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みんかぶニュース 個別・材料 シマノが小幅反発、ToSTNeT―3で33万株を取得へ  シマノ<7309.T>は小幅反発している。9日の取引終了後、33万株の自社株を10日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得すると発表したことが好感されている。なお、取得結果はまだ発表されていない。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 09:29 みんかぶニュース 個別・材料 ツクルバが急反発、カウカモGMVが拡大し21年7月期業績は計画上振れ  ツクルバ<2978.T>が急反発している。9日の取引終了後、集計中の21年7月期の単独業績について、売上高が14億7200万円から16億2400万円(前の期比5.5%減)へ、営業損益が5億6300万円の赤字から3億5800万円の赤字(前の期1億5000万円の赤字)へ、最終損益が5億8700万円の赤字から4億8200万円の赤字(同4億3100万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。  主力のカウカモ事業への問い合わせ数・接客数が想定よりも増加し、流通総額(GMV)が拡大したことが売上高・利益を押し上げた。また、固定費その他の経費の削減や生産性向上によるコスト圧縮を行ったことも寄与した。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 09:29 注目トピックス 市況・概況 東京為替:1ドル109円70銭台、米財務長官、債務上限でリスクを警告 午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円70銭台で推移。イエレン米財務長官は、議会が連邦政府の債務上限を引き上げしない場合、金融の安定性に影響を生じる可能性があるとの警告を出したとブルームバーグが報じている。NY連銀からも潜在的リスクのプレゼンテーションがあったとしている。一方、東京株式市場は日経平均が144.65円高と反発している。東京市場は、昨日に米国市場に先行する形で値下がりしていただけに、売り一巡からリバウンド狙い買いを集めているもようだ。また、ワクチンの接種者の行動制限緩和や、経営不安説があった中国恒大集団の債務交渉の進展などの報道により、投資家のリスクセンチメントが改善していることも相場を下支えしているようだ。 <FA> 2021/09/10 09:27 日経QUICKニュース 東証寄り付き 上げ幅200円に接近 半導体関連が高い  10日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上昇し、前日に比べ140円ほど高い3万0100円台で推移している。前日は9営業日ぶりに反落したものの、3万円の大台は維持したことから、次期政権の発足に向けて一段と上値を試す余地があるとみた短期筋などが買いを入れている。特別清算指数(SQ)に絡んだ買いなども入ったようだ。上げ幅は一時200円に迫った。 政府は9日に東京など19都道府県に発出している緊急事態宣言の延長を決定する一方、段階的に行動制限を緩和していく方針を決めた。相場への織り込みは進んでいるが、市場では「実際に具体的な緩和の方向性が見えてくれば、サービスなどリオープン(経済再開)銘柄が改めて物色される」(国内運用会社)との声がある。 市場関係者の関心が高い自民党総裁選を巡っては、河野太郎規制改革相がきょう出馬を表明する見通し。政治イベントを意識した買いも一定の支えになっているようだ。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発している。 SBIがTOBを実施すると発表した新生銀は買い気配。前日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇したのを受け、アドテストやスクリンなど半導体関連株が上昇している。資生堂やエプソンも高い。一方でエーザイや中外薬、ネクソンが安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/10 09:27 みんかぶニュース 個別・材料 タマホームが4日続伸、15万1500株を上限とする自社株買いを実施へ  タマホーム<1419.T>が4日続伸している。9日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これが好感されている。上限を15万1500株(発行済み株数の0.51%)、または5億円としており、取得期間は9月13日から14日まで。株主還元の強化及び資本効率の向上を図るためとしている。  同時に8月度の受注速報を発表し、前年同月比4%減と17カ月ぶりに前年実績を下回った。令和3年8月豪雨の影響により8月12日~17日に111店舗が臨時休業となったことなどが響いた。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 09:26 みんかぶニュース 市況・概況 東海ソフトが大幅高で戻り足加速、トヨタ電動化戦略で受注環境に追い風◇  東海ソフト<4430.T>がカイ気配スタートで大幅高、戻り足を加速させている。独立系のソフトウェア開発企業で車載ソフトやIoT関連などで高い競争力を有する。車載用では安全性に対応した量産ソフトウェアの開発から試作ソフト開発まで幅広い領域に対応している。電動化戦略を推進するトヨタ自動車<7203.T>では、2030年までに電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などの電動車をグローバルベースで800万台販売する計画を打ち出している。そうしたなか、トヨタは7日にオンラインで電池事業の説明会を開催、30年までに研究開発や生産設備に1兆5000億円を投資すると表明しており、関連銘柄が動意づく背景となった。東海ソフトはトヨタのEV生産本格化にともない、車載用制御ソフトなどの受注拡大が見込まれる状況にある。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 09:23 注目トピックス 市況・概況 日経平均は157円高、寄り後は底堅く推移 日経平均は157円高(9時20分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。自民党総裁選の候補予定者が打ち出す政策への期待感が引き続き買い手掛かり材料となったほか、国内で新型コロナ新規感染者数が減少傾向となっていることに加え、政府が、飲食やイベント、移動、学校などの分野で、ワクチン接種の進展に伴う行動緩和の考え方を示したことも株価支援要因となった。また、昨日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇し、東京市場で半導体関連株の株価を支えた。一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の重しとなったほか、昨日の日経平均が9日ぶりに反落したものの、25日移動平均線からの乖離率が依然6%を超すなど、引き続き過熱感が意識され、売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は底堅く推移している。 <FA> 2021/09/10 09:21 みんかぶニュース 個別・材料 テンポスHDは6日続伸、第1四半期営業利益は大幅黒字転換  テンポスホールディングス<2751.T>は小幅に6日続伸している。9日の取引終了後に発表した第1四半期(5~7月)連結決算が、売上高69億円(前年同期比18.4%増)、営業利益2億6400万円(前年同期6200万円の赤字)、純利益3億4600万円(同500万円)と営業損益が黒字転換し、あわせて未定としていた期末一括配当予想を10円(前期8円)にすると発表したことが好感されている。  第1回目の緊急事態宣言の影響を受け前年5月に大きく落ち込んだ反動があったことに加えて、新店オープン顧客数が5932件と前年同期比38.2%増、前々年同期比16.1%増とコロナ前と比較しても増加したことが寄与した。  なお、22年4月期通期業績予想は、売上高300億円(前期比11.0%増)、営業利益18億5700万円(同89.0%増)、純利益14億7800万円(同7.4倍)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 09:18 みんかぶニュース 市況・概況 新生銀はカイ気配スタート、SBIグループが1株2000円でTOB実施へ◇  新生銀行<8303.T>はカイ気配スタート。SBIホールディングス<8473.T>が9日の取引終了後、完全子会社のSBI地銀ホールディングスと共同で新生銀に対しTOBを実施すると発表した。TOB価格は1株2000円としており、新生銀株はこの価格を意識した動きとなっているようだ。  買い付け予定数の上限は5821万1300株(下限設定なし)で、買い付け期間は9月10日から10月25日まで。SBIグループが上限まで買い付けた場合、新生銀株の所有割合は現在の20.32%から48.00%となる見通し。なお、同TOB成立後も新生銀の上場は維持される予定。  これを受けて、新生銀はコメントを発表。「SBIホールディングスより事前の連絡を受けておらず、本公開買い付けは当行取締役会の賛同を得て実施されたものではない」としている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 09:17 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=10日寄り付き、日経レバの売買代金は265億円とやや低調  10日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比37.7%増の550億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同38.8%増の476億円となっている。  個別では上場日本高配当 <1698> 、One ETF JPX/S&P 設備・人材投資指数 <1484> 、iシェアーズ・コア TOPIX ETF <1475> 、One ETF 南方中国A株 CSI500 <2553> 、ダイワ日経400レバレッジインデックス <1464> など22銘柄が新高値。TOPIXベア2倍上場投信 <1356> 、ダイワTPXダブルインバース(-2倍)指数 <1368> 、日経400インバース <1471> 、TOPIXベア上場投信 <1569> 、NEXT インドベア <2047> が新安値をつけている。  そのほか目立った値動きではWisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> は5.16%安、NEXT 原油ブル <2038> は3.35%安と大幅に下落。  日経平均株価が115円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金265億2700万円となり東証全銘柄で5位。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均290億8500万円を下回っている。  その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が51億9100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が41億7500万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が34億4900万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が24億4600万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が16億9400万円の売買代金となっている。 株探ニュース 2021/09/10 09:16 みんかぶニュース 個別・材料 アドウェイズがカイ気配、Apple Search Ads Partnerに日本で初めて認定  アドウェイズ<2489.T>がカイ気配スタートとなっている。9日の取引終了後、子会社UNICORNが、日本で初めてApple Search Ads Partnerに認定されたと発表しており、これが好材料視されている。  「Apple Search Ads」は、アップル製品を使用するユーザーがアプリをダウンロードする際の必須通過点であるAppStore内での唯一の広告枠で、AppStore内のユーザーがキーワード検索をした後に表示される広告。UNICORNは、アプリのAppStore内での説明文や公式サイトに記載されている内容から効果的なキーワードを類推し、ワード生成、自動入札、配信などを独自のロジックと機械学習の仕組みにより運用を全自動化し、きめ細やかな買い付けを行うことが可能な「Apple Search Ads自動最適化エンジン」を19年2月から提供しており、これが評価されたという。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 09:14 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:アスクルやブリヂストンなどに注目 9日は米NYダウが151.69ドル安の34879.38、ナスダック総合指数が38.38pt安の15248.25と下げたが、シカゴ日経225先物が大阪日中比145円高の29945円と堅調だった。10日早朝の為替は1ドル=109.70-80円(昨日午後3時は110.24円)。本日の東京市場では、フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の上昇を背景に東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>などの半導体関連株が堅調が想定される。また、前日は利益確定売りが目立ったレーザーテック<6920>の動向にも注目。日経平均など指数がしっかりな中、ダイキン<6367>などの値がさ株も底堅い動きとなりそうだ。個別では、SBIHD<8473>が買収を発表した新生銀行<8303>はTOB価格が2000円と本日の制限値幅を超えるため、大引けまでのストップ高買い気配が予想される。そのほか、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたアスクル<2678>、飯田GHD<3291>、旭化成<3407>、ブリヂストン<5108>、アズビル<6845>、DMG森精機<6141>、前田工繊<7821>、バンナムHD<7832>、伊藤忠<8001>、三井物産<8031>、東エレクなどに注目。 <FA> 2021/09/10 09:10 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(寄り付き)=反発、下値に買い流入し買い先行  10日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比81円高の3万89円と反発して始まった。  前日の米株式市場は、NYダウは151ドル安と4日続落。米景気の先行き不透明感と金融緩和の縮小への警戒感が台頭した。また、為替は1ドル=109円70銭台と前日夕方に比べやや円高で推移している。ただ、日経平均株価は下値に買いが入り値を上げてスタートした。  寄り付き時点で業種別では33業種中、26業種が高く、値上がりはゴム、証券、空運、建設、化学など。値下がり上位に電力、医薬品、石油など。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 09:08 みんかぶニュース 個別・材料 日本鋳造はカイ気配、JAXAとの3Dプリンターによる低熱膨張合金軽量化の基礎研究完了  日本鋳造<5609.T>がカイ気配スタートで水準を切り上げている。気配値のまま860円近辺のもみ合いを一気に上放れてきた。JFE系の鋳造専業メーカーで、低熱膨張合金の提供では30年以上の高い実績がある。9日取引終了後、宇宙での地球・天文観測衛星の軽量化を目的に2019年度から2年間にわたって進めてきたJAXAとの3Dプリンターによる低熱膨張合金の軽量化研究で基礎段階が完了したことを発表、これが株価を強く刺激する格好となった。なお、同社は今後期待される3Dプリンター品の活用拡大に向け、3Dプリンター独自の機能を活用し、機械的特性や熱膨張率に関する傾斜機能材の開発にも着手していることもあわせて発表している。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 09:08 みんかぶニュース 個別・材料 東エレクは驚異の12連騰、半導体不足を背景とした設備投資需要旺盛で最高値街道  東京エレクトロン<8035.T>の上げ足が止まらない。株価は8月下旬から一本調子の上げが続いており、きょうプラス圏で引ければ12連騰となりサイコロジカルは100%となる。目先利益確定売り圧力も拭えないものの、下値では押し目買いニーズが旺盛だ。株価は既に最高値圏で推移しているが、世界的な半導体不足を背景とした半導体大手メーカーの設備投資需要は高水準であり、半導体製造装置国内トップの同社株には海外投資家とみられる買いが継続している。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに下落した一方、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は小幅ながら3日ぶりに反発しており、東京市場でも同社株など半導体セクターにはポジティブ材料となっている。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 09:06 みんかぶニュース 市況・概況 10日=シンガポール・日経平均先物寄り付き2万9885円(+65円)  10日のシンガポール・日経平均先物9月物は前営業日清算値比65円高の2万9885円で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 09:04 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均10日寄り付き=81円高、3万89円  10日の日経平均株価は前日比81.26円高の3万89.45円で寄り付いた。 株探ニュース 2021/09/10 09:01 注目トピックス 日本株 シーアールイー、新生銀◆今日のフィスコ注目銘柄◆ シーアールイー<3458>足元で強い上昇トレンドを形成しており、昨年6月以来の高値を突破し最高値を更新。ボリンジャーバンドでは+2σを超えて過熱感は警戒されやすいものの、バンドは急拡大を見せており、バンドの拡大に沿ったトレンドを形成。最高値更新で需給妙味は一段と高まりやすく、水準修正の流れが継続しそうだ。新生銀<8303>本提携する全国の地方銀行を束ねる受け皿にしたいとの意向があると伝えられており、出資先の地銀をあわせた総資産は約22兆円と国内上位10行に浮上するようだ。TOB価格にサヤ寄せする動きから本日はストップ高が見込まれ、他の銀行株へも再編思惑の流れが波及しそうだ。 <FA> 2021/09/10 09:00 個別銘柄テクニカルショット BASE---シグナル好転を見せてくるかが注目される 調整トレンドを継続しているが、1000円水準での底固めから緩やかなリバウンドを見せている。25日線を挟んだ攻防から、同線を支持線に変えてくる展開が期待される。週間形状では上値抵抗線として機能している13週線に接近してきており、シグナル好転を見せてくるかが注目されよう。 <FA> 2021/09/10 08:57 みんかぶニュース 為替・FX 米外為市場サマリー:米景気減速懸念でドルは下落基調  9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円72銭前後と前日に比べて50銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=129円74銭前後と同50銭強のユーロ安・円高だった。  米景気減速が警戒されるなか、ドルは軟調に推移。一時109円60銭台へと下落した。NYダウが下落したことも、ドル売り・円買いの要因に働いた。この日の欧州中央銀行(ECB)理事会では、債券購入ペースの縮小が決定された。金融政策の正常化に向けた一歩だが、ラカルドECB総裁は「テーパリング(量的緩和縮小)ではない」と発言した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1825ドル前後と前日に比べて0.0010ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 08:52 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)まで戻し、さらに137円50銭(2018/2/2)まで買われた。欧州中央銀行(ECB)による債券買い入れのぺースは減速するが、量的緩和策の大幅な縮小につながる可能性は低いとみられている。新たなユーロ買い材料が提供されない場合、リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・米量的緩和策の縮小は年内開始の可能性・ECBの量的緩和策は長期間継続の公算・新型コロナウイルス変異株の感染流行【ユーロ買い要因】・4-6月期のユーロ圏経済成長率は予想を上回る・域内雇用情勢の改善・米雇用拡大ペースの減速 <FA> 2021/09/10 08:49 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~政策期待が一段と高まり押し目買い意欲は強い~ 10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:政策期待が一段と高まり押し目買い意欲は強い■積水ハウス、22/1上方修正 営業利益2200億円←2000億円■前場の注目材料:クボタ<6326>北米向けトラクター、国内で補完■政策期待が一段と高まり押し目買い意欲は強い10日の日本株市場は、底堅い相場展開が見込まれる。9日の米国市場ではNYダウが151ドル安だった。新規失業保険申請件数が予想以上に減少し、パンデミック以降で最小となったことを好感されたものの、新型コロナウイルス変異株の流行によりソフトウェアメーカーのマイクロソフトが従業員のオフィス復帰を無期限に延期したほか、航空各社が予約減少で見通しに慎重な見方を見せたため、消費、景気への影響を警戒した売りが強まり、下落に転じた。シカゴ日経225先物(12月限)清算値は大阪比145円高の29945円。円相場は1ドル109円70銭台で推移している。メジャーSQは波乱なく通過することになろう。米国市場の下落影響はありそうだが、先物市場ではナイトセッションで3万円を回復する場面も見られており、押し目買い意欲の強さが窺える。米国ではNYダウが35000ドルを割り込むなど調整基調が強まってきているが、国内においては自民党総裁選挙の告示まで1週間となり、きょうにも河野規制改革担当大臣が立候補を表明すると見られている。すでに表明している岸田前政務調査会長、高市前総務大臣と、3人による選挙戦が確実となり、政策期待が一段と高まりやすいだろう。日中はこう着感の強い値動きとなりやすいほか、SQ値が心理的な抵抗線として意識される可能性はある。しかし、政策期待の高まりから海外勢による日本株比率の引き上げなどへの思惑が高まりやすい。足元で調整を見せてくるような場面においては、押し目を拾う動きが強まりそうだ。また、直近では東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の強い値動きが目立っており、バリューからグロースへのシフトが強まることで、日経平均をけん引する格好にもなりそうだ。その他、政府は10月から11月の早い時期に新型コロナウイルスのワクチン接種証明や陰性証明を活用し、飲食、イベント、旅行など社会経済活動の制限を緩和する意向を示している。経済活動の正常化に向けた動きへの期待感からも物色意欲の強さに反映されるだろう。需給状況の改善から、相対的に出遅れているマザーズなど中小型株への物色も次第に高まってくることになると見られる。■積水ハウス、22/1上方修正 営業利益2200億円積水ハウス<1928>は2022年1月期業績予想の修正を発表。営業利益は2000億円から2200億円に上方修正している。米国では過去最低水準の住宅ローン金利の追い風もあり、コミュニティ開発事業及びWoodside Homes社の住宅販売事業が好調に推移。豪州ではマンション事業「Sanctuary」第1期の高層棟の引渡しが開始された。■前場の注目材料・シカゴ日経先物は上昇(29945、大阪比+145)・SOX指数は上昇(3390.84、+13.15)・米長期金利は低下・次期首相による大型経済対策への期待・海外コロナワクチン接種の進展・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・クボタ<6326>北米向けトラクター、国内で補完・SBI<8473>新生銀にTOB、収益基盤の多角化など強化・JAL<9201>3000億円調達へ、財務基盤を強化・成長投資・キヤノン<7751>半導体検出器モジュールのカナダ社買収、300億円・ブリヂストン<5108>米アズーガの買収完了・NEC<6701>25年度DX売上高5700億円、戦略コンサル人員倍増・東芝<6502>ペロブスカイト太陽電池開発、エネルギー変換効率15%達成☆前場のイベントスケジュール<国内>なし<海外>なし <NH> 2021/09/10 08:49 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米長期金利低下などを意識してドル買い抑制も 9日のドル・円は、東京市場では110円29銭から109円90銭まで下落。欧米市場では、109円96銭から109円62銭まで続落し、109円73銭で取引終了。本日10日のドル・円は主に109円台後半で推移か。米長期金利の低下や株安を意識して、リスク選好的なドル買いは引き続き抑制される可能性がある。欧州中央銀行(ECB)は9月9日開催の理事会で、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の債券購入ペースを10−12月期に減速することを決定した。一部報道によると、月額の購入額は現行目標の約800億ユーロから600億ないし700億ユーロ程度になるようだ。ラガルドECB総裁は記者会見で「景気支援の段階的な縮小を意図していない」との見方を伝えている。市場参加者の間では「債券購入ペースは今年後半から来年にかけて多少減速するが、量的緩和策の終了時期について予断を持つことは難しい」との見方が出ている。新型コロナウイルスの感染状況次第でユーロ圏諸国の景気回復に遅れが生じる可能性があるため、ECBは金融緩和策の縮小ペースを速めることは難しいとみられる。また、一部の市場関係者は「ウイルス感染が終息してもユーロ圏経済が大幅に改善する保証はないため、ECBによる債券購入は無期限となり、各種金利の引き上げも難しくなる」と指摘している。 <FA> 2021/09/10 08:47 日経QUICKニュース 外為8時30分 円、上昇し109円台後半 日米金利差縮小で  10日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=109円78~79銭と前日17時時点と比べて17銭の円高・ドル安だった。米30年物国債入札が好調な結果となったのを受け、9日は米長期金利が低下。日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが入った。9日の米ダウ工業株30種平均が4日続落し、投資家が運用リスクを取りづらくなるとの見方も「低リスク通貨」とされる円の買いを誘った。 円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=129円82~83銭と、同17銭の円高・ユーロ安だった。欧州中央銀行(ECB)は9日開いた理事会で、新型コロナウイルス対応で導入した緊急の資産購入枠で買い入れペースを縮小すると決めた。だが、ラガルド総裁が「テーパリング(量的金融緩和の縮小)ではない」と強調するなど緩和縮小に慎重な姿勢を示し、ユーロの上値は限られた。 ユーロは対ドルで横ばい圏で推移しており、8時30分時点は1ユーロ=1.1824~25ドルと同0.0002ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/10 08:47 個別銘柄テクニカルショット シーアールイー---最高値更新で需給妙味は一段と高まる 足元で強い上昇トレンドを形成しており、昨年6月以来の高値を突破し最高値を更新。ボリンジャーバンドでは+2σを超えて過熱感は警戒されやすいものの、バンドは急拡大を見せており、バンドの拡大に沿ったトレンドを形成。最高値更新で需給妙味は一段と高まりやすく、水準修正の流れが継続しそうだ。 <FA> 2021/09/10 08:42 みんかぶニュース 市況・概況 9日の主要国際商品市況 ・NY原油先物期近(WTI)  1バレル=68.14ドル(-1.16) ・NY金先物期近(COMEX)  1トロイオンス=1800.0ドル(+6.5ドル) ・NY銀先物期近(COMEX)  1トロイオンス=2413.3セント(+12.1セント) ・シカゴ小麦先物期近  1ブッシェル=681.50セント(-16.75セント) ・シカゴコーン先物期近  1ブッシェル=496.00セント(-2.25セント) ・シカゴ大豆先物期近  1ブッシェル=1258.75セント(-12.00セント) ・CRB指数  218.47(-0.83) 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 08:35 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 09月10日 08時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (8303) 新生銀行     東証1部       [ 割安 ] (6535) アイモバイル   東証1部       [ 割高 ] (3458) シーアールイー  東証1部       [ 割高 ] (8473) SBI      東証1部       [ 割安 ] (4194) ビジョナル    東証マザーズ     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (3180) ビューティガレージ 東証1部       [ 割高 ] (9692) シーイーシー   東証1部       [ 割安 ] (6335) 東京機械製作所  東証1部       [ 分析中 ] (6184) 鎌倉新書     東証1部       [ 割高 ] (3475) グッドコムアセット 東証1部       [ 割高 ] 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 08:32 みんかぶニュース 市況・概況 9日の米国主要株価指数終値 ・NYダウ 34879.38(-151.69)    高値 35199.89    安値 34847.30 ・ナスダック総合指数 15248.254(-38.383) ・S&P500 4493.28(-20.79) 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 08:28 みんかぶニュース 市況・概況 9日の欧州主要株価指数終値 ・イギリス・FTSE100  7024.21(-71.32) ・ドイツ・DAX  15623.15(+12.87) ・フランス・CAC40  6684.72(+15.83) ・ロシア・RTS  1726.37(-0.16) 出所:MINKABU PRESS 2021/09/10 08:28 日経225・本日の想定レンジ もみ合い、RSI90%超えでスピード調整継続 [本日の想定レンジ]9日は米NYダウが151.69ドル安の34879.38、ナスダック総合指数が38.38pt安の15248.25、シカゴ日経225先物が大阪日中比145円高の29945円。本日の日経平均はもみ合いが予想される。昨日はローソク足が連日陽線ながら胴体部分が前日の胴体部分に収まる「陽の陽はらみ」を示現し、上昇相場の短期的な天井到達を示唆。また、RSI(14日ベース)は92.09%と過熱ラインの80%を大幅に上回っている。一方、25日線や13週線は上向きのため大勢では上昇トレンド継続中で、本日はスピード調整に伴う売りに圧迫される展開となろう。[予想レンジ]上限30100円−下限29800円 <YN> 2021/09/10 08:26

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