新着ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
木村化が続伸、光通信が5.00%保有で思惑働く◇
木村化工機<6378.T>が続伸している。8日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、光通信<9435.T>グループの光通信とその共同保有者による株式保有割合が5.00%となり、新たに5%を超えたことが判明。これを受けて需給思惑から買われているようだ。保有目的は純投資で、報告義務発生日は7月1日となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/09 09:26
みんかぶニュース 市況・概況
雨風太陽が一時12%高と急騰、農業関連株物色の流れに乗り農業総研を追う展開に◇
雨風太陽<5616.T>が急騰、一時12%高の1333円まで一気に駆け上がる場面があった。今月20日の参院選の投開票を前に各党の論戦が繰り広げられているが、共通項として農業関係予算の拡充をはじめ農業支援や生産性向上に向けた主張が相次いでいる。自民党は石破首相が、食料の安定的確保に向け農業分野に2兆5000億円規模の予算を検討する考えを表明するなどマーケットの関心を集め、関連銘柄の株価を強く刺激している。直近では農業総合研究所<3541.T>が連日の急騰で前日はストップ高に買われるなど、農業の流通システム分野にスポットライトが当たっている。これに続く動きとして産地直送通販「ポケットマルシェ」を展開する雨風太陽にも投資資金が集中する格好となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/09 09:23
みんかぶニュース 市況・概況
住友鉱は朝高後下げに沈む、トランプ氏の関税表明でNY銅先物が急騰◇
住友金属鉱山<5713.T>が朝高後に下げに沈んだ。トランプ米大統領が8日、銅や銅製品に対して50%の関税を課す方針を表明したことを受け、同日の米国市場で銅先物相場が一時17%の上昇となり、最高値をつけた。これを手掛かりとした買いが先行したものの、銅先物相場の急変動が市場の波乱要因となるリスクや、関税政策が世界景気に及ぼす悪影響が意識されるなかで、非鉄株全般に買い上がる姿勢は限られ、戻り売りに押された。三菱マテリアル<5711.T>も上昇一服後は伸び悩んでいる。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/09 09:22
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=9日寄り付き、日経レバの売買代金は132億円
9日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比11.8%減の341億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同21.1%減の221億円となっている。
個別ではiFree 米債 3-5年(為替ヘッジなし) <381A> 、NEXT 建設・資材 <1619> 、東証REIT ETF <2555> 、高配当成長 日本株(ネットリターン)ETN <345A> 、NEXT FUNDS S&P 500 半導体 <346A> など10銘柄が新高値。
日経平均株価が82円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金132億8800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金は137億6000万円で、やや下回っている。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が16億7600万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が13億8600万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が13億6100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が10億9700万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が10億5000万円の売買代金となっている。
株探ニュース
2025/07/09 09:16
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:ハニーズHDやわらべ日洋に注目
*09:14JST 個別銘柄戦略:ハニーズHDやわらべ日洋に注目
昨日8日の米株式市場でNYダウは165.60ドル安の44,240.76、ナスダック総合指数は5.94pt高の20,418.46、シカゴ日経225先物は大阪日中比165円高の39,985円。為替は1ドル=146.50-60円。今日の東京市場では、第1四半期営業利益が42.1%増となったウエルシアHD<3141>、第1四半期営業利益が24.6%増となったCSP<9740>、第1四半期営業利益が20.0%増となった吉野家HD<9861>、第1四半期営業利益が24.6%増で1対2の株式分割も発表したパルHD<2726>、アレクシオン社とJUST-A AVカプシドに関するライセンス契約を締結したと発表したJCRファーマ<4552>、日本年金機構様のRPAツールの機構ICT基盤再構築対応及びPRAツール保守業務を落札したと発表したニーズウェル<3992>、東証スタンダードでは、26年5月期営業利益が36.9%増予想で中期経営計画も発表したERIHD<6083>、ペロブスカイト太陽電池製造プロセスにおける生産ライン数十億円規模の大型受注を獲得したと発表したNITTOK<6145>などが物色されそうだ。一方、25年5月期営業利益が15.3%減と従来予想と6.2%増を下回ったハニーズHD<2792>、通期営業利益32.9%増予想に対し第1四半期が1.3%増にとどまったわらべ日洋<2918>、25年12月期業績予想を下方修正した日置電<6866>、26年3月期純利益予想を下方修正した極東開<7226>、3月の既存店売上高が0.3%増と5月の5.2%増から伸び率が縮小したトレファク<3093>、東証スタンダードでは、25年5月期純利益が81.6%減と従来予想の60.4%減を下回った京進<4735>、第1四半期営業利益が84.0%減となったエスクローAJ<6093>、第1四半期営業損益が0.22億円の赤字となったフェリシモ<3396>などは軟調な展開が想定される。
<CS>
2025/07/09 09:14
みんかぶニュース 個別・材料
イクヨがカイ気配スタート、高額ビットコイン贈呈の株主優待新設がサプライズに
イクヨ<7273.T>がカイ気配スタート。自動車向けに樹脂成形部品を手掛けるが、26年3月期は大型買収効果でトップライン、利益ともに急拡大を果たす見込みで、売上高は1871億1100万円(前期は177億3600万円)、営業利益は12億6700万円(同3900万円)を計画している。一方、同社は定款変更に伴い新たに投資業務を行うことが可能となったが、これを受けて成長戦略及び資産運用目的で暗号資産であるビットコインを購入する方針を発表、マーケットの耳目を集めた経緯がある。そうしたなか株主還元にも積極的に取り組み、8日取引終了後に株主優待制度の新設を発表した。25年9月末時点で500株以上を保有する株主の中から抽選で、ビットコイン10万円相当を30人、3万円相当を100人、1万円相当を1000人に贈呈するというもので、これがポジティブサプライズとなり投資マネーの攻勢を誘っている。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/09 09:12
注目トピックス 市況・概況
日経平均は148円高、寄り後は伸び悩み
*09:10JST 日経平均は148円高、寄り後は伸び悩み
日経平均は148円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場は主要指数が高安まちまちだったが、ダウ平均が下落し、ナスダック総合指数の上げ幅が小幅にとどまる中、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.80%上昇したことが東京市場で半導体関連株の株価を支えた。また、外為市場で1ドル=146円80銭台と、引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。一方、トランプ米政権の関税政策の不透明感が引き続き株価の重しとなった。また、今週はETF(上場投資信託)の分配金捻出売りが出ることが予想されており、これを警戒する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は伸び悩んでいる。
<SK>
2025/07/09 09:10
みんかぶニュース 個別・材料
アドテストが5連騰で最高値街道走る、米エヌビディアの快進撃が株価刺激
アドバンテスト<6857.T>が5連騰と気を吐いている。株価を初めて1万1000円台に乗せ、前日に続き上場来高値を更新した。前日の米国株市場ではNYダウが続落したものの、半導体セクターには強さを発揮する銘柄が多く、AI半導体関連のシンボルストックであるエヌビディア<NVDA>は上昇し、史上最高値更新を目前に捉えると同時に時価総額も昨年12月にアップル<AAPL>が記録した史上最大の水準に肉薄している。東京市場でも半導体テスター世界トップクラスでエヌビディアを主要顧客とするアドテストがこれに連動する形で投資資金を引き寄せている。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/09 09:09
みんかぶニュース 個別・材料
NITTOKがカイ気配スタートで急反発、ペロブスカイト太陽電池向け生産ラインの大型受注を獲得
NITTOKU<6145.T>がカイ気配スタートで急反発している。同社は8日の取引終了後、ペロブスカイト太陽電池の製造プロセスにおける生産ラインの大型受注を獲得したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。受注金額は数十億円程度で、仕向け地は国内。売り上げは来期以降の業績に寄与するという。同社はこれまで、業界標準機としてロール・ツー・ロール設備の受注活動に注力してきた。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/09 09:09
注目トピックス 日本株
ウエルシアHD、アクシス◆今日のフィスコ注目銘柄◆
*09:08JST ウエルシアHD、アクシス◆今日のフィスコ注目銘柄◆
ウエルシアHD<3141>2026年2月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比9.7%増の3344億2800万円、営業利益は同42.1%増の78億1300万円だった。M&Aや調剤売上高の伸長、季節商品の好調が増収に寄与した。調剤部門においては、調剤併設店舗数の増加により処方箋受付枚数が増加した。WAON POINTサービスを中心として、ポイントカード・アプリの利用率向上を通じた集客施策強化を図り、ポイント会員であるウエルシアメンバーを1400万人まで増やした。出店と閉店については、グループ全体で19店舗の出店と27店舗の閉店を実施し、店舗数は3005店舗となった。アクシス<4012>25日線が支持線として機能するなかでリバウンド基調を強め、6月27日には1689円まで買われた。その後は急ピッチの上昇に対する反動安をみせたが、ボリンジャーバンドの+1σ水準までの調整を経て、再動意をみせてきている。2021年8月以降のボトム圏での推移から上抜けつつあり、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
<CS>
2025/07/09 09:08
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続伸、投資家のリスク選好が強まる流れ
*09:05JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続伸、投資家のリスク選好が強まる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 139302.85 -0.13%8日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比186.85ポイント安(-0.13%)の139302.85で引けた。ボべスパ指数の84の構成銘柄では29が上昇、54が下落、変わらずは1。ウエグ(WEGE3)の下げが目立った。【ロシア】MOEX指数 2755.58 -0.02%8日のロシア株式市場は小幅安。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比0.56ポイント安(-0.02%)の2755.58で引けた。日中の取引レンジは、2738.75-2764.75。原油高を意識した買いが入ったが、外部環境の改善が遅れており、調整的な売りが観測された。【インド】SENSEX指数 83712.51 +0.32%8日のインドSENSEX指数は強含み。前日比270.01ポイント高(+0.32%)の83712.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは61.20ポイント高(+0.24%)の25522.50で引けた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、上昇が18、下落は12。変わらずは0。外部環境の大幅な改善は期待できないものの、金利低下を期待した買いが入ったようだ。コタック・マヒンドラ銀行(KMB)、エターナル(ETERNAL)などの上げが目立った。【中国】上海総合指数 3497.48 +0.70%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比24.35ポイント高(+0.70%)の3497.48ポイントと4日続伸。投資家のリスク選好が強まる流れ。中国の政策に対する期待感が続いているほか、米中の通商協議が進展するとの見方も支えとなった。中国当局はこのところ、景気支援スタンスを強めている。直近では外電が7日付で、「複数の中国政府アドバイザーは、第15次5カ年計画(2026-30年)について、家計消費の拡大を最優先課題として提言している」と報じた。また、ベッセント米財務長官は7日、貿易問題を巡り、「今後数週間以内に中国の担当者と会う予定」と述べている。「トランプ関税」による世界経済の冷え込みが警戒されたほか、中国指標の発表を前に、上値の重い場面がみられたものの、指数は引けにかけて上げ幅を広げた。
<CS>
2025/07/09 09:05
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(寄り付き)=続伸、様子見ムードながら買いが優勢
9日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比253円高の3万9942円と続伸。
強弱観対立のなかも目先買い優勢の地合いで、日経平均株価は上値指向を維持している。前日の欧州株市場は主要国の株価が総じて上昇したが、米国株市場では高安まちまちの展開でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに狭いゾーンでのもみ合いとなった。ダウはほぼ終日軟調に推移したものの下げ幅は限定的で、ナスダック総合株価指数は小幅ながら高く引けた。東京市場も様子見ムードながら頑強。外国為替市場でドル高・円安方向に振れていることは輸出セクターなどを中心に追い風材料として意識されやすい。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/09 09:03
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均9日寄り付き=253円高、3万9942円
9日の日経平均株価は前日比253.99円高の3万9942.80円で寄り付いた。
株探ニュース
2025/07/09 09:02
みんかぶニュース 市況・概況
9日=シンガポール・日経平均先物寄り付き3万9940円(+105円)
9日のシンガポール・日経平均先物9月物は前営業日清算値比105円高の3万9940円で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/09 08:37
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いと予想
*08:35JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いと予想
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。ただ、その後は上げ渋っている。最近におけるユーロ高を欧州中央銀行(ECB)は問題視していないこと、トランプ関税が日本経済に与える影響は小さくないことから、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いと予想される。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・中東情勢の悪化【ユーロ買い要因】・米国はユーロ高を想定・トランプ関税は日本経済に悪影響を及ぼすとの見方・ECBはユーロ高を懸念せず
<CS>
2025/07/09 08:35
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~値がさハイテク株の底堅い値動きを見極め~
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~値がさハイテク株の底堅い値動きを見極め~
9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■値がさハイテク株の底堅い値動きを見極め■吉野家HD、1Q営業利益 20.0%増 10.56億円■前場の注目材料:東京海上HD、東京海上日動、保険代理店8社合併、国内最大級、ガバナンス強化■値がさハイテク株の底堅い値動きを見極め9日の日本株市場は、やや買い優勢の相場展開になりそうだ。8日の米国市場はNYダウが165ドル安、ナスダックは5ポイント高だった。トランプ米大統領が新たに設定した上乗せ関税分の猶予期限である8月1日の延長を認めない方針を示したため、警戒感から売り優勢の展開になった。ただ、半導体株の一角が買われるなか、ナスダックは小幅にプラスになった。シカゴ日経225先物は大阪比165円高の39985円。円相場は1ドル=146円50銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。トランプ大統領が発表した上乗せ関税については想定の範囲内として昨日の日経平均株価は売り先行で始まったものの、その後はプラス圏での底堅い値動きをみせていた。日経225先物はナイトセッションで一時4万円を回復する場面もみせており、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。日経平均株価のボリンジャーバンドの+1σは39690円辺りに位置しており、同バンドが支持線として意識されてくるようだと、やや買い優勢の展開が期待されそうだ。また、日米交渉の進展については参院選明け後との見方もあり、しばらくは落ち着いた値動きが意識されやすく、前日に最高値を更新したアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が底堅い値動きをみせてくるようだと、日経平均型のインデックス買いが意識されそうである。トランプ大統領は分野別の関税にも言及しており、銅や銅製品に対して50%、医薬品に対しては最大200%の分野別関税を課す方針を示している。楽観視はできないものの、ハイテク株への物色が続くようだと、センチメントを冷ます流れにはならないだろう。物色としてはハイテク株のほか、低迷している自動車株の押し目狙いが意識されやすい。一方で、米国ではJPモルガンやゴールドマンなど銀行株の弱さが目立っており、影響を受ける可能性がある。そのほか、水害対策などの関連銘柄のほか、AI関連への物色意欲は根強いだろう。昨夕決算を発表したところでは、吉野家HD<9861>、ウエルシアHD<3141>、CSP<9740>、ERIHD<6083>、パルHD<2726>などが注目される。■吉野家HD、1Q営業利益 20.0%増 10.56億円吉野家HD<9861>が発表した2026年2月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比9.8%増の522億1800万円、営業利益は同20%増の10億5600万円だった。主力の牛丼店「吉野家」で値上げに踏み切るなどコスト高への対応を進めた。牛丼とうどんに次ぐ収益源を目指すラーメン店やラーメンの材料を手掛ける企業の買収も寄与した。■前場の注目材料・日経平均株価は上昇(39688.81、+101.13)・ナスダック総合指数は上昇(20418.46、+5.94)・SOX指数は上昇(5641.22、+100.01)・シカゴ日経225先物は上昇(39985、+165)・VIX指数は低下(16.81、-0.98)・米原油先物相場は上昇(68.33、+0.40)・為替相場は円安・ドル高(146.50-60)・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・東京海上HD<8766>東京海上日動、保険代理店8社合併、国内最大級、ガバナンス強化・TOPPANHD<7911>30年度パッケージ売上高1.3倍、環境配慮型を5割に・丸紅<8002>カナダで車延長保証、カナダ社子会社化・三井住友FG<8316>AI戦略推進、シンガポールに新会社・住友ゴム<5110>北米で車用タイヤ生産再開検討、最新鋭設備を導入・三菱電機<6503>AIで製品情報一元管理、新興に出資・富士フイルムHD<4901>富士フイルムBI、フィリピンで複合機再生、アジア・豪向け・瑞光<6279>社長・梅林豊志氏、スパンレース不織布、海外開拓・三洋化成工業<4471>低粘度潤滑油向け添加剤を開発、EV部品の焼き付きを低減・北陸電力<9505>白山水力を全面更新、出力増・CO2削減・サトー<6287>資源再生まで可視化、廃棄物回収から管理・レゾナックHD<4004>英フッ素子会社を売却・三菱ケミカルG<4188>人工芝子会社を売却・東京地下鉄<9023>小坂彰洋氏、非鉄道事業を10年で倍に☆前場のイベントスケジュール<国内>・6月マネーストックM3(5月:前年比+0.2%)<海外>・10:30 中国・6月消費者物価指数(予想:前年比-0.1%、5月:-0.1%)・10:30 中国・6月生産者物価指数(予想:前年比-3.2%、5月:-3.3%)・11:00 NZ準備銀行政策金利発表(予想:3.25%、前回:3.25%)
<ST>
2025/07/09 08:34
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:米長期金利の高止まりを意識してドルは下げ渋る可能性
*08:28JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の高止まりを意識してドルは下げ渋る可能性
8日のドル・円は、東京市場では145円83銭から146円45銭まで上昇。欧米市場では146円04銭から146円98銭まで上昇し、146円55銭で取引終了。本日9日のドル・円は主に146円台で推移か。米長期金利の高止まりを意識してドルは下げ渋る可能性がある。報道によると、トランプ米大統領は自身のソーシャルメディアへの投稿で、8月1日に設定した相互関税の発動期限を変更しない(期限の延期は認められない)との見解を伝えた。トランプ大統領は7月7日までに貿易交渉の期限を8月1日まで延長する大統領令に署名している。日本と韓国からの輸入品に対しては、25%の関税が賦課される。市場参加者の間からは「日本の対米輸出金額は年間で5兆円程度減少するとの試算もあるため、輸出企業の収益は減少し、(対日関税は)日本銀行の金融政策にも重大な影響を与える可能性が高い」との声が聞かれている。
<CS>
2025/07/09 08:28
オープニングコメント
値がさハイテク株の底堅い値動きを見極め
*08:28JST 値がさハイテク株の底堅い値動きを見極め
9日の日本株市場は、やや買い優勢の相場展開になりそうだ。8日の米国市場はNYダウが165ドル安、ナスダックは5ポイント高だった。トランプ米大統領が新たに設定した上乗せ関税分の猶予期限である8月1日の延長を認めない方針を示したため、警戒感から売り優勢の展開になった。ただ、半導体株の一角が買われるなか、ナスダックは小幅にプラスになった。シカゴ日経225先物は大阪比165円高の39985円。円相場は1ドル=146円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。トランプ大統領が発表した上乗せ関税については想定の範囲内として昨日の日経平均株価は売り先行で始まったものの、その後はプラス圏での底堅い値動きをみせていた。日経225先物はナイトセッションで一時4万円を回復する場面もみせており、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。日経平均株価のボリンジャーバンドの+1σは39690円辺りに位置しており、同バンドが支持線として意識されてくるようだと、やや買い優勢の展開が期待されそうだ。 また、日米交渉の進展については参院選明け後との見方もあり、しばらくは落ち着いた値動きが意識されやすく、前日に最高値を更新したアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が底堅い値動きをみせてくるようだと、日経平均型のインデックス買いが意識されそうである。トランプ大統領は分野別の関税にも言及しており、銅や銅製品に対して50%、医薬品に対しては最大200%の分野別関税を課す方針を示している。楽観視はできないものの、ハイテク株への物色が続くようだと、センチメントを冷ます流れにはならないだろう。 物色としてはハイテク株のほか、低迷している自動車株の押し目狙いが意識されやすい。一方で、米国ではJPモルガンやゴールドマンなど銀行株の弱さが目立っており、影響を受ける可能性がある。そのほか、水害対策などの関連銘柄のほか、AI関連への物色意欲は根強いだろう。昨夕決算を発表したところでは、吉野家HD<9861>、ウエルシアHD<3141>、CSP<9740>、ERIHD<6083>、パルHD<2726>などが注目される。
<AK>
2025/07/09 08:28
個別銘柄テクニカルショット
CSP---25日線が支持線として意識されてくる
*08:27JST <9740> CSP - -
下向きで推移する25日線に上値を抑えられる形での調整を継続するなか、直近のリバウンドで同線を捉えてきた。25日線が支持線として意識されてくるようだと、75日線(2519円)、200日線(2707円)辺りをターゲットとしたリバウンド基調を強めてくる可能性がありそうだ。まずは25日線での底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。
<FA>
2025/07/09 08:27
強弱材料
強弱材料 7/9
*08:27JST 7/9
[強弱材料]強気材料・日経平均株価は上昇(39688.81、+101.13)・ナスダック総合指数は上昇(20418.46、+5.94)・SOX指数は上昇(5641.22、+100.01)・シカゴ日経225先物は上昇(39985、+165)・VIX指数は低下(16.81、-0.98)・米原油先物相場は上昇(68.33、+0.40)・為替相場は円安・ドル高(146.50-60)・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請弱気材料・NYダウは下落(44240.76、-165.60)・米長期金利は上昇・トランプ政権による関税政策・中国の景気後退懸念留意事項・6月マネーストック・6月中国消費者物価指数・6月中国生産者物価指数・ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表・6月工作機械受注・5月米国卸売在庫・米国連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月17-18日会合分)・6月中国資金調達総額(15日までに)・6月中国マネーサプライ(15日までに)・6月中国元建て新規貸出残高(15日までに)
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2025/07/09 08:27
日経225・本日の想定レンジ
米ハイテク株高や円安を受け買い先行へ
*08:25JST 米ハイテク株高や円安を受け買い先行へ
[本日の想定レンジ]8日のNYダウは165.60ドル安の44240.76ドル、ナスダック総合指数は5.94pt高の20418.46pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比165円高の39985円だった。本日は米ハイテク株高や円安を映して買いが先行して始まることが予想される。前日は、トランプ米大統領が日本からの輸入品に対し、25%の関税を課すと発表したことから売りが先行して始まった。ただ、心理的な節目の39500円を割り込まなかったことから押し目買いが次第に増え、ローソク足は陽線を形成した。本日も半導体関連や電線株など成長期待のある銘柄に買いが続けば、節目の40000円を目指す動きになりそうだ。一方、ナイトセッションの日経225先物は40000円を突破すると上値が重くなるなど、40000円を大きく上回るには材料不足のようだ。また、5日移動平均線(39727円)を下回る状況が続いており、短期的な売り圧力の強まりには注意が必要だろう。上値めどは節目の40000円や6月30日の高値(40852円)、下値のめどは節目の39000円や25日線の38853円などが挙げられる。[予想レンジ]上限40000円-下限39500円
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2025/07/09 08:25
注目トピックス 日本株
ADR日本株ランキング~豊田自動織機など全般買い優勢、シカゴは大阪比165円高の39985円~
*08:22JST ADR日本株ランキング~豊田自動織機など全般買い優勢、シカゴは大阪比165円高の39985円~
ADR(米国預託証券)の日本株は、対東証比較(1ドル146.59円換算)で、豊田自動織機<6201>、日本郵政<6178>、みずほFG<8411>、ファーストリテ<9983>、本田技研工業<7267>、信越化学工業<4063>、アドバンテスト<6857>などが上昇し、全般買い優勢。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比165円高の39985円。米国株式市場はまちまち。ダウ平均は165.60ドル安の44240.76ドル、ナスダックは5.94ポイント高の20418.46で取引を終了した。主要経済指標の発表なく、寄り付き後、まちまち。トランプ大統領が新たに設定した上乗せ関税分の猶予期限8月1日の延長を認めない方針を示したため警戒感が広がり相場の売り圧力が強まった。関税を巡る不透明感にダウは終盤にかけて、売りが加速した。ナスダックは人工知能(AI)関連の強い需要期待が根強く下値を支え、かろうじてプラス圏を回復し、まちまちで終了。8日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円44銭から146円98銭まで上昇し、146円54銭で引けた。トランプ米政権の関税策がインフレを押し上げるとの懸念が根強く、さらに、米財務省が今週予定している米国債入札を織り込み長期金利上昇に伴いドル買いが優勢となった。その後、NY連銀の1年インフレ期待の低下で伸び悩んだ。ユーロ・ドルは1.1683ドルまで下落後、1.1730ドルまで反発し、1.1726ドルで引けた。NY原油先物8月限は強含み(NYMEX原油8月限終値:68.33 ↑0.40)。■ADR上昇率上位銘柄(8日)銘柄コード 銘柄名 終値(ドル) 日本円換算価格 日本終値比 騰落率<9107> 川崎汽船 15.36ドル 2252円 (247.5円) +12.35%<2801> キッコーマン 18.49ドル 1355円 (68円) +5.28%<6201> 豊田自動織機 115.01ドル 16859円 (569円) +3.49%<6178> 日本郵政 9.32ドル 1366円 (40円) +3.02%<7201> 日産自動車 4.4ドル 322円 (6.5円) +2.06%■ADR下落率下位銘柄(8日)銘柄コード 銘柄名 終値(ドル) 日本円換算価格 日本終値比 騰落率<7182> ゆうちょ銀行 9.42ドル 1381円 (-194円) -12.32%<6506> 安川電機 37.9ドル 2778円 (-55円) -1.94%<8113> ユニ・チャーム 3.46ドル 1014円 (-16.5円) -1.6%<9503> 関西電力 5.98ドル 1753円 (-16円) -0.9%<5020> ENEOS 9.76ドル 715円 (-5.6円) -0.78%■その他ADR銘柄(8日)銘柄コード 銘柄名 終値(ドル) 日本円換算価格 日本終値比<2914> 日本たばこ産業 14.25ドル 4178円 (0円)<3382> セブン&アイ・HD 15.12ドル 2216円 (16円)<4063> 信越化学工業 16.58ドル 4861円 (73円)<4502> 武田薬品工業 15.02ドル 4404円 (11円)<4519> 中外製薬 23.52ドル 6896円 (-6円)<4543> テルモ 16.74ドル 2454円 (-4円)<4568> 第一三共 21.36ドル 3131円 (-4円)<4661> オリエンランド 21.48ドル 3149円 (8円)<4901> 富士フイルム 10.31ドル 3023円 (-8円)<5108> ブリヂストン 20.48ドル 6004円 (22円)<6098> リクルートHD 11.56ドル 8473円 (46円)<6146> ディスコ 28.9ドル 42365円 (445円)<6178> 日本郵政 9.32ドル 1366円 (40円)<6201> 豊田自動織機 115.01ドル 16859円 (569円)<6273> SMC 16.85ドル 49401円 (-19円)<6301> 小松製作所 32.65ドル 4786円 (12円)<6367> ダイキン工業 12.4ドル 18177円 (17円)<6501> 日立製作所 28.28ドル 4146円 (27円)<6503> 三菱電機 41.98ドル 3077円 (11円)<6594> 日本電産 4.57ドル 2680円 (24.5円)<6702> 富士通 23.25ドル 3408円 (9円)<6723> ルネサス 6.52ドル 1912円 (8円)<6758> ソニー 25.25ドル 3701円 (30円)<6857> アドバンテスト 75.77ドル 11107円 (152円)<6902> デンソー 13.24ドル 1941円 (2円)<6954> ファナック 12.87ドル 3773円 (26円)<6981> 村田製作所 7.22ドル 2117円 (-4.5円)<7182> ゆうちょ銀行 9.42ドル 1381円 (-194円)<7203> トヨタ自動車 170.2ドル 2495円 (30円)<7267> 本田技研工業 29.77ドル 1455円 (22円)<7741> HOYA 116.53ドル 17082円 (42円)<7751> キヤノン 27.87ドル 4085円 (23円)<7974> 任天堂 22.35ドル 13105円 (60円)<8001> 伊藤忠商事 104.54ドル 7662円 (43円)<8002> 丸紅 204.43ドル 2997円 (14.5円)<8031> 三井物産 413.94ドル 3034円 (8円)<8035> 東京エレク 94.21ドル 27620円 (355円)<8053> 住友商事 25.45ドル 3731円 (31円)<8058> 三菱商事 19.85ドル 2910円 (17円)<8306> 三菱UFJFG 13.55ドル 1986円 (19円)<8316> 三井住友FG 14.79ドル 3613円 (26円)<8411> みずほFG 5.46ドル 4002円 (65円)<8591> オリックス 22.31ドル 3270円 (25円)<8725> MS&ADインシHD 21.27ドル 3118円 (18円)<8766> 東京海上HD 39.66ドル 5814円 (49円)<8801> 三井不動産 28.1ドル 1373円 (6円)<8802> 三菱地所 18.34ドル 2688円 (1.5円)<9433> KDDI 16.74ドル 2454円 (-0.5円)<9983> ファーストリテ 32.94ドル 48287円 (767円)<9984> ソフトバンクG 35.98ドル 10549円 (59円)
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2025/07/09 08:22
個別銘柄テクニカルショット
アクシス---+1σ水準までの調整を経て再動意へ
*08:22JST <4012> アクシス - -
25日線が支持線として機能するなかでリバウンド基調を強め、6月27日には1689円まで買われた。その後は急ピッチの上昇に対する反動安をみせたが、ボリンジャーバンドの+1σ水準までの調整を経て、再動意をみせてきている。2021年8月以降のボトム圏での推移から上抜けつつあり、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
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2025/07/09 08:22
注目トピックス 市況・概況
8日の米国市場ダイジェスト:NYダウは165ドル安、貿易戦争懸念が再燃
*08:17JST 8日の米国市場ダイジェスト:NYダウは165ドル安、貿易戦争懸念が再燃
■NY株式:NYダウは165ドル安、貿易戦争懸念が再燃米国株式市場はまちまち。ダウ平均は165.60ドル安の44240.76ドル、ナスダックは5.94ポイント高の20418.46で取引を終了した。主要経済指標の発表なく、寄り付き後、まちまち。トランプ大統領が新たに設定した上乗せ関税分の猶予期限8月1日の延長を認めない方針を示したため警戒感が広がり相場の売り圧力が強まった。関税を巡る不透明感にダウは終盤にかけて、売りが加速した。ナスダックは人工知能(AI)関連の強い需要期待が根強く下値を支え、かろうじてプラス圏を回復し、まちまちで終了。セクター別ではエネルギーや自動車・自動車部品が上昇した一方、銀行が下落した。天然資源会社のフリーポート・マクモラン(FCX)はトランプ大統領が銅輸入に50%関税を賦課すると発言し、銅価格の急伸に連れ収益増期待が強まり買われた。半導体のインテル(INTC)は新最高経営責任者(CEO)の恒久的なコスト削減計画の一環でオレゴンでの500人超の従業員削減計画を発表し、上昇。配車サービスを提供するリフト(LYFT)はプエルト・リコでのサービス開始を好感し、上昇。銀行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)はクウェート投資庁が保有している31億ドル相当の同社株を売却したとの報道で、売られた。また、ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は携帯端末のアップル(AAPL)の人工知能(AI)開発最高責任者が同社に移籍することが明らかになったほか、スマートグラス投資で、提携しているレイバンなどのブランドを運営するイタリアのメガネメーカー、エシロール・ルクソッティカの株式購入が報じられ、小幅高。オンライン小売のアマゾン(AMZN)は毎年恒例のセール「プライムデー」で開始後4時間の売上高が前年を14%下回ったとの報道で、売られた。トランプ大統領は連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長について、中銀本部の改修計画を巡り議会をミスリードしたとの批判が事実であれば速やかに辞任すべきと訴えた。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米国債入札織り込み長期金利上昇、ドル続伸8日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円44銭から146円98銭まで上昇し、146円54銭で引けた。トランプ米政権の関税策がインフレを押し上げるとの懸念が根強く、さらに、米財務省が今週予定している米国債入札を織り込み長期金利上昇に伴いドル買いが優勢となった。その後、NY連銀の1年インフレ期待の低下で伸び悩んだ。ユーロ・ドルは1.1683ドルまで下落後、1.1730ドルまで反発し、1.1726ドルで引けた。ユーロ・円は171円63銭から、172円02銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3526ドルまで下落後、1.3598ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.7995フランまで上昇後、0.7953フランまで下落した。■NY原油:強含みで68.33ドル、供給不安残るNY原油先物8月限は強含み(NYMEX原油8月限終値:68.33 ↑0.40)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.40ドル(+0.59%)の68.33ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは67.33ドル-68.91ドル。供給不安は残されており、通常取引終了後の時間外取引では68ドル台前半で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 47.15ドル -1.51ドル(-3.10%)モルガン・スタンレー(MS) 141.13ドル -2.61ドル(-1.81%)ゴールドマン・サックス(GS)697.28ドル -13.65ドル(-1.92%)インテル(INTC) 23.59ドル +1.59ドル(+7.22%)アップル(AAPL) 210.01ドル +0.06ドル(+0.02%)アルファベット(GOOG) 175.16ドル -2.40ドル(-1.35%)メタ(META) 720.67ドル +2.32ドル(+0.32%)キャタピラー(CAT) 394.29ドル +2.78ドル(+0.71%)アルコア(AA) 30.51ドル +0.70ドル(+2.34%)ウォルマート(WMT) 97.09ドル -2.26ドル(-2.27%)
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2025/07/09 08:17
みんかぶニュース 市況・概況
8日の米株式市場の概況、NYダウ165ドル安 関税政策への警戒続く
8日の米株式市場では、NYダウが前日比165.60ドル安の4万4240.76ドルと続落した。この日、トランプ大統領は銅や銅製品、医薬品に対する関税を発動する意向を示した。関税政策を巡る不透明感が引き続き意識されたほか、企業の決算発表が本格化するのを前に主力株の一角に利益確定目的の売りも出て、全体相場を押し下げた。
JPモルガン・チェース<JPM>やバンク・オブ・アメリカ<BAC>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が冴えない展開となり、ナイキ<NKE>が下値を探った。一方、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やシェブロン<CVX>が堅調。UWMホールディングス<UWMC>やフリーポート・マクモラン<FCX>が買われ、プロキドニー<PROK>が大幅高となった。
ナスダック総合株価指数は5.94ポイント高の2万0418.46と小反発した。テスラ<TSLA>やエヌビディア<NVDA>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>がしっかり。メリット・メディカル・システムズ<MMSI>が株価水準を切り上げた。一方、アマゾン・ドット・コム<AMZN>やアルファベット<GOOGL>が値を下げ、ソーラーエッジ・テクノロジーズ<SEDG>やエンフェーズ・エナジー<ENPH>が安い。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/09 08:13
みんかぶニュース 市況・概況
8日の欧州主要株価指数終値
・イギリス・FTSE100
8854.18(+47.65)
・ドイツ・DAX
24206.91(+133.24)
・フランス・CAC40
7766.71(+43.24)
・ロシア・RTS
1110.51(+7.54)
出所:MINKABU PRESS
2025/07/09 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
8日の米国主要株価指数終値
・NYダウ 44240.76(-165.60)
高値 44436.96
安値 44201.37
・S&P500 6225.52(-4.46)
・ナスダック総合指数 20418.46(+5.94)
出所:MINKABU PRESS
2025/07/09 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
8日の主要国際商品市況
・NY原油先物期近(WTI)
1バレル=68.33ドル(+0.40ドル)
・NY金先物期近(COMEX)
1トロイオンス=3316.9ドル(-25.9ドル)
・NY銀先物期近(COMEX)
1トロイオンス=3647.2セント(-14.3セント)
・シカゴ小麦先物期近
1ブッシェル=543.00セント(+3.25セント)
・シカゴコーン先物期近
1ブッシェル=411.00セント(-7.00セント)
・シカゴ大豆先物期近
1ブッシェル=1024.25セント(-7.50セント)
・CRB指数
302.29(+3.01)
出所:MINKABU PRESS
2025/07/09 08:10
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物見通し:堅調推移か
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:堅調推移か
本日の東証グロース市場250指数先物は、堅調推移となりそうだ。前日8日のダウ平均は165.60ドル安の44240.76ドル、ナスダックは5.94pt高の20418.46ptで取引を終了した。主要経済指標の発表なく、寄り付き後、まちまち。トランプ大統領が新たに設定した上乗せ関税分の猶予期限8月1日の延長を認めない方針を示したため警戒感が広がり相場の売り圧力が強まった。関税を巡る不透明感にダウは終盤にかけて、売りが加速した。ナスダックは人工知能(AI)関連の強い需要期待が根強く下値を支え、かろうじてプラス圏を回復し、まちまちで終了。まちまちだった米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、堅調推移となりそうだ。トランプ政権による関税不安が高まる中で、輸出企業の少ないグロース市場にはリスク選好的な資金が流入している。夜間取引で日足のパラボリックが陽転したほか、日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限が強力な下値支持として意識されるなど、テクニカル面でも買い優位となっている。個人投資家の個別株物色も全体をサポートしそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt高の729ptで終えている。上値のメドは740pt、下値のメドは720ptとする。
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2025/07/09 08:05
みんかぶニュース 市況・概況
9日の株式相場見通し=上値指向継続か、NYダウ軟調も円安が追い風に
9日の東京株式市場は強弱観対立のなかも幅広い銘柄に根強い買いが入り、日経平均株価は上値指向を継続しそうだ。ただ、上値も重く4万円大台には届かない可能性がある。前日の欧州株市場はリスク選好の流れとなり、独DAX、仏CAC40など主要国の株価をはじめ総じて上昇する展開となった。トランプ関税に対する不透明感は買い手控えムードにつながっているが、今後の交渉で税率が下がることへの期待感は根強く、売り急ぐような動きもみられない。上げ幅は各国とも限定的なものにとどまっている。米国株市場ではNYダウの上値は重く、この日は狭いゾーンでのもみ合いながらほぼマイナス圏での推移となった。トランプ米大統領は新たな関税を8月1日から課すことを表明しているが、今回発表した期限について「延長はしない」との考えを自身のSNSであるトゥルース・ソーシャルに投稿した。一方、トランプ氏は分野別の関税を設定することに言及しており、銅や銅製品の輸入に50%の関税をかけるほか、医薬品には最大200%の関税を賦課する考えを示したことで、市場センチメントを冷やす背景となった。しかし、ハイテク株は強い動きを示す銘柄も散見され、ナスダック総合株価指数は小幅ながら反発して引けている。東京市場では対日25%の新たな関税が発動されるのが8月1日とまだ猶予期間があることで、実質的に交渉期間の延長と受けとめられ、空売り筋の買い戻しが下値を支えそうだ。外国為替市場では足もと1ドル=146円台後半の推移と円安が進んでいることはポジティブ材料として意識される。
8日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比165ドル60セント安の4万4240ドル76セントと続落。ナスダック総合株価指数は同5.94ポイント高の2万418.46だった。
日程面では、きょうは6月のマネーストック、6カ月物国庫短期証券の入札、6月の工作機械受注額など。海外ではニュージーランド中銀、マレーシア中銀が政策金利を発表するほか、6月の中国消費者物価指数(CPI)、6月の中国生産者物価指数(PPI)、5月の米卸売在庫・売上高、FOMC議事要旨(6月17~18日開催分)など。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/09 08:00