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午前:債券サマリー 先物は続伸、長期金利0.035%で横ばい

配信日時:2021/09/10 11:57 配信元:MINKABU
 10日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は小幅続伸。欧米長期金利の低下(価格は上昇)が影響し、東京市場も買いが優勢だった。  債券先物は買い先行でスタート。欧州中央銀行(ECB)が9日の理事会で、新型コロナウイルス対応で導入した緊急購入枠の購入ペースの縮小を決めた。これに対して、ラガルド総裁が「テーパリングではない」と明言したことを受け、同日の欧米債券相場が上昇した流れを引き継いだ。ただ、この日の日経平均株価が堅調に推移したことが重荷となり買い一巡後はやや上昇幅が縮小しており、上値は限定的だった。なお、この日は国債入札や、国債買い入れオペといった需給面の材料が予定されていない。  午前11時の先物9月限の終値は前日に比べ2銭高の151円90銭だった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比横ばいの0.035%だった。 出所:MINKABU PRESS

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