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注目トピックス 日本株 フルテック Research Memo(6):2024年12月期第2四半期は増収大幅増益、建具関連事業が黒字化 *16:16JST フルテック Research Memo(6):2024年12月期第2四半期は増収大幅増益、建具関連事業が黒字化 ■フルテック<6546>の業績動向1. 2024年12月期第2四半期の業績概要2024年12月期第2四半期累計の連結業績は、売上高6,922百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益381百万円(同97.3%増)、経常利益416百万円(同91.5%増)、親会社株主に帰属する中間純利益275百万円(同98.3%増)と増収かつ大幅増益となった。売上高は、大型物件の新規受注が増加するとともに、リニューアル受注が好調だった建具関連事業が同11.7%増収とけん引した。自動ドア関連事業も同5.2%増、その他事業も同7.3%増と順調に推移した。損益面では、選別受注・採算管理の徹底や仕入価格上昇に対する価格転嫁の効果により、建具関連事業の利益率が改善した。全体の売上総利益率は33.1%と前年同期を2.8ポイント上回り、売上総利益は同17.3%増となった。販管費は、昇給や採用増による人件費増、スマートドアコントローラーなどの新商品開発に向けた研究開発投資増、M&A関連費用の発生など成長投資のほか、連結子会社化したワイズ・コーポレーションの販管費が加わり同8.5%増、同150百万円増となった。これを売上総利益の増益338百万円で吸収し、営業利益ほか各利益は大幅な増益となった。前年同期に6百万円の損失を計上した建具関連事業のセグメント利益は162百万円増益となり黒字転換した。2. 事業セグメント別動向(1) 自動ドア関連事業2024年12月期第2四半期の売上高は4,138百万円(前年同期比5.2%増)、セグメント利益は1,047百万円(同12.0%増)と増収増益となった。新規の販売台数は4,359台と前年同期を7台下回ったが、大型物件の増加や販売単価が上昇したことにより同11.5%の増収となった。メンテナンスの保守契約台数は91,405台と前年同期から1,127台増加し、同2.2%の増収となった。リニューアルの取替台数は3,132台と前年同期を51台上回り、販売単価も上昇したことで同6.2%の増収となった。セグメント利益は大型物件の計上や販売単価の上昇、ストック収益となるメンテナンス売上の堅調な推移に加えて、利益率の高いリニューアル売上の増加が寄与し同12.0%の増益となった。(2) 建具関連事業売上高は2,354百万円(前年同期比11.7%増)、セグメント利益は155百万円(前年同期は6百万円のセグメント損失)と増収大幅増益となった。大型物件数の増加を主因に増収となったことに加えて、選別受注や採算管理の徹底や仕入価格の上昇に対する価格転嫁を進めた結果、利益率が改善しセグメント利益は162百万円の増益となった。(3) その他事業売上高は429百万円(前年同期比7.3%増)、セグメント利益は12百万円(同61.0%減)と増収減益となった。前年に計上したセキュリティゲートの大型売上(北海道エスコンフィールドへのゲート納入)の反動減があった一方で、連結子会社化したワイズ・コーポレーションの2024年1〜3月の売上が加わったことにより増収となったが、M&A関連費用25百万円の計上などにより減益となった。3. 財務状況と経営指標2024年12月期第2四半期は、必要運転資金が162百万円増加したが、税金等調整前中間純利益426百万円、減価償却費94百万円に加えて、未払金・前受金・前受収益などその他の負債が194百万円増加したため営業活動によるキャッシュ・フローは622百万円の収入となった。必要運転資金は、棚卸資産が仕掛品の減少により442百万円減少したが、売掛債権が105百万円増加、仕入債務も498百万円減少したため162百万円増加した。投資活動によるキャッシュ・フローは、ワイズ・コーポレーションの株式取得による支出199百万円などで254百万円の支出となった。財務活動によるキャッシュ・フローは配当金支出112百万円、長短借入金のネット返済72百万円により187百万円の支出となった。その結果、第2四半期末の現金及び現金同等物の残高は前期末比で180百万円増加し2,813百万円となった。現金及び預金は、ワイズ・コーポレーションの連結子会社化もあり3,013百万円と前期末比で360百万円増加している。総資産は12,466百万円と前期末比468百万円増加した。流動資産が71百万円増加し、固定資産が397百万円増加した。固定資産は、のれんを97百万円計上したほか、保険積立金が93百万円、投資有価証券が78百万円、繰延税金資産が72百万円それぞれ増加した。一方、負債では長短借入金が209百万円増加した。キャッシュ・フローでは72百万円返済しているが、ワイズ・コーポレーションの連結子会社化により増加している。また、親会社株主に帰属する中間純利益275百万円から配当支出112百万円を差し引いた162百万円が利益剰余金として増加するなど、純資産合計は前期末比182百万円増加した。総資産の増加額が大きくなったが、大幅な増益効果もあり、自己資本比率は52.8%と同0.6ポイント低下にとどまった。財務の安全性・健全性は継続して維持されている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘) <HN> 2024/10/08 16:16 注目トピックス 日本株 フルテック Research Memo(5):販売・設計・製造・施工・保守サービスのワンストップ営業を実現(2) *16:15JST フルテック Research Memo(5):販売・設計・製造・施工・保守サービスのワンストップ営業を実現(2) ■フルテック<6546>の事業概要2. 建具関連事業ステンレスサッシとドア(框ドアや強化ガラスなど)を主力製品とし、主に自動ドア開閉装置とセットで販売している。ステンレスサッシの設計は建物への納まりに対して0.1ミリの精度が求められ、強度や水漏れ防止、耐風圧などの基準をクリアーできるよう構造にも配慮している。同社グループでは、ステンレスサッシ製造の経験と実績によって蓄積されたノウハウをデータベース化し、最新のCADシステムをフルに活用する設計体制を構築しており、顧客へのベストな仕様提供を目指している。ステンレスサッシなどの主要な建具は、アートテックスが札幌・盛岡工場で製造を担っている。札幌工場は1991年より、盛岡工場は1996年より操業しており、両工場とも2006年12月にISO9001の認証を取得した。3. その他事業駐輪システムの販売・管理・運営及び駐輪ラックを販売する駐輪システム事業を手がける。自動ドア関連事業の保守サービスと同様に、駐輪システムも24時間365日のアフターサービス体制を整備し、狭小地への駐輪ラックの設置から大規模駐輪場運営まで幅広く対応できる商品を取り扱っている。そのほか、(株)トルネックスの販売代理店として分煙システム「トルネックス」の販売・設置・保守を行う環境機器事業や、入退室管理・セキュリティゲート・防犯対策品を販売するセキュリティ事業、BCP対策の一環として可搬型蓄電システムの販売なども行っている。また、2024年1月に連結子会社化したワイズ・コーポレーションは、遠隔管理により利用者のICカード登録・削除、扉の開錠操作、利用履歴確認などを行う制御システムの企画・開発・製造を行う。工場、オフィス、商業施設などにロッカーとシステムを組み合わせ納入している。自社製品としては、ネットワークに接続された各ロッカーを集中管理できる、QRコード・ICカード・パスワード対応のセキュリティキャビネット「SmartCabitスマートキャビット」を販売している。同社では、ワイズ・コーポレーションと自動ドアのセキュリティ機能・センサー監視機能・制御機能などを共同で研究開発する計画であり、商品開発の内製化を目指す。加えて、同社が自動ドアを据え付けたマンション、オフィスビルのオーナー、管理会社などエンドユーザーを通じたワイズ・コーポレーション製品の拡販などシナジー効果も見込んでいる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘) <HN> 2024/10/08 16:15 注目トピックス 日本株 フルテック Research Memo(4):販売・設計・製造・施工・保守サービスのワンストップ営業を実現(1) *16:14JST フルテック Research Memo(4):販売・設計・製造・施工・保守サービスのワンストップ営業を実現(1) ■フルテック<6546>の事業概要同社の事業セグメントは、自動ドア開閉装置の販売・設計・施工・保守サービスなどを行う自動ドア関連事業、ステンレス建具の製造・建築金物の制作・販売などの建具関連事業、駐輪システム、分煙システム、セキュリティボックスなどのシステムを販売するその他事業に区分される。1. 自動ドア関連事業自動ドア開閉装置の販売・設計・施工・保守サービスのほか、それを支える技術管理・商品開発・仕入れまで社内一貫体制を整備している。また、自動ドア開閉装置の取替などリニューアルも行う。北海道、東北、関東地区を中心に、施主・設計会社・ゼネコンなどに営業活動を展開しているが、顧客へのタイムリーできめ細かな対応が必要となるため2024年6月末時点で38ヶ所の拠点網を整備している。北海道に8ヶ所、東北に16ヶ所、関東に13ヶ所、九州に1ヶ所、支店・営業所を配置している。最終的には、工事を請け負うゼネコンや部材を納入するサッシメーカーから受注するケースが多い。また、主要拠点すべてに設計要員を配置し、自動ドア開閉装置の適切な仕様決定や開口部への納まりの設計、各現場における打ち合わせなどのサポートを行っている。近年、自動ドアの用途はバリアフリー、防犯、防火、防音、衛生管理など多岐にわたっており、同社では設計部門を充実させ、顧客ニーズにマッチしたエントランス環境の提供を目指している。同社は、自動ドア開閉装置を主要仕入先である寺岡オートドア(株)や扶桑電機工業(株)などのメーカーから、自動ドアセンサーはオプテックス(株)から仕入れ、それらの部材を建具とユニットにして自動ドア製品として施工している。また、部材のみの販売も行っている。施工は外注委託せず基本的には内製で対応している。同社では、ドアのスムーズな作動を確保し、通行者の安全を確保するため、開閉スピードやセンサーの検知エリアの確認など施工基準を定め、施工品質を確保している。施工を行う技術サービス部員を対象に教育・研修を計画的に行い、国家検定である自動ドア施工技能士(1級・2級)の資格取得養成にも注力している。2024年2月末現在で261名の有資格者がいる。同社は、オフィスビル、公共施設、商業施設など各ビル・施設のデザイン・形態・用途などに合わせた製品をオーダーメイドで提案することができる。また、同社独自の研究開発または提携先との共同開発による自動ドア開閉装置の新商品や関連商品も積極的にリリースしている。2014年8月には、画像認識技術と光線式センサーの組み合わせにより高度な検知機能を実現、扉に向かう人のみを検知し無駄開きを抑止する「e-セービングドア2」をリリースした。2018年5月には、フレームレスで限りなくガラスだけのデザインを実現した新型ドア「スリムドアZero」、戸袋用防護柵「フィックスサイドガードZero」をリリースした。2019年8月には、高齢者や子供などすべての利用者の安全を確保するために制定された日本産業規格JIS A 4722に対応した自動ドア「Fiプラットフォーム」と、新しい保守点検サービス「Fi-A(アラーム)」をリリースした。「Fiプラットフォーム」は開閉ワンサイクルごとにセンサーの安全性確認、各部のネットワーク監視機能を備え、故障及び故障につながる情報をインジケーターの点滅によりお知らせするほか、スマートフォン専用サイトで自動ドアの状態を確認することができる。電装品の見直し、部品の設計、強度の改善などで通常年3~4回の定期点検を年2回にした。2019年12月には自動ドア防護柵にデジタルサイネージを組み込んだ新型防護柵「フィックスサイドガードSNG」をリリース。2021年1月には、オプテックスとの共同開発により業界初の24時間365日遠隔モニタリングを実現した保守点検サービス「Fi-R(リモート)」をリリースした。IoT技術を利用して自動ドアの個別情報や安全運行に関わる39項目のデータを遠隔モニタリングする。その結果を顧客に毎月レポート配信し、定期点検も年1回とすることで保守サービスの省人化・効率化により労務コストを低減する。また、クラウドサーバーで受信したモニターデータをWEB API※で顧客システムと連携するサービスも提供する。※ API:Application Programming Interfaceの略。ソフトウェア同士が情報をやり取りするためのインターフェース。2021年5月にはインパクトホールディングス<6067>の子会社(株)impactTVとの共同開発により、インフォメーション機能を搭載した非接触バリアフリートイレドアスイッチ「ソーシャル アイ」をリリースした。2022年1月には、NECソリューションイノベータ(株)と共同開発した画像解析AIと自動ドア制御とを組み合わせた「eメディアドア」をリリースしている。このドアは、扉に向かう人のみを検知し無駄開きを抑止するとともに、開く幅も制御して開閉に伴う空調負荷を抑制する「環境負荷低減」機能、ドアへの急接近を検知したら開く速度を速め、急接近する人とドア付近の人双方に音声やサイネージで注意喚起するなど、人やモノの動きの方向や速度を判断し注意喚起する「別次元の安全性」機能、カメラ画像から通行者数だけでなく、通行者の属性(年齢・性別・様態)を判別したマーケティングデータの提供、入退店者にサイネージで案内・広告などのコンテンツを表示するなど「自動ドアの場所を活かした情報の受発信」機能を備える(特許出願済)。2022年7月には、業界初の遮煙性能を有する特定防火設備自動ドア「FTF-CAS」をリリースした。遮炎性能と遮煙性能をあわせ持ち、避難口にも設置ができる複合防火設備の国土交通大臣認定を取得しており、特許出願中である。2024年3月には、(株)ミライロ、(株)ハウディとの共同開発により障害者にやさしいスマートフォン連携自動ドア「ミライロドア」をリリースした。「ミライロドア」は専用コントローラとスマートフォンの連携により、通行者の属性に合わせて都度開閉速度など運転方法を変更することができる。加えて、目が不自由な人が近づいたときにスピーカーで誘導アナウンスなどを再生する機能や、車いす使用者が近づいたときにタッチスイッチを押さなくてもドアが開く機能も搭載している。2024年4月1日施行の改正障害者差別解消法により、民間事業者に対して障害者への合理的配慮の提供が義務化され、公共施設のみならずオフィスや店舗などあらゆる施設において、ユニバーサルデザインの製品や設備導入の重要度が高まっていく将来を見通した開発である。(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘) <HN> 2024/10/08 16:14 注目トピックス 市況・概況 8日の日本国債市場概況:債券先物は144円26銭で終了 *16:13JST 8日の日本国債市場概況:債券先物は144円26銭で終了 <円債市場>長期国債先物2024年12月限寄付144円16銭 高値144円33銭 安値144円11銭 引け144円26銭売買高総計24013枚2年 465回  0.399%5年 172回  0.541%10年 376回  0.922%20年 189回  1.703%債券先物12月限は、144円16銭で取引を開始。米国の年内の大幅利下げ観測後退や中東懸念による原油高を受けた金利上昇いともない売りが先行し、144円11銭まで上げた。その後、財務省の30年債入札の結果は順調との見方から買いが優勢になり、144円33銭まで上げた。現物債の取引では、2年債、5年債、10年債が買われ、20年債が売られた。<米国債概況>2年債は3.95%、10年債は4.00%、30年債は4.29%近辺で推移。債券利回りはやや低下。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.24%、英国債は4.19%、オーストラリア10年債は4.16%、NZ10年債は4.29%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・16:00 クルーガー米FRB理事基調講演(欧州中央銀行イベント)・21:30 米・8月貿易収支(予想:-705億ドル、7月:-788億ドル)・21:30 カナダ・8月貿易収支(予想:-5億加ドル、7月:+6.8億加ドル)・01:45 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演(経済見通し)・02:00 米財務省・3年債入札・05:00 コリンズ米ボストン連銀総裁講演(地域金融機関会合)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間) <KK> 2024/10/08 16:13 注目トピックス 日本株 フルテック Research Memo(3):自動ドアの総管理台数は31万台超、保守契約台数も9万台超(2) *16:13JST フルテック Research Memo(3):自動ドアの総管理台数は31万台超、保守契約台数も9万台超(2) ■会社概要2. 沿革フルテック<6546>は、北海道寺岡オートドア(株)として1963年に創業した。自動ドアメーカーである寺岡オートドアの北海道地区販売代理店としてスタートした。1970年には仙台支店を開設し東北地区に進出。社名も東日本寺岡オートドア(株)に変更した。翌年以降、釧路、秋田、旭川、青森、宇都宮と相次いで支店を開設し、1976年には岩手県に(株)寺岡オートドア岩手を設立した。1981年には協立オート・ドア(株)に出資、1996年には(株)上武寺岡オートドアを買収し、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、群馬県へと営業を展開。上武寺岡オートドアは1999年に清算し、協立オート・ドアは2001年に吸収合併、それぞれ同社が経営を引き継いだ。2001年には商号を寺岡ファシリティーズ(株)に変更したが、2015年には現在のフルテック(株)に変更、2016年には岩手に設立していた子会社を吸収合併し現在の同社となった。2017年には東京証券取引所市場第二部へ上場し、2018年に市場第一部に指定替え、2022年4月に東京証券取引所スタンダード市場へ移行するとともに、同年7月に札幌証券取引所本則市場へ上場した。2021年には福岡支店を開設し九州へ進出した。当初6名でスタートしたが、順調に受注を伸ばし現在は12名の陣容である。中部、西日本地区への進出については、同社の現在の経営資源、コスト面を考え、認知度がまだ高くない広域な市場に対応できる十分な営業・保守サービス体制を構築していくことは難しいと判断し留保している。ステンレス建具の製造については、1982年に(株)東日本メタルを設立し、東北地区において事業に参入した。1991年には札幌に建具製造工場部門としてアートテックス(株)(以下、札幌工場)を設立。1996年には東日本メタルを清算、新たにアートテックス東北(株)(以下、盛岡工場)を設立し、ステンレス建具製造の新工場を立ち上げた。2003年には盛岡工場を移転・新築し、社名を札幌工場と同じアートテックス(株)とした。2016年には札幌工場が盛岡工場を吸収合併し、子会社を統合した。その他事業については、1994年に(株)トルネックスの販売代理店として、分煙システム「トルネックス」の販売・設置・保守事業をスタートした。2009年に駐輪システム事業部を新設したほか、2024年にはセキュリティボックスなどセキュリティ・制御関連システムの企画・開発・製造を行うワイズ・コーポレーションをM&Aで連結子会社化した。自動ドアの商品開発の内製化を進めるとともに、宅配ボックスなどを設置する、また設置検討している同社のエンドユーザーに対してセキュリティシステムや宅配ボックスなどを拡販する計画だ。(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘) <HN> 2024/10/08 16:13 注目トピックス 日本株 フルテック Research Memo(2):自動ドアの総管理台数は31万台超、保守契約台数も9万台超(1) *16:12JST フルテック Research Memo(2):自動ドアの総管理台数は31万台超、保守契約台数も9万台超(1) ■会社概要1. 会社概要フルテック<6546>は、事業セグメントとして自動ドア開閉装置の販売・設計・施工・保守サービスなどを行う「自動ドア関連事業」、ステンレス建具の製造・建築金物の制作・販売などの「建具関連事業」のほか、「その他事業」として駐輪システム、分煙システムの販売、セキュリティボックスなどの制御システムの企画・開発・製造事業を展開する。ステンレスサッシなどの建具を製造する連結子会社のアートテックス(株)、セキュリティ関連システムの企画・開発・設計・製造を行う連結子会社の(株)ワイズ・コーポレーションの2社とグループを構成する。札幌に本社を構え、東日本・九州に販売・サービス網38支店・営業所を展開し、全国規模で営業する。同社は自動ドアの据付台数において、北海道で58%、東北地区で42%とトップシェアを占めている。しかし、関東地区でシェア15%、九州を除く西日本は未進出エリアであり、今後、これら地域での成長が期待できる。他社を含めた業界全体の全国の据付台数の地域別構成比は、関東地区が37%と最も高く、大型のオフィスビル・マンション・商業施設・公共施設などの建設が多い関東・中部・関西・九州地区で過半を占める。同社は大型のオフィスビル、商業ビルには一度に数十台、全国に展開するビル・商業施設のグループ単位になると累計で数百台規模の自動ドアを納入している。同社は、自動ドア開閉装置(エンジン)※とサッシ(枠・框)などの建具をジョイントし、一つのユニットとして自動ドアを販売・施工しているが、自動ドア開閉装置を持たないサッシメーカーからの受注、リニューアルによるパーツ取替など、個別部材のみの販売も行っている。同社は、営業から設計、建具の製造、施工、保守サービスや、それを支える技術管理・商品開発・仕入まで社内一貫体制を整備している。顧客の様々な要望やエントランスの様々な形態に沿った商品が提供できるワンストップ営業が最大の強みだ。グループ会社のアートテックスは札幌、盛岡にステンレス建具の製造工場を持ち、顧客の様々な要望に応えることが可能だ。商品開発は一部外部と共同開発を行っているが、内製化を進めるために、2024年1月にワイズ・コーポレーションを子会社化した。※ 自動ドア開閉装置とは、ドアを開閉させるためのモーターやコントローラー(制御装置)などから構成される駆動装置(自動ドアエンジン)であり、通行者を感知するセンサーも含む。センサー以外は、通常サッシ(建具)に内蔵されている。同社が据え付け、現在稼働している自動ドアの総管理台数は2024年12月期第2四半期末で312,495台(前期末比1.4%増)にのぼり、毎期新規受注に伴って純増している。そのうち保守サービスを契約している台数は91,405台と約3割を占める。また、同社の据え付けた自動ドアの老朽化などに伴う取替台数も増加しており、2023年12月期では6,279台と前期比で8.7%増加している。オフィスビルや商業施設など人の出入りの多い自動ドアは開閉回数が非常に多いため、数年単位で取替サイクルが訪れるケースもあるようだ。2024年12月期第2四半期の売上高構成比は、自動ドア関連事業が全体の59.8%を、建具関連事業が34.0%、その他事業が6.2%を占める。自動ドア関連事業の売上高は、新規受注の「新規」、保守・修理の「メンテナンス」、取替受注の「リニューアル」の部門別に区分されている。新規の顧客はゼネコンやサッシメーカーなどだが、メンテナンスやリニューアルの顧客は施主やビル管理会社といったエンドユーザーになる。メンテナンスは同社が据え付けた自動ドアが対象となる。新規の売上高は全体の12.3%を占め、メンテナンス売上高は29.0%、リニューアル売上高は18.5%を占める。メンテナンス売上高の過半は年間の定額保守契約料でありストック型売上である。新規自動ドアの3割程度は保守契約が伴うため、新規受注に伴い確実に売上が積み上がる。解約も一部発生するが、過去60年間保守契約台数が前期を下回ったことはないという。加えて、総管理台数から保守契約台数を引いた約22万台が、保守契約の締結が見込める潜在的なストック市場となっている。また、リニューアルも、同社の総管理自動ドア台数の増加に伴って積み上がるストック市場だ。新規受注を増やしながら、ストック市場を創出・拡大する同社のビジネスモデルは、同社の持続的な成長を可能とするであろう。(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘) <HN> 2024/10/08 16:12 注目トピックス 日本株 フルテック Research Memo(1):2024年12月期第2四半期は大幅増益 *16:11JST フルテック Research Memo(1):2024年12月期第2四半期は大幅増益 ■要約フルテック<6546>は、創業60年を超え、自動ドア開閉装置の販売・設計・施工・保守サービスなどを行う「自動ドア関連事業」、ステンレス建具の製造・建築金物の制作・販売などの「建具関連事業」のほか、「その他事業」として駐輪システム、分煙システムの販売、セキュリティボックスなどの制御システムの企画・開発・製造事業を展開する。札幌に本社を置き、連結子会社2社とグループを構成する。東日本・九州に販売・サービス網38支店・営業所を設置し、「技術力と人間力であらゆるお客様に満足を届ける。」をパーパスとして営業展開する。新たな価値を付加した自動ドアを提案し続け、事業領域の拡大と成長を目指す。1. 2024年12月期第2四半期の業績概要2024年12月期第2四半期累計の連結業績は、売上高6,922百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益381百万円(同97.3%増)、経常利益416百万円(同91.5%増)、親会社株主に帰属する中間純利益275百万円(同98.3%増)と増収かつ大幅増益となった。売上高は、大型物件の新規受注が増加するとともに、リニューアル(取替)の受注が好調だった建具関連事業※が2ケタ成長と好調に推移した。損益面では、選別受注・採算管理の徹底や、仕入価格上昇に対する価格転嫁の効果により、売上総利益率は33.1%と前年同期を2.8ポイント上回り、売上総利益は同17.3%増となった。販管費は、人件費、新商品開発に向けた研究開発費、M&A関連費用など成長投資により同8.5%増となったが、売上総利益の増加で吸収し、営業利益ほか各段階利益は大幅な増益となった。また、前年同期に6百万円の損失を計上した建具関連事業のセグメント利益は、162百万円増益となり黒字転換した。※ 近年「建具リニューアル」が伸長しており、2024年12月期より従来「自動ドア関連事業」セグメントに含まれていた「建具リニューアル」を「建具関連事業」セグメントへ区分変更した。比較のため2023年12月期のセグメント情報は、変更後の区分方法により修正したものを掲載している。2. 2024年12月期の業績見通し2024年12月期の連結業績は、売上高14,000百万円(前期比9.5%増)、営業利益520百万円(同16.0%増)、経常利益550百万円(同11.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益335百万円(同40.0%増)と増収増益を見込む。上半期業績の通期計画に対する進捗率は、売上高が49.4%と順調に推移し、営業利益は73.3%と計画達成が視野に入っている。売上高は、自動ドア関連事業のリニューアル、建具関連事業の受注状況が順調に推移しており、それぞれ前期比11.7%増、同13.4%増と2ケタ成長を見込む。リニューアル・メンテナンスにおいて、営業強化により自動ドアのエンドユーザーとのつながりを創出し、需要の掘り起こしを進める計画だ。加えて、(株)ワイズ・コーポレーションの連結子会社化によりその他事業も同40.5%増収を見込む。損益面では、引き続き仕入価格上昇に対する適正な価格転嫁や選別受注・採算管理を徹底しながら、新規物件の利益率改善に取り組むほか、利益率の高いリニューアル売上の増加、24時間365日遠隔モニタリングを行う保守点検サービス「Fi-R(リモート)」の契約率伸長など業務のDXにより、各段階利益の増益を見込む。3. 中長期の成長戦略同社は、水平・垂直・“プラスα”の3本の成長軸での成長戦略を描いている。水平方向への成長戦略とは、市場領域の拡大だ。東京を中心とした関東地区におけるシェアアップ及び中部・西日本地区など販売・保守サービス拠点の未進出エリアへの事業拡大を目指す。垂直方向への成長戦略とは、ビジネス領域の拡大だ。ストック市場の開拓及び商品開発力の強化を目指す。ストック市場であるリニューアル・メンテナンス市場において、エンドユーザーに対する営業力の強化、トータルリニューアルの推進、「Fi-R」の契約率向上によるローコストで効率的なメンテナンス体制の構築などに注力する。“プラスα”の成長軸とは、新たな事業領域の拡大だ。新たな価値を付加した自動ドアの提案や、自動ドア以外の新商品の開拓を目指す。これまでも他社との共同開発により「eメディアドア」(画像解析AIと自動ドアとの組合せ)や「ソーシャル アイ」(インフォメーション機能を備えた非接触バリアフリートイレドアスイッチ)など新機能を備えた新商品を提供してきたが、こうした商品開発の内製化を進める。その戦略の第一歩が2024年1月のワイズ・コーポレーションの連結子会社化だ。ワイズ・コーポレーションは保管庫セキュリティシステムや遠隔操作・監視など制御システムの企画・開発・製造を行っており、同社の自動ドア及び関連商品のセキュリティ・制御機能などの開発内製化を可能にする。また、同社のエンドユーザーとなる施主やビル管理会社などに対して宅配ボックスやオフィスのパーソナルロッカーなどの販売、セキュリティの強化提案などが可能となり、今後のシナジー効果が大いに期待される。■Key Points・2024年12月期第2四半期は増収大幅増益、建具関連事業が黒字化・2024年12月期は自動ドア関連事業のリニューアルや建具関連事業がけん引し増収・増益見込み・商品開発内製化に向けたM&A実行で事業領域拡大を目指す(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘) <HN> 2024/10/08 16:11 みんかぶニュース 個別・材料 ブランジスタの24年9月期業績は計画上振れで着地  ブランジスタ<6176.T>がこの日の取引終了後、集計中の24年9月期連結業績について、売上高が従来予想の48億円から48億2000万円(前の期比5.7%増)へ、営業利益が8億円から9億円(同49.0%増)へ、純利益が5億2000万円から5億8000万円(同0.2%増)へ上振れて着地したようだと発表した。  タレント広告の「アクセルジャパン」の契約更新数が好調に推移したことが牽引した。また、メディア事業、ソリューション事業も業務効率化により利益率が向上した。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/08 16:07 みんかぶニュース 個別・材料 任天堂、サウジ政府系ファンドの保有割合が減少  サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)が8日付で関東財務局に提出した変更報告書で、任天堂<7974.T>株の保有割合が8.58%から7.54%へ減少したことが判明した。  報告義務発生日は10月1日。8月21日~10月1日に市場内で売却した。保有目的は引き続き「純投資」としている。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/08 16:06 注目トピックス 市況・概況 日経VI:大幅に上昇、株価大幅下落で警戒感強まる *16:05JST 日経VI:大幅に上昇、株価大幅下落で警戒感強まる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は8日、前日比+3.35(上昇率11.10%)の33.54と大幅に上昇した。なお、高値は33.97、安値は30.29。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。日経225先物はこのところ大幅な上昇と下落を繰り返す展開が続いており、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが高まりやすくなっている。こうした中、今日も日経225先物が大きく値を下げたことから警戒感が強まり、日経VIは昨日の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2024/10/08 16:05 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]デイタイムセッション終了 15時以降の上昇71銘柄・下落61銘柄(通常取引終値比)  10月8日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:00)が終了。15時以降に売買が成立したのは146銘柄。通常取引の終値比で上昇は71銘柄、下落は61銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は30銘柄。うち値上がりが17銘柄、値下がりは9銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は60円高と買われている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の8日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <3727> アプリックス    182  +43( +30.9%) 2位 <8053> 住友商      3838.8 +500.8( +15.0%) 3位 <8918> ランド       7.5  +0.5( +7.1%) 4位 <4435> カオナビ      2150  +119( +5.9%) 5位 <7811> 中本パックス    1695  +93( +5.8%) 6位 <6176> ブランジスタ   687.4 +37.4( +5.8%) 7位 <6522> アスタリスク    465  +20( +4.5%) 8位 <4571> ナノMRNA   183.1  +7.1( +4.0%) 9位 <8836> RISE      23.9  +0.9( +3.9%) 10位 <8107> キムラタン     18.5  +0.5( +2.8%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <7372> デコルテHD    235  -80( -25.4%) 2位 <2156> セーラー広告    694  -228( -24.7%) 3位 <4173> WACUL     332  -40( -10.8%) 4位 <6496> 中北製       3066  -354( -10.4%) 5位 <2918> わらべ日洋     2135  -195( -8.4%) 6位 <8182> いなげや      1090  -99( -8.3%) 7位 <6316> 丸山製       2260  -160( -6.6%) 8位 <9876> コックス     203.1 -13.9( -6.4%) 9位 <9973> KOZOHD    19.3  -0.7( -3.5%) 10位 <7974> 任天堂       7790  -248( -3.1%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <8053> 住友商      3838.8 +500.8( +15.0%) 2位 <3086> Jフロント     1643 +36.0( +2.2%) 3位 <5019> 出光興産      1134  +8.5( +0.8%) 4位 <7261> マツダ       1105  +5.5( +0.5%) 5位 <9501> 東電HD      668  +3.1( +0.5%) 6位 <7013> IHI       7735  +34( +0.4%) 7位 <5711> 三菱マ       2588  +7.5( +0.3%) 8位 <9107> 川崎汽      2026.8  +5.8( +0.3%) 9位 <8331> 千葉銀       1143  +3.0( +0.3%) 10位 <6702> 富士通       3090  +8.0( +0.3%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <7974> 任天堂       7790  -248( -3.1%) 2位 <8035> 東エレク     25400  -60( -0.2%) 3位 <4901> 富士フイルム   3700.1  -6.9( -0.2%) 4位 <6857> アドテスト     7360  -10( -0.1%) 5位 <8031> 三井物       3292  -4.0( -0.1%) 6位 <9101> 郵船       4892.1  -5.9( -0.1%) 7位 <7203> トヨタ       2567  -1.0( -0.0%) 8位 <8058> 三菱商       2994  -1.0( -0.0%) 9位 <6503> 三菱電      2396.8  -0.7( -0.0%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2024/10/08 16:03 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物概況:香港株の大幅安を受け反落 *16:02JST 東証グロース市場250指数先物概況:香港株の大幅安を受け反落 10月8日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比10pt安の627pt。なお、高値は636pt、安値は622pt、日中取引高は4146枚。前日7日の米国市場のダウ平均は反落。ハマスによる攻撃から1年目となるイスラエルの首相が攻撃継続を表明、中東情勢悪化への警戒感が強まり、寄り付き後、下落。また、長期金利の上昇でナスダックも売られ、相場は終日軟調に推移した。新たに発生したハリケーンが勢力を増し、経済の混乱につながるとの懸念が強まり、終盤にかけ一段安となった。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比5pt安の632ptからスタートした。米国株安を受けて、朝方から売りが先行。日本市場全体が軟調推移となり、新興市場も終日売り優位の展開となった。中国が国慶節明けの株価下落を防ぐために、国家発展改革委員会が会見を行ったものの、注目された香港ハンセン指数が大幅安となった事から警戒感が台頭。米国のダウ先物が弱含んだことで、先行き不透明感が強まり、反落となる627ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではGENDA<9166>やカバー<5253>などが下落した。 <TY> 2024/10/08 16:02 注目トピックス 市況・概況 39000円を若干下回った水準でのこう着【クロージング】 *16:01JST 39000円を若干下回った水準でのこう着【クロージング】 8日の日経平均は反落。395.20円安の38937.54円(出来高概算17億9000万株)で取引を終えた。米国株安や中東情勢の緊迫化などを背景に売りが先行。その後やや下げ渋る動きもみられたが、円相場が一時147円半ばと円高方向に振れたことから、短期筋による先物売りが出て、日経平均は前引けにかけて下げ幅を広げた。心理的な節目の39000円を下回ったことで押し目を拾う動きがあったものの、後場は39000円を若干下回った水準でのこう着が続いた。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1400に迫り、全体の8割超を占めた。セクター別では、精密機器、電気ガス、鉱業の3業種が上昇。一方、証券商品先物、卸売、輸送用機器、銀行など30業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、テルモ<4543>、ニトリHD<9843>、フジクラ<5803>がしっかりだった半面、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>が軟調だった。前日の米国市場では、中東情勢緊迫化から原油価格が上昇したほか、米長期金利の上昇も重荷となり、主要な株価指数は下落した。東京市場でもこの流れを引き継ぐ形から売りが先行し、日経平均の下げ幅は一時500円を超える場面があった。さらに、市場の一部では、国慶節の連休明け後の中国・上海市場が上昇しているため、日本市場から投資資金のシフトが加速するのではないかとの思惑もあったようだ。もっとも、日経平均は反落したが、前日のリバウンドに対する反動とみられる。ただ、日経平均が再び4万円の大台を回復するには材料不足との指摘も多く、今月下旬から本格化する主要企業の決算で通期業績予想の上方修正が出てくるのか見極める必要がありそうだ。また、イランとイスラエルの中東情勢の行方も気がかり材料であり、東証プライムの売買高が18億株を下回る薄商いのなかでは、引き続き積極的な売買は手控えられることになりそうだ。そのため、個別に材料のある銘柄などに短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。 <CS> 2024/10/08 16:01 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(大引け)=395円安、米長期金利上昇を嫌気しリスクオフ再燃  8日の東京株式市場は前日の米株安などを受け、主力株中心に終始売りが優勢だった。日経平均株価は再びフシ目の3万9000円台を割り込んだ。  大引けの日経平均株価は前営業日比395円20銭安の3万8937円54銭と反落。プライム市場の売買高概算は17億9372万株、売買代金概算は3兆9410億円。値上がり銘柄数は241、対して値下がり銘柄数は1386、変わらずは19銘柄だった。  きょうの東京市場は終始買い手控えムードが強く、日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。前日の米国株市場では米長期金利の上昇を背景に株式市場の相対的割高感が再燃、NYダウなど主要株価指数が揃って下落した。中東情勢の緊迫化を受け原油市況の上昇が止まらず、米10年債利回りが約2カ月ぶりに4%台に乗せたことが嫌気された。これを受けて東京市場でもリスク回避目的の売りが噴出し、日経平均は前引け時点で3万9000円台を割り込んだ。後場は下げ渋る場面もあったが、終始マイナス圏で3万8000円台後半での推移となった。為替が1ドル=147円台に入るなど円高が嫌気されたほか、アジア株市場では香港ハンセン指数が大きく下落したことが警戒材料となっている。日経平均の下落率は1%にとどまったものの、個別株では値下がり銘柄数が全体の84%を占めるなど、売り圧力が強かった。  個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920.T>が安く、ディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>なども冴えない値動きとなった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも売りに押される展開。トヨタ自動車<7203.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>が下値を探り、キーエンス<6861.T>、メルカリ<4385.T>なども安い。ネクステージ<3186.T>が急落、シュッピン<3179.T>、ライフコーポレーション<8194.T>も大幅下落。日本ペイントホールディングス<4612.T>が値を下げ、資生堂<4911.T>も軟調だった。  半面、アドバンテスト<6857.T>は半導体株安の中で逆行高を演じ4連騰、フジクラ<5803.T>も活況高。リクルートホールディングス<6098.T>がしっかり、富士通<6702.T>も堅調だった。テルモ<4543.T>も頑強な値動き。TSIホールディングス<3608.T>が大幅高、JPホールディングス<2749.T>も物色人気を集めた。ミダックホールディングス<6564.T>、日東紡績<3110.T>などが上昇した。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/08 15:59 みんかぶニュース 個別・材料 わらべ日洋が25年2月期業績予想を下方修正  わらべや日洋ホールディングス<2918.T>がこの日の取引終了後、25年2月期の連結業績予想について、売上高を2300億円から2225億円(前期比7.5%増)へ、営業利益を45億円から36億円(同43.6%減)へ、純利益を28億円から20億円(同53.2%減)へ下方修正した。  上期において、主に国内食品関連事業の米飯群が計画を下回り、下期においても同様の傾向が見込まれるという。また、新設した入間工場の初期赤字が想定以上に大きかったことも響くとしている。  同時に発表した第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高1136億3600万円(前年同期比10.3%増)、営業利益42億5600万円(同5.2%減)、純利益28億700万円(同1.8%増)だった。入間、米バージニアの両新工場の寄与で食品関連事業の売り上げが伸びたほか、おにぎり具材などの取扱高も増加した。一方、入間工場の初期赤字や国内既存工場の減収などにより営業減益を余儀なくされた。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/08 15:58 みんかぶニュース 為替・FX 午後:債券サマリー 先物は小反発、30年債入札結果は順調  8日の債券市場で、先物中心限月12月限は小反発。米債券安を受けた売りが一巡したあとは切り返し、午後には30年債入札の順調な結果を手掛かりとした買いがみられた。  債券先物は売りが先行した。前週末に発表された米雇用統計が強い内容だったことで、米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退するなか、7日の米長期金利が約2カ月ぶりに4%を上回ったことが影響した。ただ、この日の時間外取引で米長期金利の上昇が一服したことや、中東情勢に対する懸念などから日経平均株価が反落したことが国内債を下支え。債券先物は前日まで3日続落していたことから値ごろ感が意識されやすいこともあり、徐々に買いが優勢となりプラス圏に浮上した。午後に入ると、30年債入札の結果が好感されるかたちで、先物は一時144円33銭まで上伸。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が10銭となり、前回(9月5日)の20銭から縮小したことに反応した。とはいえ、米経済がソフトランディング(軟着陸)するとの見方から米金利の先高観が根強いほか、日銀による追加利上げの思惑が依然としてくすぶっており、積極的に上値を買い上がる動きは乏しかった。  先物12月限の終値は、前日比5銭高の144円26銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日と同じ0.920%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/08 15:56 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は4日ぶり反落、ソフトバンクGやファーストリテが2銘柄で約59円分押し下げ *15:51JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は4日ぶり反落、ソフトバンクGやファーストリテが2銘柄で約59円分押し下げ 8日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり38銘柄、値下がり187銘柄、変わらず0銘柄となった。7日の米国株式市場は反落。ダウ平均は398.51ドル安の41954.24ドル、ナスダックは213.95ポイント安の17923.90で取引を終了した。ハマスによる攻撃から1年目となるイスラエルの首相が攻撃継続を表明、中東情勢悪化への警戒感が強まり、寄り付き後は下落。長期金利の上昇でナスダックも売られ、相場は終日軟調に推移した。新たに発生したハリケーンが勢力を増し、経済の混乱につながるとの懸念が強まり、終盤にかけ一段安となった。米国株安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は39000円台を割り込むと、為替が1ドル147円半ばまで円高ドル安が進行したことから、下げ幅をやや広げる展開となった。また、国慶節明けの上海総合指数は前営業日比10%超上昇して取引を再開したが、上げ幅を一気に縮小。香港ハンセン指数も下げ幅を一時前日比10%ほどまで拡大するなど、アジア株の荒い値動きが日経平均のネガティブ材料となった。大引けの日経平均は前日比395.20円安(-1.00%)の38937.54円となった。東証プライム市場の売買高は17億9372万株。売買代金は3兆9410億円。業種別では、証券・商品先物取引業、卸売業、輸送用機器、銀行業、保険業などが下落した一方、精密機器、電気・ガス業、鉱業の3セクターのみ上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は14%、対して値下がり銘柄は84%となっている。値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約32円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、TDK<6762>、東エレク<8035>、信越化<4063>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約47円押し上げた。同2位はテルモ<4543>となり、ニトリHD<9843>、フジクラ<5803>、キヤノン<7751>、コナミG<9766>、セコム<9735>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価    38937.54(-395.20)値上がり銘柄数   38(寄与度+108.57)値下がり銘柄数   187(寄与度-503.77)変わらず銘柄数    0○値上がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<6857> アドバンテ      7370   179  47.09<4543> テルモ        2901    57  14.99<9843> ニトリHD       20890   495  8.14<5803> フジクラ       5190   203  6.67<7751> キヤノン       4972    71  3.50<9766> コナミG       14895   105  3.45<9735> セコム        5383    46  3.03<7741> HOYA       20870   175  2.88<6098> リクルートHD     9465    26  2.56<3092> ZOZO          5305    72  2.37<6702> 富士通        3082    57  1.87<4578> 大塚HD        8549    50  1.64<6501> 日立製作所      3947    43  1.41<6724> セイコーエプソン   2844    20  1.32<4307> 野村総合研究所    5160    39  1.28<7731> ニコン        1697    26  0.84<3382> 7&iHD         2230    8  0.79<2871> ニチレイ       4442    39  0.64<4506> 住友ファーマ      667    16  0.53<7832> バンナムHD      3402    4  0.39○値下がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<9984> ソフトバンクG     8581  -164 -32.36<9983> ファーストリテ    50140  -310 -27.52<6367> ダイキン工業     19635  -765 -25.15<6954> ファナック      4119  -146 -24.00<6762> TDK        1921   -42 -20.72<8035> 東エレク       25460  -190 -18.74<4063> 信越化        6056   -86 -14.14<7203> トヨタ自動車     2568  -77.5 -12.74<6758> ソニーG        2811   -70 -11.51<9433> KDDI       4685   -55 -10.85<8031> 三井物産       3296  -146  -9.60<8058> 三菱商事       2995   -91  -8.98<6506> 安川電機       4723  -270  -8.88<8015> 豊田通商       2675   -86  -8.48<8766> 東京海上HD      5626  -171  -8.43<6902> デンソー       2119   -61  -8.02<4911> 資生堂        3604  -232  -7.63<7267> ホンダ        1566   -36  -7.10<6920> レーザーテック    23625  -525  -6.91<6273> SMC        64770  -2040  -6.71 <CS> 2024/10/08 15:51 みんかぶニュース 個別・材料 アプリックス、配当性向30%とする目標を設定  アプリックス<3727.T>はこの日の取引終了後、24年12月に初配当を実施するにあたり、配当性向の水準を30%とする新たな目標を設定したと発表した。  なお、年間配当金の具体的な内容については現在検討中で未確定とし、今期の配当予想を従来の無配から未定に修正した。確定次第速やかに知らせるという。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/08 15:47 みんかぶニュース 個別・材料 タビオが8月中間期営業利益は27.5%増  タビオ<2668.T>がこの日の取引終了後、第2四半期累計(3~8月)連結決算を発表しており、営業利益は3億600万円(前年同期比27.5%増)となった。国内専門店事業は、宣伝販促費や店舗リニューアルによる減価償却費の増加などにより利益が減少したが、国内EC事業及び海外・スポーツ卸事業は販売好調で全体の利益を押し上げた。  売上高は79億6100万円(同5.6%増)だった。地方ではインフレに伴う値上げなどにより売り上げは苦戦したものの、訪日外国人観光客数の増加に伴い、都市部を中心に引き続きインバウンド需要が増加。中国の代理商への商品全般の販売とスポーツ卸先へのフットボール商品販売も好調だった。ただ、取締役及び監査役の退任に伴う特別功労金の支払いなどが響き、純利益は1億7900万円(同8.1%減)と減益だった。  なお、25年2月期通期業績予想は、売上高165億6100万円(前期比2.1%増)、営業利益6億8400万円(同14.3%増)、純利益5億1000万円(同8.7%増)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/08 15:42 本日の注目個別銘柄 ネクステージ、シュッピン、ライフコーポなど <7730> マニー 1794.5 -28.5大幅反落。前日に24年8月期の決算を発表、営業利益は83.9億円で前期比15.9%増となり、従来計画の82.5億円を小幅に上振れた。ただ、6-8月期は前年同期比4.3%増と増益率が低下し、市場予想はやや下振れとみられる。25年8月期も89億円で前期比6.1%増の見通しとしており、95億円程度のコンセンサス水準を下振れ。保守的な為替前提が要因とみられるが、ネガティブ反応が先行する形になっている。<4732> USS 1345.5 -44.5大幅反落。1460万8700株の売出、並びに、219万1300株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表。主要株主である金融機関の売却意向に対応する。売出価格は10月16日から22日までの間に決定。一方、株主需給悪化の影響緩和も目的に、発行済み株式数の2.08%に当たる1000万株を上限とする自社株買いの実施も発表。受渡期日の翌営業日から25年3月31日までが取得期間。<8923> トーセイ 2347 -115大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は171億円で前年同期比18.0%増となり、通期予想は従来の177億円から182億円に上方修正した。年間配当金も73円計画から77円に引き上げ。不動産再生事業における高利益率物件の販売、ホテル事業の上振れなどが背景に。ただ、上半期で149億円と高進捗だったこともあり、小幅な業績上方修正にサプライズはなく、出尽くし感が先行した。<9506> 東北電力 1487.5 +25.5大幅続伸。女川原子力発電所2号機の再稼働について、原子炉を29日に起動する方針を明らかにしている。原子炉起動など再稼働に向けた工程は順調に進んでいるとし、想定通りに稼働すれば、東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉としては、2011年の事故後で初の再稼働となるもよう。また、同じく事故後では、東日本の原発が再稼働するのも初めてとなる。原発再稼働に伴う今後の収益拡大が意識される展開に。<3608> TSI HD 941 +49大幅続伸。前日に9月の月次動向を発表している。直営既存店売上高は前年同月比4.0%増となり、6カ月連続のプラス成長となっている。オンラインショップが同0.1%減となったものの、小売店が同5.4%増加している。月前半は猛暑日のため晩夏物の商品が高稼働、後半は気温が下がったことで秋物が稼働し始めたもよう。休日数が1日多かったこともプラス影響に。堅調な売上動向を評価する動きが優勢になっている。<5803> フジクラ 5190 +203大幅続伸。ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」を継続し、目標株価を5100円から7000円に引き上げた。データセンター、生成AI向けの光コネクタや光ファイバケーブルが業績のドライバーになるとしており、第2四半期以降に再度業績予想の引き上げ可能性があると強調。また、巨額の設備投資が必要となるわけではなく、自己資本比率の改善が継続すれば、追加的な株主還元が実施される可能性もと。<3141> ウエルシアHD 1932.5 -136大幅反落。前日に第2四半期の決算を発表、6-8月期営業利益は134億円で前年同期比22.9%減となり、市場予想を30億円程度下振れる着地になっている。通期予想は従来の470億円から340億円、前期比21.4%減に下方修正。下振れ自体は想定線だが、下方修正幅は想定以上と捉えられているようだ。タバコ販売の終了やポイント施策変更に伴う売上減で既存店前提を引き下げたほか、粗利益率も下振れのもよう。<8194> ライフコーポ 3345 -365大幅反落。前日に上半期決算を発表。営業利益は122億円で前年同期比1.4%減となり、第1四半期の同9.4%増から一転減益となる格好に。畜産の原料高騰などが粗利益率に影響したほか、処遇改善や直接雇用促進などで人件費も増加したもよう。通期予想の247億円は据え置き。また、立会外取引による自社株TOBの実施を発表、取得上限は発行済み株式数の8.15%に当たる水準、買付価格は3219円と。<3179> シュッピン 1098 -145急落。前日に9月の月次動向を発表している。売上高は3769百万円で前年同月比8.9%減となり、9カ月ぶりの前年割れとなっている。主軸のカメラ事業は前年を上回るなど引き続き堅調に推移したが、時計事業、ならびに免税売上については為替などの影響もあって、前年を下回る軟調な推移となったようだ。前年10月は前期で最も高い増収率であったなど比較的高水準とみられ、目先の売上モメンタムの低下が意識される形に。<3186> ネクステージ 1481 -298急落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は102億円で前年同期比29.5%減となった。6-8月期は24億円で同62.6%減、3-5月期55億円から収益水準は大きく低下。つれて、通期予想は従来の200億円から125億円に下方修正し、市場コンセンサスは従来会社計画線並みであった。営業活動の停滞に加え、中古車市況の伸び鈍化などが影響、想定以上の収益悪化にネガティブなインパクト。 <ST> 2024/10/08 15:39 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:証券業が下落率トップ *15:38JST 東証業種別ランキング:証券業が下落率トップ 証券業が下落率トップ。そのほか卸売業、輸送用機器、銀行業、保険業、その他 金融業なども下落。一方、精密機器が上昇率トップ。そのほか電力・ガス業、鉱業も上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. 精密機器 / 13,061.28 / 0.512. 電力・ガス業 / 552.62 / 0.263. 鉱業 / 638.02 / 0.064. 石油・石炭製品 / 2,028.3 / -0.015. 陸運業 / 1,997.72 / -0.246. サービス業 / 3,228.71 / -0.537. 倉庫・運輸関連業 / 3,084.15 / -0.588. その他製品 / 5,403.89 / -0.709. 繊維業 / 732.67 / -0.7410. 建設業 / 1,783.74 / -0.7511. 医薬品 / 3,836.53 / -0.8312. 不動産業 / 1,953.43 / -0.8413. ガラス・土石製品 / 1,429.86 / -0.9314. 水産・農林業 / 601.63 / -0.9515. 情報・通信業 / 5,823.79 / -1.0316. 非鉄金属 / 1,540.24 / -1.0417. 小売業 / 1,892.32 / -1.1218. 電気機器 / 4,778.92 / -1.1519. 空運業 / 217.91 / -1.1720. パルプ・紙 / 513.83 / -1.2921. 食料品 / 2,295.58 / -1.3622. 鉄鋼 / 722.81 / -1.5223. ゴム製品 / 4,135.66 / -1.5424. 海運業 / 1,734.24 / -1.6225. 化学工業 / 2,637.59 / -1.6526. 金属製品 / 1,444.44 / -1.7527. 機械 / 3,150.69 / -2.0328. その他金融業 / 1,046.84 / -2.1329. 保険業 / 2,542.84 / -2.5830. 銀行業 / 308.12 / -2.5931. 輸送用機器 / 4,174.11 / -2.6232. 卸売業 / 3,824.9 / -2.6433. 証券業 / 542.74 / -3.04 <CS> 2024/10/08 15:38 みんかぶニュース 市況・概況 明日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 08:30 米・ジェファーソンFRB(連邦準備理事会)副議長が講演 10:20 日・6カ月物国庫短期証券の入札 15:00 独・貿易収支 20:00 米・MBA(抵当銀行協会)住宅ローン申請指数 23:00 米・卸売売上高 23:00 米・卸売在庫 ※日・臨時国会会期末 ※日・衆議院解散 ※米・10年物国債入札 ※韓国市場が休場 ○決算発表・新規上場など 決算発表:イオン九州<2653>,ABCマート<2670>,ジーフット<2686>,北雄ラッキー<2747>,アズ企画<3490>,コメダ<3543>,スタジオアタオ<3550>,岡山製紙<3892>,イオンファン<4343>,リソー教育<4714>,ノート<5243>,マルゼン<5982>,ベル24HD<6183>,エコーTD<7427>,サンデー<7450>,イオン北海<7512>,サイゼリヤ<7581>,シグマ光機<7713>,タカキュー<8166>,MV東海<8198>,プログリット<9560>,グランド<9720>,天満屋ス<9846>,吉野家HD<9861>,ミニストップ<9946>ほか 出所:MINKABU PRESS 2024/10/08 15:30 みんかぶニュース 為替・FX 明日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 08:30 米・ジェファーソンFRB(連邦準備理事会)副議長が講演 10:20 日・6カ月物国庫短期証券の入札 15:00 独・貿易収支 20:00 米・MBA(抵当銀行協会)住宅ローン申請指数 23:00 米・卸売売上高 23:00 米・卸売在庫 ※日・臨時国会会期末 ※日・衆議院解散 ※米・10年物国債入札 ※韓国市場が休場 ○決算発表・新規上場など 決算発表:イオン九州<2653>,ABCマート<2670>,ジーフット<2686>,北雄ラッキー<2747>,アズ企画<3490>,コメダ<3543>,スタジオアタオ<3550>,岡山製紙<3892>,イオンファン<4343>,リソー教育<4714>,ノート<5243>,マルゼン<5982>,ベル24HD<6183>,エコーTD<7427>,サンデー<7450>,イオン北海<7512>,サイゼリヤ<7581>,シグマ光機<7713>,タカキュー<8166>,MV東海<8198>,プログリット<9560>,グランド<9720>,天満屋ス<9846>,吉野家HD<9861>,ミニストップ<9946>ほか 出所:MINKABU PRESS 2024/10/08 15:30 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 10月08日 15時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄 市場 (6227) AIメカ    東証スタンダード (3099) 三越伊勢丹   東証プライム (7047) ポート     東証グロース (8439) 東京センチュ  東証プライム (8194) ライフコーポ  東証プライム ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄 市場 (2530) MX中国株投  東証ETF (6146) ディスコ    東証プライム (2156) セーラー広告  東証スタンダード (2628) iFE科創板  東証ETF (1572) H株ブル    東証ETF 出所:MINKABU PRESS 2024/10/08 15:30 相場概況 日経平均は大幅反落、円安一服や中国株の荒い値動きが重しに *15:30JST 日経平均は大幅反落、円安一服や中国株の荒い値動きが重しに 7日の米国株式市場は反落。ダウ平均は398.51ドル安の41954.24ドル、ナスダックは213.95ポイント安の17923.90で取引を終了した。ハマスによる攻撃から1年目となるイスラエルの首相が攻撃継続を表明、中東情勢悪化への警戒感が強まり、寄り付き後は下落。長期金利の上昇でナスダックも売られ、相場は終日軟調に推移した。新たに発生したハリケーンが勢力を増し、経済の混乱につながるとの懸念が強まり、終盤にかけ一段安となった。米国株安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は39000円台を割り込むと、為替が1ドル147円半ばまで円高ドル安が進行したことから、下げ幅をやや広げる展開となった。また、国慶節明けの上海総合指数は前営業日比10%超上昇して取引を再開したが、上げ幅を一気に縮小。香港ハンセン指数も下げ幅を一時前日比10%ほどまで拡大するなど、アジア株の荒い値動きが日経平均のネガティブ材料となった。大引けの日経平均は前日比395.20円安(-1.00%)の38937.54円となった。東証プライム市場の売買高は17億9372万株。売買代金は3兆9410億円。業種別では、証券・商品先物取引業、卸売業、輸送用機器、銀行業、保険業などが下落した一方、精密機器、電気・ガス業、鉱業の3セクターのみ上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は14.6%、対して値下がり銘柄は84.2%となっている。日経平均採用銘柄では、前日買われた千葉銀行<8331>、コンコルディアFG<7186>、三井住友<8316>、野村HD<8604>、第一生命HD<8750>など金融株が総じて売られた。また、損保会社から査定業務の委託を受ける東京損保鑑定がランサムウェアの攻撃を受けたと発表したことで情報漏洩の警戒感が先行し、SOMPOホールディングス<8630>、MS&AD<8725>など損保株もさえない。このほか、中国株の荒い値動きが嫌気されて資生堂<4911>、安川電機<6506>、ファナック<6954>など中国関連銘柄も売られた。一方、自社株買いなどが材料視されて富士通<6702>が年初来高値を更新する強い動きとなったほか、ニトリHD<9843>、ニチレイ<2871>、大塚HD<4578>など円高メリット銘柄の一角が上昇。このほか、フジクラ<5803>、アドバンテスト<6857>、コニカミノルタ<4902>、セイコーエプソン<6724>などが買われた。 <FA> 2024/10/08 15:30 注目トピックス 日本株 新興市場銘柄ダイジェスト:AIAIはもみ合い、サイエンスアーツが続伸 *15:27JST 新興市場銘柄ダイジェスト:AIAIはもみ合い、サイエンスアーツが続伸 <5892> yutori 2421 -13続落。7日の取引終了後、伊藤忠商事とMARITH? + FRANCOIS GIRBAUDブランド事業に関する販売特約店契約を締結することを発表し、好材料視されている。同社は、今回の契約に基づき、伊藤忠商事が韓国伊藤忠を通してLAYER社から許諾された輸入したマリテの商標を付した商品を日本国内で独占的に輸入販売する権利に基づいて、日本国内における本輸入商品の独占的な販売特約店として指定を受けた。指定を受けたことにより、同社は、本輸入商品の広告・販売に取り組んでいく。<6557> AIAI 1681 -24もみ合い。保育園事業を譲り受けるため同社連結子会社のAIAI Child Careとテルウェル東日本との間で株式譲渡契約を締結したことを発表し、上昇して始まり年初来高値を更新したが、その後は売りに押され前日終値をはさんでもみ合いとなっている。同社グループはAIAI三育圏の中核となる保育事業のさらなる規模拡大を目指しており、今回の株式取得もその一環となる。保育、療育、教育のそれぞれの事業が互いに補完し合い、より多様な子どもとその保護者へのサポートを実現していくとしている。<9338> INFORICH 4175 +35続伸。みずほ銀行ATMコーナーの「ChargeSPOT」において、デジタルサイネージ広告枠の提供を開始したことを発表した。「ChargeSPOT」に搭載されているデジタルサイネージはこれまでも広告枠として提供を行っていたが、今回、みずほ銀行が1月に発表したマーケティングプラットフォーム事業の一環として広告枠の提供を行うことになる。これによりみずほ銀行利用者に対して、より多様な情報に接触できる機会を増やし、日常での新しい選択肢やニーズ拡大に繋がるきっかけづくりを提供していく。<3905> データセク 1221 -39続落。信越科学産業とAIデータセンターの設計・建設に向けたEPCの業務提携に関し基本合意したことを発表している。グローバル市場においてAIデータセンターの構築が強く求められており、データセンター設計・建設の実績・ノウハウを持つ信越科学産業と、AIデータセンターの設計・建設・運営におけるリーディングカンパニーとして、革新的なソリューション提供を目指し、次世代のAIデータセンターのスタンダードを確立し、より持続可能で効率的なサービスの提供を実現するとしている。<3803> イメージ情 543 +80ストップ高。スマートシティ・スーパーシティ向けsmart town事業の実証・準備フェーズについてのシステム開発とサービス開始を発表し好感されている。同社は、子会社のイメージ情報システムとラック及びオールワークスと共同で、スマートシティ・スーパーシティ向けsmart town事業の実証・準備フェーズにおいて、システム開発に参画していたが、今回、北海道旭川市における「積雪情報監視・通報システム構築運用業務」について、年度内に同システムのサービス提供開始が決まったという。<4412> サイエンスアーツ 548 +6続伸。24年8月期通期業績予想の上方修正を発表し、好材料視されている。売上高は11.43億円から11.84億円(3.6%増)、経常損益は従来予想の0.73億円の赤字から0.34億円の赤字に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。大口顧客の購入や既存顧客の買い替えの発生等によりアクセサリー購入率が前回発表時の想定を上回ったことや、採用時期及び広告宣伝の時期が翌期にずれ込んだこと等により販売費及び一般管理費が前回発表時の想定を下回る見通しとなったことなどが要因としている。 <ST> 2024/10/08 15:27 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、下値に堅さも *15:25JST 東京為替:ドル・円は変わらず、下値に堅さも 8日午後の東京市場でドル・円は147円90銭付近と、ほぼ変わらずの値動き。日経平均株価は大引けにかけて下げ幅をやや縮小し、日本株安を嫌気した円買いを弱めた。一方、上海総合指数は強含む半面、米ダウ先物の弱含みで円売りは抑制されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円51銭から148円19銭、ユーロ・円は161円91銭から162円76銭、ユーロ・ドルは1.0973ドルから1.0986ドル。 <TY> 2024/10/08 15:25 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:一時147円50銭近辺まで下落、中東の地政学リスクへの警戒続く  8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円97銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭程度のドル安・円高となっている。  前日の米国市場では長期金利が4%台に乗せて2か月ぶりの高水準を付けた。こうしたなか、緊迫化する中東情勢を前に投資家のリスク許容度は低下した状況が続き、ドル売り・円買い圧力を掛けた。国慶節の連休明けとなる8日の中国株式市場で、上海総合指数は高寄り後に伸び悩んだほか、香港株は急落した。中国の国家発展改革委員会(発改委)の記者会見で、追加の景気刺激策が発表されなかったことを受けて失望感が広がったようだ。もっとも、日経平均株価は午後に下げ渋る動きをみせた。午後の外為市場では持ち高調整目的のドル買い・円売りの動きが出て、一時1ドル=148円10銭台まで持ち直す場面があったが、上値追いの姿勢は限られた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0983ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0014ドルのユーロ高・円安。対円では1ユーロ=162円52銭前後と同12銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/08 15:16 みんかぶニュース 市況・概況 明日の決算発表予定 イオン、ABCマートなど30社 (10月8日) 10月9日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算  ■引け後発表   ◆第2四半期決算:    <3543> コメダ [東P]    <6142> 富士精 [名M]  ■発表時間未確認  ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻   ◆本決算:   ★<7581> サイゼリヤ [東P]  (前回15:00)    <9560> プログリット [東G] (前回15:00)   ◆第1四半期決算:    <3892> 岡山製紙 [東S]   (前回15:00)    <5161> 西川ゴム [東S]   (前回16:00)    <6552> ゲームウィズ [東S] (前回15:00)    <7713> シグマ光機 [東S]  (前回15:00)    <7888> 三光合成 [東P]   (前回15:00)   ◆第2四半期決算:    <2653> イオン九州 [東S]  (前回15:00)   ★<2670> ABCマート [東P] (前回15:00)    <2686> ジーフット [東S]  (前回15:30)    <2747> 北雄ラッキー [東S] (前回15:00)    <3490> アズ企画設計 [東S] (前回15:30)    <3550> ATAO [東G]   (前回16:00)    <4343> イオンファン [東P] (前回15:00)    <4714> リソー教育 [東P]  (前回16:10)    <5982> マルゼン [東S]   (前回16:00)    <6183> ベル24HD [東P] (前回15:00)    <7427> エコーTD [東S]  (前回15:10)    <7450> サンデー [東S]   (前回15:00)    <7512> イオン北海道 [東S] (前回15:00)    <8166> タカキュー [東S]  (前回15:00)    <8198> MV東海 [東S]   (前回15:00)   ★<8267> イオン [東P]    (前回17:00)    <9846> 天満屋ス [東S]   (前回15:00)   ★<9861> 吉野家HD [東P]  (前回16:00)    <9946> ミニストップ [東P] (前回15:00)   ◆第3四半期決算:    <5243> ノート [東G]    (前回15:00)    <9720> グランド [東S]   (前回15:00)   合計30社 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表予定】銘柄一覧をご覧いただけます。 株探ニュース 2024/10/08 15:11 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、後場終値は前営業日比5銭高の144円26銭  債券市場で、先物12月限の後場終値は前営業日比5銭高の144円26銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/08 15:06

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