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みんかぶニュース 市況・概況 明日の株式相場に向けて=「仕手株大乱舞」相場のリスクと妙味  週明け25日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比174円高の4万2807円と続伸。続伸とはいえ、想定以上に日経平均の上値は重かったといえる。前週末22日はジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演内容に、米国だけでなく世界の耳目が集まった。日本時間の夜11時に行われたが、欧州株市場ではまだ場が立っており、この影響はドイツやフランスなどにも少なからぬ浮揚力をもたらした。パウエル発言を要約する限りでは決してハト派傾斜を強く示唆するものではなかったが、事前にタカ派発言が警戒されているというメディア報道の流れからすれば、ポジティブに捉えられる要素があったようだ。米国株市場ではNYダウが満を持して大幅高となり、約8カ月半ぶりに史上最高値を更新した。ここ調整色が強かったナスダック総合株価指数も大きく切り返し、ダウとほぼ同じ上昇率で25日移動平均線の上に再浮上している。  パウエル氏の講演で注目すべきポイントは大きく分けて2つある。一つは労働市場で失業率は歴史的な低水準にあるものの、労働の需給と需要いずれも顕著な鈍化が認められていることに言及。いわゆる縮小均衡型の中で労働市場がバランスを保っているという比較的稀有なケースで、下振れリスクが大きいという点に触れており、これを利下げの拠りどころとしている。同時に労働市場がシュリンクしている要因として、あからさまではないが、トランプ米大統領が前面に押し出している移民制限を間接的に批判している。  そして、市場関係者からはもう一つ「金融政策に関してデータ重視に凝り固まらず、先回り的な措置を選択する余地があるということにパウエル氏は言及しており、今後の政策に反映されそうだ」(ネット証券アナリスト)という指摘が聞かれた。9月の利下げの可能性はかなり高まったとみてよさそうだが、年内に残された10月以降のあと2回のFOMCで連続利下げに動くケースは、冷静にみて現状はメインシナリオとはいえず、利下げ幅は年内0.5%どまりというところであろう。そもそも、9月会合で一気に0.5%利下げをマーケットはいったん織り込んだ場面もあったくらいで、今回のパウエル発言がどの時点から見てハト派的と判断されるのか、直近のメディア報道は玉虫色の部分も目立つ。  今週は現地時間27日に発表予定のエヌビディア<NVDA>の5~7月期決算が次のビッグイベントとして立ちはだかる。決算内容についてはトップライン・利益ともに前年同期比1.5倍化がコンセンサスであり、極めて好調が予想されている。他方、中国事業の先行きに対するジェンスン・ファンCEOのコメントがどうなるかにマーケットの注目度が高い。トランプ政権下での対中半導体規制が緩和方向となった途端、今度は中国側がエヌビディアのAI半導体「H20」に対し安全保障の観点で利用を拒むという皮肉な展開となっている。とはいえ、投資家サイドは最先端AI半導体の動向に対する関心の方がより強いはずで、中国向け案件でエヌビディアが売り叩かれる展開は想定しにくい。「ハイスペックのAI半導体に対する需要減退懸念も、ディープシーク・ショックを過大に警戒視していた可能性が高いということが最近分かってきた」(生保系アナリスト)という声もある。つまり、やはりハイスペックの半導体はAIインフラ構築(AIデータセンター建設)に必須という見方である。エヌビディアに対する風向きは思ったほど悪くない感触がある。  東京市場では半導体関連が買われたにもかかわらず、日経平均の上値は重かったが、スタンダードやグロース市場を含めて個別材料株に対する物色意欲は加速している。今の時代かつての仕手株という概念は化石化しているが、それでもここ最近の市場は“仕手株乱舞”という表現がシックリくるような地合いである。ステーブルコイン関連ではアステリア<3853.T>が6日連続ストップ高と、もはや理屈ではない。低位株にもアステリア効果が波及しストップ高の嵐となっているが、ステーブルコインというテーマ買いの軌道から外れている銘柄も目立つ。これを、相場の転機を暗示する危険な兆候とみなす市場関係者は少なくないが、局地的バブルを承知のうえで乗っている熟練トレーダーもまた少なくないようだ。  この材料株に対する貪欲なマネーの潮流を目の当たりにしても、どこに照準を合わせるかが難しい。しかし、「株は需給」と言いながらもやはり実態で評価できる銘柄が、需給相場においても総合的に優位性を有する。その観点では、例えばDX関連事業が売上構成の100%を占める情報戦略テクノロジー<155A.T>。業績成長路線をひた走っており、もみ合い上放れについてみたいところ。また、7月下旬に当欄でも取り上げた児玉化学工業<4222.T>の業績変化は強烈なものがあり、0.6倍のPERは置くとして、PBRの割安さなどに着目すれば3ケタ台は依然買い場と判断される。このほか前週紹介した銘柄だが、データセンター関連の穴株で業績が急改善途上にあるアエリア<3758.T>を改めてマークしてみたい。  あすのスケジュールでは、日銀が7月の企業向けサービス価格指数を朝方取引開始前に開示するほか、午後取引時間中には「基調的なインフレ率を捕捉するための指標」を発表する。海外では7月の米耐久財受注額のほか、6月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、8月の米消費者信頼感指数などにマーケットの関心が高い。なお、米国では2年物国債の入札も行われる。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2025/08/25 17:30 みんかぶニュース 市況・概況 25日香港・ハンセン指数=終値25829.91(+490.77)  25日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比490.77ポイント高の25829.91と続伸した。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/25 17:28 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、目先の経済指標をにらみドル売り後退 *17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、目先の経済指標をにらみドル売り後退 25日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は9月利下げに理解を示し、ドル売りに振れやすい。ただ、目先の直近のインフレ指標を見極めたい思惑から、過度なドル売りは抑制されよう。前週末の取引でドルは主要通貨に対して全面安。ドル・円は一時146円70銭台まで下げ、ユーロ・ドルは1.1730ドル付近まで強含んだ。パウエルFRB議長はジャクソンホール会合での講演で「雇用への下振れリスク」を強調し、9月の利下げ着手を示唆。直近のインフレ指標で利下げ観測は後退していたが、ドル売り再開。ただ、週明けアジア市場は146円台から国内勢の買戻しが強まり、147円台に戻した。日本株高で円売りもドルを支えた。この後の海外市場はパウエル議長の利下げ示唆を背景にドル売り圧力が残存するものの、目先のインフレ関連指標や雇用統計を見極めようとする姿勢から過度な下押しは避けられる見通し。足元のインフレ関連指標は物価上昇圧力の根強さを示し、FRBが利下げを急ぐ余地は限定的と意識されやすい。今後はPCEデフレーターや雇用関連統計などが市場の焦点となり、結果次第で利下げ観測が再び後退する可能性もあろう。ドルの下値の堅さも意識されやすい。【今日の欧米市場の予定】・17:00 独・8月IFO企業景況感指数(予想:88.8、7月:88.6)・23:00 米・7月新築住宅販売件数(予想:63万件、6月:62.7万件) <CS> 2025/08/25 17:25 みんかぶニュース 為替・FX 明日の為替相場見通し=147円台前半での一進一退継続も  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、147円台前半を中心とする一進一退が継続することも見込まれる。予想レンジは1ドル=146円80~147円70銭。  先週末22日のジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、9月にも利下げに動く可能性を示唆した。これを受け、同日のニューヨーク市場で一時146円台半ばまでドル安・円高が進んだが、この日の東京市場でドル円相場は147円台前半での値動きとなった。パウエルFRB議長は、データ重視の姿勢を示しており、今後も米経済指標の結果が注視されそうだ。今晩は米7月新築住宅販売件数の発表が予定されているほか、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁の講演などが予定されているが、全体的にはやや手掛かり材料難で相場は一進一退も予想される。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/25 17:19 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は失速 *17:16JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は失速 25日の東京市場でドル・円は伸び悩み。前週末の米連邦準備制度理事会(FRB)議長発言でドル売りに振れたが、週明けは買戻しが先行し146円84銭から147円52銭まで上昇。午後は材料が乏しいなか国内勢のドル買い一巡後は失速し、147円前半に値を下げた。・ユ-ロ・円は172円10銭から172円58銭まで上昇。・ユ-ロ・ドルは1.1694ドルから1.1728ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値42,977.27円、高値43,201.42円、安値42,681.37円、終値42,807.82円(前日比174.53円高)・17時時点:ドル・円147円20-30銭、ユ-ロ・円172円30-40銭【経済指標】・日・6月景気先行指数改定値:105.6(速報値:106.1)・独・8月IFO企業景況感指数予想:89.0(予想:88.8、7月:88.6)【要人発言】・特になし <TY> 2025/08/25 17:16 グロース市況 東証グロ-ス指数は反発、相対的に主力市場よりも強さ意識 *17:07JST 東証グロ-ス指数は反発、相対的に主力市場よりも強さ意識 東証グロース市場指数 1028.03 +9.18/出来高 3億1717万株/売買代金 2050億円東証グロース市場250指数 786.98 +4.86/出来高 1億4561万株/売買代金 1443億円 本日のグロース市場では、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数がそろって反発。値上がり銘柄数は410、値下がり銘柄数は163、変わらずは33。 22日の米国市場でダウ平均は846.24ドル高の45631.74ドル、ナスダックは396.22ポイント高の21496.54で取引を終了。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長講演を控え、寄り付き後、まちまち。議長はジャクソンホール会合での講演で、労働市場の下方リスク上昇に伴うリスクバランスの変更で利下げが正当化する可能性に言及。予想外のハト派姿勢を示したため買いに拍車がかかった。利下げ期待に相場は終日高値を探る展開となり、ダウは過去最高値を更新し終了。 こうした米国市場の流れを受けて、東証グロース市場指数は買いが先行して始まり、一時1032.95ptまで上昇。その後、日経平均と同様に上げ幅を縮小。ただし、早い段階で持ち直すと後場中頃にかけてじりじりと上げ幅を拡大。なお、1030pt水準で跳ね返される格好となり、一転してじりじりと上げ幅を縮める展開に。相対的に主力市場よりも強さが意識された1日だった。 個別では、39.60%高となったアプリックス<3727>が上昇率トップに。前週に米Forward Edge-AI社への出資に向け基本合意したことが材料視されたアクリート<4395>が引き続き買われた他、配当予想の修正を発表したピアズ<7066>などにも物色が見られた。売買代金上位銘柄では、インフォメティス<281A>、トライアル<141A>などが上昇。その他値上がり率上位銘柄では、アルファクス<3814>、TORICO<7138>、イタミアート<168A>などがランクイン。 一方、19.28%安となったFLN<9241>が下落率トップに。売買代金上位銘柄では、ヘリオス<4593>、アクセルスペース<402A>などが下落。その他値下がり率上位銘柄では、コンヴァノ<6574>、和心<9271>、コラボス<3908>などがランクイン。 なお、東証グロース市場Core指数の構成銘柄では、カバー<5253>やGNI<2160>、スカイマーク<9204>などが上昇。[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄              |  現値| 前日比|   前比率| 1| 3727|アプリックス         |   282|   80|    39.60| 2| 3807|フィスコ           |   210|   50|    31.25| 3| 4395|アクリート          |  1378|   300|    27.83| 4| 3814|アルファクス         |   234|   50|    27.17| 5| 7138|TORICO         |  2534|   500|    24.58| 6| 168A|イタミアート         |  1749|   300|    20.70| 7| 2334|イオレ             |  9680|  1500|    18.34| 8| 6177|AppBank       |   522|   80|    18.10| 9| 4073|ジィ・シィ企画       |   710|   100|    16.39|10| 281A|インフォメティス      |  2063|   271|    15.12|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄              |  現値| 前日比|   前比率| 1| 9241|FLN             |  4125|  -985|   -19.28| 2| 4593|ヘリオス           |   500|   -73|   -12.74| 3| 6574|コンヴァノ          |  2745|  -335|   -10.88| 4| 9271|和心              |   789|   -96|   -10.85| 5| 3908|コラボス           |   515|   -56|    -9.81| 6| 260A|オルツ             |   11|   -1|    -8.33| 7| 2158|FRONTEO       |   753|   -64|    -7.83| 8| 3905|データセク          |  2673|  -207|    -7.19| 9| 7359|東京通信G          |   464|   -33|    -6.64|10| 9159|WTOKYO         |  2656|  -189|    -6.64| <FA> 2025/08/25 17:07 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は続伸、ソフトバンクGとリクルートHDの2銘柄で約147円押し上げ *17:05JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は続伸、ソフトバンクGとリクルートHDの2銘柄で約147円押し上げ 25日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり118銘柄、値下がり107銘柄、変わらず0銘柄となった。前週末22日の米国株式市場は大幅反発した。背景には、パウエルFRB議長がジャクソンホール会合で示したハト派的スタンスがある。労働市場の下振れリスク上昇に伴う政策スタンスの見直しの可能性に言及し、9月の利下げを正当化しうるとの受け止めが広がったため市場には利下げ期待が高まり、主要株価指数が大きく上昇した。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は続伸して取引を開始した。寄り付き後は買いが一巡して上げ幅を縮小、後場に入っても上値の重い展開が続いて42800円付近で横ばい推移となった。パウエル議長の講演を受けて国内の投資家心理も改善、米国での利下げ期待が支えとなり買い優勢の流れが続いた。海外の金利低下が安心感を醸成し、リスクオフの巻き戻しが進んだ。ただ、円高への警戒もあり、一部の輸出関連株に対する重石となった。大引けの日経平均は前日比174.53円高の42807.82円となった。東証プライム市場の売買高は17億7657万株、売買代金は4兆1406億円だった。業種別では、非鉄金属や卸売業、機械、サービス業などが比較的堅調で、特に非鉄金属は前営業日比で上昇が目立った。一方、電気・ガス業や倉庫・運輸関連業、空運業などは軟調となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は48.1%、対して値下がり銘柄は47.8%となっている。値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はリクルートHD<6098>となり、2銘柄で日経平均を約147円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはTOTO<5332>で8.39%高、同2位は三井金属<5706>で5.78%高だった。一方、値下がり寄与トップはコナミG<9766>、同2位はテルモ<4543>となり、2銘柄で日経平均を約59円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはテルモで4.04安、同2位はコナミGで3.66%安だった。*15:30現在日経平均株価  42807.82(+174.53)値上がり銘柄数 118(寄与度+397.68)値下がり銘柄数 107(寄与度-223.15)変わらず銘柄数 0○値上がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<9984> ソフトバンクG    15405   525 106.36<6098> リクルートHD     9175   411  41.63<6857> アドバンテ      10880   115  31.06<4063> 信越化        4651   142  23.97<6954> ファナック      4426   110  18.57<8035> 東エレク       20225   130  13.17<6367> ダイキン工業     19805   325  10.97<6146> ディスコ       40170  1530  10.33<6594> ニデック       3275   171  9.24<4704> トレンドマイクロ   8075   231  7.80<8058> 三菱商事       3290   57  5.77<9983> ファーストリテ    48510   70  5.67<8001> 伊藤忠商事      8331   165  5.57<5332> TOTO       4084   316  5.33<8015> 豊田通商       3878   38  3.85<4385> メルカリ       2400   114  3.85<6976> 太陽誘電       3055   113  3.82<8031> 三井物産       3403   53  3.58<7267> ホンダ        1696   17  3.44<6861> キーエンス      57320  1000  3.38○値下がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<9766> コナミG       23455  -890 -30.05<4543> テルモ        2628 -110.5 -29.85<9433> KDDI       2615   -61 -24.72<7832> バンナムHD      5266  -189 -19.14<6762> TDK        1890   -25 -12.66<9735> セコム        5485  -155 -10.47<6758> ソニーG        4174   -47  -7.93<7453> 良品計画       6772  -186  -6.28<4519> 中外製薬       6210   -60  -6.08<8267> イオン        5470  -107  -3.61<4307> 野村総合研究所    5936  -103  -3.48<2502> アサヒGHD       1882   -34  -3.44<4503> アステラス製薬    1675  -17.5  -2.95<2914> JT          4744   -86  -2.90<4661> オリエンタルランド  3528   -77  -2.60<4502> 武田薬品工業     4512   -77  -2.60<8697> JPX         1597.5   -33  -2.23<1802> 大林組        2388   -63  -2.13<1721> コムシスHD      3644   -62  -2.09<8253> クレディセゾン    3775   -61  -2.06 <CS> 2025/08/25 17:05 みんかぶニュース 市況・概況 明日の【信用規制・解除】銘柄 (25日大引け後 発表分) ○ブルーイノベ <5597> [東証G] 東証が26日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。 [2025年8月25日] 株探ニュース 2025/08/25 16:50 みんかぶニュース 市況・概況 25日中国・上海総合指数=終値3883.5617(+57.8025)  25日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比57.8025ポイント高の3883.5617と4日続伸。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/25 16:41 みんかぶニュース 個別・材料 しまむらの8月度既存店売上高は5カ月連続前年上回る しまむら<8227.T>がこの日の取引終了後、8月度(7月21日~8月20日)の月次売上速報を発表しており、主力のしまむら業態の既存店売上高は前年同月比1.2%増と5カ月連続で前年実績を上回った。  酷暑や大雨、カムチャツカ半島付近の巨大地震による津波警報などの影響を受けたものの、婦人アウター衣料や服飾雑貨が売り上げを伸ばした。婦人アウター衣料では5分袖や7分袖のTシャツの好調に加え、トレンドのチェック柄のシャツやワンピース、スカートなどの秋物が売れ筋となった、また服飾雑貨では、高気温が継続したことで日傘や帽子、アームカバーが伸長した。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/25 16:37 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感が緩和 *16:35JST 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は25日、前日比-0.86(低下率3.42%)の24.25と低下した。なお、高値は24.72、安値は23.88。先週末の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では米国の利下げ観測が強まり、リスク選好ムードが広がった。こうした中、今日は取引開始後の買い一巡後に日経225先物が上値の重い展開となったが、下値は堅く、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2025/08/25 16:35 注目トピックス 市況・概況 買い一巡後はこう着感の強い相場展開【クロージング】 *16:34JST 買い一巡後はこう着感の強い相場展開【クロージング】 25日の日経平均は続伸。174.53円高の42807.82円(出来高概算17億7000万株)で取引を終えた。注目されたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受け、利下げ期待が高まったことを背景に前週末の米国株が上昇した流れを受け、取引開始直後に43201.42円まで上値を伸ばした。ただ、43000円近辺では利食い売りが増加してくるようで、買い一巡後は伸び悩む展開だった。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が780、値下がり銘柄が775と拮抗し、変わらすが65だった。セクター別では、非鉄金属、卸売、機械、サービスなど15業種が上昇。一方、倉庫運輸、電気ガス、空運、水産農林など18業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、アドバンテス<6857>、信越化<4063>が堅調だった半面、コナミG<9766>、テルモ<4543>、KDDI<9433>、バンナムHD<7832>が軟調だった、パウエル議長は講演で労働市場の軟化について触れ、「政策スタンスの調整を正当化する可能性がある」と述べた。9月利下げの可能性が高まったと受け止められ、NYダウは約8カ月半ぶりに最高値更新となった。東京市場でもインデックスに絡んだ買いが先行するなかで値を上げる銘柄が増えたほか、利下げによる米景気の悪化懸念後退を背景に非鉄や鉄鋼などの景気敏感セクターに投資資金が向かい、日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)までには雇用統計や消費者物価指数など重要な経済指標の発表が控えているだけに、雇用情勢が回復に向かっているのか、インフレが高まらず落ち着いているのかなどを確認する必要がありそうだ。また、日経平均の押し上げには半導体関連株の上昇が不可欠だが、27日にはエヌビディアの決算が控えているだけに、AI(人工知能)需要の好調さが確認できるのか見極めたいとの声もあり、積極的な売買は手控えられやすい。 <CS> 2025/08/25 16:34 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1234銘柄・下落1559銘柄(東証終値比)  8月25日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:30)が終了。東証の取引が終了した15時30分以降に売買が成立したのは2891銘柄。東証終値比で上昇は1234銘柄、下落は1559銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は225銘柄。うち値上がりが108銘柄、値下がりは112銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は130円安と売られている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の25日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <7047> ポート       2700  +373( +16.0%) 2位 <4833> Defコン     126   +16( +14.5%) 3位 <260A> オルツ       11.9  +0.9( +8.2%) 4位 <8918> ランド       8.5  +0.5( +6.2%) 5位 <6085> アーキテクツ   273.9  +13.9( +5.3%) 6位 <7776> セルシード    479.4  +17.4( +3.8%) 7位 <8985> ホテルリート   87000  +2700( +3.2%) 8位 <9241> FLネット    4249.5 +124.5( +3.0%) 9位 <4978> リプロセル     194   +5( +2.6%) 10位 <8894> レボリュー     75.8  +1.8( +2.4%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <1757> 創建エース     6.4  -0.6( -8.6%) 2位 <4059> まぐまぐ     720.9  -30.1( -4.0%) 3位 <2564> GX高配日株   3107.5 -121.5( -3.8%) 4位 <184A> 学びエイド    639.4  -22.6( -3.4%) 5位 <7527> システムソフ    61.2  -1.8( -2.9%) 6位 <2497> UNITED    663   -19( -2.8%) 7位 <5998> アドバネクス   1440.9  -37.1( -2.5%) 8位 <3908> コラボス     502.1  -12.9( -2.5%) 9位 <9561> グラッドC    683.4  -16.6( -2.4%) 10位 <5029> サークレイス   1138.9  -26.1( -2.2%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4755> 楽天グループ    906  +12.6( +1.4%) 2位 <8591> オリックス    3862.7  +22.7( +0.6%) 3位 <6305> 日立建機     4706.1  +24.1( +0.5%) 4位 <8830> 住友不      6336.5  +31.5( +0.5%) 5位 <6702> 富士通       3588  +17.0( +0.5%) 6位 <9766> コナミG     23560  +105( +0.4%) 7位 <5101> 浜ゴム      5438.9  +20.9( +0.4%) 8位 <8035> 東エレク     20300   +75( +0.4%) 9位 <8267> イオン       5490   +20( +0.4%) 10位 <6301> コマツ       5055   +17( +0.3%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <8001> 伊藤忠       8201  -130( -1.6%) 2位 <4063> 信越化       4619   -32( -0.7%) 3位 <7205> 日野自      402.5  -1.7( -0.4%) 4位 <5802> 住友電      4056.9  -17.1( -0.4%) 5位 <3436> SUMCO    1250.4  -5.1( -0.4%) 6位 <6361> 荏原       3163.9  -12.1( -0.4%) 7位 <5332> TOTO      4069   -15( -0.4%) 8位 <6472> NTN      325.2  -1.1( -0.3%) 9位 <4452> 花王       6711.3  -22.7( -0.3%) 10位 <6471> 日精工      772.9  -2.6( -0.3%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2025/08/25 16:33 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小動き、ドル売り後退 *16:32JST 東京為替:ドル・円は小動き、ドル売り後退 25日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、147円20銭台でのもみ合いが続く。欧州株式市場で主要指数は弱含み、リスク回避的な円買いが主要通貨の下押し圧力に。一方、前週末からのドル売りが後退しており、ユーロ・ドル葉伸び悩む展開。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円84銭から147円52銭、ユ-ロ・円は172円10銭から172円58銭、ユ-ロ・ドルは1.1694ドルから1.1728ドル。 <TY> 2025/08/25 16:32 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物概況:上値は重いものの5日ぶりに反発 *16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:上値は重いものの5日ぶりに反発 8月25日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比10pt高の789pt。なお、高値は793pt、安値は784pt、日中取引高は4100枚。先週末の米国市場のダウ平均は反発。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長講演を控え、寄り付き後、まちまち。議長はジャクソンホール会合での講演で、労働市場の下方リスク上昇に伴うリスクバランスの変更で利下げが正当化する可能性に言及し予想外のハト派姿勢を示したため買いに拍車がかかった。利下げ期待に相場は終日高値を探る展開となり、ダウは過去最高値を更新し、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比13pt高の792ptからスタートした。米株高を受けて、朝方は買い優勢で始まったものの、買い一巡後は上値が重くなり、上げ幅を縮小する場合があった。一部で、日本市場全体に信託銀行によるリバランス売りが出ているとの見方が広がり、投資家心理を冷やす場面があったものの、引けにかけて再び買われ、5日移動平均線を回復。5日ぶり反発となる789ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141A>やインテグラル<5842>などが上昇した。 <SK> 2025/08/25 16:30 Miniトピック インフレ持続で10月以降の米政策金利について予断を持つことは難しくなり *16:28JST インフレ持続で10月以降の米政策金利について予断を持つことは難しくなり  米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演で雇用への下向きのリスク上昇が示唆されたことによって9月利下げの可能性が高まった。一方で関税はインフレの長期化につながる可能性があることも指摘された。このため、8月29日発表の7月コアPCE価格指数が市場予想を上回った場合、インフレ持続が意識され、10月以降の政策金利について予断を持つことは難しくなりそうだ。日本銀行による早期利上げの可能性は高まっていないことや日本の財政不安は消えていないことも引き続き意識されており、米ドル買い・円売りが再び強まる可能性は残されている。 <MK> 2025/08/25 16:28 注目トピックス 日本株 いちご---連結子会社によるレジデンス10物件の資産譲渡を決定 *16:23JST いちご---連結子会社によるレジデンス10物件の資産譲渡を決定 いちご<2337>は22日、連結子会社であるいちごオーナーズが、保有するレジデンス10物件を第三者に譲渡することを発表した。譲渡総額は190億円で、契約締結日は2025年8月22日、物件引渡日は8月26日を予定している。いちごオーナーズは、継続的に東京都23区内に所在する新築の優良レジデンス物件を中心に取得しており、今般、リーシングが完了し、安定した収益性が確認できた東京都23区内に所在するレジデンスについて、国内の機関投資家への譲渡を決定した。本譲渡先は、開示の同意が得られないため非開示。なお、譲渡先は、国内事業会社であり、同社との特別な利害関係はない。本譲渡により、2026年2月期通期連結業績において、売上高約190億円を第2四半期に計上する予定。本譲渡による利益は、2026年2月期連結業績予想に織り込み済み。同社は2026年2月期に最高益更新を見込んでおり、本件譲渡はその見通しに沿った進捗といえる。 <NH> 2025/08/25 16:23 相場概況 日経平均は続伸、買い一巡後は上げ幅縮小 *16:22JST 日経平均は続伸、買い一巡後は上げ幅縮小 前週末22日の米国株式市場は大幅反発した。背景には、パウエルFRB議長がジャクソンホール会合で示したハト派的スタンスがある。労働市場の下振れリスク上昇に伴う政策スタンスの見直しの可能性に言及し、9月の利下げを正当化しうるとの受け止めが広がったため市場には利下げ期待が高まり、主要株価指数が大きく上昇した。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は続伸して取引を開始した。寄り付き後は買いが一巡して上げ幅を縮小、後場に入っても上値の重い展開が続いて42800円付近で横ばい推移となった。パウエル議長の講演を受けて国内の投資家心理も改善、米国での利下げ期待が支えとなり買い優勢の流れが続いた。海外の金利低下が安心感を醸成し、リスクオフの巻き戻しが進んだ。ただ、円高への警戒もあり、一部の輸出関連株に対する重石となった。 大引けの日経平均は前日比174.53円高の42807.82円となった。東証プライム市場の売買高は17億7657万株、売買代金は4兆1406億円だった。業種別では、非鉄金属や卸売業、機械、サービス業などが比較的堅調で、特に非鉄金属は前営業日比で上昇が目立った。一方、電気・ガス業や倉庫・運輸関連業、空運業などは軟調となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は48.1%、対して値下がり銘柄は47.8%となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、信越化<4063>、ダイキン<6367>、ニデック<6594>、トレンド<4704>、ディスコ<6146>、ニトリHD<9843>、豊田通商<8015>、TOTO<5332>などの銘柄が上昇。 一方、テルモ<4543>、コナミG<9766>、KDDI<9433>、バンナムHD<7832>、セコム<9735>、良品計画<7453>、TDK<6762>、中外薬<4519>、ソニーG<6758>、野村総合研究所<4307>、JT<2914>、味の素<2802>、アサヒ<2502>、7&iHD<3382>、武田<4502>、イオン<8267>などは下落。 <FA> 2025/08/25 16:22 みんかぶニュース 個別・材料 ミライロが株主優待を導入、ユニバーサルマナー検定の割引きなど  ミライロ<335A.T>はこの日の取引終了後、株主優待制度を導入すると発表した。毎年3月末・9月末を基準日に100株以上を保有する株主を対象として、保有期間に応じて自社で運営するユニバーサルマナー検定や研修の割引きを適用する。今年9月から始める。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/25 16:22 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(大引け)=174円高、米株高受け半導体関連などが牽引するも上値重い  25日の東京株式市場は半導体関連株などを中心に買いが先行し日経平均株価は続伸、朝方に4万3000円台を回復する場面もあった。  大引けの日経平均株価は前営業日比174円53銭高の4万2807円82銭と続伸。プライム市場の売買高概算は17億7657万株、売買代金概算は4兆1406億円。値上がり銘柄数は780、対して値下がり銘柄数は775、変わらずは65銘柄だった。  きょうの東京市場はリスク選好ムードとなった。前週末の米国株市場でNYダウが急伸をみせ、昨年12月以来となる史上最高値を更新したほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数なども大幅高となったことで、市場センチメントが改善した。注目されたジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演は、FRBが利下げに後ろ向きではないという見方が強まり、米株市場を押し上げた。東京市場でもこの流れを引き継ぐ形となったが、買い一巡後は上値の重さが目立っている。日米金利差縮小を背景に為替がドル安・円高方向に振れたことが足を引っ張った。後場に入ると日経平均は値を消す場面があり、マイナス転換も意識されたが、その後は買い直され引けにかけて再び強含みで推移した。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はいずれも全体の50%に届かず拮抗した状態にある。  個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が売買代金首位となるなか上値を追ったほか、ディスコ<6146.T>が物色人気となった。古河電気工業<5801.T>も活況高となっている。アドバンテスト<6857.T>が底堅く、ソシオネクスト<6526.T>も堅調、リクルートホールディングス<6098.T>の上げ足も目立つ。アステリア<3853.T>が6日連続ストップ高となり、ユニオンツール<6278.T>、芝浦機械<6104.T>、トリケミカル研究所<4369.T>が値を飛ばした。TOTO<5332.T>が大幅高、ブレインパッド<3655.T>、タツモ<6266.T>も買いを集めた。  半面、サンリオ<8136.T>が冴えず、良品計画<7453.T>も売りに押された。イオン<8267.T>が軟調。ソニーグループ<6758.T>も上値が重かった。アドバンスクリエイト<8798.T>、gumi<3903.T>が大きく値を下げたほか、宝ホールディングス<2531.T>、テルモ<4543.T>の下げも目立った。SGホールディングス<9143.T>、バンダイナムコホールディングス<7832.T>などが下値を探り、東洋エンジニアリング<6330.T>も安い。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/25 16:13 みんかぶニュース 個別・材料 パルHDの7月既存店売上高は3カ月連続前年上回る  パルグループホールディングス<2726.T>がこの日の取引終了後、7月度の月次売上概況を発表しており、既存店売上高は前年同月比4.4%増と3カ月連続で前年実績を上回った。ネット通販既存店が同11.6%増となり牽引したほか、小売既存店も同2.4%増と伸長。猛暑が続き、盛夏商品を中心に順調に売り上げを伸ばした。なお、全店売上高は同17.5%増だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/25 16:10 みんかぶニュース 市況・概況 25日韓国・KOSPI=終値3209.86(+41.13)  25日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比41.13ポイント高の3209.86と3日続伸。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/25 16:08 本日の注目個別銘柄 豊和工、ピクセルCZ、芝浦機など <7966> リンテック  3470  +210大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も3330円から4300円に引き上げた。26年3月期営業利益は225億円から257億円に上方修正。韓国サムスン電子の汎用DRAMの7-9月期の出荷改善に伴い、同社半導体テープの需要回復の確度も高まると予想。また、粘着紙・粘着フィルムを行う米国子会社も、値上げが寄与し7-9月期から営業損益改善が見込めると分析している。<2743> ピクセルCZ  205  +50ストップ高。経営体制の刷新を発表。再発防止策の再検討および特別注意銘柄指定措置に対する改善計画の検討を進めるなかで、代表取締役の異動および取締役の交代による経営体制の刷新が必要であると判断。今後は新代表取締役の元で業績立て直しを図っていく。また、福島県で整備が進められている大熊中央産業拠点内のデータセンター施設において、ネットワーク機器設置工事の発注を行うことを決定などとも発表した。<6203> 豊和工  1512  +275急騰。先週末に提出された大量保有報告書によると、fundnoteが5.66%を保有する大株主になったことが明らかになっている。fundnoteは、著名投資家である井村俊哉氏が共同創設した投資顧問会社の助言を受けるファンドを手掛けており、これまで川田テクノロジーズや大末建設などに投資実績があるもよう。保有目的は、信託財産運用とされているが、重要提案行為を行うに変更する場合もあるとしている。<9610> ウィルソンLW  200  +50ストップ高比例配分。新ビジョン「成長モデル『L+ETC構想』を通じて時価総額100億円企業を目指す」と発表。1.ウィルソン・ラーニング for Kids、大学院との単位互換、2.AIの徹底活用、生成AIを活用したAIティーチャー、学びのDXを加速、3. HRコンサルティング強化、戦略・ITコンサルティング事業への展開などの成長ドライバー軸に数値目標実現を目指す。3年で売上高50億円などが目標。<7087> ウイルテック  1067  +150ストップ高比例配分。配当方針の変更、並びに、株主優待制度の導入を発表した。配当性向30%目安に変更はないが、減配せずに持続的かつ安定した配当を実施していくとしている。また、3月末、9月末の300株以上保有、6カ月以上保有株の株主を対象に、それぞれkids smile QUOカード 5000円分を贈呈するとしている。なお、今9月末株主には保有期間に関わらず300株以上保有する株主が対象となる。<4543> テルモ  2628  -110.5大幅続落。移植用臓器を保存する「臓器保存デバイス」のイノベーターである英国のOrganOx社の株式を総額約 15億ドルで取得し、完全子会社化すると本日発表。OrganOx社の肝臓用NMPデバイスは、これまで6000例以上の肝臓移植で利用実績があり、リーディング・プレイヤーの地位を確立している。24年12月期純利益は7531千ポンドのもよう。ただ本日は、資金負担増を懸念する動きが先行したようだ。<1911> 住友林  1775.5  +102大幅反発。先週末のジャクソンホール会合でパウエルFRB議長が9月の利下げ実施を示唆し、米長期金利が低下する動きとなっている。米国住宅市場の先行き期待へとつながっているもようだ。米国市場でもDRホートン、KBホームズ、レナーなどの住宅関連銘柄が揃って急騰している。同社は米国戸建て事業で高い利益率を誇り、同市場の動向が業績に及ぼす影響は大きくなっている。<5332> TOTO  4084  +316大幅反発。31年3月期までに米州事業の売上高を25年3月期比4割増の約1000億円に引き上げると報じられている。温水洗浄便座「ウォシュレット」など主力の衛生陶器の需要が旺盛であり、今後はウォシュレットの現地生産も検討するようだ。中国事業の不振が続くなかで先行き懸念も強まっていたが、米国市場では高付加価値品の成長も見込めるため、今後の展開力への期待が高まる方向に。<6104> 芝浦機  4310  +410急伸。先週末に提出された大量保有報告書によると、香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが5.23%の株式を保有する大株主になったことが明らかになった。保有目的は、ポートフォリオ投資および重要提案行為とされている。オアシス・マネジメントはアクティビストとして知られ、今後の株主価値強化策につながっていくとの期待が先行。同社は過去にも旧村上ファンド系から資本効率引き上げ策を要求されていた。<9984> ソフトバンクG  15405  +525大幅続伸。注目されていた先週末のジャクソンホール会合において、パウエルFRB議長は労働市場のリスクの高まりに言及し、政策スタンスの調整を正当化する可能性があると発言。9月の利下げを示唆する形となっている。足元では利上げ期待が幾分後退していたこともあって、先週末の米国市場ではナスダック市場も上昇。含み資産の過度な減価懸念も後退し、同社株も連れ高する展開になっている。 <ST> 2025/08/25 16:05 みんかぶニュース 市況・概況 明日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 08:50 日・企業向けサービス価格指数 10:30 豪・豪中央銀行が金融政策会合議事要旨を公表 15:45 仏・消費者信頼感指数 21:30 米・耐久財受注 22:00 米・住宅価格指数 22:00 米・S&Pケースシラー住宅価格指数 23:00 米・リッチモンド連銀製造業指数 23:00 米・消費者信頼感指数(コンファレンスボード) ※日・閣議 ※米・2年物国債入札 出所:MINKABU PRESS 2025/08/25 16:00 注目トピックス 日本株 新興市場銘柄ダイジェスト:和心は急落、ピアズがストップ高 *15:55JST 新興市場銘柄ダイジェスト:和心は急落、ピアズがストップ高 <156A> マテリアルグループ  830  +39反発。22日の取引終了後に、TikTokマーケティング事業等を承継するトレプロの全株式をTLPCより取得し(取得価額19億円)完全子会社化すると発表し、好材料視されている。ユーザー数の拡大が見込まれるプラットフォームであるTikTokに対するトレプロの知見や中堅・中小企業を中心とした顧客基盤と、同社グループのPR発想に基づくマーケティングコミュニケーション支援の経験・知見を組み合わせることで、同社グループの事業成長が加速し企業価値の更なる向上に繋がると判断したとしている。<7317> 松屋R&D  730  +10続伸。ベトナム新工場建設を発表し、好材料視されている。子会社のMatsuya R&D(Vietnam)において、今後、カーシート及びエアバッグのセイフティシステム事業及びメディカルヘルスケア事業で更なる取引拡大が見込まれており、現状の工場のみでは生産スペースが足りなくなることから、ホーナイ工業団地に新工場建設を決定した。投資予定額は6~8億円(工場の建設費用のみ。土地については既に用地取得済み)。完成予定は26年9月、新工場での生産開始は27年4月以降を見込んでいる。<9271> 和心  789  -96急落。東京証券取引所が25日から同社株の信用取引による新規の売付け・買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表したことを受けて、これを嫌気した売りに押されている。また、日本証券金融も増担保金徴収措置の実施を発表し、同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にするとしている。<7066> ピアズ  766  +100ストップ高、年初来高値更新。配当予想の修正を発表し、これを好感した買いが優勢となっている。未定としていた25年9月30日を基準日とする期末配当予想を配当性向30%(前期26%、記念配当除く)、1株あたり13円50銭の普通配当に記念配当2円50銭を加え、1株あたり16円となる予定とした。安定的かつ持続的な配当をするため、事業投資と株主還元のバランスを総合的に考慮し、配当性向は短期的(25年9月期~26年9月期までを目途)には30%、中長期的にはそれ以上とする目標を基本方針としている。<6045> レントラックス  1549  +53続伸、年初来高値更新。22日の取引終了後に26年3月期7月度の月次売上高等を発表し、好材料視されている。25年7月の連結ベースの取扱高は26.73億円(前年同月比114.0%)、売上高は3.58億円(同119.60%)と好調だった。成果報酬型広告サービス事業におけるパートナーサイト運営者数も63,000名(前月比増加数532名)と大幅に増加した。<9326> 関通  364  +8続伸。22日の取引終了後に、ケーキ・スイーツ専門通販サイトを運営するCake.jpと冷凍スイーツ分野における物流基盤の構築を目的とした資本業務提携契約を締結したことを発表し、好材料視されている。同社は、冷凍冷蔵の3PL事業で培った高度な物流技術を用いた運営を通じて、さまざまな業界のDX化と業務改善を支援してきた。今回の提携により、冷凍スイーツ市場に特化した物流ソリューションの提供を加速し、スイーツ業界全体の課題解決を推進して行くとしている。 <ST> 2025/08/25 15:55 みんかぶニュース 個別・材料 ポートがステーブルコイン市場における成約支援事業へ参入  ポート<7047.T>がこの日の取引終了後、ステーブルコイン市場における成約支援事業へ参入すると発表した。  JPYC(東京都千代田区)が金融庁からステーブルコインの発行に必要な資金移動業の登録を受けるなどしたことで、日本でもステーブルコイン市場が急速に普及すると見込んでおり、先行者としての優位性を獲得するために早期に参入する。ステーブルコイン発行者または取扱事業者に対して、利用者拡大を目的とした成約支援事業を展開する予定で、ユーザーの口座開設や初回購入などの成約時点課金(ショット型契約)と、ユーザーの取引量・利用量に応じたレベニューシェア(ストック型契約)の2つの収益モデルを計画している。なお、同件が業績に与える影響は現時点では軽微としている。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/25 15:51 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:非鉄金属が上昇率トップ *15:51JST 東証業種別ランキング:非鉄金属が上昇率トップ 非鉄金属が上昇率トップ。そのほか卸売業、機械、サービス業、鉄鋼なども上昇。一方、倉庫・運輸関連業が下落率トップ。そのほか電力・ガス業、空運業、水産・農林業、食料品なども下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 非鉄金属 / 2,363.04 / 2.122. 卸売業 / 4,296. / 1.203. 機械 / 3,905.97 / 1.134. サービス業 / 3,347.99 / 1.085. 鉄鋼 / 742.95 / 1.066. ガラス・土石製品 / 1,501.96 / 1.017. ゴム製品 / 5,194.49 / 0.998. 鉱業 / 719.09 / 0.899. 化学工業 / 2,499.92 / 0.7410. 金属製品 / 1,625.42 / 0.6011. 証券業 / 751.95 / 0.5112. 海運業 / 1,856.73 / 0.4613. 輸送用機器 / 4,688.46 / 0.2814. 電気機器 / 5,229.81 / 0.2515. 銀行業 / 451.67 / 0.1616. 繊維業 / 816.65 / -0.1617. 石油・石炭製品 / 1,990.66 / -0.2518. 不動産業 / 2,343.48 / -0.2519. 保険業 / 3,121.88 / -0.2620. 精密機器 / 11,515.55 / -0.2621. 情報・通信業 / 7,499.22 / -0.3322. その他製品 / 7,876.32 / -0.3923. その他金融業 / 1,142.63 / -0.3924. 医薬品 / 3,534.64 / -0.6225. パルプ・紙 / 575.22 / -0.6726. 陸運業 / 2,294.34 / -0.6827. 小売業 / 2,163.76 / -0.7728. 建設業 / 2,252.97 / -0.7829. 食料品 / 2,390.3 / -0.8730. 水産・農林業 / 636.35 / -1.1031. 空運業 / 245.19 / -1.4932. 電力・ガス業 / 605.12 / -1.7133. 倉庫・運輸関連業 / 4,230.67 / -1.96 <CS> 2025/08/25 15:51 注目トピックス 市況・概況 8月25日本国債市場:債券先物は137円50銭で取引終了 *15:44JST 8月25日本国債市場:債券先物は137円50銭で取引終了 [今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年9月限寄付137円67銭 高値137円67銭 安値137円46銭 引け137円50銭2年 472回  0.854%5年 178回  1.142%10年 378回  1.601%20年 192回  2.637%25日の債券先物9月限は137円67銭で取引を開始し、137円50銭で引けた。<米国債概況>2年債は3.71%、10年債は4.26%、30年債は4.89%近辺で推移。債権利回りは上昇(気配値)。<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.75%、英市場は祝日のため休場、オーストラリア10年債は4.28%、NZ10年債は4.35%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・17:00 独・8月IFO企業景況感指数(予想:88.8、7月:88.6)・23:00 米・7月新築住宅販売件数(予想:63万件、6月:62.7万件)海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間 <CS> 2025/08/25 15:44 みんかぶニュース 為替・FX 午後:債券サマリー 先物は小幅続落、米債券高を受けた買い続かず  25日の債券市場で、先物中心限月9月限は小幅続落。前週末に米長期債相場が反発(金利は低下)した流れを引き継いで始まったが、日銀の追加利上げ観測がくすぶっていることから買いは続かなかった。  米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は22日、カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演し、「政策が引き締め的な領域にあるなかで、見通しとリスクのバランスの変化は政策の調整を正当化する可能性がある」などと発言。同日の米市場ではハト派的と受け止められ、次回9月会合での利下げを織り込むかたちで米長期金利が低下したことが円債の追い風となった。ただ、日銀の植田和男総裁が同会議で「国内賃金には上昇圧力がかかり続ける」との見方を示し、日銀が利上げを続ける意向であることが改めて意識されたことから追随買いは広がらず。債券先物は137円67銭で寄り付いたあと、午前9時00分ごろには137円46銭まで軟化した。その後は下げ渋ったものの、この日は財務省による国債入札や日銀の国債買いオペといった需給イベントがなく、手掛かり材料に乏しいことから戻りは限定的だった。  先物9月限の終値は、前週末比5銭安の137円50銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前週末と同じ1.615%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/25 15:41 みんかぶニュース 市況・概況 明日の決算発表予定 該当銘柄なし (8月25日) 8月26日の決算発表銘柄(予定)    該当銘柄はございません。 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表予定】銘柄一覧をご覧いただけます。 株探ニュース 2025/08/25 15:41

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