは否めなかった。  前週末10日に発表された8月の米卸売物価指数(PPI)が前年同月比8.3%上昇と前月の伸び率(7.8%上昇)から加速し、市場予想(8.2%程度の上昇)も上回ったことで、同日の米債券市場はインフレ圧力の強さを意識。米長期金利が上昇した流れが東京市場に波及するかたちで、債券先物は売り優勢でスタートした。ただ、この日は日銀の国債買いオペや財務省の国債入札がなく、国内での手掛かり材料に乏しいことから売り一巡後は模様眺めムードが台頭。あす14日の流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)や16日の20年債入札を控えていることも動きにくさにつながり、下値を売り込む動きはみられなかった。  先物12月限の終値は前週末比3銭安の151円79銭。先物9月限の終値は前週末に比べて横ばいの151円86銭となった。なお、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時過ぎ時点でまだ取引が成立していない。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ