注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 日経平均は499円安、寄り後は下げ幅拡大 *09:10JST 日経平均は499円安、寄り後は下げ幅拡大 日経平均は499円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均は昨日までの3日続伸で1400円近く上げていることから戻り待ちの売りが出やすかった。また、海外市場で米長期金利が高止まっていることに加え、明日は日銀金融政策決定会合の結果が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちとなる中、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1%を超す上昇となったことが、東京市場で半導体関連株の株価を支える要因となった。また、為替介入への警戒感は継続しているが、外為市場で1ドル=155円20銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支えた。さらに、内外主要企業の決算発表が本格化しており、好決算や好業績への期待感が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。 <SK> 2024/04/25 09:10 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:サイバーや航空電子などに注目 *09:05JST 個別銘柄戦略:サイバーや航空電子などに注目 昨日24日の米株式市場でNYダウは42.77ドル安の38,460.92、ナスダック総合指数は16.11pt高の15,712.75、シカゴ日経225先物は大阪日中比255円安の38185円。為替は1ドル=155.20-30円。今日の東京市場では、24年3月期業績見込みを上方修正した名古屋銀<8522>、大垣銀<8361>、第1四半期営業利益が5.2%減となったキヤノン<7751>、上期営業利益が56.0%増となったサイバー<4751>、25年3月期営業利益が41.1%増予想と発表した高純度化<4973>、25年3月期営業利益が17.9%増予想で発行済株式数の23.83%の自社株消却を発表した航空電子<6807>、東証スタンダードでは、25年3月期営業利益が75.9%増予想と発表した75%増予想と発表したFDK<6955>、経営コンサルティング企業と業務資本提携すると発表したNo.1<3562>、中国企業と製造委託基本契約を締結すると発表した倉元<5216>などが物色されそうだ。一方、24年3月期業績見込みを下方修正したエンプラス<6961>、24年12月期売上高・営業利益予想は上方修正だが純利益予想を下方修正したフューチャー<4722>、25年3月期営業利益が14.7%減予想で整合規格不準拠の試験実施の疑義を発表したファナック<6954>、25年3月期営業利益が9.1%減予想と発表したメタウォーター<9551>、東証スタンダードでは、25年3月期営業53.4%減予想と発表した日鋳造<5609>、同じく7.0%減予想と発表したトリニ工<6382>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2024/04/25 09:05 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別対応に~ *08:58JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別対応に~ 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■決算を手掛かりとした個別対応に■パナソニック、24/3下方修正 営業利益 3600億円←4000億円■前場の注目材料:島津製作所、中東・アフリカで「石化向け分析装置」拡販、UAE拠点を拡張■決算を手掛かりとした個別対応に25日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、こう着感が強まりやすい相場展開になりそうだ。24日の米国市場は、NYダウが42ドル安、ナスダックは16ポイント高だった。テキサス・インスツルメンツの決算を好感し、半導体セクターの一角に買い戻しの動きが見られた。その後、今週実施されている過去最大規模の国債入札を材料にした長期金利上昇が警戒された。シカゴ日経225先物は大阪比255円安の38185円。円相場は1ドル155円20銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。メタ・プラットフォームズは取引終了後に第1四半期決算を発表。1株利益が予想を上回ったが第2四半期の見通しが嫌気され、時間外取引で15%超の急落となった。IBMの決算を受けて8%近く下落して推移しており、ハイテクセクターへの重荷になりそうだ。国内外で主要企業の決算発表が本格化してきたことで、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいところだろう。日経225先物はナイトセッションで一時38000円を下回る場面も見られたが、75日線水準での底堅さが見られていた。昨日の日経平均株価は、900円超の上昇で75日線を突破してきた。本日は利食いに押される格好になりそうだが、同線での底堅さが意識されてくるようだと、押し目待ち狙いの動きもみられそうである。日銀の金融政策決定会合の結果待ちとなろうが、為替市場では1ドル=155円台に突入してきており、介入に踏み切るボーダーラインとみられる水準を越えてきた。為替介入は想定されているところであり、売り込まれる局面では押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。もっとも、25日の米国ではアルファベットとマイクロソフトの決算発表が控えている。大型テック株の決算に大きく振らされやすい需給状況であるため、短期的な売買にとどまりそうである。決算を手掛かりとした個別対応に向かわせるなか、昨夕発表の決算では、大真空<6962>、シーユーシー<9158>、フューチャー<4722>、FDK<6955>、桜ゴム<5189>、なとり<2922>、高純度化<4973>、ビープラッツ<4381>、トランスG<2342>、航空電子<6807>などが注目される。■パナソニック、24/3下方修正 営業利益 3600億円←4000億円パナソニック<6752>は2024年3月期業績予想の修正を発表。売上高は為替が想定よりも円安で推移したことなどにより、8兆4000億円から8兆5000億円に上方修正した。一方で、営業利益を4000億円から3600億円に下方修正している。エナジーの車載電池事業において過去の製造不具合品対応に関する引当計上があったこと、また、その他の損益として、オートモーティブの一部の事業に関連するのれん減損損失(約100億円)を計上したことや、持分法損益の悪化及び構造改革費用の増加があったため。■前場の注目材料・日経平均は上昇(38460.08、+907.92)・ナスダック総合指数は上昇(15712.75、+16.11)・1ドル=155.30-40円・SOX指数は上昇(4526.20、+47.40)・米国のインフレ沈静化期待・東証による企業価値向上の要請・島津製作所<7701>中東・アフリカで「石化向け分析装置」拡販、UAE拠点を拡張・ニデック<6594>大型M&A照準、永守氏「1兆円規模も可能」・マクセル<6810>AIで退職リスク予測、失調など適切に対処・日本航空<9201>EBIT3000億円へ、鳥取社長「若い人が挑戦できる会社に」・日立<6501>日立エナジー、変圧器増産で2300億円投資、北欧に新工場・旭化成<3407>カナダにリチウム電池用セパレーター新工場・IHI<7013>IHI原動機、燃料消費率データ改ざん、舶用・陸用エンジン・三井物産<8031>米でサイバー対策参入、現地社に出資、日系照準・デンカ<4061>三菱商事と太陽電池炭素材料で提携、品質向上・量産推進・三菱電機<6503>FA関連攻勢、ショールーム刷新、曲線リニア搬送機器投入・日本信号<6741>双日からインドネシア鉄道事業の第2期も受注・日揮HD<1963>英ファンドに出資、脱炭素技術の提案強化・ナブテスコ<6268>米に技術革新拠点・パナソニックHD <6752>サイクルテックがリコール、電動自転車用バッテリーパック14万個回収・NEC<6701>宇宙新興に出資、英ファンド通じ協業推進・住友化学<4005>医療機器向け開拓、スーパーエンプラ提案・大阪ガス<9532>韓国SKと脱炭素で共同検討、eメタン利活用など・日本ゼオン<4205>川崎工場に共創イノベ拠点、リチウム電池材料を拡充・住友ゴム<5110>東レと、車いす用可搬スロープで開発契約、軽量・高耐久の次世代型・住友化学<4005>韓国に半導体薬品工場、材料研究開発拠点も新設・三菱ケミカルG<4188>成長へ具体策、石化、脱炭素で付加価値創出・戸田建設<1860>シェルターとOEM生産契約、木質耐火部材で☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・特になし <ST> 2024/04/25 08:58 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し *08:07JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に166円23銭(2024/4/24)まで上昇。米ドル高・円安の進行を受けて、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの6月利下げ観測・中東情勢の進展は予測困難、ユーロ圏経済の減速懸念・日本銀行は政策金利を0.00-0.10%に引き上げ【ユーロ買い要因】・欧州の景気回復期待・日本銀行は緩和的な金融環境を長期間維持する計画・米欧金利差縮小の可能性 <CS> 2024/04/25 08:07 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇で円買いは抑制される可能性 *08:05JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇で円買いは抑制される可能性 24日のドル・円は、東京市場では154円73銭から154円97銭まで上昇。欧米市場では154円81銭まで売られた後、一時155円37銭まで上昇し、155円36銭で取引終了。本日25日のドル・円は主に155円台で推移か。米長期金利の上昇を受けて、ドル売り・円買いは抑制される可能性がある。ロイター報道によると、自民党の越智衆議院議員(党金融調査会幹事長)は4月24日、「為替の水準について自民党内で議論は盛り上がっていないが、160円、170円となってくると、経済政策運営の担当者が追加の円安対策など何か手を打たなければならないと考えるかもしれない」、「今は動向を注視し経済への影響を見極める局面」との見方を伝えた。この発言を受けて市場参加者の間からは「為替介入が行われるのは1ドル=160円超の水準ではないか」との声が聞かれている。日本銀行金融政策決定会合で金融政策の現状維持が決まった場合、一部の市場参加者は「ドル買い・円売りが加速し、月内に160円到達もあり得る」と見ている。 <CS> 2024/04/25 08:05 注目トピックス 市況・概況 24日の米国市場ダイジェスト:NYダウは42ドル安、ハイテクが下支え *07:58JST 24日の米国市場ダイジェスト:NYダウは42ドル安、ハイテクが下支え ■NY株式:NYダウは42ドル安、ハイテクが下支え米国株式市場はまちまち。ダウ平均は42.77ドル安の38,460.92ドル、ナスダックは16.11ポイント高の15,712.75で取引を終了した。半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツ(TXN)の決算を好感し、半導体セクターの買戻しが加速し、寄り付き後、上昇。その後、今週実施されている過去最大規模の国債入札を材料にした長期金利上昇が警戒され失速、相場は一時下落に転じた。終盤にかけ、ハイテクの押し目買いに相場は持ち直したがダウは下落を消せずまちまちで終了。セクター別では、自動車・自動車部品や食品・飲料・タバコが上昇した一方で、運輸が下落した。半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツ(TXN)は昨日引け後に発表した決算で、第2四半期の売上高見通しが予想を上回り大きく買われた。玩具メーカーのハズブロ(HAS)は第1四半期決算で在庫状況の改善、コスト削減が奏功し利益率の上昇が好感され、上昇。医薬品メーカーのバイオジェン(BIIB)は第1四半期決算でアルツハイマー型認知症治療薬の伸びがけん引し調整後の1株利益が予想を上回り、上昇。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は低価格モデルを巡る需要増を見込みアナリストが投資判断を引き上げ、上昇した。クレジットカード会社のビザ(V)は1-3月期決算でカード支出が強く、利益が予想を上回り、上昇。航空機メーカーのボーイング(BA)は格付け会社のムーディーズが同社の格付けをジャンク級まで1段階の水準まで引き下げ、見通しをネガティブとしたため売られた。管理医療会社のヒューマナ(HUM)はコストの上昇を理由に25年の見通しを撤回したことが警戒され、下落。ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は取引終了後に第1四半期決算を発表。1株利益が予想を上回ったが第2四半期の見通しが嫌気され、時間外取引で売られている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:予想を上回る米経済指標で金利上昇、ドル反発24日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円80銭から155円37銭まで上昇し、155円36銭で引けた。米3月耐久財受注速報値が予想以上に伸びが拡大したほか、過去最大規模の入札実施を受けて長期金利上昇に伴うドル買いに拍車がかかり、さらに心理的節目を突破したためさらにドル買いが加速した。ユーロ・ドルは1.0678ドルへ下落後、1.0707ドルまで上昇し、1.068ドル引けた。ユーロ・円は、165円44銭から166円22銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2426ドルから1.2470ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9153フランへ上昇後、0.9120フランまで下落した。■NY原油:弱含みで82.81ドル、ドル高を受けて伸び悩むNY原油先物6月限は弱含み(NYMEX原油6月限終値:82.81 ↓0.55)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比-0.55ドルの82.81ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは82.44ドル-83.71ドル。アジア市場で83.71ドルまで買われたが、ドル高を受けて伸び悩み、米国市場の後半にかけて82.44ドルまで値下がり。通常取引終了後の時間外取引では82.60ドルを挟んだ水準で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  38.32ドル   -0.05ドル(-0.13%)モルガン・スタンレー(MS) 93.85ドル   +0.09ドル(+0.09%)ゴールドマン・サックス(GS)423.04ドル  -0.96ドル(-0.22%)インテル(INTC)        34.50ドル   +0.22ドル(+0.64%)アップル(AAPL)        169.02ドル  +2.12ドル(+1.27%)アルファベット(GOOG)    161.10ドル  +1.18ドル(+0.73%)メタ(META)           493.50ドル  -2.60ドル(-0.52%)キャタピラー(CAT)      363.52ドル  +0.27ドル(+0.07%)アルコア(AA)         36.08ドル   +0.02ドル(+0.05%)ウォルマート(WMT)      59.87ドル   +0.78ドル(+1.32%) <ST> 2024/04/25 07:58 注目トピックス 市況・概況 NY原油:弱含みで82.81ドル、ドル高を受けて伸び悩む *07:32JST NY原油:弱含みで82.81ドル、ドル高を受けて伸び悩む NY原油先物6月限は弱含み(NYMEX原油6月限終値:82.81 ↓0.55)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比-0.55ドルの82.81ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは82.44ドル-83.71ドル。アジア市場で83.71ドルまで買われたが、ドル高を受けて伸び悩み、米国市場の後半にかけて82.44ドルまで値下がり。通常取引終了後の時間外取引では82.60ドルを挟んだ水準で推移。 <CS> 2024/04/25 07:32 注目トピックス 市況・概況 NY金:弱含みで2338.40ドル、ドル高を意識した相場展開に *07:30JST NY金:弱含みで2338.40ドル、ドル高を意識した相場展開に NY金先物6月限は弱含み(COMEX金6月限終値:2338.40 ↓3.70)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比-3.70ドルの2338.40ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2324.80-2350.90ドル。ドル高を意識してロンドン市場で2324.80ドルまで売られたが、米国市場の後半にかけて2350.90ドルまで反発。ただ、上値の重さは消えず、通常取引終了後の時間外取引では主に2333ドルを挟んだ水準で推移した。 <CS> 2024/04/25 07:30 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:トルコ中央銀行が政策金利発表 米GDP速報値、米中古住宅販売成約指数など *06:30JST 今日の注目スケジュール:トルコ中央銀行が政策金利発表 米GDP速報値、米中古住宅販売成約指数など <国内>08:50 対外・対内証券投資(先週)14:00 景気先行CI指数(2月)  111.814:00 景気一致指数(2月)  110.914:30 東京地区百貨店売上高(3月)  18.5%14:30 全国百貨店売上高(3月)  14.0%日銀政策委員会・金融政策決定会合(1日目)コージンバイオが東証グロースに新規上場(公開価格:1900円)<海外>08:00 韓・GDP(1-3月) 2.6% 2.2%17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)  0.23%20:00 ブ・FGV建設コスト(4月)  0.24%20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表 50.00% 50.00%21:30 米・卸売在庫(3月) 0.2% 0.5%21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)  21.2万件21:30 米・GDP速報値(1-3月) 2.0% 3.4%23:00 米・中古住宅販売成約指数(3月) 1.0% 1.6%中・北京国際自動車ショー(5月4日まで)米・7年債入札注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2024/04/25 06:30 注目トピックス 市況・概況 NY為替:予想を上回る米経済指標で金利上昇、ドル反発 *06:26JST NY為替:予想を上回る米経済指標で金利上昇、ドル反発 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円80銭から155円37銭まで上昇し、155円36銭で引けた。米3月耐久財受注速報値が予想以上に伸びが拡大したほか、過去最大規模の入札実施を受けて長期金利上昇に伴うドル買いに拍車がかかり、さらに心理的節目を突破したためさらにドル買いが加速した。ユーロ・ドルは1.0678ドルへ下落後、1.0707ドルまで上昇し、1.068ドル引けた。ユーロ・円は、165円44銭から166円22銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2426ドルから1.2470ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9153フランへ上昇後、0.9120フランまで下落した。 <MK> 2024/04/25 06:26 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウは42ドル安、ハイテクが下支え *05:48JST NY株式:NYダウは42ドル安、ハイテクが下支え 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は42.77ドル安の38,460.92ドル、ナスダックは16.11ポイント高の15,712.75で取引を終了した。半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツ(TXN)の決算を好感し、半導体セクターの買戻しが加速し、寄り付き後、上昇。その後、今週実施されている過去最大規模の国債入札を材料にした長期金利上昇が警戒され失速、相場は一時下落に転じた。終盤にかけ、ハイテクの押し目買いに相場は持ち直したがダウは下落を消せずまちまちで終了。セクター別では、自動車・自動車部品や食品・飲料・タバコが上昇した一方で、運輸が下落した。半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツ(TXN)は昨日引け後に発表した決算で、第2四半期の売上高見通しが予想を上回り大きく買われた。玩具メーカーのハズブロ(HAS)は第1四半期決算で在庫状況の改善、コスト削減が奏功し利益率の上昇が好感され、上昇。医薬品メーカーのバイオジェン(BIIB)は第1四半期決算でアルツハイマー型認知症治療薬の伸びがけん引し調整後の1株利益が予想を上回り、上昇。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は低価格モデルを巡る需要増を見込みアナリストが投資判断を引き上げ、上昇した。クレジットカード会社のビザ(V)は1-3月期決算でカード支出が強く、利益が予想を上回り、上昇。航空機メーカーのボーイング(BA)は格付け会社のムーディーズが同社の格付けをジャンク級まで1段階の水準まで引き下げ、見通しをネガティブとしたため売られた。管理医療会社のヒューマナ(HUM)はコストの上昇を理由に25年の見通しを撤回したことが警戒され、下落。ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は取引終了後に第1四半期決算を発表。1株利益が予想を上回ったが第2四半期の見通しが嫌気され、時間外取引で売られている。(Horiko Capital Management LLC) <ST> 2024/04/25 05:48 注目トピックス 市況・概況 4月24日のNY為替概況 *04:10JST 4月24日のNY為替概況 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円80銭から155円37銭まで上昇し、引けた。米3月耐久財受注速報値が予想以上に伸びが拡大し長期金利上昇に伴うドル買いに拍車がかかり、さらに心理的節目を突破したためさらにドル買いが加速した。ユーロ・ドルは1.0678ドルへ下落後、1.0702ドルまで上昇し、引けた。ユーロ・円は、165円44銭から166円164銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2426ドルから1.2459ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9153フランへ上昇後、0.9120フランまで下落した。[経済指標]・米・3月耐久財受注速報値:前月比+2.6%(予想:+2.5%、2月:+0.7%←+1.3%)・米・3月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+0.2%(予想:+0.2%、2月:+1.1%←+0.3%)・米・3月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+0.2%(予想:+0.2%、2月:-0.6%) <KY> 2024/04/25 04:10 注目トピックス 市況・概況 [通貨オプション]OP買い、レンジ突破織り込む *03:35JST [通貨オプション]OP買い、レンジ突破織り込む ドル・円オプション市場で変動率は上昇。相場のレンジ突破を織り込むオプション買いが一段と強まった。リスクリバーサルはまちまち。介入警戒感などに1カ月物から6カ月物までドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが優勢となった。1年物は円先安観に伴う円プット買いが円コール買いを上回った。■変動率・1カ月物8.64%⇒9.25%(08年/24=31.044%)・3カ月物8.66%⇒8.92%(08年10/24=31.044%)・6カ月物8.96%⇒9.08%(08年10/24=25.50%)・1年物9.21%⇒9.23%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.61%⇒+1.63%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+1.33%⇒+1.34%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.99%⇒+1.01%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.49%⇒+0.48%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2024/04/25 03:35 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル・円155.34円まで、155円突破で勢い、日本当局の円安是正介入の可能性睨む *02:42JST NY外為:ドル・円155.34円まで、155円突破で勢い、日本当局の円安是正介入の可能性睨む NY外為市場でドル・円は155円34銭まで上昇し、34年ぶりの円安・ドル高を引き続き更新する動きとなった。心理的節目155円を突破したためオプションバリアー絡みの円売り、ドル買いに拍車がかかった可能性がある。また、市場は日本当局の円安是正介入の水準を試している可能性もある。 <KY> 2024/04/25 02:42 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル・円155円台維持、ドル堅調、過去最高規模の米5年債入札後 *02:20JST NY外為:ドル・円155円台維持、ドル堅調、過去最高規模の米5年債入札後 米財務省は過去最高700億ドル規模の5年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは4.659%。テイルはプラス0.4ベーシスポイント(BPs)。6か月平均は0.5BPsだった。応札倍率は2.39倍と過去6回入札平均の2.41倍を下回り需要は弱かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は65.74%と、過去6回入札平均の65.4%を上回った。入札結果を受けて米国債相場は軟調推移を継続。10年債利回りは4.65%で推移した。ドル・円は155円12銭と34年ぶりの円安・ドル高付近で推移した。 <KY> 2024/04/25 02:20 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル・円155円台で推移、日本当局の円安是正介入の可能性探る *00:34JST NY外為:ドル・円155円台で推移、日本当局の円安是正介入の可能性探る NY外為市場でドル・円は155円17銭まで上昇し、34年ぶりの円安・ドル高更新したのちも155円00-05銭と堅調推移が続いた。米国の利下げ先送り観測が強まり日米金利差拡大観測が円売り、ドル買いに拍車をかけた。市場は日本当局の円安是正介入の可能性を探る慎重な展開となっている。ユーロ・円は165円88銭まで上昇し2008年12月来の円安・ユーロ高更新後も165円71銭で高止まり。ポンド・円は192円96銭まで上昇。 <KY> 2024/04/25 00:34 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】カナダ・2月小売売上高、予想外に2カ月連続マイナスでカナダドル売り加速 *22:31JST 【市場反応】カナダ・2月小売売上高、予想外に2カ月連続マイナスでカナダドル売り加速 カナダ2月小売売上高は前月比―0.1%と予想外に1月-0.3%に続き2カ月連続のマイナスとなった。低調な結果を受けてカナダドル売りが加速。ドル・カナダは1.3680カナダドルから1.3723カナダドルまで上昇し22日来の高値を更新した。カナダ・円は113円30銭から112円86銭まで下落した。【経済指標】・カナダ・2月小売売上高:前月比―0.1%(予想:+0.1%、1月:-0.3%) <KY> 2024/04/24 22:31 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米・3月耐久財受注速報値、予想上回る、ドル反発 *21:58JST 【市場反応】米・3月耐久財受注速報値、予想上回る、ドル反発 米商務省が発表した3月耐久財受注速報値は前月比+2.6%となった。伸びは2月+0.7%から拡大し、昨年11月来で最大。変動の激しい輸送用機器除いた同月耐久財受注速報値は前月比+0.2%と、伸びは予想を上回り昨年11月来で最大となった。国内総生産(GDP)算出に使用される同月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値は前月比+0.2%。2月-0.6%からプラスに改善した。米国債相場は反落。10年債利回りは4.652%まで上昇し4月18日来の高水準となった。ドル買いも優勢となり、ドル・円は一時155円17銭まで上昇し、34年ぶりの円安・ドル高更新後も155円付近で推移。ユーロ・ドルは1.0693ドルから1.0678ドルまで下落した。【経済指標】・米・3月耐久財受注速報値:前月比+2.6%(予想:+2.5%、2月:+0.7%←+1.3%)・米・3月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+0.2%(予想:+0.2%、2月:+1.1%←+0.3%)・米・3月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+0.2%(予想:+0.2%、2月:-0.6%) <KY> 2024/04/24 21:58 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は154円90銭台、節目控え攻防 *20:11JST 欧州為替:ドル・円は154円90銭台、節目控え攻防 欧州市場でドル・円は154円90銭台と、高値圏でのもみ合いが続く。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的金融政策を見込んだドル買いに振れやすい。一方で、節目の155円を控えオプション絡みの防戦売りが強まり、ドルの一段の上値を抑える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円86銭から154円93銭、ユーロ・円は165円43銭から165円64銭、ユーロ・ドルは1.0680ドルから1.0692ドル。 <TY> 2024/04/24 20:11 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は高値圏、ドル買い地合い継続 *19:09JST 欧州為替:ドル・円は高値圏、ドル買い地合い継続 欧州市場でドル・円は154円90銭台と、高値圏でのもみ合い。米10年債利回りの緩やかな上昇基調でドル買いに振れやすく、主要通貨は対ドルで下押しされる展開に。一方、欧州株式市場で主要指数は上げ渋り、クロス円は円売り縮小でやや値を下げた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円86銭から154円93銭、ユーロ・円は165円43銭から165円64銭、ユーロ・ドルは1.0680ドルから1.0692ドル。 <TY> 2024/04/24 19:09 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:3日続落、5日線が下向き転換 *18:15JST 日経平均テクニカル:3日続落、5日線が下向き転換 24日の日経平均は3日続伸した。上向きに転じた5日移動平均線やその上で右肩上がりを続ける75日線を上回る高値引けで地合いの改善を示唆した。ローソク足はマドを空けて大陽線で終了。上ヒゲがなく下ヒゲ14.45円で陽の丸坊主に近い形状を描き、強い買い圧力を窺わせた。一方、一目均衡表では株価は雲中で推移。転換線と基準線がともに横ばいを続けたことから、もみ合い相場入りの可能性が意識される。 <CS> 2024/04/24 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は底堅い、155円を目指す *18:07JST 欧州為替:ドル・円は底堅い、155円を目指す 欧州市場でドル・円は底堅く推移し、154円86銭まで失速後は154円93銭まで小幅に値を上げた。155円付近での売りが強く下押しされやすいものの、米10年債利回りの上昇基調でドル買いに振れやすい。欧州株はおおむね堅調で、円買いは後退している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円86銭から154円93銭、ユーロ・円は165円43銭から165円64銭、ユーロ・ドルは1.0680ドルから1.0692ドル。 <TY> 2024/04/24 18:07 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、クロス円に連れ高も節目155円を意識 *17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、クロス円に連れ高も節目155円を意識 24日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。引き締め的な米金融政策の継続が見込まれるなか、クロス円に追随した値動きとなる見通し。ただ、節目の155円を控え、日本の為替介入への警戒感がドルの一段の上値を抑えそうだ。前日発表された米PMIは製造業、サービス業とも前回を下回り、引き締め的な金融政策への期待の一服でドル売り先行。ユーロ圏経済は回復の度合いを強め、ユーロ・ドルは1.07ドル台に持ち直した。一方、クロス円に追随しドル・円は155円を目指す展開となったが、日本の円安けん制により154円後半で伸び悩んだ。本日アジア市場もそうした流れを受け継ぎ、ドル・円はクロス円に連れ高も上値の重さが意識された。この後の海外市場は日米金融政策にらみ。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策が見込まれるなか、今週のコアPCE価格指数は高止まりが予想されドルは売りづらい展開となりそうだ。一方、日銀は25-26日の金融政策決定会合でインフレ見通しを上方修正する可能性はあるが、ドル・円は豪ドル・円などに連れ高が見込まれる。ただ、引き続き日本の為替介入が警戒され根強い円買い圧力がドルの上値を抑えるとみる。【今日の欧米市場の予定】・17:00 独・4月IFO企業景況感指数(予想:88.8、3月:87.8)・21:30 米・3月耐久財受注速報値(前月比予想:+2.5%、2月:+1.3%)・21:30 カナダ・2月小売売上高(前月比予想:+0.1%、1月:-0.3%)・02:00 米財務省・5年債入札 <CS> 2024/04/24 17:25 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はじり高、夕方は155円に接近 *17:19JST 東京為替:ドル・円はじり高、夕方は155円に接近 24日の東京市場でドル・円はじり高。米10年債利回りの失速でドル売りが先行し、早朝に154円73銭まで失速。ただ、豪ドル・円などクロス円の強含みに追随しドルは上昇基調に。日本の為替介入は警戒されるものの、ドルは夕方に154円96銭まで上昇した。・ユーロ・円は165円84銭から165円45銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.0718ドルから1.0685ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値37,871.92円、高値38,460.08円、安値37,857.47円、終値38,460.08円(前日比907.92円高)・17時時点:ドル円154円90-00銭、ユーロ・円165円60-70銭【要人発言】・ナーゲル独連銀総裁「インフレは賃金上昇の継続的な力強さから高止まりしている」「6月の利下げがサイクルの開始につながるとは限らない」【経済指標】・NZ・3月貿易収支:+5.88億NZドル(2月:-3.15億NZドル←-2.18億NZドル)・豪・1-3月期消費者物価指数:前年比+3.6%(予想:+3.5%、10-12月期:+4.1%)・豪・3月消費者物価指数:前年比+3.5%(予想:+3.4%、2月:+3.4%)・独・4月IFO企業景況感指数:89.4(予想:88.8、3月:87.9←87.8) <TY> 2024/04/24 17:19 注目トピックス 市況・概況 24日の日本国債市場概況:債券先物は144円21銭で終了 *16:27JST 24日の日本国債市場概況:債券先物は144円21銭で終了 <円債市場>長期国債先物2024年6月限寄付144円28銭 高値144円31銭 安値144円15銭 引け144円21銭売買高総計18756枚2年 460回  0.300%5年 167回  0.494%10年 374回  0.885%20年 188回  1.656%債券先物6月限は、144円28銭で取引を開始。米国の4月PMI速報値の悪化を受けた金利低下にともない買いが先行したとみられ、144円31銭まで上げた。その後、日銀の定例国債買い入れオペは、金額据え置きも結果は弱めとの見方や、円安がさらに進行したことで売りが優勢になり、144円15銭まで下げた。現物債の取引では、2年債と5年債が売られ、10年債が買われ、20年債はもみ合った。<米国債概況>2年債は4.93%、10年債は4.62%、30年債は4.74%近辺で推移。債券利回りはまちまち。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.52%、英国債は4.27%、オーストラリア10年債は4.40%、NZ10年債は4.85%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・17:00 独・4月IFO企業景況感指数(予想:88.8、3月:87.8)・21:30 米・3月耐久財受注速報値(前月比予想:+2.5%、2月:+1.3%)・21:30 カナダ・2月小売売上高(前月比予想:+0.1%、1月:-0.3%)・02:00 米財務省・5年債入札(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間) <KK> 2024/04/24 16:27 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は上値が重い、節目付近の売りで *16:18JST 東京為替:ドル・円は上値が重い、節目付近の売りで 24日午後の東京市場でドル・円は上値が重く、154円96銭まで上昇後は小幅に下げた。米10年債利回りの小幅高でややドル買いに振れやすく、155円を目指す展開に。ただ、節目付近ではオプション絡みの防戦売りが強まり、大台突破は阻止されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円73銭から154円96銭、ユーロ・円は165円45銭から165円84銭、ユーロ・ドルは1.0688ドルから1.0718ドル。 <TY> 2024/04/24 16:18 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価大幅高で警戒感が後退 *16:05JST 日経VI:低下、株価大幅高で警戒感が後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は24日、前日比-0.71(低下率3.43%)の20.01と低下した。なお、高値は20.26、安値は19.57。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では今週末26日に結果が発表される日銀金融政策決定会合への警戒感があるが、今日は取引開始後も日経225先物が堅調に推移し大幅高となったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2024/04/24 16:05 注目トピックス 市況・概況 米株高を映してリスク選好ムード強まる【クロージング】 *15:48JST 米株高を映してリスク選好ムード強まる【クロージング】 24日の日経平均は大幅続伸。907.92円高の38460.08円(出来高概算17億4000万株)と終値ベースで18日以来、4営業日ぶりに38000円台を回復して取引を終えた。前日の米国市場で長期金利の上昇一服を背景に金利動向に敏感とされるグロース株を中心に買われた流れを受け、値がさハイテク関連株を中心に上伸。日経平均は寄り付き後ほどなくして38000円を回復すると、その後も高値圏での推移を継続し、本日の高値で取引を終えた。あすから始まる日銀の金融政策決定会合を前に、半導体株などには短期筋などによる買い戻しが入ったとの観測もあった。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1200に迫り、全体の7割超を占めた。セクター別では、精密機器、電気機器、輸送用機器、卸売、機械など29業種が上昇。一方、電気ガス、陸運、パルプ紙、不動産の4業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>が堅調だった半面、KDDI<9433>、アステラス薬<4503>、中外薬<4519>、花王<4452>、住友鉱<5713>が軟化した。前日の米国市場は、4月の米購買担当者景況指数(PMI)が製造業、サービス業ともに市場予想を下回り、長期金利が低下するなか、主要株価指数は上伸した。SOX指数が2%を超える上昇となったため、東京市場でもハイテク株などを中心に買いが優勢となった。また、米国市場の取引終了後にEV大手テスラが決算を発表したが、2024年1-3月期業績は市場予想を下回ったものの、来年の早い時期により安価なモデルを投入する計画を発表したことが好感され、時間外取引で10%超の急伸したことが投資家心理の改善につながった。米長期金利の上昇が一服したとはいえ、依然として4.6%台と高止まりしているほか、米国のインフレ高も解消されてはおらず、先行き不透明感は残る。また、あすからは日銀の金融政策決定会合が開かれ、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)も控えている。日米の金融政策の行方も気掛かりで、ボラティリティの高い値動きが想定されるだろう。目先は本格化する企業決算を受けた選別物色が得策となろう。 <CS> 2024/04/24 15:48 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:精密機器が上昇率トップ *15:37JST 東証業種別ランキング:精密機器が上昇率トップ 精密機器が上昇率トップ。そのほか電気機器、輸送用機器、卸売業、機械なども上昇。一方、電力・ガス業が下落率トップ。そのほか陸運業、パルプ・紙、不動産業も下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 精密機器 / 11,756.59 / 4.312. 電気機器 / 4,669.13 / 3.363. 輸送用機器 / 5,407.72 / 2.644. 卸売業 / 4,064.96 / 2.375. 機械 / 3,176.79 / 2.136. 建設業 / 1,736.23 / 1.837. ガラス・土石製品 / 1,509.06 / 1.818. 保険業 / 2,264.27 / 1.769. 証券業 / 616.2 / 1.7110. サービス業 / 2,893.34 / 1.6211. 鉱業 / 705.29 / 1.6012. 化学工業 / 2,628.51 / 1.4313. 金属製品 / 1,439.81 / 1.4314. その他金融業 / 1,051.76 / 1.0615. 倉庫・運輸関連業 / 2,784.37 / 0.9116. 小売業 / 1,771.94 / 0.8117. 情報・通信業 / 5,466.91 / 0.7718. 銀行業 / 316.04 / 0.7419. 繊維業 / 668.27 / 0.6620. 石油・石炭製品 / 1,799.15 / 0.5621. 非鉄金属 / 1,456.64 / 0.4722. その他製品 / 4,718.56 / 0.4623. ゴム製品 / 4,973.03 / 0.4324. 海運業 / 1,616.54 / 0.3925. 医薬品 / 3,528.21 / 0.2126. 水産・農林業 / 596.33 / 0.1927. 空運業 / 241.49 / 0.1428. 鉄鋼 / 810.32 / 0.1229. 食料品 / 2,283.19 / 0.1230. 不動産業 / 2,113.28 / -0.0131. パルプ・紙 / 563.12 / -0.2932. 陸運業 / 2,090.65 / -0.3833. 電力・ガス業 / 595.21 / -0.56 <CS> 2024/04/24 15:37 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は154円90銭台、日本株は上げ幅拡大 *15:28JST 東京為替:ドル・円は154円90銭台、日本株は上げ幅拡大 24日午後の東京市場でドル・円は一時154円90銭台に浮上。日経平均株価は大引けにかけて上げ幅を拡大し、日本株高を好感した円売りに振れやすい。ただ、底堅い米10年債利回りでドル買いに振れ155円に接近したが、節目付近の売りが重石となった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円73銭から154円93銭、ユーロ・円は165円57銭から165円84銭、ユーロ・ドルは1.0694ドルから1.0718ドル。 <TY> 2024/04/24 15:28

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