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注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~指数弱含みも決算反応は良好なもの多い 27日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は反落、指数弱含みも決算反応は良好なもの多い・ドル・円は弱含み、正午にかけて失速・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位が東京エレクトロン<8035>■日経平均は反落、指数弱含みも決算反応は良好なもの多い日経平均は反落。159.40円安の28946.61円(出来高概算5億7649万株)で前場の取引を終えている。26日の米株式市場でのNYダウは15.73ドル高(+0.04%)と小幅ながら3日続伸し、S&P500指数と揃って連日で史上最高値を更新。良好な企業決算や10月消費者信頼感指数の改善が好感された。ただ、最高値圏での利益確定売りのほか、目標株価引き下げを受けたSNSサイト運営のフェイスブックの下落が全体を押し下げ、上げ幅は限定的となった。一方、フェイスブックのネットワーク再構築計画による恩恵への期待から、半導体メーカーのエヌビディアが急伸し、ナスダック総合指数も+0.05%と小幅ながら続伸。米株の連日の最高値更新劇を受けながらも、前日の急伸の反動が優勢となり、日経平均は50円安の29056.01円でスタート。早い段階で29000円を割り込むと、上海株・香港株が軟調なこともあり、じりじりと下げ幅を拡げる展開がその後も続き、前場中頃には28870.25(235.76円安)まで下げる場面があった。ただ、前引けにかけては押し目買いも入り、やや下げ渋った。個別では、ソフトバンクG<9984>や、任天堂<7974>、レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>、東エレク<8035>などの値がさ株やハイテク株に大きく下落している銘柄が目立ち、日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>などの大手海運株も軒並み急落。7-9月期営業利益及び上方修正後の通期計画値がともに小幅ながら市場予想を下振れた日本電産<6594>は小高く始まった後はすぐに売りに押され、3%超の下落。業績予想の下方修正がネガティブサプライズとなったキヤノン<7751>は急落。一方、7-9月期の上振れに加え市場予想を大幅に上回る水準にまで通期計画を上方修正した新光電工<6967>が急伸し、東証1部値上がり率トップに。また、新光電工の好決算が刺激材料となったイビデン<4062>も急伸している。2度目となる通期計画の上方修正を発表したシマノ<7309>も大幅高で値上がり率上位に。そのほか、好決算や業績上方修正を材料に日立建機<6305>、日東電工<6988>、松風<7979>、ホシデン<6804>などが大幅上昇で値上がり率上位に並んでいる。セクターでは海運業、非鉄金属、電気機器などが下落率上位となっている一方、食料品、輸送用機器、保険業などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の値下がり銘柄は全体の67%、対して値上がり銘柄は28%となっている。日経平均は一時200円超下げ、29000円を割り込んだ。しかし、前日に500円超上昇していたこともあり、反動安は想定内といったところ。決算シーズンが本格化しはじめ、個別株物色が中心となっているため、今後も日経平均は29000円を挟んだ水準での一進一退が続きそうだ。日本でも決算発表が前日からかなり増えてきたが、これまでの日米の企業決算の内容は総じて良好といえそうだ。米国では金融大手から医薬、消費財メーカーの好決算からはじまったが、その後も電気自動車(EV)のテスラ、動画配信サービスのネットフリックスなどのハイテク株の好決算が相次ぎ、株価も上場来高値を更新する動きが見られている。また、前日の取引終了後には検索グーグルを運営するアルファベットとソフトウェアのマイクロソフトの大型テック企業が決算を発表したが、内容は概ね予想を上回り、マイクロソフトは時間外取引で大きく上昇している。市場への影響力が絶大なGAFAMやテスラなどの決算と株価反応が良好であることは投資家心理の下支えに大きく寄与してくれる。また、東京市場でも、新光電工、日東電工、日立建機などの電子部品株や景気敏感株で良好な決算が確認されたことは好材料。残念ながら、注目度の高い日本電産については、市場予想をやや下振れたことで株価は下落しているが、こちらも、先行き不透明感がくすぶる中でも通期計画を上方修正してきたこと自体はポジティブに捉えられる。本日は、指数は弱含んでいるものの、決算銘柄だけに限ってみれば、上昇している銘柄が多くみられ、相場全体の雰囲気も見た目程には悪くない様子。日本では決算発表がまだ始まったばかりではあるが、今後の主力株の反応でもポジティブな反応ものが優勢となれば、決算一巡後には日本株を再評価する動きが出てくるかもしれない。さて、後場の日経平均は引き続き29000円を挟んだ水準での弱含みの推移が続きそうだ。決算前に、本日大きく下落している値がさ株やハイテク株に積極的な押し目買いが入るとは考えにくく、香港ハンセン指数が大きめに下げていることもあって、冴えない動きを強いられよう。なお、本日は信越化<4063>、エムスリー<2413>、ファナック<6954>、富士通<6702>などの決算が予定されている。■ドル・円は弱含み、正午にかけて失速27日午前の東京市場でドル・円は弱含み、114円前半で小幅に値を下げた。前日米株高にもかかわらず日経平均株価は軟調地合いとなり、日本株安を嫌気した円買いが先行。アジアの株安も円買いを支援した。ただ、米10年債利回りは下げ渋り、ドルは売りづらい面もある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円05銭から114円22銭、ユーロ・円は132円30銭から132円53銭、ユーロ・ドルは1.1590ドルから1.1604ドル。■後場のチェック銘柄・グローバルウェイ<3936>、田中化学研究所<4080>など、3銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位が東京エレクトロン<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・NZ・9月貿易収支:-21.71億NZドル(8月:-21.44億NZドル←-21.44億NZドル)・豪・7-9月期消費者物価指数:前年比+3.0%(予想:+3.1%、4-6月期:+3.8%)【要人発言】・ブラウン米上院銀行委員長「バイデン大統領はFRB理事の候補者リストを提示する方針」「パウエル氏が含まれるかどうかの最大4人の候補者を検討する際、雇用情勢にかなり大きな重点を置くことになるだろう」<国内>・日銀金融政策決定会合(28日まで)<海外>特になし <CS> 2021/10/27 12:19 日経QUICKニュース 外為12時 円、114円ちょうど近辺に上昇 株安で買い  27日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇に転じ、小高い水準でもみ合っている。12時時点は1ドル=114円03~04銭と前日17時時点に比べ1銭の円高・ドル安だった。27日の日本株相場が軟調に推移し、低リスク通貨とされる円への買いを誘った。一時114円03銭近辺まで上昇した。 26日発表の米経済指標が市場予想を上回ったことを手掛かりに、朝方は円売り・ドル買いが目立っていた。28日には日銀と欧州中央銀行(ECB)がそれぞれ金融政策を発表するほか、米国では7~9月期の国内総生産(GDP)速報値が発表される。重要イベントを前に持ち高を大きく傾ける動きは限られ、円相場は方向感を欠く展開だった。 9~12時の円の安値は114円22銭近辺で、値幅は19銭程度だった。 円は対ユーロで横ばい。12時時点は1ユーロ=132円26~27銭と前日17時時点と同じだった。ユーロの対ドル相場も小動きで、12時時点は1ユーロ=1.1598~99ドルと同0.0001ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 12:18 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は小幅続落、長期金利0.105%に上昇  27日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅続落。前日の米債券高(金利は低下)を手掛かりに買いが先行したものの、買い一巡後は伸び悩んだ。  債券先物は朝方に一時151円18銭まで上昇。前日26日に発表された10月米消費者信頼感指数は市場予想を大きく上回ったことを受け、同日の米長期金利が1.61%台に低下したことが円債に買いを促した。ただ、きょうは2年債入札が実施されると様子眺めムードが広がりやすく上値を追う勢いには乏しかった。また、時間外取引で米長期金利が強含みで推移したことが重荷となる形で債券への買いは続かず上値が重くなった。  午前11時の先物12月限の終値は前日に比べ1銭安の151円12銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の0.105%だった。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/27 12:10 注目トピックス 日本株 【M&A速報:2021/10/27(1)】クボタ子会社のKHE社、スペインのトラクタ用作業機器メーカーのフェデ社を買収 ■クボタ<6326>蘭子会社のKHE社、スペインのトラクタ用作業機器メーカーのフェデ社を買収■デザインカンパニーのMaslow、2000万円の資金調達を実施■空き情報プラットフォーム「VACAN」提供のバカン、資金調達を実施■東京eスポーツゲート、約3億円の資金調達を実施■建設・土木の生産支援クラウド「Photoruction」開発・運営のフォトラクション、資金調達ラウンドのセカンドクローズが完了■金融・決済領域を中心としたプラットフォーム提供のインフキュリオン、総額約22億円の資金調達を実施■オンラインM&Aマッチングプラットフォーム運営のM&Aクラウド、総額約10億円の資金調達を実施■アパートメントホテル開発・運営のセクションL、シードラウンドで資金調達を実施■ホープ<6195>、広告事業とジチタイワークス事業を分社化■アドバンテスト<6857>、テスト用インターフェースボード提供の米R&D Altanova社を買収■タツタ電線<5809>、子会社2社から原材料調達・製品販売事業を承継【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】 <CS> 2021/10/27 12:10 後場の投資戦略 指数弱含みも決算反応は良好なもの多い [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28946.61;-159.40TOPIX;2009.84;-8.56[後場の投資戦略] 日経平均は一時200円超下げ、29000円を割り込んだ。しかし、前日に500円超上昇していたこともあり、反動安は想定内といったところ。決算シーズンが本格化しはじめ、個別株物色が中心となっているため、今後も日経平均は29000円を挟んだ水準での一進一退が続きそうだ。 日本でも決算発表が前日からかなり増えてきたが、これまでの日米の企業決算の内容は総じて良好といえそうだ。米国では金融大手から医薬、消費財メーカーの好決算からはじまったが、その後も電気自動車(EV)のテスラ、動画配信サービスのネットフリックスなどのハイテク株の好決算が相次ぎ、株価も上場来高値を更新する動きが見られている。また、前日の取引終了後には検索グーグルを運営するアルファベットとソフトウェアのマイクロソフトの大型テック企業が決算を発表したが、内容は概ね予想を上回り、マイクロソフトは時間外取引で大きく上昇している。市場への影響力が絶大なGAFAMやテスラなどの決算と株価反応が良好であることは投資家心理の下支えに大きく寄与してくれる。 また、東京市場でも、新光電工、日東電工、日立建機などの電子部品株や景気敏感株で良好な決算が確認されたことは好材料。残念ながら、注目度の高い日本電産については、市場予想をやや下振れたことで株価は下落しているが、こちらも、先行き不透明感がくすぶる中でも通期計画を上方修正してきたこと自体はポジティブに捉えられる。本日は、指数は弱含んでいるものの、決算銘柄だけに限ってみれば、上昇している銘柄が多くみられ、相場全体の雰囲気も見た目程には悪くない様子。日本では決算発表がまだ始まったばかりではあるが、今後の主力株の反応でもポジティブな反応ものが優勢となれば、決算一巡後には日本株を再評価する動きが出てくるかもしれない。 さて、後場の日経平均は引き続き29000円を挟んだ水準での弱含みの推移が続きそうだ。決算前に、本日大きく下落している値がさ株やハイテク株に積極的な押し目買いが入るとは考えにくく、香港ハンセン指数が大きめに下げていることもあって、冴えない動きを強いられよう。なお、本日は信越化<4063>、エムスリー<2413>、ファナック<6954>、富士通<6702>などの決算が予定されている。 <AK> 2021/10/27 12:10 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は弱含み、正午にかけて失速 27日午前の東京市場でドル・円は弱含み、114円前半で小幅に値を下げた。前日米株高にもかかわらず日経平均株価は軟調地合いとなり、日本株安を嫌気した円買いが先行。アジアの株安も円買いを支援した。ただ、米10年債利回りは下げ渋り、ドルは売りづらい面もある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円05銭から114円22銭、ユーロ・円は132円30銭から132円53銭、ユーロ・ドルは1.1590ドルから1.1604ドル。【経済指標】・ブラウン米上院銀行委員長「バイデン大統領はFRB理事の候補者リストを提示する方針」「パウエル氏が含まれるかどうかの最大4人の候補者を検討する際、雇用情勢にかなり大きな重点を置くことになるだろう」【要人発言】・NZ・9月貿易収支:-21.71億NZドル(8月:-21.44億NZドル←-21.44億NZドル)・豪・7-9月期消費者物価指数:前年比+3.0%(予想:+3.1%、4-6月期:+3.8%) <TY> 2021/10/27 12:09 ランチタイムコメント 日経平均は反落、指数弱含みも決算反応は良好なもの多い  日経平均は反落。159.40円安の28946.61円(出来高概算5億7649万株)で前場の取引を終えている。 26日の米株式市場でのNYダウは15.73ドル高(+0.04%)と小幅ながら3日続伸し、S&P500指数と揃って連日で史上最高値を更新。良好な企業決算や10月消費者信頼感指数の改善が好感された。ただ、最高値圏での利益確定売りのほか、目標株価引き下げを受けたSNSサイト運営のフェイスブックの下落が全体を押し下げ、上げ幅は限定的となった。一方、フェイスブックのネットワーク再構築計画による恩恵への期待から、半導体メーカーのエヌビディアが急伸し、ナスダック総合指数も+0.05%と小幅ながら続伸。 米株の連日の最高値更新劇を受けながらも、前日の急伸の反動が優勢となり、日経平均は50円安の29056.01円でスタート。早い段階で29000円を割り込むと、上海株・香港株が軟調なこともあり、じりじりと下げ幅を拡げる展開がその後も続き、前場中頃には28870.25(235.76円安)まで下げる場面があった。ただ、前引けにかけては押し目買いも入り、やや下げ渋った。 個別では、ソフトバンクG<9984>や、任天堂<7974>、レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>、東エレク<8035>などの値がさ株やハイテク株に大きく下落している銘柄が目立ち、日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>などの大手海運株も軒並み急落。7-9月期営業利益及び上方修正後の通期計画値がともに小幅ながら市場予想を下振れた日本電産<6594>は小高く始まった後はすぐに売りに押され、3%超の下落。業績予想の下方修正がネガティブサプライズとなったキヤノン<7751>は急落。 一方、7-9月期の上振れに加え市場予想を大幅に上回る水準にまで通期計画を上方修正した新光電工<6967>が急伸し、東証1部値上がり率トップに。また、新光電工の好決算が刺激材料となったイビデン<4062>も急伸している。2度目となる通期計画の上方修正を発表したシマノ<7309>も大幅高で値上がり率上位に。そのほか、好決算や業績上方修正を材料に日立建機<6305>、日東電工<6988>、松風<7979>、ホシデン<6804>などが大幅上昇で値上がり率上位に並んでいる。 セクターでは海運業、非鉄金属、電気機器などが下落率上位となっている一方、食料品、輸送用機器、保険業などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の値下がり銘柄は全体の67%、対して値上がり銘柄は28%となっている。 日経平均は一時200円超下げ、29000円を割り込んだ。しかし、前日に500円超上昇していたこともあり、反動安は想定内といったところ。決算シーズンが本格化しはじめ、個別株物色が中心となっているため、今後も日経平均は29000円を挟んだ水準での一進一退が続きそうだ。 日本でも決算発表が前日からかなり増えてきたが、これまでの日米の企業決算の内容は総じて良好といえそうだ。米国では金融大手から医薬、消費財メーカーの好決算からはじまったが、その後も電気自動車(EV)のテスラ、動画配信サービスのネットフリックスなどのハイテク株の好決算が相次ぎ、株価も上場来高値を更新する動きが見られている。また、前日の取引終了後には検索グーグルを運営するアルファベットとソフトウェアのマイクロソフトの大型テック企業が決算を発表したが、内容は概ね予想を上回り、マイクロソフトは時間外取引で大きく上昇している。市場への影響力が絶大なGAFAMやテスラなどの決算と株価反応が良好であることは投資家心理の下支えに大きく寄与してくれる。 また、東京市場でも、新光電工、日東電工、日立建機などの電子部品株や景気敏感株で良好な決算が確認されたことは好材料。残念ながら、注目度の高い日本電産については、市場予想をやや下振れたことで株価は下落しているが、こちらも、先行き不透明感がくすぶる中でも通期計画を上方修正してきたこと自体はポジティブに捉えられる。本日は、指数は弱含んでいるものの、決算銘柄だけに限ってみれば、上昇している銘柄が多くみられ、相場全体の雰囲気も見た目程には悪くない様子。日本では決算発表がまだ始まったばかりではあるが、今後の主力株の反応でもポジティブな反応ものが優勢となれば、決算一巡後には日本株を再評価する動きが出てくるかもしれない。 さて、後場の日経平均は引き続き29000円を挟んだ水準での弱含みの推移が続きそうだ。決算前に、本日大きく下落している値がさ株やハイテク株に積極的な押し目買いが入るとは考えにくく、香港ハンセン指数が大きめに下げていることもあって、冴えない動きを強いられよう。なお、本日は信越化<4063>、エムスリー<2413>、ファナック<6954>、富士通<6702>などの決算が予定されている。 <AK> 2021/10/27 12:05 注目トピックス 市況・概況 東京為替:1ドル114円近辺、日経平均は反落、米TIの第3四半期、市場予想下回る 午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=114円近辺で推移。米TI(テキサスインスツルメンツ)が26日の取引終了後に発表した第3四半期決算で第4四半期の売上予想が42.2億ドル~45.80億ドルと発表し、市場予想の44.4億ドルを下回ったとロイターが報じている。一方、東京株式市場は日経平均が159.40円安で午前の取引を終了した。米半導体大手のTIが発表した第3四半期決算や決算予想が市場予想を下回り時間外取引で下落していることを受けて、東京市場でも、半導体関連株を中心に軟調な展開となっているもようだ。また、ソフトバンクG<9984>が216円安、キヤノン<7751>が150.5円安など、時価総額が大きい銘柄の下落も相場の重しとなっているもようだ。 <FA> 2021/10/27 12:00 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):新光電工、オンコリス、日東電など 日東電<6988>:8640円(+520円)大幅続伸。前日に7-9月期決算を発表している。営業利益は431億円で前年同期比72.9%増益、市場予想を100億円程度上振れる着地になっている。核酸医薬のCMOなどが上振れを牽引したとみられる。通期計画は従来の1050億円から1260億円、前期比34.3%増に上方修正、市場コンセンサスを100億円程度上振れ。ライフサイエンス事業が想定以上に成長とみられ、来年度のディスプレイ材料の伸び悩みによる業績懸念も後退の方向に。シマノ<7309>:32740円(+2600円)大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は371億円で前年同期比44.6%増益、市場予想を60億円程度上振れている。欧米での強い需要を背景とした自転車部品の売上拡大が好業績の背景に。通期予想は7月27日に続いての上方修正、営業利益は1245億円から1355億円、前期比63.8%増に引き上げ。市場コンセンサスは1280億円程度であった。想定以上の業績モメンタムを好感する動きが優勢に。新光電工<6967>:4340円(+470円)大幅続伸。前日に7-9月期の決算を発表、営業利益は162億円で前年同期比4.6倍、市場予想を30億円程度上振れている。また、通期計画を上方修正、従来予想の406億円から594億円にまで引き上げ。市場コンセンサスは450億円程度の水準であった。主力のFCパッケージの伸長などが背景とみられる。第1四半期決算時には、実質的に下半期計画は下方修正の形になっていたため、大幅上方修正にはポジティブなサプライズ。キヤノン<7751>:2576.5円(-150.5円)大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は587億円で前年同期比3.1倍となったが、4-6月期の773億円から水準は低下、市場予想も90億円程度下回った。また、通期予想は従来の2830億円から2720億円に下方修正、修正幅は限定的であるが、円安による上振れへの期待も残っていただけに、下振れがネガティブなインパクトにつながっているようだ。年間配当金計画は据え置いている。日本電産<6594>:12180円(-410円)反落。前日に7-9月期の決算を発表、営業利益は456億円で前年同期比10.3%増益、市場予想は20億円弱下振れ。通期予想は従来の1800億円から1900億円、前期比18.7%増に上方修正、為替前提など保守的な前提とみられるが、上方修正値の水準はややコンセンサスに未達。EVトラクションモータの販売見通し引き上げなどポジティブな見方もあるが、決算期待の高い銘柄でもあり、サプライズの乏しい決算を受けて出尽くし感が先行。マクアケ<4479>:4615円(+95円)大幅に反発。22年9月期の営業利益予想を前期比41.3%増の4.65億円と発表している。事業者と消費者をつなぐプラットフォーム「Makuake」の価値向上などに取り組み、全体の業績規模を1.4倍に伸ばす計画。同時に発表した21年9月期の営業利益は35.5%減の3.29億円で着地した。売上高は43.3%増の46.21億円に拡大したものの、販管費が62.0%増の34.76億円に膨らみ、利益を圧迫した。オンコリス<4588>:672円(+55円)大幅に続伸。現在開発中の新型コロナウイルス感染症治療薬OBP-2011に関し、ハムスター感染モデルを用いた薬理試験で有効性が確認されたと発表している。これまでOBP-2011は、幅広いコロナウイルスに対して増殖抑制効果を有することが細胞培養系の実験で証明されているという。現在、OBP-2011の前臨床試験や治験薬のGMP製造を進めており、22年上半期までに臨床試験を開始することを目指している。ソレイジア<4597>:115円(+4円)大幅に続伸。新規化合物ダリナパルシン(SP-02)の日本国内の権利に関するMeiji Seikaファルマ(東京都中央区)とのライセンス契約を終了し、新たに日本化薬<4272>とライセンス契約を締結し、販売提携先を変更したと発表している。SP-02は、再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫治療薬として開発を進めている医薬候補品。6月に厚生労働省に対する製造販売承認申請を完了し、22年中の承認と販売開始を目指している。 <ST> 2021/10/27 11:59 日経QUICKニュース 東証前引け 反落し一時200円超安、香港株安が重荷 任天堂が年初来安値  27日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比159円40銭(0.55%)安の2万8946円61銭で終えた。前日に500円超上げた反動で、主力株の一角に目先の利益を確定させる売りが出た。前日に上昇していたソフトバンクGや東エレクが軟調で、日経平均を押し下げた。米中関係の悪化懸念で香港株が下げて始まったことも投資家心理を冷やし、日経平均の下げ幅は一時200円を超えた。 好業績銘柄への買いが支えとなり、小幅ながら上昇に転じる場面があった。ダウ工業株30種平均が連日で過去最高値を更新するなど米国株高が買い手がかりになった面もある。 ただ、31日の衆院選の投開票を前に買い手控えムードが強く、朝方の売買一巡後は安く推移した。企業決算の発表が本格化するなか、「今後の為替の前提や新型コロナウイルスの感染動向をどのように見通しているかなどを見極めようと、積極的に買いを入れにくい状況が続いている」(大手証券)との声が聞かれた。 JPX日経インデックス400とTOPIXも下落した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3486億円、売買高は5億7649万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1471、値上がりは609、変わらずは102だった。 任天堂が年初来安値を更新。郵船、川崎汽、商船三井の海運3社もそろって下落。前日に今期の営業利益見通しを引き下げたキヤノンも大幅安だった。一方、前日に決算を発表した日東電や日立建機が上昇。味の素、アサヒなど食品株の上げが目立った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 11:54 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」5位にタスキ  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」27日午前11時現在で、タスキ<2987.T>が「買い予想数上昇」5位となっている。  25日の取引終了後、集計中の21年9月期単独営業利益が11億7000万円から12億5000万円(前の期比2.2倍)へ上振れて着地したようだと発表し、あわせて30円を予定していた期末一括配当も52円に引き上げた。利益率を重視したマネジメントが奏功しデジタルトランスフォーメーション(DX)推進により営業費用を削減したことで利益は計画を上振れた。  これを受けて、同社株は前日の大幅高に続き、きょうも買われており、これが買い予想数の上昇につながっているようだ。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/27 11:48 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(前引け)=反落、前日急騰の反動とアジア株安も重荷  27日前引けの日経平均株価は前営業日比159円40銭安の2万8946円61銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億7649万株、売買代金概算は1兆3486億円。値上がり銘柄数は609、対して値下がり銘柄数は1471、変わらずは102銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は、前日に日経平均が先物主導で急伸した反動もあって、目先利益確定の売りが優勢となった。前日の米国株市場では主要株指数が上昇を続け、NYダウやS&P500指数は最高値を更新したが、上げ幅は小さく上値の重さも顕在化した。これを受けて、東京市場でも積極的にリスクを取りに行く動きは見られない。今月末の衆院選で与党の苦戦が予想されるなか、買いポジションを軽くすることを目的とした売り圧力が全体指数を押し下げている。また、米中摩擦問題も上値の重荷となっており、アジア株が軟調に推移したことも影響した。  個別では売買代金トップのソフトバンクグループ<9984.T>が安く、日本郵船<9101.T>、川崎汽船<9107.T>なども大きく水準を切り下げた。日本電産<6594.T>も売られた。東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>なども安い。遠藤照明<6932.T>が利食われ急反落、フジクラ<5803.T>の下げも目立った。半面、日本郵政<6178.T>は堅調に推移した。新光電気工業<6967.T>が値を飛ばし、シマノ<7309.T>も大幅高。ホシデン<6804.T>が大きく買われ、日東電工<6988.T>、日立建機<6305.T>なども人気を集めた 出所:MINKABU PRESS 2021/10/27 11:47 日経QUICKニュース 新興株前引け マザーズ、ジャスダックともに反落 好業績銘柄には物色  27日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比11.80ポイント(1.05%)安い1108.75だった。日本時間27日午前のアジア株相場などが下落して推移していることで投資家心理が下向き、主力銘柄を中心に利益確定売りが出ている。半面、前日の決算発表で良好な業績が確認された銘柄には物色が入り、相場を支えている。 メルカリやフリー、HENNGEが下落した。一方で、弁護士COMが大幅上昇。日本電解やココナラも買われた。 日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比18円96銭(0.47%)安い3982円53銭となった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で273億円、売買高は3482万株だった。東映アニメやウエストHD、ハーモニックが下落した。半面、田中化研やUFHD、ガーラは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/10/27 11:43 注目トピックス 市況・概況 Eワラント:売れ筋・値上がりランキング(前引け) ■eワラント売れ筋トップ10(2021/10/27 11:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 販売価格1 村田製作所 コール(11,000円) -13.64% 8.96 0.43円2 日本郵船 コール(9,500円) -37.84% 8.97 0.74円3 ソフトバンクグループ コール(7,700円) -15.53% 4.25 1.79円4 日立製作所 コール(8,000円) -14.71% 15.97 0.34円5 イーサリアム2021年12月 プラス5倍トラッカー(2,550米ドル) +0.27% 1.85 27.90円■eワラント値上がりトップ10(2021/10/27 11:30現在)順位 銘柄名(権利行使価格) 前日比 レバレッジ 原資産騰落率(前日比)1 日東電工 コール (11,000円) +150.00% 0.00 +6.34%2 日東電工 コール (9,700円) +150.00% 16.13 +6.34%3 日立建機 コール(4,000円) +112.12% 12.99 +6.20%4 日立建機 コール(3,550円) +76.61% 9.13 +6.20%5 日東電工 コール (8,400円) +75.86% 9.03 +6.34%6 キヤノン プット (2,150円) +70.83% -10.40 -5.84%7 キヤノン プット (2,550円) +70.33% -8.96 -5.84%8 日東電工 コール (10,400円) +61.40% 8.12 +6.34%9 ビザ プット (190米ドル) +58.33% 0.00 -4.10%10 日東電工 コール(9,200円) +55.08% 7.07 +6.34%注:eワラントについて、前日23:50時点の終値(買取価格)と掲載時点の価格(買取価格)を比較(出所:Eワラント証券ウェブサイト) <FA> 2021/10/27 11:38 注目トピックス 日本株 Jストリーム---子会社のCO3、講演会、セミナーなどのハイブリッド開催に対応のサービス提供開始を発表 Jストリーム<4308>は26日、子会社のCO3が、ウィズコロナからポストコロナ時代にむけた事業展開を見据え、今後の企業イベントや講演会などが、オンライン開催の傾向から、リアルとオンラインのハイブリッド開催に移行することに対応した、MICEコネクト「ハイブリッドイベント管理システム」の提供を開始すると発表した。「MICEコネクト」は、CO3が提供中の、イベントの準備から参加者の管理、来場受付管理まで、MICEイベント運営業務に必要なさまざまな機能を備え、各種情報を一元管理できるソリューション。今回、オンライン視聴システムの中心的な機能を付加したことで、参加人数枠の管理や参加・出席状況の可視化をはじめとした既存機能の他、オンライン化による参加会場の分散化や個人視聴対応といったコロナ禍における非対面が求められる状況変化においても、利便性の向上や全般的な運用コスト削減につながるサービスとしている。同社は今後、イベント主催者やパートナー会社、参加者との円滑なコミュニケーションの推進と、運用コストの削減を実現し、グループとしての新規顧客の獲得や、既存顧客に対してのより高品質なサービスの提供に繋げていくとしている。 <ST> 2021/10/27 11:37 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・27日>(前引け)=シマノ、ホシデン、新光電工  シマノ<7309.T>=急反発。26日の取引終了後、21年12月期の連結経常利益を従来予想の1286億円から1423億円(前期比74.7%増)へ上方修正すると発表。従来の6期ぶりの最高益予想を更に上乗せする形となり、これが好材料視されている。今期業績の上方修正は7月に続き、3回目となる。コロナ禍において自転車や釣りへの高い関心と需要が継続するなか、欧米や新興市場向け販売が好調に推移していることが上振れの要因。また、増産による原価率低減効果も利益を押し上げる。併せて、33万株(発行済み株式数の0.36%)の自社株を11月2日付で消却することも明らかにしている。  ホシデン<6804.T>=上げ足強め7連騰。同社はコネクターやスイッチなどの機構部品を手掛け、ゲーム機では任天堂<7974.T>向けの売上比率が高いことで知られる。足もとの業績はゲーム機向け需要一服もスマートフォンなどモバイル機器向けや健康関連機器向け需要が会社側の想定を上回る伸びを示しており、好調に推移している。26日取引終了後に22年3月期上期(21年4~9月)の業績予想の修正を発表、営業利益は従来見通しの51億円から65億円(前年同期比26%増)に大幅増額修正しており、これを好感する買いを呼び込んでいる。  新光電気工業<6967.T>=大幅高で年初来高値更新。26日の取引終了後、22年3月期業績予想の上方修正を発表。営業利益を406億円から594億円(前期比2.5倍)へ増額しており、これを好感した買いが膨らんでいるようだ。売上高予想も2420億円から2642億円(同40.5%増)へ引き上げた。上期においてフリップチップタイプパッケージが好調に推移したほか、第3四半期以降も旺盛な需要が継続すると見込まれることが業績を押し上げる見通し。加えて、半導体製造装置向けセラミック静電チャックなど各製品の売り上げ増加も見込む。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/27 11:37 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=27日前引け  27日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ     69790   -21.5    15930 2. <1458> 楽天Wブル    13333   -25.6    18640 3. <1357> 日経Dインバ   9388   -40.6     392 4. <1459> 楽天Wベア    6459   -31.5    1566 5. <1321> 野村日経平均   5411   -36.8    29840 6. <1579> 日経ブル2    4883   -31.6    17010 7. <1360> 日経ベア2    4630   -60.2     958 8. <2038> 原油先Wブル   2571    4.3     869 9. <1568> TPXブル    1466   -9.5    25670 10. <1306> 野村東証指数   1304   -40.3    2090 11. <1365> 大和日経レバ   1280   -18.4    24560 12. <1552> VIX短先物   1268   -16.5    1978 13. <1545> 野村ナスダク   1133   61.6    17960 14. <1320> 大和日経平均    741   -42.0    29780 15. <1330> 日興日経平均    717   -20.6    29910 16. <1366> 大和日経Dイ    622   -15.8    1023 17. <1671> WTI原油     614   -41.1    1883 18. <1329> iS日経      611   42.4    29980 19. <1655> iS米国株     604   54.9    3745 20. <1346> MX225     453   54.6    29990 21. <1358> 日経2倍      402   -22.4    29550 22. <1699> 野村原油      363   58.5     233 23. <1540> 純金信託      315   21.6    6240 24. <2562> 日興ダウヘ有    310  10233.3    3095 25. <1678> 野村インド株    299    5.7     248 26. <2558> MX米株SP    252    5.0    14980 27. <1367> 大和TPレバ    185   -34.2    19950 28. <1348> MXトピクス    180   168.7    2091 29. <1308> 日興東証指数    172   -33.1    2064 30. <2620> iS米債13    169  -100.0    2668 31. <1356> TPXベア2    163   -19.7    1029 32. <2516> マザーズ      151   -0.7     855 33. <1557> SPDR5百    149   -35.5    52100 34. <1305> 大和東証指数    143   -49.8    2114 35. <1343> 野村REIT    124   -67.5    2235 36. <1326> SPDR      122   -23.3    19070 37. <1580> 日経ベア      120   -24.1    2630 38. <1546> 野村ダウ30    119   80.3    39800 39. <1541> 純プラ信託     114   58.3    3485 40. <2632> MXナスヘ有    114   245.5    11760 41. <2631> MXナスダク    109   -36.3    12760 42. <1487> 日興米債ヘ有    100  9900.0    18090 43. <1476> iSJリート    96   500.0    2148 44. <1615> 野村東証銀行    94   -56.9     152 45. <2039> 原油先物ベア    81   102.5    2622 46. <1475> iSTPX     79   16.2    2063 47. <1547> 日興SP5百    78   -61.0    5680 48. <1571> 日経インバ     75   -60.3     988 49. <2040> NYダウブル    69   23.2    32650 50. <1542> 純銀信託      58    3.6    8240 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%) 株探ニュース 2021/10/27 11:35 みんかぶニュース 市況・概況 ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は反落、Mipox、テセックが売られる  27日前引けの日経ジャスダック平均は前日比18.96円安の3982.53円と反落。値上がり銘柄数は196、値下がり銘柄数は349となった。  個別ではオーシャンシステム<3096>、ネクストジェン<3842>、MITホールディングス<4016>、細谷火工<4274>、中京医薬品<4558>など11銘柄が年初来安値を更新。Mipox<5381>、テセック<6337>、セプテーニ・ホールディングス<4293>、東映アニメーション<4816>、かんなん丸<7585>は値下がり率上位に売られた。  一方、田中化学研究所<4080>が一時ストップ高と値を飛ばした。ウルトラファブリックス・ホールディングス<4235>、東北特殊鋼<5484>、ユニバーサル園芸社<6061>、菊水電子工業<6912>、インヴァスト<7338>は年初来高値を更新。ガーラ<4777>、シーズメン<3083>、GFA<8783>、白鳩<3192>、ディーエムソリューションズ<6549>は値上がり率上位に買われた。 株探ニュース 2021/10/27 11:34 みんかぶニュース 市況・概況 ◎27日前場の主要ヘッドライン ・マクアケは一時15%高、トップラインの高成長続き22年9月期はV字回復へ ・日本郵政は軟調地合いのなか続伸、高配当利回りに着目した買いが続く ・日東電工は一時6%強高と急伸、22年3月期業績予想の増額修正を好感 ・日立建機が大幅に4日続伸、22年3月期業績予想を上方修正 ・食品株が頑強な値動き、相次ぐ製品値上げの動きが株価の刺激材料に ・アドテストは強弱観対立もやや買い優勢、米企業買収とあすの決算発表控え思惑錯綜 ・シマノが急反発、欧米や新興市場向け販売好調で今期3回目の上方修正 ・ホシデンは7連騰と気を吐く、今上期営業利益の大幅増額修正受け上値追い続く ・松風は大幅高で上場来高値更新、業績見通し一変し営業3割増益予想がサプライズに ・弁護士ドットコムがカイ気配スタート、上期営業利益は4.2倍で着地 ・新光電工がカイ気配スタート、22年3月期営業2.5倍増益に上方修正 ・田中化研はカイ気配スタート、22年3月期業績予想を上方修正 ※ヘッドラインは記事配信時点のものです 出所:MINKABU PRESS 2021/10/27 11:33 みんかぶニュース 市況・概況 東証マザーズ(前引け)=マザーズ指数は反落、アジャイル、インバウTが売られる  27日前引けの東証マザーズ指数は前日比11.80ポイント安の1108.75ポイントと反落。値上がり銘柄数は95、値下がり銘柄数は264となった。  個別では総医研ホールディングス<2385>、アンビション DX ホールディングス<3300>、アプリックス<3727>、ユーザベース<3966>、Kaizen Platform<4170>など14銘柄が年初来安値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク<6573>、インバウンドテック<7031>、HENNGE<4475>、ENECHANGE<4169>、ブロードマインド<7343>は値下がり率上位に売られた。  一方、弁護士ドットコム<6027>がストップ高。グローバルウェイ<3936>は一時ストップ高と値を飛ばした。データホライゾン<3628>、CINC<4378>、Macbee Planet<7095>は年初来高値を更新。ASJ<2351>、オンコリスバイオファーマ<4588>、アスタリスク<6522>、サイバートラスト<4498>、ジモティー<7082>は値上がり率上位に買われた。 株探ニュース 2021/10/27 11:33 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=27日前引け、MXナスダク、MX海外株式が新高値  27日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比26.5%減の1332億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同28.2%減の1189億円だった。  個別ではNEXT FUNDS外国REIT・S&P先進国 <2515> 、上場インデックスNASDAQ100為替ヘッジなし <2568> 、NEXT FUNDS外国株式・MSCI <2513> 、UBS スイス株 <1391> 、WisdomTree WTI 原油上場 <1690> など24銘柄が新高値。NEXT 電力・ガス電力・ガス <1627> が新安値をつけた。  そのほか目立った値動きでは国際のETF VIX短期先物指数 <1552> が3.40%高と大幅な上昇。  一方、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> は3.87%安と大幅に下落した。  日経平均株価が159円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金697億9000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均786億5600万円を大きく下回っており低調。  その他の日経平均ETFでは楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が133億3300万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が93億8800万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が64億5900万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が54億1100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が48億8300万円の売買代金となった。 株探ニュース 2021/10/27 11:32 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 10月27日 11時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (4080) 田中化学研究所  東証JASDAQ(スタンダード) [ 割高 ] (6027) 弁護士ドットコム 東証マザーズ     [ 割安 ] (4597) ソレイジア・ファーマ 東証マザーズ     [ 割高 ] (4378) CINC     東証マザーズ     [ 分析中 ] (2987) タスキ      東証マザーズ     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (9318) アジア開発キャピタル 東証2部       [ 割高 ] (6955) FDK      東証2部       [ 割安 ] (6337) テセック     東証JASDAQ(スタンダード) [ 割高 ] (3936) グローバルウェイ 東証マザーズ     [ 分析中 ] (8060) キヤノンMJ   東証1部       [ 割安 ] 出所:MINKABU PRESS 2021/10/27 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 東証2部(前引け)=2部指数は反落、FDK、倉庫精が売られる  27日前引けの東証2部指数は前日比27.00ポイント安の7690.42ポイントと反落。値上がり銘柄数は115、値下がり銘柄数は230となった。  個別では朝日印刷<3951>、イムラ封筒<3955>、児玉化学工業<4222>、トーヨーアサノ<5271>、日本パワーファスニング<5950>など6銘柄が年初来安値を更新。FDK<6955>、倉庫精練<3578>、光陽社<7946>、東洋刃物<5964>、鉄人化計画<2404>は値下がり率上位に売られた。  一方、マーチャント・バンカーズ<3121>、ウェルス・マネジメント<3772>、伊勢化学工業<4107>、アドテック プラズマ テクノロジー<6668>、Jトラスト<8508>が年初来高値を更新。ジャパンエンジンコーポレーション<6016>、SDSホールディングス<1711>、ダイトーケミックス<4366>、イクヨ<7273>、クレステック<7812>は値上がり率上位に買われた。 株探ニュース 2021/10/27 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均27日前引け=反落、159円安の2万8946円  27日前引けの日経平均株価は反落。前日比159.40円(-0.55%)安の2万8946.61円で前場の取引を終了した。東証1部の値上がり銘柄数は609、値下がりは1470、変わらずは102と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回った。  日経平均マイナス寄与度は45.68円の押し下げでSBG <9984>がトップ。以下、東エレク <8035>が23.26円、エムスリー <2413>が13.62円、ソニーG <6758>が13.22円、ファナック <6954>が10.57円と並んだ。  プラス寄与度トップは日東電 <6988>で、日経平均を18.33円押し上げ。次いで日立建機 <6305>が7.75円、信越化 <4063>が7.75円、花王 <4452>が4.16円、味の素 <2802>が3.91円と続いた。  業種別では33業種中7業種が値上がり。1位は食料で、以下、輸送用機器、保険、化学が続いた。値下がり上位には海運、非鉄金属、電気機器が並んだ。 株探ニュース 2021/10/27 11:31 みんかぶニュース 個別・材料 東和薬品が大幅続落、22年3月期業績予想を上方修正も材料出つくし  東和薬品<4553.T>が大幅続落。同社は26日取引終了後に、22年3月期連結売上高が1650億円から1667億円(前期比7.6%増)へ、営業利益が174億円から193億円(同3.1%減)へ、純利益が120億円から154億4000万円(同10.6%増)へ当初の見通しを上回りそうだと発表したが、決算期待で25日に3560円まで買い進まれ、引き続き年初来高値圏にあったことから材料出つくしの売りに押されているようだ。  上方修正は国内において市場からの安定供給要請への対応を可能な範囲で行ったことや、研究開発費など販管費が抑えられたため。なお、純利益の増額はデリバティブ評価益を営業外収益に約22億円を計上する見込みであることも反映したとしている。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/27 11:30 注目トピックス 市況・概況 東京為替:日経平均の下げ幅縮小、ドル・円は114円台を維持 27日午前の東京市場でドル・円は114円10銭台で推移。米政策金利の先高観や原油高を意識したドル買い・円売りは一服。現時点で日経平均の下落を意識してドル・円は上げ渋っているが、新たなドル売り材料が多く提供されているわけではないため、ドル・円は114円近辺で下げ渋る可能性も残されている。日経平均の下げ幅はやや縮小しており、株安を嫌ったドル売りはやや抑制されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円05銭から114円22銭、ユーロ・ドルは、1.1590ドルから1.1604ドル、ユーロ・円は、132円30銭から132円53銭で推移。 <MK> 2021/10/27 11:25 みんかぶニュース 個別・材料 キヤノンが一時6%超安と急落、今12月期営業利益予想の減額修正をネガティブ視  キヤノン<7751.T>が大幅に5日続落。株価は一時、前日に比べ6%超安に売られた。同社は26日取引終了後に決算発表を行い、21年12月期の連結営業利益予想を2830億円から2720億円(前期比2.5倍)に減額修正したことが嫌気された。半導体などの値上がりによるコスト増などが響くようだ。市場には、足もとの円安も寄与し3000億円前後への増額を予想する見方もあっただけに、今回の下方修正はネガティブ視されている。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/27 11:18 みんかぶニュース 市況・概況 日本電解の上げ足鮮烈、テスラ高騰でEV関連物色に乗る◇  日本電解<5759.T>の上げ足が止まらない。きょうは全般相場がリスクオフに傾いており、東証マザーズ指数は日経平均の下落率を上回る下げとなっているが、そのなかマザーズ上場銘柄である同社株の強さが逆に際立つ状況にある。一時340円高の4320円まで駆け上がり4連騰と気を吐いた。電解銅箔製造を専業で手掛けているが、車載電池向けで需要獲得が進んでいる。世界的な電気自動車(EV)シフトの動きは同社のビジネスチャンス拡大に直結する。米国株市場ではテスラ<TSLA>が前日は引けにかけて値を消したものの最高値圏で異色の上げ足をみせている。東京市場でもEV関連株に投資マネーが誘導されやすい状況にあり、そのなか同社株への攻勢が顕著となっている。市場では「パナソニック<6752.T>が米アップル<AAPL>のEV戦略におけるバッテリー調達先として浮上していることから、パナソニックに納入実績がある日本電解に思惑買いが継続している」(国内証券アナリスト)と指摘されていた。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/27 11:14 注目トピックス 日本株 日東電---大幅続伸、ライフサイエンスけん引役に想定以上の業績上方修正 日東電<6988>は大幅続伸。前日に7-9月期決算を発表している。営業利益は431億円で前年同期比72.9%増益、市場予想を100億円程度上振れる着地になっている。核酸医薬のCMOなどが上振れを牽引したとみられる。通期計画は従来の1050億円から1260億円、前期比34.3%増に上方修正、市場コンセンサスを100億円程度上振れ。ライフサイエンス事業が想定以上に成長とみられ、来年度のディスプレイ材料の伸び悩みによる業績懸念も後退の方向に。 <ST> 2021/10/27 11:14 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、前場終値は前営業日比1銭安の151円12銭  債券市場で、先物12月限の前場は前営業日比1銭安の151円12銭で引けた。 出所:MINKABU PRESS 2021/10/27 11:11

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