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みんかぶニュース 市況・概況 【日経平均4万円台回復】意外高演出した株式需給、再燃する強気シナリオ  2日の東京株式市場で、日経平均株価はおよそ3カ月ぶりに4万円台を回復した。特段、目新しい買い材料がないなかで意外高を演出した投資主体は、海外勢ではなく国内勢との見方が優勢だ。6月下旬のボーナス支給を機に、新NISA経由で業績に安定感のある高配当利回り銘柄を中心に、物色意欲が強まっているという。空前の規模の設定枠となった企業による自社株買いも、株主総会後の7月以降に本格化するとの期待も高まっている。歴史的な円安進行を受け、この先輸出企業の業績予想の上方修正が相次ぐ場合は、投資資金を更に呼び込み、日本株の上値余地を広げそうだ。  新NISAの開始後、全世界株式(オール・カントリー、通称オルカン)ファンドに対する投資資金の流入が話題となって久しい。1ドル=161円台と37年半ぶりの水準まで進んだ円安の一翼を担ったのは、海外株を投資対象とするファンドの購入に伴うドル買い需要との指摘もある。こうしたなかでドル建て日経平均のチャートをみると、足もとの水準は3月7日につけた年初来高値を1割ほど下回っている。海外投資家にとって円安はドル建てでみた運用成績を押し下げる要因となる。米半導体大手のエヌビディア<NVDA>の株価上昇も直近では一服感があり、米ハイテク株との連動性が高い日本株にこのタイミングで資金を配分する海外投資家はそれほど多くはない。  一方、オルカンブームの陰で、国内の高配当利回り銘柄で構成するアクティブ型のファンドも着実に資金を集めているようだ。直近で株価が急騰を続ける海運大手をみると、日本郵船<9101.T>と商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>の配当利回りが3%台。金融株のうち、2日に高値を更新した三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>なども配当利回りは3%台だ。「ボーナスでまとまった資金を手に入れた個人投資家が、業績に安定感があり、配当利回りが比較的高水準な銘柄を物色している」(立花証券・企業調査部参与の鎌田重俊氏)との声が出ている。  個人投資家だけではない。今年に入り上場企業が設定した自社株の取得枠は5月の段階で約9兆円に上る。企業側の取得枠の設定は今後も続くとみられており、年間ベースでの自社株買いの金額は過去最高の規模となる公算が大きい。自社株買いの自粛期間である四半期末の最終週のなかでも6月最終週は株主総会シーズンと重なることとなるが、7月に入れば企業は自社株買いを活発化することが可能となる。海外勢が様子見となるなかで、個人投資家と国内事業法人による買いで日本株が水準を切り上げた──。そんなシナリオが透けて見える。  7月上旬は例年、ETF(上場投資信託)の分配金捻出目的の売り需要がそれなりの規模で出る時期だが、今年に関しては国内勢による買い需要が全体相場を下支えする可能性を指摘する向きもある。東証株価指数(TOPIX)が1989年12月につけた過去最高値(2884.80)の更新まで秒読み段階の状況にあるなか、「TOPIXの最高値更新に歩調を合わせる形で日経平均も最高値を更新し、8月までの間に日経平均が今の水準よりも10%高い4万4000円を試す展開があってもおかしくはない」(立花証券の鎌田氏)との見方も出ている。  7月下旬から本格化する3月期決算企業の第1四半期(4~6月)決算発表を前に、期初想定よりも大幅な円安環境を企業側が業績予想にどう反映させるのかもポイントとなるだろう。1日発表の6月日銀短観では大企業・製造業の今期の経常利益予想が下方修正されるなど、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に関して楽観ムードが強まっているわけではない。欧州政治情勢や日米の金融政策の方向性など不透明要因も横たわっており、「金利上昇メリットの金融株や、防衛費予算の増額に絡んだ防衛関連株、米テック大手の巨額投資計画を受けたデータセンター関連の一角など、業績に直結する『分かりやすい』バリュー株に注目が集まりやすい」(三木証券・商品部投資情報課次長の北澤淳氏)状況にある。足もとの需給相場のなかで製造業を中心に業績予想を引き上げる動きが相次げば、日経平均が力強く新値街道をまい進するシナリオの蓋然性が高まることとなりそうだ。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/02 17:16 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、為替介入への警戒で *17:11JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、為替介入への警戒で 2日の東京市場でドル・円は伸び悩み。米金利の失速で早朝に161円41銭まで下落後、ドルの買戻しが強まった。鈴木財務相の円安けん制で円買いに押されながらも、ドル買い継続で161円74銭まで上昇。午後は為替介入への警戒で一段の上昇は阻止された。・ユーロ・円は173円59銭から173円12銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.0741ドルから1.0712ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値39,543.61円、高値40,113.48円、安値39,457.62円、終値40,074.69円(前日比443.63円高)・17時時点:ドル円161円60-70銭、ユーロ・円173円20-30銭【経済指標】・日・6月マネタリーベース:前年比+0.6%(5月:+0.9%)【要人発言】・クールズビー米シカゴ連銀総裁「インフレ指標の改善が続いている」「インフレが正常化すれば、金利も正常化」「労働市場にいくつかの警告」「金利を長期にわたり引き締め的な水準に保つことは問題」・バスレ・スロベニア中銀総裁「想定通りに進むなら、追加利下げの可能性」・鈴木財務相「為替の動きについて1つ1つコメントしない」「為替はいろいろな要因が絡み合い市場で決定される」「為替市場の動きを注意深く見守っていく」・豪準備銀行(議事要旨)「インフレの上振れリスクに引き続き警戒する必要性を示唆する情報が複数ある」 <TY> 2024/07/02 17:11 みんかぶニュース 為替・FX 明日の為替相場見通し=米JOLTS求人件数など注目  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米5月雇用動態調査(JOLTS)求人件数などが注目されそうだ。予想レンジは1ドル=161円10~162円10銭。  今日は一時161円74銭前後までドルが買われ37年半ぶりのドル高・円安水準を更新した。162円台が視野に入ってきたが、一段の上値では政府・日銀による為替介入も警戒されそうだ。今晩はJOLTS求人件数が発表される。市場では791万件と4月(805.9万件)からやや減少することが予想されている。また、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長はECBフォーラムに出席する予定であり、相場に影響を与える発言があるかも注目されている。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/02 17:05 注目トピックス 市況・概況 7月2日の日本国債市場概況:債券先物は142円42銭で取引終了 *17:05JST 7月2日の日本国債市場概況:債券先物は142円42銭で取引終了 [今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2024年9月限寄付142円49銭 高値142円56銭 安値142円37銭 引け142円42銭 30681枚2年 462回  0.363%5年 169回  0.609%10年 374回  1.086%20年 188回  1.922%2日の債券先物9月限は弱含み。142円49銭で取引を開始し、一時142円56銭まで買われたが、142円37銭まで下落し、142円42銭で取引を終えた。現物債の取引では10年以降の気配が相対的に甘くなった。<米国債概況>米国債利回りでは、2年債は4.75%近辺、5年債は4.41%近辺、10年債は4.44%近辺、30年債は4.61%近辺で推移。<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.59%、英国債4.28%、オーストラリア10年債は4.41%、NZ10年債は4.66%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・18:00 ユーロ圏・6月消費者物価指数速報値(前年比予想:+2.5%、5月:+2.6%)・18:00 ユーロ圏・5月失業率(予想:6.4%、4月:6.4%)・22:30 パウエル米FRB議長とラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁討論会参加(ECBフォーラム)・23:00 米・5月JOLT求人件数(予想:786.4万件:4月:805.9万件) <MK> 2024/07/02 17:05 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]ナイトタイムセッション17時時点 上昇45銘柄・下落43銘柄(通常取引終値比)  7月2日のPTSナイトタイムセッション(16:30~23:59)17時時点で売買が成立したのは98銘柄。通常取引の終値比で上昇は45銘柄、下落は43銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は22銘柄。うち値上がりが5銘柄、値下がりは13銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は76円安と売られている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の2日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <206A> PRISMバ    636  +67( +11.8%) 2位 <3498> 霞ヶ関C     14580 +1370( +10.4%) 3位 <190A> コーディア     273  +24( +9.6%) 4位 <3189> ANAP      409  +29( +7.6%) 5位 <7090> リグア       2540  +150( +6.3%) 6位 <8166> タカキュー     105   +5( +5.0%) 7位 <6027> 弁護士COM    3420  +150( +4.6%) 8位 <7776> セルシード    400.8 +15.8( +4.1%) 9位 <6740> Jディスプレ    18.6  +0.6( +3.3%) 10位 <4169> エネチェンジ   209.4  +6.4( +3.2%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <6469> 放電精密      1384  -98( -6.6%) 2位 <9229> サンウェルズ    2350  -96( -3.9%) 3位 <7083> AHC       2400  -80( -3.2%) 4位 <7678> あさくま      3810  -95( -2.4%) 5位 <194A> ウルフハンド   988.6 -20.4( -2.0%) 6位 <4591> リボミック    106.1  -1.9( -1.8%) 7位 <198A> ポスプラ      1155  -18( -1.5%) 8位 <2776> 新都HD     191.2  -2.8( -1.4%) 9位 <5019> 出光興産     1079.2 -15.8( -1.4%) 10位 <202A> 豆蔵デジHD    1432  -18( -1.2%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <7004> 日立造      1088.6  +7.6( +0.7%) 2位 <4063> 信越化       6324  +24( +0.4%) 3位 <4502> 武田        4230  +13( +0.3%) 4位 <7267> ホンダ       1740  +5.0( +0.3%) 5位 <8725> MS&AD     3830   +6( +0.2%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <5019> 出光興産     1079.2 -15.8( -1.4%) 2位 <4755> 楽天グループ    858  -9.9( -1.1%) 3位 <8035> 東エレク     34760  -290( -0.8%) 4位 <9984> SBG      10488  -62( -0.6%) 5位 <8058> 三菱商       3324 -19.0( -0.6%) 6位 <4519> 中外薬       5757  -29( -0.5%) 7位 <6526> ソシオネクス    3765  -15( -0.4%) 8位 <9501> 東電HD     853.8  -3.0( -0.4%) 9位 <8306> 三菱UFJ     1807  -4.0( -0.2%) 10位 <7011> 三菱重       1824  -4.0( -0.2%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2024/07/02 17:03 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物概況:手掛かり難で小動き *17:02JST 東証グロース市場250指数先物概況:手掛かり難で小動き 7月2日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt安の639pt。なお、高値は642pt、安値は634pt、日中取引高は4463枚。前日1日の米国市場のダウ平均は反発。6月ISM製造業景気指数が市場予想に反し小幅に低下、3カ月連続での活動縮小となったことで、成長減速懸念から下落に転じた。長期金利の上昇も相場の重しとなり、ダウ平均は前営業日終値近辺で推移。ナスダック指数は根強い人工知能(AI)期待に買われたマイクロソフトなどが支えた。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比変わらずの640ptからスタートした。日経平均が40000円台を回復する中、手掛かり難から商いも細り、方向感の定まらない値動きで推移。FRBのパウエル議長発言やECBのラガルド総裁発言を控え、見送りムードが高まる一方、本日新規上場のPRISMBio<206A>がストップ高を付けたことからバイオベンチャーの一角に見直し買いが入るなど下値は限定的となり、639ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、カバー<5253>やQPS研究所<5595>などが下落した。 <TY> 2024/07/02 17:02 みんかぶニュース コラム 明日の株式相場に向けて=浮かび上がる「ほぼトラ」相場の片鱗  きょう(2日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比443円高の4万74円と大幅高。念願の4万円大台に一気に乗せた。いつものパターンともいえるが、後場後半になると先物主導でつむじ風に巻かれるように踏み上げ相場の色彩が強まった。きょうは高値引けではなかったものの、実需買いではなくショートポジションの手仕舞いが全体相場を押し上げる典型的な地合いとなった。何よりも値上がり銘柄数が全体の5割強を占めるにとどまっており、これは指数寄与度の高い主力大型株に資金が集中したことを物語る。  米国株市場の方はハイテク株中心に想定以上に強い動きである。米長期金利の上昇局面でもかまわずナスダック総合株価指数は最高値圏を舞い上がる。今は上がるから買う、買うから上がる、という状況で売り方もなすすべがないという感じだが、どこかで今のモメンタム相場の反動は来そうである。  米大統領選の第1回テレビ討論では、バイデン大統領とトランプ前大統領が期待にたがわず丁々発止、と言いたいところだが、お互いを罵(ののし)り合う展開で「政策論争ではなく、ひたすら仲の悪い老人同士が互いを否定するために口角泡を飛ばすという状況」(国内投資顧問系エコノミスト)という声が聞かれた。しかし、ディベートが進むとバイデン大統領の“老い”がクローズアップされる形となり、世論調査では同氏が大統領選に出馬すべきでないという回答が実に7割を超えたという。一方、トランプ氏についても過半数が出馬すべきでないという評価だったというから、有権者の「ダブルへイター」が浮き彫りとなっている。しかし、このままだと「大統領になるべきでない人を選ぶ戦い」でバイデン氏が圧倒していることになり、消去法でトランプ前大統領の返り咲きという線が濃厚となる。  米国も政治が病んでいるイメージだが、民主党内でも意見が割れ、まとまりがつかない様子だ。ブルームバーグ通信は、民主党全国委員会がバイデン氏を党候補に正式指名する手続きを前倒しすると報じた。そうしないと空中分解してしまう可能性を危惧している。4年前の再現で、バイデン大統領をたてることで対立の構図を印象づける算段だったが、時の流れは人間にとって容赦のないものであることが今回の討論で峻烈に映し出された。市場関係者によると、民主党のウルトラCとして「副大統領をハリス氏からオバマ元大統領にすげ替え、バイデン氏の影武者的存在として担ぎ上げるというジョークのような話も持ち上がっている」(ネット証券マーケットアナリスト)という。  ともあれ、2日の東京市場では「ほぼトラ」というムードが投資マネーの流れにも影響を与え始めた。トランプ氏が大統領になれば、大型減税の拡充に動くことが予想され、強力な財政出動に伴い金利の高止まりが避けられない。東京市場も日銀が大規模緩和策にピリオドを打つタイミングを測っている段階にあり、日米ともに長期金利が上昇基調をたどるとなれば、恩恵を受けるのはメガバンクや生保。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が売買代金2位に入る大商いの中で値を飛ばしたのは、トランプ相場の片鱗という見方もできる。また、日本にも防衛予算拡大圧力がかかるとなれば、防衛省との取引金額で群を抜く三菱重工業<7011.T>だが、やはり活況高となり最高値を更新した。  きょうは中小型株が蚊帳の外であった。ただ、前日にも触れた株価3ケタ台の材料株にはしぶとく資金が流れ込んでいる。丸運<9067.T>、nms ホールディングス<2162.T>、朝日ネット<3834.T>などが好チャートを形成している。また、バイオ関連も賑わっている。きょう新規上場のPRISM BioLab<206A.T>が初値形成後にストップ高に買われたことも刺激となりやすく、動兆しきりのトランスジェニック<2342.T>あたりをマーク。このほか、サイバーセキュリティー関連でセキュアヴェイル<3042.T>に継続的な資金流入が観測されるが、当欄継続注目のソリトンシステムズ<3040.T>の上げ足にも拍車がかかった。  あすのスケジュールでは、国内では新紙幣の発行開始日となる。また、需給ギャップと潜在成長率が午後取引時間中に開示される。海外では6月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)、5月の豪小売売上高、ポーランド中銀の政策金利発表のほか、米国ではFOMC議事要旨(6月開催分)の内容にマーケットの関心が高い。このほか、6月のADP全米雇用リポート、週間の米新規失業保険申請件数、6月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数、5月の米貿易収支、5月の米製造業受注など。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2024/07/02 17:00 みんかぶニュース 市況・概況 明日の株式相場に向けて=浮かび上がる「ほぼトラ」相場の片鱗  きょう(2日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比443円高の4万74円と大幅高。念願の4万円大台に一気に乗せた。いつものパターンともいえるが、後場後半になると先物主導でつむじ風に巻かれるように踏み上げ相場の色彩が強まった。きょうは高値引けではなかったものの、実需買いではなくショートポジションの手仕舞いが全体相場を押し上げる典型的な地合いとなった。何よりも値上がり銘柄数が全体の5割強を占めるにとどまっており、これは指数寄与度の高い主力大型株に資金が集中したことを物語る。  米国株市場の方はハイテク株中心に想定以上に強い動きである。米長期金利の上昇局面でもかまわずナスダック総合株価指数は最高値圏を舞い上がる。今は上がるから買う、買うから上がる、という状況で売り方もなすすべがないという感じだが、どこかで今のモメンタム相場の反動は来そうである。  米大統領選の第1回テレビ討論では、バイデン大統領とトランプ前大統領が期待にたがわず丁々発止、と言いたいところだが、お互いを罵(ののし)り合う展開で「政策論争ではなく、ひたすら仲の悪い老人同士が互いを否定するために口角泡を飛ばすという状況」(国内投資顧問系エコノミスト)という声が聞かれた。しかし、ディベートが進むとバイデン大統領の“老い”がクローズアップされる形となり、世論調査では同氏が大統領選に出馬すべきでないという回答が実に7割を超えたという。一方、トランプ氏についても過半数が出馬すべきでないという評価だったというから、有権者の「ダブルへイター」が浮き彫りとなっている。しかし、このままだと「大統領になるべきでない人を選ぶ戦い」でバイデン氏が圧倒していることになり、消去法でトランプ前大統領の返り咲きという線が濃厚となる。  米国も政治が病んでいるイメージだが、民主党内でも意見が割れ、まとまりがつかない様子だ。ブルームバーグ通信は、民主党全国委員会がバイデン氏を党候補に正式指名する手続きを前倒しすると報じた。そうしないと空中分解してしまう可能性を危惧している。4年前の再現で、バイデン大統領をたてることで対立の構図を印象づける算段だったが、時の流れは人間にとって容赦のないものであることが今回の討論で峻烈に映し出された。市場関係者によると、民主党のウルトラCとして「副大統領をハリス氏からオバマ元大統領にすげ替え、バイデン氏の影武者的存在として担ぎ上げるというジョークのような話も持ち上がっている」(ネット証券マーケットアナリスト)という。  ともあれ、2日の東京市場では「ほぼトラ」というムードが投資マネーの流れにも影響を与え始めた。トランプ氏が大統領になれば、大型減税の拡充に動くことが予想され、強力な財政出動に伴い金利の高止まりが避けられない。東京市場も日銀が大規模緩和策にピリオドを打つタイミングを測っている段階にあり、日米ともに長期金利が上昇基調をたどるとなれば、恩恵を受けるのはメガバンクや生保。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が売買代金2位に入る大商いの中で値を飛ばしたのは、トランプ相場の片鱗という見方もできる。また、日本にも防衛予算拡大圧力がかかるとなれば、防衛省との取引金額で群を抜く三菱重工業<7011.T>だが、やはり活況高となり最高値を更新した。  きょうは中小型株が蚊帳の外であった。ただ、前日にも触れた株価3ケタ台の材料株にはしぶとく資金が流れ込んでいる。丸運<9067.T>、nms ホールディングス<2162.T>、朝日ネット<3834.T>などが好チャートを形成している。また、バイオ関連も賑わっている。きょう新規上場のPRISM BioLab<206A.T>が初値形成後にストップ高に買われたことも刺激となりやすく、動兆しきりのトランスジェニック<2342.T>あたりをマーク。このほか、サイバーセキュリティー関連でセキュアヴェイル<3042.T>に継続的な資金流入が観測されるが、当欄継続注目のソリトンシステムズ<3040.T>の上げ足にも拍車がかかった。  あすのスケジュールでは、国内では新紙幣の発行開始日となる。また、需給ギャップと潜在成長率が午後取引時間中に開示される。海外では6月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)、5月の豪小売売上高、ポーランド中銀の政策金利発表のほか、米国ではFOMC議事要旨(6月開催分)の内容にマーケットの関心が高い。このほか、6月のADP全米雇用リポート、週間の米新規失業保険申請件数、6月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数、5月の米貿易収支、5月の米製造業受注など。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2024/07/02 17:00 注目トピックス 日本株 クリアル---大阪所在ホテルの売却を完了 *16:58JST クリアル---大阪所在ホテルの売却を完了 クリアル<2998>は6月28日、同社が保有する大阪所在のホテルの売却を予定通り完了したと発表。物件の概要は、名称がネスト&ライズ大阪なんばホテル、所在地は大阪府大阪市、用途はホテル、竣工年月2018年7月、構造/階数は鉄骨造地上11階建て、延床面積は7,332.97平方メートル、総部屋数300室、アクセスは大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」から徒歩5分、堺筋線「恵美須町駅」徒歩6分、南海電鉄「今宮戎駅」徒歩3分。同社によると、多様化する投資家のニーズに応えるため、多彩なファンド組成に取り組んでいるが、ホテルアセットはその中でもコロナ禍後のマーケット回復が著しい状況であり、これらのトレンドを捉えながら同物件の売買を含めその取り組みを強化しているという。2030年の目標として日本政府が掲げる訪日外国人旅行消費額15兆円、訪日外国人旅行者6,000万人という数値にも、今後の市場の更なる成長が見込まれ、同社はこの状況を好機と捉え、2024年5月にはホテル運営事業への参入も決定した。今後は、より需要の高まるホテルアセットについて、不動産の側面のみならずホテル自体の運営にも関わることで不動産利益のみならずオペレーション利益の獲得も図る。 <SO> 2024/07/02 16:58 注目トピックス 日本株 クリアル---事業計画及び成長可能性 *16:56JST クリアル---事業計画及び成長可能性 クリアル<2998>は6月28日、事業計画及び成長可能性について発表した。2025年3月期通期業績予想の売上高は前期比107.2%の436億円、連結売上総利益は同33.3%増の47.5億円、連結営業利益は同37.7%増の13.5億円、連結経常利益は同32.8%増の12.5億円、連結当期純利益は31.3%増の8.5億円、投資家(累計)は同47.0%増の93,879人、GMV(年間)は同49.5%増の300億円を見込む。2023年3月末時点より2026年3月期は年間GMVを123.1億円から約4.9倍の600億円、累計投資家数を約3.4倍の14万人を目標とする。2024年3月末時点より、2027年3月期は年間GMVを200億円から約4.0倍の800億円、累計投資家数を約2.8倍の18万人を目標とする。 <SO> 2024/07/02 16:56 グロース市況 東証グロ-ス市場250指数は3日続落、プライムに関心移り利益確定が先行 *16:54JST 東証グロ-ス市場250指数は3日続落、プライムに関心移り利益確定が先行 東証グロース市場指数 834.22 -3.73 /出来高2億6237万株/売買代金1532億円東証グロース市場250指数 646.04 -3.16 /出来高1億3696万株/売買代金970億円 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに3日続落となった。値上がり銘柄数は249、値下り銘柄数は297、変わらずは40。 1日の米国株式市場は反発。ダウ平均は50.66ドル高(+0.13%)の39169.52、ナスダック指数は146.70ポイント高(+0.83%)の17879.30、S&P500は14.61ポイント高(+0.27%)の5475.09で取引を終了した。欧州株式市場でフランスの選挙結果を好感した買いが入り、その流れを受けて寄り付きは上昇。6月ISM製造業景気指数が市場予想に反し小幅に低下、3カ月連続での活動縮小となったことで、成長減速懸念から下落に転じた。長期金利の上昇も相場の重しとなり、ダウ平均は前営業日終値近辺で推移。ナスダック指数は根強いAI期待に買われたマイクロソフトなどが支えた。 米国株は上昇したものの、日米ともに金利が上昇していることなどから、グロース市場は高安まちまちで取引を開始。グロース市場コア20など時価総額が大きい銘柄は総じてしっかりだったが、サンバイオ<4592>、ポストプライム<198A>ともに信用規制が入ったことで売り優勢の地合いに。足元急騰していた両銘柄が売られたことなどが影響して、グロース市場指数、グロース250指数ともにじり安となった。 個別では、ENECHANGE<4169>が引き続ききつい下げとなったほか、ELEMENTS<5246>、アイズ<5242>も売り優勢となった。時価総額上位銘柄では、サンウェルズ<9229>、ウェルスナビ<7342>、ispace<9348>が売られた。値下がり率上位では、セルシード<7776>、ペルセウスプロテオミクス<4882>、中村超硬<6166>がランクイン。 一方、軟骨無形成症治療薬の前期第2相臨床試験の患者組み入れが完了と発表したリボミック<4591>が大幅高となった。時価総額上位銘柄では、シーユーシー<9158>、フリー<4478>、弁護士ドットコム<6027>が買われた。値上がり率上位では、リグア<7090>、セキュアヴェイル<3042>、ジンジブ<142A>がランクイン。 本日グロース市場に上場したPRISMBio<206A>の初値は公開価格を8.7%上回る489円となった。その後、ストップ高まで上昇した。 なお、東証グロース市場Core指数では、シーユーシー、フリー、弁護士ドットコムのほか、トライト<9164>が買われた。[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄              |  現値| 前日比|   前比率| 1| 190A|Chordia       |   249|   50|    25.13| 2| 9214|リカバリー          |  1846|   343|    22.82| 3| 7090|リグア             |  2390|   400|    20.10| 4| 4591|リボミック          |   108|   15|    16.13| 5| 5586|LaboroAI      |  1403|   149|    11.88| 6| 4437|GDH             |   786|   73|    10.24| 7| 9561|グラッドキューブ      |   697|   63|     9.94| 8| 3042|セキュアヴェ         |   345|   30|     9.52| 9| 3692|FFRI           |  2229|   189|     9.26|10| 142A|ジンジブ           |  3560|   255|     7.72|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄              |  現値| 前日比|   前比率| 1| 4169|エネチェンジ         |   203|  -139|   -40.64| 2| 5246|ELEMENTS      |  1475|  -264|   -15.18| 3| 4199|ワンプラ           |  1291|  -228|   -15.01| 4| 5242|アイズ             |  1631|  -277|   -14.52| 5| 4592|サンバイオ          |  1054|  -164|   -13.46| 6| 7083|AHCグループ       |  2480|  -345|   -12.21| 7| 7776|セルシード          |   385|   -49|   -11.29| 8| 4882|ペルセウス          |   461|   -58|   -11.18| 9| 198A|ポストプライム       |  1173|  -144|   -10.93|10| 6166|中村超硬           |   430|   -49|   -10.23| <FA> 2024/07/02 16:54 注目トピックス 日本株 プログリット---AI英会話アプリ「ディアトーク」をリリース *16:54JST プログリット---AI英会話アプリ「ディアトーク」をリリース プログリット<9560>は1日、AI酷使といつでもつながるオンライン英会話アプリ「ディアトーク(DiaTalk)をリリースしたと発表。同社の英語コーチングサービスを受講している英語学習者に英会話レッスンについてヒアリングを重ねた結果、従来のオンライン英会話サービスは、予約や時間の確保が面倒、人が相手で緊張してしまう、自己紹介や表面的な話題ばかりでつまらない、といったことがハードルとなり、学習を継続しづらいという課題が生じていることがわかった。オンライン英会話と比べ安価で気兼ねなく実施できるとして、近年AIを用いたAI英会話サービスも複数リリースされているが、会話のシナリオが決まっている、会話が記憶されない、ハンズフリーで実施できないなど、会話のインタラクティブ性に乏しいものが多く、効率的な英会話レッスンとしてはまだ余地があるのが現状となっている。ディアトークは、学習者の興味関心や近況を分析・記憶するほか、発話レベルやアクセントまで調整可能な、利用者一人ひとりをよく知る専属のAIネイティブ講師と、いつでも予約なしで気軽に英会話を楽しめるという。今後、レッスン後の復習機能や学習教材の拡充を進め、より個別最適化された英会話レッスンを実現できるよう開発を進めていくとしている。 <SI> 2024/07/02 16:54 みんかぶニュース 市況・概況 明日の【信用規制・解除】銘柄 (2日大引け後 発表分) ○エレメンツ <5246> [東証G] 東証と日証金が3日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。 [2024年7月2日] 株探ニュース 2024/07/02 16:50 注目トピックス 日本株 学情---「Re就活」が「20代が選ぶ20代向け転職サイト」6年連続No.1を獲得 *16:49JST 学情---「Re就活」が「20代が選ぶ20代向け転職サイト」6年連続No.1を獲得 学情<2301>は1日、民間調査機関の調査で「Re就活」が「20代が選ぶ20代向け転職サイトNo.1」を獲得したと発表。これにより6年連続No.1の獲得になる。調査期間は2024年5月31日から同年6月10日、調査対象は20代の転職検討者で各サイトの利用者ベースとなる。対象者に対し、国内主要転職サイトとの比較調査をWebアンケートで実施した。 <SO> 2024/07/02 16:49 注目トピックス 日本株 ネオマーケティング---ヴィアゲートと業務提携 *16:46JST ネオマーケティング---ヴィアゲートと業務提携 ネオマーケティング<4196>は1日、とヴィアゲートと、両社のクライアント企業に対し更なる事業課題の解決を目的として「生体データ×AI×リサーチ」の分野で協業を開始することを発表した。ヴィアゲートはインサイト調査プラットフォーム「エモミル」の開発・運営およびマーケティング支援事業を行っている。本連携により、両社のクライアント企業に対するマーケティング戦略立案やブランド設計領域においてリサーチ機能が強化され、これまで以上に良質なデータによる意思決定が可能となる。本業務提携により実現するサービス拡充領域は、生体データ(視線・表情)、AIチャットインタビュー。期待される効果は、ネットリサーチの品質向上、UIUX調査の品質向上、クリエイティブ評価の品質向上及び高速化である。今回の業務提携により、両社の得意領域を掛け合わせることで、同社は多様化するクライアントニーズに対して、「速い」「安い」「深い」マーケティングリサーチを提供する。 <SI> 2024/07/02 16:46 みんかぶニュース 市況・概況 2日中国・上海総合指数=終値2997.0111(+2.2808)  2日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比2.2808ポイント高の2997.0111と小幅に3日続伸。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/02 16:44 注目トピックス 日本株 Jストリーム---マストバイキャンペーンソリューションが「応募フォーム型のマストバイキャンペーン」に対応 *16:44JST Jストリーム---マストバイキャンペーンソリューションが「応募フォーム型のマストバイキャンペーン」に対応 Jストリーム<4308>は1日、提供中のマストバイキャンペーンソリューションにフォーム機能を追加し「応募フォーム型のマストバイキャンペーン」の実施に対応開始したと発表。同社は、マストバイキャンペーンソリューションは、商品購入のインセンティブとして、限定動画などを配信する「動画配信型マストバイキャンペーン」を安全・簡単・すぐに実施できるサービスとして提供してきたという。今回、ユーザーの要望に応え、限定動画の配信に加えて、応募フォームを利用した「応募フォーム型マストバイキャンペーン」の実施に対応する機能強化を行った。今回の機能追加により、マストバイキャンペーンソリューションは動画視聴、応募、応募と動画視聴の3パターンのイベントに対応できるようになる。応募フォームを利用した「応募のみ」のキャンペーンや、応募フォームと動画視聴を組み合わせ、応募完了時に特典映像の視聴ができるといったキャンペーンの展開も可能となるなど、活用の幅が大きく拡がるとしている。 <SO> 2024/07/02 16:44 注目トピックス 日本株 明豊エンタープライズ---世田谷羽根木にエルファーロシリーズ開発事業用地取得 *16:37JST 明豊エンタープライズ---世田谷羽根木にエルファーロシリーズ開発事業用地取得 明豊エンタープライズ<8927>は28日、東京都世田谷羽根木に、開発事業の用地を取得したことを発表。同物件は、京王線「明大前」駅より徒歩10分で、敷地面積は457.37平方メートル(公簿)である。周辺は、様々な店舗が並びながら、閑静な住宅街が広がっており、利便性と良好な住環境がある。同社の賃貸マンション開発事業ブランド「ELFARO(エルファーロ)」シリーズ「(仮称)エルファーロ明大前2(※2はローマ数字)」として提供する予定である。仕入価格は、同社の2023年7月期末日における連結純資産額の30%未満である。 <SI> 2024/07/02 16:37 みんかぶニュース 個別・材料 霞ヶ関C、9~5月期営業利益3.5倍  霞ヶ関キャピタル<3498.T>はこの日の取引終了後、23年9月~24年5月期連結決算を発表した。売上高は前年同期比82.0%増の335億9500万円、営業利益は同3.5倍の36億4300万円だった。  第3四半期累計期間に冷凍冷蔵倉庫・冷凍自動倉庫の竣工済み物件4件、開発予定物件12件を手掛けるなどプロジェクトを進行。また、ホテルの運営中施設は13件、開発予定物件は18件、ヘルスケア施設の稼働中物件は3件、開発予定物件は10件となっている。なお、通期の増収増益見通しに変更はない。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/02 16:34 みんかぶニュース 個別・材料 アールプランが25年1月期業績及び配当予想を上方修正  アールプランナー<2983.T>がこの日の取引終了後、25年1月期の連結業績予想について、売上高を350億円から375億円(前期比16.9%増)へ、営業利益を8億5000万円から11億8000万円(同2.2倍)へ、純利益を4億3000万円から6億5000万円(同2.9倍)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間5円・期末10円の年15円から中間・期末各15円の年30円(前期15円)へ引き上げた。  引き続き受注高・総受注棟数が好調に推移しており、第1四半期に戸建住宅の販売棟数、とりわけ分譲住宅の販売棟数が大幅に増加したことが要因としている。また、前期に実施した販売価格の適正化や、一部建築資材の値下がりなどにより売上総利益が改善しており、今後の引き渡しも増加する見通しであることも寄与する。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/02 16:34 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 07月02日 16時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (7011) 三菱重工業    東証プライム     [ 割高 ] (6361) 荏原       東証プライム     [ 割高 ] (3350) メタプラネット  東証スタンダード   [ 分析中 ] (3042) セキュアヴェイル 東証グロース     [ 割高 ] (4882) ペルセウス    東証グロース     [ 割高 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (198A) PostPrime 東証グロース     [ 分析中 ] (4107) 伊勢化学工業   東証スタンダード   [ 割高 ] (4169) ENECHANGE 東証グロース     [ 分析中 ] (8113) ユニ・チャーム  東証プライム     [ 割安 ] (6963) ローム      東証プライム     [ 割安 ] 出所:MINKABU PRESS 2024/07/02 16:32 注目トピックス 日本株 明豊エンタープライズ---世田谷区北沢にある販売用不動産「エルファーロ下北沢2」を譲渡 *16:31JST 明豊エンタープライズ---世田谷区北沢にある販売用不動産「エルファーロ下北沢2」を譲渡 明豊エンタープライズ<8927>は28日、東京都世田谷区北沢にある販売用不動産「エルファーロ下北沢2(※2はローマ数字)」を譲渡したことを発表。同物件は、京王井の頭線・小田急小田原線「下北沢」駅徒歩10分で、敷地面積257.13平方メートル、延床面積384.36平方メートルの鉄筋コンクリート造陸屋根3階建の共同住宅(戸数:13戸)である。売却価格は、同社の2023年7月期末日における連結純資産額の30%未満および連結売上高の10%未満で、その売却益は親会社株主に帰属する当期純利益の30%未満である。 <SI> 2024/07/02 16:31 注目トピックス 日本株 明豊エンタープライズ---品川区旗の台にエルファーロシリーズ開発事業用地を取得 *16:28JST 明豊エンタープライズ---品川区旗の台にエルファーロシリーズ開発事業用地を取得 明豊エンタープライズ<8927>は28日、東京都品川区旗の台に、開発事業の用地を取得したことを発表。同物件は、東急大井町・池上線「旗の台」駅より4分で、敷地面積は168.59平方メートル(公簿)である。駅前は活気あふれる商店街を有し、物件周辺は閑静な住宅街が広がっており、利便性と良好な住環境に在る。同物件は、同社の賃貸マンション開発事業ブランド「ELFARO(エルファーロ)」シリーズ「(仮称)エルファーロ旗の台2(※2はローマ数字)」として提供する予定である。仕入価格は、同社の2023年7月期末日における連結純資産額の30%未満である。 <SI> 2024/07/02 16:28 注目トピックス 日本株 明豊エンタープライズ---渋谷区神宮前にエルファーロシリーズ開発事業用地を取得 *16:26JST 明豊エンタープライズ---渋谷区神宮前にエルファーロシリーズ開発事業用地を取得 明豊エンタープライズ<8927>は28日、湘南信用金庫より新規の融資(取得価額の100%)を受け、東京都渋谷区神宮前二丁目に、開発事業の用地を取得したことを発表。同物件は、東京メトロ銀座線「外苑前」駅から徒歩10分で、敷地面積は167.66平方メートル+8.49平方メートル(公簿)である。周辺は、国立競技場や明治神宮外苑もあり、都心の利便性と良好な住環境が共存する。同社の賃貸マンション開発事業ブランド「ELFARO(エルファーロ)」シリーズ「(仮称)エルファーロ神宮前3(※3はローマ数字)」として提供する予定である。仕入価格は同社の2023年7月期末日における連結純資産額の30%未満である。 <SI> 2024/07/02 16:26 みんかぶニュース 個別・材料 放電精密の第1四半期営業損益は黒字に転換  放電精密加工研究所<6469.T>がこの日の取引終了後、第1四半期(3~5月)連結決算を発表しており、売上高29億8900万円(前年同期比4.6%増)、営業利益7800万円(前年同期1900万円の赤字)、最終利益4200万円(同1700万円の赤字)となった。  金型事業の住宅及び交通・輸送関連の生産量が減少したものの、放電加工・表面処理事業で航空・宇宙関連の航空機エンジン部品が旅客需要の回復により生産量が増加。また、環境・エネルギー関連のガスタービン部品も電力需要を背景に国内・海外向け案件が堅調に推移した。更に、ガスタービン部品の価格転嫁や製造・販管固定費抑制なども利益に貢献した。  なお、25年2月期通期業績予想は、売上高135億6600万円(前期比11.6%増)、営業利益3億6800万円(同60.0%増)、純利益2億2200万円(同4.0%減)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/02 16:25 みんかぶニュース 市況・概況 2日韓国・KOSPI=終値2780.86(-23.45)  2日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比23.45ポイント安の2780.86と3日ぶり反落。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/02 16:18 注目トピックス 日本株 三栄コーポ Research Memo(8):新配当方針では配当性向を30~50%目途に改定。増配ペースが上がる期待 *16:18JST 三栄コーポ Research Memo(8):新配当方針では配当性向を30~50%目途に改定。増配ペースが上がる期待 ■株主還元策三栄コーポレーション<8119>では、2024年5月に剰余金の配当等の決定に関する方針を改定した。新方針では、企業理念である「随縁の思想」の下、同社と縁を紡ぐ株主への適切な利益還元を経営の重要課題の1つと位置付けた。利益配分に関しては、将来の事業展開や不測の事態に備える内部留保による経営基盤の維持強化だけでなく、持続的成長と中長期的な企業価値の向上の実現に資するよう、人的資本への投資を含めた適切な投資の実施などを踏まえ、財政状態や今後の業績動向、資金需要などを総合的に判断し決定する。配当に関しては、中間配当及び期末配当の年2回を基本とし、配当性向30~50%を目途に実施する。過去には配当性向30%を目途としていた時期もあったが、コロナ禍での業績悪化により配当性向の目安がわかりにくくなっていた。現状は利益創出に手応えが得られており、新方針により配当性向の上昇の可能性が出てきたことで、増配ペースが上がることが期待できる。2024年3月期の配当金は、年間配当80円(中間10円、期末70円、前期から60円増配)となり期初予想の年20円から大幅な上方修正となった。配当性向35.4%である。2025年3月期の配当金は、年間配当80円(中間40円、期末40円、前期と同じ)、配当性向41.5%を予想する。また、同社は株主優待制度を導入している。株主優待基準日(毎年3月31日)の株主に対して、保有株式数・保有期間に応じて「優待ポイント」を進呈し、優待商品と交換できる仕組みである。2024年3月期は、1) 同社グループの取扱商品、2) グループ直営店で利用できる優待割引券、3) 指定のオンラインショップで利用できる優待割引クーポン、4) オリジナルQUOカード、5) 指定の社会貢献活動への寄付、から希望のものに交換できる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) <HN> 2024/07/02 16:18 注目トピックス 日本株 三栄コーポ Research Memo(7):中期経営計画では2026年3月期に経常利益20億円を目指す *16:17JST 三栄コーポ Research Memo(7):中期経営計画では2026年3月期に経常利益20億円を目指す ■成長戦略1. 中期経営戦略「SANYEI 2025」の進捗が順調三栄コーポレーション<8119>は、中期経営戦略「SANYEI 2025」(2024年3月期〜2026年3月期)を推進中である。最終年度の定量目標は、売上高で500億円、経常利益で20億円であり、初年度はその目標に向けて順調に増益を果たす結果となった。“守り”の重点施策である「事業ポートフォリオの見直し(低採算事業の整理促進)」に関しては、2023年4月のゼリックコーポレーションの本社への吸収合併や、2024年2月のエッセンコーポレーションの解散・事業承継など成果が出ている。進行期は「BIRKENSTOCK」専門店の契約終了に伴うセレクトショップ事業が課題となる。“攻め”の重点施策では、「海外売上高の拡充」は欧州・中国の景気低迷の影響もあり伸び悩んだものの、「EC事業の拡大」と「サステナブルビジネスの推進」に関しては、いずれも商品ラインナップが充実し、成長に向けたマーケティングの基盤が整備されてきており、進捗が順調である。2. フットウェアのセレクトショップ事業の課題子会社ベネクシーの業績改善は重要な課題である。2024年9月までに「BIRKENSTOCK」専門店からセレクトショップである「BENEXY」「Quorinest」「OrthoFeet」に変更する予定であり、現在はその最終段階にある。2024年3月の段階では、小売店舗24店舗中、「BIRKENSTOCK」専門店は2店舗のみであり、その他の22店舗は他業態である(「BENEXY」4店舗、「Quorinest」18店舗)。業態変更後のセレクトショップの魅力を作るために、自社ブランドの開発や複数ブランドの調達を継続的に行っている。期待のブランドとして、足の健康を科学した米国発のフットウェアブランド「OrthoFeet」がある。2023年12月に子会社ベネクシーは、米Orthofeetと日本国内独占輸入販売契約を締結し販売を開始した。主力商品は、最先端の技術と解剖学的インソールを採用したスニーカーである。立ったまま屈まずに履けるハンズフリー機能と独自開発のインソールやフィッティングをカスタマイズできるパーツの同梱など足病学に基づく設計により、履く時も履いた後もストレスフリーな感触が得られる。高度な足の生体力学に配慮されているため、本国米国では、足の繊細な悩みを抱える層や医師や立ち仕事に携わる層から高い支持を得ている。日本においても、主力商品のKITA/YARIが「FOOT HEALTH AWARDS 2024」の美容/健康部門で最優秀賞を受賞した。販売チャネルとしては、セレクトショップの「BENEXY」及び一部の「Quorinest」、そして「BENEXY ONLINE SHOP」からスタートし、現在は「OrthoFeet」専門のポップアップストアを全国で展開している。3. 成長ドライバー:EC事業の拡大中期経営計画の成長ドライバーの1つとして「EC事業の拡大」がある。2024年3月期のEC事業売上高は5,250百万円である。コロナ禍の巣ごもり需要を取り込みインテリアショップ「MINT」がけん引した。巣ごもり需要の一段落により、売上の伸びが鈍化したこともあり、さらなる拡大策を順次展開している。2025年3月期は、エクステリア等への商品の拡大を行い、今後は観葉植物などの取り扱いも開始する計画だ。また一定規模のEC向けインフラを運営しているため、写真撮影、商品ページ作成、受発注処理、決済など様々なフルフィルメント機能の業務受託も開始しており、新たなビジネスモデルとして注目される。また、ECが28ブランド34のショップで行われてことを生かし、様々なリソースやノウハウを共通化・統合化する取り組み(面展開)も強化していく。2025年3月期のEC売上高は前期比14.3%増の6,000百万円を計画している。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) <HN> 2024/07/02 16:17 みんかぶニュース 個別・材料 サンウェルズがプライムに市場変更へ、自己株処分と売り出しも  サンウェルズ<9229.T>はこの日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けてグロースからプライムへ市場区分が変更されることになったと発表した。変更日は18日から24日までのいずれかの日。  あわせて、200万株の自己株式処分と150万株の売り出し、上限52万5000株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施すると発表した。処分価格・売り出し価格は10~17日の間に決める。プライム市場の上場基準である「流通株式比率35%」の充足に加え、株式流動性の向上と投資家層の拡大を図るため。 出所:MINKABU PRESS 2024/07/02 16:16 注目トピックス 日本株 三栄コーポ Research Memo(6):2025年3月期は売上高390億円、経常利益9億円見込み、成長投資を積極化 *16:16JST 三栄コーポ Research Memo(6):2025年3月期は売上高390億円、経常利益9億円見込み、成長投資を積極化 ■今後の見通し三栄コーポレーション<8119>の2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比6.3%増の39,000百万円、営業利益が同27.0%減の850百万円、経常利益が同27.9%減の900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.4%減の450百万円と、増収減益を見込む。2025年3月期は新中期経営戦略「SANYEI 2025」の2年目であり、最終年度の経常利益20億円の達成に向けての足場固めの1年と位置付け成長投資を積極化する。売上面では、家具家庭用品事業と服飾雑貨事業の増収が大きく貢献する予想である。家具家庭用品事業では、中期経営戦略の成長ドライバーであるEC事業の拡大や重点施策である新規取引先からの受注等による増収が期待される。服飾雑貨事業では、外出やインバウンド需要の好調は継続することが見込まれ、環境関連商材の拡大も期待できる。また、家電事業では海外OEMの減少が見込まれるため減収を予想する。利益面では、家具家庭用品事業では増益が見込まれるものの、服飾雑貨事業でベネクシーのセレクトショップ業態への展開・事業再編に時間と投資がかかることや、家電事業において調理家電のリブランディングが道半ばであること等により減益を見込む。また、円安基調の継続や物流コストの上昇や、新たな施策に伴う販管費の増加なども踏まえ全社としては減益予想となった。弊社では、外部要因に関しては、国際情勢の影響など依然として不透明感はあるものの、国内の個人消費は緩やかに持ち直し、特に同社が得意とするトラベル・服飾雑貨・理美容商材、環境商材の事業環境は良好であると見ている。内部要因に関しては、過去の構造改革・事業再編が進捗し、稼ぐ力が向上しており、進行期は“攻め”の投資による前向きな減益と捉えている。中期経営計画2年目の戦略課題として、セレクトショップの事業モデル磨き上げ、ネット販売の成長、環境商材の成長などに注目したい。(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) <HN> 2024/07/02 16:16

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