注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
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欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、米雇用統計受けドル買いも米政策運営にらみ
*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、米雇用統計受けドル買いも米政策運営にらみ
6日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。注目される米雇用統計がほぼ想定に沿った内容なら、ドル買い材料となる見通し。ただ、米トランプ政権の政策方針に関する不透明感は払拭されず、ドルの上昇は限定的となりそうだ。前日発表された米国の新規失業保険申請件数は前週に続き予想を上回り、昨年10月以来の水準に増加。企業の大規模人員削減も材料視され、雇用情勢悪化への警戒感からドル売り基調に。欧州中銀(ECB)理事会での追加利下げによるユーロ売りが一巡すると、ユーロ・ドルは1.14ドル台で下げ渋り、ドル・円は144円台回復に失敗し143円前半に失速した。本日アジア市場で日経平均株価の堅調地合いが好感され、ドル・円は143円後半に持ち直した。この後の海外市場は米国の雇用統計が焦点。非農業部門雇用者数は減少、失業率と平均時給は横ばいだが、予想に沿った内容なら雇用情勢悪化を嫌気したドル売りはいったん後退しそうだ。一方、来週発表の消費者物価指数(CPI)は再加速が予想され、非ハト派的な政策決定への思惑から長期金利の上昇基調が続けばドルを支える見通し。ただ、トランプ政権の不安定な政策運営や大型減税による財政悪化などで先行き不透明感に変わりはなく、週末に向けドルの利益確定や持ち高調整の売りが出やすい。【今日の欧米市場の予定】・18:00 ユーロ圏・1-3月期域内総生産確定値(予想:前年比+1.2%)・18:00 ユーロ圏・4月小売売上高(予想:前月比+0.2%、3月:-0.1%)・21:30 加・5月失業率(予想:7.0%、4月:6.9%)・21:30 米・5月失業率(予想:4.2%、4月:4.2%)・21:30 米・5月非農業部門雇用者数(予想:前月比13.0万人、4月:+17.7万人)・21:30 米・5月平均時給(予想:前年比+3.7%、4月:+3.8%)
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2025/06/06 17:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はしっかり、午後は144円台も
*17:19JST 東京為替:ドル・円はしっかり、午後は144円台も
6日の東京市場でドル・円はしっかり。前日海外市場での下落で早朝からから買戻しが先行し、143円45銭から上昇基調に。その後、節目の144円付近で売りに押され伸び悩む場面もあった。夕方にかけてはドル買い再開で144円を上抜け、144円13銭まで値を上げた。・ユーロ・円は164円23銭から164円78銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.1457ドルから1.1421ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値37,590.44円、高値37,756.15円、安値37,590.42円、終値37,741.61円(前日比187.12円高)・17時時点:ドル・円144円00-10銭、ユーロ・円164円40-50銭・ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁「欧州中央銀行(ECB)はソフトランディングを達成した」「ECBの利下げサイクルはほぼ終了した」「ECBは景況感が悪化し、インフレがさらに低下した場合は、利下げを再開する」「ユーロ圏の景気減速の可能性は残されている」「ECBは見通しに自信を持っている」・シムカス・リトアニア中銀総裁「政策金利は、現在、中立水準にある」「柔軟に対応することが重要」・加藤財務相「(超長期金利上昇で)市場参加者と丁寧に対話しつつ、適切な国債管理政策に努める」「(米為替報告書で)他国政府の見解について立ち入ったコメントは差し控える」【経済指標】・日・4月家計支出:前年比-0.1%(予想:+1.4%、3月:+2.1%)・独・4月鉱工業生産:前月比-1.4%(予想:-0.9%、3月:+3.0%→+2.3%)
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2025/06/06 17:19
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米中貿易協議の進展期待から底堅い値動き【クロージング】
*16:47JST 米中貿易協議の進展期待から底堅い値動き【クロージング】
6日の日経平均は反発。187.12円高の37741.61円(出来高概算14億6000万株)で取引を終えた。米中通商交渉の進展期待から反発して始まり、後場終盤には37756.15円まで上昇した。円相場が1ドル=143円台後半と円安に振れていることも投資家心理を改善させた。ただ、上値のめどみられる200日移動平均線(37874円)水準に接近すると、戻り待ちの売りに上値を抑えられる形だった。米国で6日に発表される5月の雇用統計の結果を見極めたいとの見方もあり、反発ながらもこう着感の強い相場展開だった。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が860を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、鉄鋼、建設、機械、倉庫運輸、陸運など30業種が上昇。一方、水産農林、ガラス土石、繊維製品の3業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、中外薬<4519>、ファーストリテ<9983>が堅調だった半面、第一三共<4568>、ニトリHD<9843>、SMC<6273>、ソフトバンクG<9984>が軟化した。前日の米国市場は、新規失業保険申請件数の予想以上に上昇したことなどが嫌気され、主要な株価指数は下落した。ただし、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は電話会談でさらなる貿易協議の実施で合意し、トランプ氏が「非常に良い会談だった」との認識を示したため、米中通商交渉に対する進展期待が高まった。ただ、今週は25日線が支持線として意識される一方で、200日線に上値を抑えられており、方向感の定まらない状況だった。米雇用統計については、ADP雇用統計や新規失業保険申請件数が弱い結果となり、労働需給悪化への懸念が強まっているため、弱い内容はある程度織り込まれているだろう。利下げ時期を探るうえでも労働市場の鈍化が注目される。予想以上に弱い結果となれば、円買い・ドル売りに拍車がかかり、円高進行によるリスク回避の動きが週明けの東京市場で強まることが想定されそうだ。
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2025/06/06 16:47
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日経VI:小幅に上昇、米雇用統計発表控え警戒感は継続
*16:35JST 日経VI:小幅に上昇、米雇用統計発表控え警戒感は継続
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は6日、前日比+0.04(上昇率0.17%)の23.56と小幅に上昇した。なお、高値は23.63、安値は23.06。昨日の米株式市場で主要指数は下落したが、外為市場で円安・ドル高方向への動きとなったことが安心感となり、また、米中首脳による電話協議を受け、今後の交渉進展への期待感が高まり、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。一方、トランプ米政権の関税政策による米国経済の下押し圧力が意識される中、今晩、米国で5月の米雇用統計が発表されることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードも継続。今日は株価は堅調だったが、日経VIは昨日の水準近辺で推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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2025/06/06 16:35
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東証グロース市場250指数先物概況:宇宙ベンチャー急落による投資家心理悪化で大幅安
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:宇宙ベンチャー急落による投資家心理悪化で大幅安
6月6日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比16pt安の743pt。なお、高値は756pt、安値は740pt、日中取引高は4709枚。前日5日の米国市場のダウ平均は続落。週次新規失業保険申請件数が予想外に増加し、労働市場の減速で利下げ期待が強まり寄り付き後、小幅高。トランプ大統領が中国の国家主席との電話会談が前向きな結果で終了したと言及すると貿易摩擦問題解決期待に続伸した。その後、テスラの下落が重しとなったほか、連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事が現在インフレに焦点を当てていると言及すると年内の利下げ期待が後退し売りに転じた。雇用統計の発表を控えた警戒感も売り材料となり戻りなく終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比6pt安の753ptからスタートした。朝方、ispace<9348> の月面着陸失敗が報じられたことで、宇宙ベンチャー株が急落し、投資家心理が悪化した。5日移動平均線を割り込んだことで見切り売りが強まったほか、プライム市場への資金シフト、週末の持ち高調整も観測され、相場は軟調に推移。続落となる743ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、フリー<4478>やSyns<290A>などが下落した。
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2025/06/06 16:30
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東証業種別ランキング:鉄鋼が上昇率トップ
*15:55JST 東証業種別ランキング:鉄鋼が上昇率トップ
鉄鋼が上昇率トップ。そのほか建設業、機械、倉庫・運輸関連業、陸運業、金属製品なども上昇。一方、水産・農林業が下落率トップ。そのほかガラス・土石製品、繊維業も下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 鉄鋼 / 677.55 / 1.332. 建設業 / 1,941.91 / 1.293. 機械 / 3,444.69 / 1.184. 倉庫・運輸関連業 / 3,974.98 / 1.155. 陸運業 / 2,029.96 / 1.136. 金属製品 / 1,457.48 / 1.007. ゴム製品 / 4,420.5 / 0.978. 石油・石炭製品 / 1,637.02 / 0.889. 証券業 / 601.94 / 0.8210. その他金融業 / 998.28 / 0.6311. 不動産業 / 2,035.6 / 0.6012. 輸送用機器 / 4,227.62 / 0.5113. 電気機器 / 4,830.21 / 0.4914. 小売業 / 2,035.23 / 0.4615. 鉱業 / 585.41 / 0.4516. サービス業 / 3,035.81 / 0.4317. 海運業 / 1,761.22 / 0.4218. 銀行業 / 382.88 / 0.4219. 電力・ガス業 / 475.41 / 0.3820. パルプ・紙 / 506.01 / 0.3821. 空運業 / 235.83 / 0.3822. その他製品 / 6,862.59 / 0.3523. 保険業 / 2,877.22 / 0.3024. 精密機器 / 10,621.53 / 0.2725. 情報・通信業 / 6,402.65 / 0.2326. 食料品 / 2,266.77 / 0.2327. 卸売業 / 3,766.64 / 0.2328. 非鉄金属 / 1,684.8 / 0.1229. 化学工業 / 2,280.85 / 0.1030. 医薬品 / 3,356.15 / 0.0931. 繊維業 / 768.25 / -0.0532. ガラス・土石製品 / 1,312.32 / -0.0933. 水産・農林業 / 566.92 / -0.16
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2025/06/06 15:55
注目トピックス 市況・概況
6月6日本国債市場:債券先物は139円35銭で取引終了
*15:48JST 6月6日本国債市場:債券先物は139円35銭で取引終了
[今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年6月限寄付139円16銭 高値139円40銭 安値139円15銭 引け139円35銭2年 472回 0.740%5年 178回 0.997%10年 378回 1.440%20年 192回 2.321%6日の債券先物6月限は139円16銭で取引を開始し、139円35銭で引けた。<米国債概況>2年債は3.92%、10年債は4.39%、30年債4.88%近辺で推移。債権利回りはまちまち。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.57%、英国債は英国債は4.61%、オーストラリア10年債は4.27%、NZ10年債は4.61%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・15:00 独・4月鉱工業生産(予想:前月比-0.9%、3月:+0.3%)・18:00 ユーロ圏・1-3月期域内総生産確定値(予想:前年比+1.2%)・18:00 ユーロ圏・4月小売売上高(予想:前月比+0.2%、3月:-0.1%)・21:30 加・5月失業率(予想:7.0%、4月:6.9%)・21:30 米・5月失業率(予想:4.2%、4月:4.2%)・21:30 米・5月非農業部門雇用者数(予想:前月比13.0万人、4月:+17.7万人)・21:30 米・平均時給(予想:前年比+3.7%、4月:+3.8%)海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間
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2025/06/06 15:48
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比187.12円高の37741.61円
*15:35JST 日経平均大引け:前日比187.12円高の37741.61円
日経平均は前日比187.12円高の37741.61円(同+0.50%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比12.86pt高の2769.33pt(同+0.47%)。
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2025/06/06 15:35
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は上値が重い、節目付近の売りで
*15:19JST 東京為替:ドル・円は上値が重い、節目付近の売りで
6日午後の東京市場でドル・円は上値が重く、143円90銭台でのもみ合い。ドルは下値で買戻しが入りやすい一方、144円台は売りが強く、早めの利益確定売りが観測される。一方、日経平均株価や時間外取引の米ダウ先物は堅調を維持し、株高を好感した円売りも。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円45銭から143円98銭、ユーロ・円は164円23銭から164円60銭、ユーロ・ドルは1.1431ドルから1.1457ドル。
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2025/06/06 15:19
注目トピックス 市況・概況
日経平均は133円高、米雇用統計などに関心
*14:52JST 日経平均は133円高、米雇用統計などに関心
日経平均は133円高(14時50分現在)。日経平均寄与度では、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、中外薬<4519>などがプラス寄与上位となっており、一方、第一三共<4568>、ソフトバンクG<9984>、ニトリHD<9843>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、鉄鋼、建設業、機械、倉庫運輸関連、金属製品が値上がり率上位、繊維製品、医薬品、水産・農林業が値下がりしている。日経平均は方向感の定まらない動きとなっている。米国では今晩、5月の米雇用統計、日本時間明日未明に4月の米消費者信用残高が発表される。特に、トランプ米大統領の関税政策による米経済の下押し圧力が意識される中、市場では、雇用統計への関心が高い。
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2025/06/06 14:52
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はじり高、ドル買い地合い継続
*14:40JST 東京為替:ドル・円はじり高、ドル買い地合い継続
6日午後の東京市場でドル・円はじり高となり、143円96銭まで上値を伸ばした。ドル買い地合いの継続で、ユーロ・ドルは1.1431ドルまで軟化。一方、時間外取引の米株式先物は堅調、日経平均株価は前日比100円超高となり、株高を好感した円売りが出やすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円45銭から143円96銭、ユーロ・円は164円23銭から164円60銭、ユーロ・ドルは1.1431ドルから1.1457ドル。
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2025/06/06 14:40
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは小幅に上昇、米雇用統計発表控え警戒感は継続
*14:21JST 日経平均VIは小幅に上昇、米雇用統計発表控え警戒感は継続
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時20分現在、前日比+0.02(上昇率0.09%)の23.54と小幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は23.59、安値は23.06。昨日の米株式市場で主要指数は下落したが、外為市場で円安・ドル高方向への動きとなったことが安心感となり、また、米中首脳による電話協議を受け、今後の交渉進展への期待感が高まり、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。一方、トランプ米政権の関税政策による米国経済の下押し圧力が意識される中、今晩、米国で5月の米雇用統計が発表されることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードも継続。今日は株価は堅調だが、日経VIは昨日の水準近辺で推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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2025/06/06 14:21
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小動き、様子見ムードで
*14:04JST 東京為替:ドル・円は小動き、様子見ムードで
6日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、本日高値圏の143円80銭付近でのもみ合いが続く。米中首脳会談を終えたものの、今後の交渉進展に不透明感は払しょくされていないもよう。また、今晩の米雇用統計を見極めようと、積極的に動きづらいようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円45銭から143円90銭、ユーロ・円は164円23銭から164円60銭、ユーロ・ドルは1.1433ドルから1.1457ドル。
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2025/06/06 14:04
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日経平均は138円高、米雇用統計発表前に積極的な買いは見送りムード
*13:53JST 日経平均は138円高、米雇用統計発表前に積極的な買いは見送りムード
日経平均は138円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、アドバンテスト<6857>、中外薬<4519>、東エレク<8035>などがプラス寄与上位となっており、一方、第一三共<4568>、SMC<6273>、ニトリHD<9843>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、建設業、鉄鋼、機械、金属製品、倉庫運輸関連が値上がり率上位、水産・農林業、精密機器、医薬品が値下がりしている。日経平均は下値は堅いが上値の重い展開となっている。今晩、米国で5月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いは見送られているようだ。
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2025/06/06 13:53
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米国株見通し:伸び悩みか、雇用改善も政策運営に警戒続く
*13:39JST 米国株見通し:伸び悩みか、雇用改善も政策運営に警戒続く
(13時30分現在)S&P500先物 5,957.50(+11.50)ナスダック100先物 21,597.25(+15.00)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は110ドル高。米長期金利高は抑制され、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。5日の主要3指数は軟調。序盤にプラスへ転じる場面もあったが、ナスダックとS&Pは4日ぶりにマイナス、ダウは108ドル安の42319ドルと2日連続で下落した。この日発表された新規失業保険申請件数は前週に続き予想を上回り、昨年10月以来の水準。プロクター・アンド・ギャンブルの大規模な人員削減計画も材料視され、雇用情勢悪化への警戒感から同社株のほか消費や景気敏感にも売りが波及した。米中首脳会談を終えたが、相場への影響は限定的だった。本日は伸び悩みか。焦点の雇用統計は非農業部門雇用者数が減少の一方、失業率と平均時給は横ばいの見通し。想定に沿った内容なら、前日下げた銘柄を中心に買戻しが入りやすい。ただ、来週発表の消費者物価指数(CPI)は再加速が予想され、非ハト派的な政策運営への思惑から長期金利の上昇基調が続けば指数の上昇は抑制されるだろう。また、トランプ政権の不安定な政策運営や大型減税による財政悪化などで先行き不透明感に変わりはなく、週末に向け利益確定や持ち高調整の売りが出やすい。
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2025/06/06 13:39
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は上昇基調を維持、米インフレ指標に思惑も
*13:31JST 東京為替:ドル・円は上昇基調を維持、米インフレ指標に思惑も
6日午後の東京市場でドル・円は上昇基調を維持し、本日高値圏の143円80銭付近を維持する。今晩発表の米雇用統計をにらみ、積極的に動きづらい。一方、来週の米消費者物価指数(CPI)は伸びが前回を上回ると予想され、インフレ高進の思惑が広がりやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円45銭から143円90銭、ユーロ・円は164円23銭から164円60銭、ユーロ・ドルは1.1433ドルから1.1457ドル。
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2025/06/06 13:31
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、米雇用統計にらみ
*13:14JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、米雇用統計にらみ
6日午後の東京市場でドル・円は伸び悩む展開となり、143円80銭台でのもみ合い。午前はドルの買戻しが強まり、143円45銭から143円90銭まで値を切り上げた。ただ、米中首脳会談を終え、今晩の米雇用統計を見極めるムードが広がり、全般的に動きづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円45銭から143円90銭、ユーロ・円は164円23銭から164円60銭、ユーロ・ドルは1.1433ドルから1.1457ドル。
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2025/06/06 13:14
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~米中交渉の進展期待受けプラス圏で推移
*12:47JST 後場に注目すべき3つのポイント~米中交渉の進展期待受けプラス圏で推移
6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は反発、米中交渉の進展期待受けプラス圏で推移・ドル・円は小じっかり、ドルの買戻しで・値上り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035>■日経平均は反発、米中交渉の進展期待受けプラス圏で推移日経平均は反発。176.18円高の37730.67円(出来高概算7億979万株)で前場の取引を終えている。前日5日の米国株式市場は下落。週次新規失業保険申請件数が予想外に増加し、労働市場の減速で利下げ期待が強まった。トランプ大統領が中国の国家主席との電話会談が前向きな結果で終了したと言及すると貿易摩擦問題解決期待が広まった。ただ、テスラの下落が重しとなったほか、連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事が現在インフレに焦点を当てていると言及すると年内の利下げ期待が後退し売りに転じた。雇用統計の発表を控えた警戒感も売り材料となり戻りなく終了。米株式市場の動向を横目に、6日の日経平均は35.95円高の37590.44円と反発して取引を開始した。その後も買い優勢の展開が続いて本日高値圏で前場の取引を終了した。米中首脳による電話協議を受けて今後の交渉進展への期待感が東京市場で株価支援要因となったほか、外為市場で円相場が落ち着いた動きとなっていることも安心感となった。また、日経平均は昨日段階で37400円台に位置する25日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もあった。個別では、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの金融株のほか、三菱重工業<7011>、IHI<7013>、任天堂<7974>、ソニーグループ<6758>、ファーストリテ<9983>、川崎重工業<7012>、メルカリ<4385>などが上昇した。そのほか、ダルトンの大量保有を材料視されたトーセイ<8923>が大幅高、三菱製鋼<5632>、ビー・エム・エル<4694>、ジンズホールディングス<3046>などが値上がり率上位となった。一方、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>など一部の半導体関連株が軟調に推移。また、サンリオ<8136>、キーエンス<6861>、パナHD<6752>、フィックスターズ<3687>などが下落した。ほか、2-4月期の失速で25年4月期業績は下振れ着地となったアインホールディングス<9627>が急落、インターメスティック<262A>、KLab<3656>、セレス<3696>などが値下がり率上位となった。業種別では、証券商品先物、金属製品、機械を筆頭に全業種が上昇した。後場の日経平均はプラス圏での推移が継続しそうだが、上値の重い展開を想定しておきたい。中国株市場で米中交渉の進展期待を買い材料視する動きは限られるなか、海外市場で米長期金利が強含みの動きとなったことも投資家心理を慎重にさせている。さらに、米関税政策による米国経済の下押し圧力が意識される中、今晩、米国で5月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的に買い進む動きは限定的となりそうだ。■ドル・円は小じっかり、ドルの買戻しで6日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、143円45銭から143円90銭まで値を上げた。前日海外市場でのドル売りで値ごろ感から買戻しが入り、ユーロ・ドルは軟調地合いに。また、日経平均株価の堅調地合いを受けた円売りも、ドルを支える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円45銭から143円90銭、ユーロ・円は164円23銭から164円60銭、ユーロ・ドルは1.1433ドルから1.1457ドル。■後場のチェック銘柄・イシン<143A>、学びエイド<184A>の、2銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・4月家計支出:前年比-0.1%(予想:+1.4%、3月:+2.1%)【要人発言】・加藤財務相「(超長期金利上昇で)市場参加者と丁寧に対話しつつ、適切な国債管理政策に努める」「(米為替報告書で)他国政府の見解について立ち入ったコメントは差し控える」<国内>・特になし<海外>・13:30 インド準備銀行政策金利発表(予想:5.75%、前回:6.00%)・15:00 独・4月鉱工業生産(予想:前月比-0.9%、3月:+0.3%)
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2025/06/06 12:47
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小じっかり、ドルの買戻しで
*12:19JST 東京為替:ドル・円は小じっかり、ドルの買戻しで
6日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、143円45銭から143円90銭まで値を上げた。前日海外市場でのドル売りで値ごろ感から買戻しが入り、ユーロ・ドルは軟調地合いに。また、日経平均株価の堅調地合いを受けた円売りも、ドルを支える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円45銭から143円90銭、ユーロ・円は164円23銭から164円60銭、ユーロ・ドルは1.1433ドルから1.1457ドル。【要人発言】・加藤財務相「(超長期金利上昇で)市場参加者と丁寧に対話しつつ、適切な国債管理政策に努める」「(米為替報告書で)他国政府の見解について立ち入ったコメントは差し控える」【経済指標】・日・4月家計支出:前年比-0.1%(予想:+1.4%、3月:+2.1%)
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2025/06/06 12:19
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):トーセイ、アインHD、インターメスティックなど
*11:47JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):トーセイ、アインHD、インターメスティックなど
トーセイ<8923>:2734円(+267円)大幅反発。前日に提出された大量保有報告書によると、米投資顧問会社であるダルトン・インベストメンツが5.00%を保有する大株主になったことが明らかになっている。保有目的としては、魅力的な投資機会と考えての長期保有のほか、独立取締役の選任を求めるなどの役員構成の変更、配当方針の変更や自社株買いなど資本政策の変更、株主価値向上につながるあらゆる合理的な措置、などに関する重要提案行為を行う可能性があるとしている。パナHD<6752>:1548円(+57.5円)大幅続落。前日の米国市場ではテスラ株が一時18%安となり、時価総額が前日比で約1520億ドル減少、2010年の上場以来最大の消失額となっているもよう。トランプ氏とマスク氏の決裂報道などを受けて、経営環境の逆風が想定される状況とされているようだ。同社はかつて共同でEV用バッテリー工場を運営するなどテスラとの関係が強固、バッテリー販売の先行きが警戒されてきているとみられる。インターメスティック<262A>:1862円(-198円)大幅続落。前日に5月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比3.6%増となり、29カ月連続でのプラス成長に。人気ファッション系コラボ商品が好調に推移したほか、TVCM効果の継続でサングラスなどUV関連商品が好調に推移したとしている。ただ、前月の同9.0%増からは増収率が鈍化しているほか、増収率の水準は23年9月以来の低水準とみられ、マイナス視する動きが先行する形になっている。積水ハウス<1928>:3059円(+24円)前日の前引け後に第1四半期決算を発表し、その後は売り優勢の展開となる。本日は買い先行も反発力は限定的な状況に。営業利益は603億円で前年同期比15.9%減となり、市場予想を200億円程度下振れている。MDCを中心にして米国戸建て事業がさえず、引き渡し戸数が大幅減少、受注も減少している。想定以上の米国事業の弱さを受けて、通期計画の下振れリスクなど高まる状況のようだ。アインHD<9627>:5098円(-601円)大幅反落。前日に25年4月期の決算を発表、営業利益は169億円で前期比17.4%減となり、従来計画の194億円を下振れる着地に。2-4月期が43億円で前年同期比29.5%減と失速、処方箋枚数の計画未達などでファーマシーが低調だった。第3四半期決算が良好であったため、期待値は高まっていたと考えられる。26年4月期は219億円で同29.6%増と回復見込みだが、コンセンサス水準は5億円程度下振れている。シリコンスタ<3907>:882円 カ -ストップ高買い気配。ゲーム専用機『Nintendo Switch 2』の性能・機能を活かしたゲームタイトル開発のための環境構築で任天堂に協力したと発表した。Nintendo Switch 2のリリースに際してはアセット作成に欠かせない各種ツールの開発に協力した。Nintendo Switch用ゲームタイトル開発のためのゲームエンジンの開発にも引き続き協力し、Nintendo Switch 2の機能を活用したゲームタイトルをスピーディーに開発できる開発環境の充実に貢献している。ユカリア<286A>:1176円(+10円)もみ合い。5日の取引終了後に、ウェルフォースとの資本業務提携を発表した。今回の資本提携を通じて、同社とウェルフォースは、医療と介護の連携を強化し、シナジーを創出していく。これにより、サービス付き高齢者向け住宅の入居者、病院の患者、さらには地域の高齢者が、看取りまでのサービスを安心して受けられる環境を提供する。あわせて、医療・介護業界向けに特化したHRテック領域でのDXソリューションを展開するエピグノの株式を取得して子会社化することも発表しており、買いが先行するも上値は重い。アイズ<5242>:2040円(+54円)反発。IR RoboticsとYoutube運営において業務提携した。投資家向け動画メディア「Japan Stock Channel」が、同社のYouTuberと企業をつなぐマッチングプラットフォーム「Talema.」にクリエイター登録し、企業からの案件に対してIR動画の制作や配信を行うことで連携する。Japan Stock Channelと企業の効率的なマッチングを実現させ、企業から寄せられるIRや経営情報に関する案件ニーズに対して、動画制作・配信を通じて応えていく。
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2025/06/06 11:47
注目トピックス 市況・概況
東京為替:米ドル・円は143円後半でもみ合う展開
*10:59JST 東京為替:米ドル・円は143円後半でもみ合う展開
6日午前の東京市場で米ドル・円は143円70銭台で推移。143円45銭から143円79銭まで反発。ユーロ・ドルは1.1443ドルから1.1457ドルで推移。ユーロ・円は164円15銭から164円60銭まで反発。
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2025/06/06 10:59
注目トピックス 市況・概況
日経平均は118円高、寄り後は上げ幅拡大
*09:12JST 日経平均は118円高、寄り後は上げ幅拡大
日経平均は118円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。米中首脳による電話協議を受け、今後の交渉進展への期待感が東京市場で株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=143円50銭台と、昨日15時30分頃と比べ40銭ほど円安・ドル高水準と、円相場が落ち着いた動きとなっていることも東京市場で安心感となった。さらに、日経平均は昨日段階で37,400円台に位置する25日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が強含みの動きとなったことも投資家心理を慎重にさせた。さらに、米関税政策による米国経済の下押し圧力が意識される中、今晩、米国で5月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している。
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2025/06/06 09:12
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:JINSHDやユーグレナに注目
*09:08JST 個別銘柄戦略:JINSHDやユーグレナに注目
昨日5日の米株式市場でNYダウは108.00ドル安の42,319.74、ナスダック総合指数は162.04pt安の19,298.45、シカゴ日経225先物は大阪日中比35円安の37,485円。為替は1ドル=143.40-50円。今日の東京市場では、26年3月期第1四半期に投資有価証券売却益1.28億円を特別利益として計上すると発表した日ケミファ<4539>、5月の既存店売上高が15.7%増と4月の19.1%に続き高い伸びとなったJINSHD<3046>、次世代バイオ燃料「サステオ」を国内建設現場で初導入したと発表したユーグレナ<2931>、韓国大手旅行会社TIDESQUAREが運営するホテル比較サイトに「Travelko」で運用するホテル検索・比較システムの提供を開始したと発表したオープンドア<3926>、中国事業の再成長戦略始動を発表した東京ベース<3415>、東証スタンダードでは、5月の既存店売上高が14.7%増と4月の0.9%増から伸び率が拡大したマクドナルド<2702>、東証グロースでは、株主優待制度を再開すると発表したフルッタ<2586>、任天堂「Nintendo Switch 2」向けゲームタイトルの開発環境構築で協力したと発表したシリコンスタ<3907>、投資家向け動画メディア運営のIR Roboticsと業務提携したと発表したアイズ<5242>、「TikTok Shop運営代行サービス」で正式ローンチ前に複数社のEC企業と正式契約を締結済みと発表した売れるG<9235>などが物色されそうだ。一方、25年4月期営業利益が17.4%減と従来予想の5.2%減を下回ったアインHD<9627>、5月度の既存店売上高が5.5%増と4月度の11.8%増から伸び率が縮小したクスリのアオキ<3549>、5月の既存店売上高が3.6%増と4月の9.0%増から伸び率が縮小したインターメスティック<262A>、東証スタンダードでは、上期営業利益が25.9%増と第1四半期の41.5%増から増益率が縮小したファースト住建<8917>などは軟調な展開が想定される。
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2025/06/06 09:08
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~米中交渉の進展期待から押し目狙いのスタンス~
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~米中交渉の進展期待から押し目狙いのスタンス~
6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■米中交渉の進展期待から押し目狙いのスタンス■アインHD、25/4営業利益 17.4%減 168億円、26/4予想 29.6%増 218億円■前場の注目材料:トヨタ自、ダイハツ工業、再スタートの第一歩、3年ぶり新型車■米中交渉の進展期待から押し目狙いのスタンス6日の日本株市場は、売り一巡後はこう着感が強まるなかで、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。5日の米国市場は、NYダウが108ドル安、ナスダックは162ポイント安だった。週次新規失業保険申請件数が予想外に増加し、労働市場の減速懸念が重荷になった。トランプ米大統領が中国の習主席との電話会談が前向きな結果で終了したと言及すると、米中貿易摩擦への懸念が和らぐ場面もみられたが、テスラの急落が投資家心理を冷ます形になった。シカゴ日経225先物は大阪比35円安の37485円。円相場は1ドル=143円50銭台で推移している。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで37310円まで売られ、支持線として意識されていた25日線を下回ってきたが、米中首脳会談が行われたことで、今後の米中交渉の進展期待が高まりやすく、押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。週末に米雇用統計を控えていることで積極的な売買は手控えられそうだが、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。米中首脳の電話会談では貿易交渉の安定化を目指して近く閣僚級協議を開くことで合意した。自動車などの産業に必要不可欠なレアアースの輸出問題を取り上げたと報じられており、詳細は不明ではあるものの、レアアース不足で生産停止の影響が出てきたスズキ<7269>など自動車各社への買い戻しの動きが出てくるようだと、安心感につながる可能性がありそうだ。米雇用統計の発表を控え、全体としては利益確定の売りが入りやすいだろう。強い基調が続いている中小型株においても、いったん利食いに向かわせる可能性がありそうだ。ただし、中小型株については良好な需給状況のなかで押し目狙いに向かわせよう。また、リバランスの動きがみられるなか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への買い戻しも意識されやすいだろう。■アインHD、25/4営業利益 17.4%減 168億円、26/4予想 29.6%増 218億円アインHD<9627>が発表した2025年4月期業績は、売上高が前期比14.3%増の4568億400万円、営業利益は同17.4%減の168億7100万円だった。高額医薬品の処方が増え処方箋単価が上昇したほか、24年8月にインテリア・雑貨店「フランフラン」を買収したことで小売事業の売り上げが伸びた。利益面では「敷地内薬局」の収益力が調剤報酬改定で落ち込んだ。フランフラン買収が通期で寄与することで、26年4月期業績は、売上高が前期比14.3%増の5220億円、営業利益は同29.6%増の218億6000万円を計画。クラフトの買収効果は織り込んでおらず、買収完了後に業績予想を修正する見込み。■前場の注目材料・為替相場は円安・ドル高(143.40-50)・米原油先物相場は上昇(63.37、+0.52)・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・トヨタ自<7203>ダイハツ工業、再スタートの第一歩、3年ぶり新型車・キオクシアHD<285A>記憶容量ベースで生産倍増、AI需要深耕・日本郵政<6178>日本郵便、事業許可取り消しへ、国交省通知、法定点呼実施せず・兼松<8020>DX加速、技術革新を創出、グループ基幹システム刷新へ新会社・日産自<7201>中国でEVセダン「N7」好評、1カ月で1万7215台受注・マツダ<7261>上級SUVとEV混流生産、山口・防府市で27年・ニフコ<7988>圧力開放弁の標準品量産、リチウム電池パック爆発防ぐ・ソディック<6143>総菜など真空冷却、全自動装置開発、内部から均一・急速・安川電機<6506>社長・小川昌寛氏、エッジ側から需要創出・中西製作所<5941>装置、過熱水蒸気で食品殺菌、初発菌数を大幅低減・TOPPANHD<7911>クレカ製造・発行のタイ企業買収・さくら<3778>JERAと、東京湾火力にDC設置、電力直接供給・空調に冷熱・三井化学<4183>欧ディスペリクスと、ARグラス用光導波路開発で協業・サッポロHD<2501>ビール4社、自動運転トラック実証、「レベル2」で幹線輸送・NXHD<9147>ベルギーに物流施設、欧の医薬品拠点を強化・兼松<8020>三菱地所などと、「空飛ぶクルマ」都内で運航実証・NEC<6701>頭頸部がんワクチン、第1相臨床で「良好」、仏トランスジーンと確認・不二精機<6400>米飯装置を9月発売、おにぎり5個30秒で供給・日立建機<6305>油圧ショベル自動化、清水建設などと実証・鹿島<1812>海上作業を効率化、桟橋など上部工をフルプレキャストに☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:30 4月家計支出(予想:前年比+1.4%、3月:+2.1%)<海外>・特になし
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2025/06/06 08:44
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りが拡大する可能性は低い見通し
*08:19JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りが拡大する可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)による利下げサイクルは終了したが、ユーロ圏経済の先行きについては楽観視できないため、リスク選好的なユーロ買い・円売りが拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・欧州諸国の政治不安【ユーロ買い要因】・米長期金利の低下・ECBの金融緩和サイクルは終了との見方・欧州諸国の財政拡大計画
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2025/06/06 08:19
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:米長期金利の反発を意識してドルは下げ渋る可能性
*08:11JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の反発を意識してドルは下げ渋る可能性
5日のドル・円は、東京市場では142円53銭から143円39銭まで上昇。欧米市場では142円78銭まで下げた後、143円97銭まで反発し、143円59銭で取引終了。本日6日のドル・円は主に143円台で推移か。米長期金利の反発を意識してドルは下げ渋る可能性がある。欧州中央銀行(ECB)は6月5日に開いた理事会で主要政策金利を0.25pt引き下げることを決めた。ECBのラガルド総裁は会見で関税措置を巡る影響について言及し、「米国の関税措置の導入が確定すれば、2026年に影響を及ぼすが、その後は、軍事装備品および建設・インフラへの投資により大幅に相殺されると考えている」との見方を伝えた。ラガルド総裁の発言は金融緩和サイクルの終了を示唆しているようだが、金融市場における不確実性が再度高まる可能性は残されている。このため、ECBは金融政策の運営について予断を排除し、慎重に取り組むことになりそうだ。
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2025/06/06 08:11
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物見通し:弱含みの展開か
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:弱含みの展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、弱含みの展開を予想する。前日5日のダウ平均は108.00ドル安の42319.74ドル、ナスダックは162.04pt安の19298.45ptで取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が予想外に増加し、労働市場の減速で利下げ期待が強まり寄り付き後、小幅高。トランプ大統領が中国の国家主席との電話会談が前向きな結果で終了したと言及すると貿易摩擦問題解決期待に続伸した。その後、テスラの下落が重しとなったほか、連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事が現在インフレに焦点を当てていると言及すると年内の利下げ期待が後退し売りに転じた。雇用統計の発表を控えた警戒感も売り材料となり戻りなく終了。下落した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、弱含みの展開を予想する。昨日は9連騰後の反落となったが、引き続きオシレーター系指標は高値圏を示唆しており、売りが出やすい水準といえそうだ。米国の雇用統計発表を前に、持ち高調整の売りも警戒されるところだ。グロース市場固有の悪材料はないが、終日様子見ムードが強まる可能性もあるだろう。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt安の756ptで終えている。上値のメドは760pt、下値のメドは745ptとする。
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2025/06/06 08:05
注目トピックス 市況・概況
5日の米国市場ダイジェスト:NYダウは108ドル安、利下げ期待が後退
*08:03JST 5日の米国市場ダイジェスト:NYダウは108ドル安、利下げ期待が後退
■NY株式:NYダウは108ドル安、利下げ期待が後退米国株式市場は下落。ダウ平均は108.00ドル安の42319.74ドル、ナスダックは162.04ポイント安の19298.45で取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が予想外に増加し、労働市場の減速で利下げ期待が強まり寄り付き後、小幅高。トランプ大統領が中国の国家主席との電話会談が前向きな結果で終了したと言及すると貿易摩擦問題解決期待に続伸した。その後、テスラの下落が重しとなったほか、連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事が現在インフレに焦点を当てていると言及すると年内の利下げ期待が後退し売りに転じた。雇用統計の発表を控えた警戒感も売り材料となり戻りなく終了。セクター別では不動産管理・開発が小幅上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。ディスカウント小売りのファィブ・ビロウ(FIVE)は配車サービスを提供するウーバーテクノロジーズ(UBER)が運営するウーバ―イーツと宅配で提携を発表したほか、第1四半期売り上げ見通しが予想を上回り、上昇。ソフトウエア会社のモンゴDB(MDB)は四半期決算の結果や通期の調整後1株利益見通し引き上げで上昇。消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)は生産性の向上目指し従業員削減を発表し、下落。アルコール飲料メーカーのブラウン・フォーマン(BF)は第4四半期決算が弱く、通期純売上減の予想が嫌気され、下落。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はマスク最高経営責任者(CEO)とトランプ米大統領との関係悪化による影響を警戒し、売られた。アパレルブランド運営のPVH (PVH)は通期1株あたり利益見通し下方修正を嫌気した売りが継続。半導体のブロードコム(AVGO)は取引終了後に四半期決算を発表。見通しが冴えず、時間外取引で売られている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米中貿易協議の進展を期待してドル売り縮小5日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円77銭へ弱含んだのち、143円97銭まで上昇し、143円62銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が予想外に前回から増加したため長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。その後、貿易赤字の縮小、米中首脳の電話会談が報じられると、貿易摩擦緩和期待にドル買い、リスク選好の円売りが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1414ドルへ弱含んだのち、1.1495ドルまで上昇し1.1444ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)が定例理事会で予想通り政策金利を引下げ、本年のインフレ予想を引き下げたためユーロ売り優勢となったが、その後の会見でラガルド総裁がサイクル終了に近づいた可能性を示唆したためユーロの買戻しが優勢となった。ユーロ・円は163円38銭へ弱含んだのち、164円67銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3566ドルから1.3616ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8215フランへ上昇後、0.8172フランまで下落。■NY原油:反発で63.37ドル、需要減少の思惑後退NY原油先物7月限は反発(NYMEX原油7月限終値:63.37 ↑0.52)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.52ドル(+0.83%)の63.37ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは62.50ドル-63.98ドル。需要減少の思惑は後退し、米国市場の前半にかけて63.98ドルまで買われた。通常取引終了後の時間外取引では主に63ドル台前半で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 44.38ドル +0.02ドル(+0.04%)モルガン・スタンレー(MS) 130.62ドル +2.46ドル(+1.91%)ゴールドマン・サックス(GS)605.88ドル +6.67ドル(+1.11%)インテル(INTC) 19.99ドル -0.26ドル(-1.28%)アップル(AAPL) 200.63ドル -2.19ドル(-1.07%)アルファベット(GOOG) 169.81ドル +0.42ドル(+0.24%)メタ(META) 684.62ドル -3.33ドル(-0.48%)キャタピラー(CAT) 348.96ドル -0.37ドル(-0.10%)アルコア(AA) 27.87ドル +0.50ドル(+1.82%)ウォルマート(WMT) 97.96ドル -1.39ドル(-1.39%)
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2025/06/06 08:03
注目トピックス 市況・概況
NY原油:反発で63.37ドル、需要減少の思惑後退
*07:35JST NY原油:反発で63.37ドル、需要減少の思惑後退
NY原油先物7月限は反発(NYMEX原油7月限終値:63.37 ↑0.52)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.52ドル(+0.83%)の63.37ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは62.50ドル-63.98ドル。需要減少の思惑は後退し、米国市場の前半にかけて63.98ドルまで買われた。通常取引終了後の時間外取引では主に63ドル台前半で推移した。
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2025/06/06 07:35
注目トピックス 市況・概況
NY金:弱含みで3375.10ドル、長期金利の反発を意識した売りが入る
*07:32JST NY金:弱含みで3375.10ドル、長期金利の反発を意識した売りが入る
NY金先物8月限は弱含み(COMEX金8月限終値:3375.10 ↓24.10)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比-24.10ドル(-0.71%)の3375.10ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは3362.30-3427.70ドル。長期金利の反発を意識した売りが入った。
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2025/06/06 07:32