みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・19日>(前引け)=Jテック・C、オキサイド、ペルセウス
配信日時:2022/05/19 11:39
配信元:MINKABU
ジェイテックコーポレーション<3446.T>=波乱相場の間隙を縫って続伸。超高精度X線集光ミラーを手掛けているが、これはナノレベルでも先端を行く超ハイスペック商品で、理化学研究所向けを中心に研究機関が主要顧客となっている。ただ、今後は市場急拡大が予想されているEUV露光装置の次世代機向けでも需要獲得が期待されている。業績面では22年6月期は営業損益が1億9400万円の黒字を会社側は見込んでいるが、23年6月期以降はX線集光ミラーが牽引する形で収益の大幅な伸びも期待されている。直近では、東邦鋼機製作所(三重県四日市市)との共同開発で、次世代パワー半導体材料として注目されるSiCやGaNなどの化合物材料の表面加工で有力視されるCARE加工技術の実用化を推進していく計画を発表しており、株価の刺激材料となっている。
オキサイド<6521.T>=続伸。全体急落相場のなか反落スタートとなったがすぐにプラス圏へ切り返している。18日の取引終了後、横浜国立大学発のスタートアップ企業であるLQUOM(神奈川県横浜市)と、長距離量子通信機器の実用化に向けた研究開発を目的に資本業務提携すると発表。これが好材料視されている。両社は世の中の喫緊の課題であるセキュリティーが保証された通信方式の中で最有力方式である長距離量子通信において、それぞれの有する知見に基づき、構成機器である量子もつれ光源、量子中継器及びこれらを統合した通信システムの構築に関する研究・開発を行うという。資本面では同社がLQUOMの株式約3%を取得する予定だ。
ペルセウスプロテオミクス<4882.T>=ストップ高カイ気配。18日の取引終了後、富山大学と富山県との間で新型コロナウイルス感染症に対する「スーパー中和抗体(開発コード:UT28K)」についての共同研究に関する覚書を締結したと発表しており、これが材料視されているようだ。スーパー中和抗体とは、富山大学が昨年取得し命名したヒト型・モノクローナル中和抗体のことで、新型コロナの既存の変異株や今後出現すると考えられる新たな変異株の感染を防ぐ治療薬となり得ることが確認されているという。会社側では、この中和抗体の一刻も早い事業化に向けて富山大学の事業パートナーとして選定され、今回契約の締結に至ったとしている。
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出所:MINKABU PRESS
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