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注目トピックス 日本株 天昇電 Research Memo(5):2024年3月期は大幅増益。自動車向けが回復し、米国子会社が回収期入り *12:45JST 天昇電 Research Memo(5):2024年3月期は大幅増益。自動車向けが回復し、米国子会社が回収期入り ■天昇電気工業<6776>の業績動向1. 2024年3月期の業績概要(1) 損益状況2024年3月期の連結業績は、売上高26,905百万円(前期比12.6%増)、営業利益1,062百万円(同75.7%増)、経常利益1,322百万円(同75.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益948百万円(同55.0%増)となった。主たる向け先である自動車メーカーの生産・販売が回復したことに加え、過去数年に積極的に設備投資を行ってきた米国子会社が好調であったことにより、連結売上高は大幅増収となった。売上総利益率は16.1%(前期は15.7%)と0.4ポイント改善したのは、主力の自動車向け製品の稼働率が上がったことが主要因だ。この結果、売上総利益は前期比15.3%増となったが、一方で販管費は同3.7%増に留まったことから、営業利益は前期比で大幅増益となった。金型を中心に積極的な投資を行ってきたことから減価償却費は2,233百万円(前期比340百万円増)となったが、これを吸収して営業利益は増益を確保した。この結果、償却前営業利益は3,295百万円(同32.0%増)となった。経常利益は、営業外収益で受取利息の増加や為替差益を計上したことなどもあり、同75.8%増となった。前期に特別利益として補助金収入を計上したことなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は同55.0%増と経常利益の増益率よりは低くなった。(2) セグメント別状況日本成形関連事業では、主要顧客である自動車メーカーの生産が回復したことなどから、売上高は20,247百万円(前期比5.0%増)、セグメント利益568百万円(同34.1%増)となった。中国成形関連事業では、前期まで比較的堅調であったICトレーの受注が失速したことなどから売上高は445百万円(同38.9%減)、セグメント利益は9百万円(同86.2%減)となった。アメリカ成形関連事業は、過去数年間に行ってきた設備投資により生産能力が大幅にアップしたことに加えて、需要サイドでも物流向けの需要が回復してきたことから売上高は5,927百万円(同65.0%増)と大きく改善した。設備投資による減価償却費負担があったものの、これを吸収してセグメント利益240百万円(前期は132百万円の損失)となり、収益性は大きく改善した。(3) 設備投資額と減価償却費2024年3月期の設備投資額(有形固定資産取得額)はメキシコ第二工場への投資が一巡したことから、キャッシュ・フローベースで2,733百万円(前期は4,122百万円)と大幅減となった。一方で減価償却費は2,233百万円(同1,893百万円)と大きく増加した。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) <SO> 2024/06/26 12:45 注目トピックス 日本株 天昇電 Research Memo(4):長い間に蓄積された技術力と顧客からの信頼が強み(2) *12:44JST 天昇電 Research Memo(4):長い間に蓄積された技術力と顧客からの信頼が強み(2) ■天昇電気工業<6776>の会社概要(2) 設計・解析・材料選定a) 最先端技術顧客のメリットを追求するため、製品の軽量化、生産の高効率化、リサイクル材料への転換など、最先端技術を用いて顧客ニーズに臨機応変に対応し、コストダウンも追求する。b) 設計CAE/CADを駆使した製品設計により、モックアップ評価、金型構造検討、機能検討など、無駄なく効率のよい生産と金型構造を考慮した設計提案を行う。c) 解析同社が自信を持っている技術の1つがCAE(Computer Aided Engineering)による解析技術だ。3次元CADで作成した製品モデルにより、コンピュータによる流動、冷却、収縮などの解析を行い、あらゆる角度から十分に検討を重ねたうえで試作段階に移行する。d) 材料選定同社は、鉄、非鉄金属材料から樹脂材料への切り替えの際、従来の機能や品質を低下させることなく、コストパフォーマンスに優れた最適形状を実現する樹脂材料の選定にも対応している。材料の解析から新規ポリマー開発、ポリマーアロイの検討など、材料と設計、あるいは生産ラインとリンクさせ、迅速な提案を実現している。(3) 樹脂溶着技術アセンブリー工数を大きく削減し、顧客へのコストダウンとリードタイム削減に大きく寄与する。a) 振動溶着溶着面を振動させ、摩擦熱で樹脂を溶融させて接合する方法である。b) 熱板溶着被溶着材の溶着面の間に熱板を挟み、適正な温度で溶着面を加熱し、圧着させて接合する方法である。(4) 特殊成形技術同社の成形技術が、製品設計のフレキシビリティを高める。現在では、光沢生地部品の成形技術を生かし、顧客の要望、ニーズに的確に応えている。同社が創業以来培ってきた成形技術は膨大なものであり、これこそが同社の最大の強みとも言える。以下はその一部である。a) E-Mold電熱を利用して数十秒以内に樹脂の溶融温度まで金型表面(加熱コアー)だけを加熱して、充填した後30秒以内に冷却させる超高温金型温度制御技術である。成形工程での外観の仕上がり向上により、通常成形後に行われていた塗装工程を省き、トータルコストの改善につながる。b) emCo電熱を利用して数十秒以内に金型表面を加熱して、充填後に電熱外周に水を通して冷却させる超高温金型温度制御技術である。c) Heat&Cool金型内部にスチーム(蒸気)を一定時間通して、一時的に金型温度を上昇させることにより、製品表面に発生するウエルド、フローマーク等の外観不良が改善される。シボ転写率の向上、成形残留応力歪の低減により製品のソリ成形が解消される。d) 3D ウエルドレスHeat&Cool一般のHeat&Coolでは平面もしくはそれに近い製品形状にしか対応できないが、同社の最新技術「3D ウエルドレスHeat&Cool」は立体的な形状にも対応していることから、立体的な高光沢、ウエルドレス成形が可能となる。今後の応用分野が期待される。e) AGI射出成形において樹脂の射出に引き続き窒素ガスを注入し、これで保圧することにより成形品の品質(ヒケ、ソリ等)の改善、形状の簡略化、偏肉設計による強度アップを図る。この方法を用いることで、新しいデザイン、コストダウンへの対応が可能となる。f) カウンタープレッシャー成形法金型内を加圧状態に保ち、表面の発泡を抑えて冷却固化することにより平滑な成形品が得られる。ヒケ、ソリが改善され、肉厚の成形品にも対応できる。また、型内圧力が低く比較的大型の成形品を得られる。(5) 製品評価・測定同社では、開発段階で試作品による寸法測定や各環境下での評価を実施しており、これにより顧客が十分に満足するものづくりを目指している。同社における特徴ある代表的な装置は以下のとおり。a) 3次元測定機ルビー・セラミック等の材質の球体プローブで、製品を点・線で測定し、立体を3次元的に観測できる測定機である。b) キセノンウエザーメーター太陽光・温度・湿度・降雨などの屋内外の条件を人工的に再現して退色・劣化を促進させることで、製品・材料の寿命を予測する装置である。c) 車両格納型大型恒温室実物大の車両(自動車)を格納できる実験装置で、温度・湿度などの環境変化に対する耐久性/信頼性の評価を行う。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) <SO> 2024/06/26 12:44 みんかぶニュース 個別・材料 セルシスが後場カイ気配、「CLIP STUDIO PAINT Ver.3.0」好調で上期業績予想を上方修正  セルシス<3663.T>が後場カイ気配でスタート。正午ごろ、第2四半期累計(1~6月)連結業績予想について、売上高を38億1600万円から40億2700万円(前年同期比5.3%減)へ、営業利益を6億6400万円から10億100万円(同37.3%増)へ、最終利益を2億5400万円から8億200万円(前年同期9200万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。  コンテンツ制作ソリューション事業で今年3月に提供を開始した「CLIP STUDIO PAINT」バージョン3.0の販売が好調に推移していることに加えて、サブスクリプション契約価格及び買い切り版の価格を改定したことにより収益性が向上したことが牽引。また、6月に開催している国内及び海外セールが計画を上回る見通しとなっていることも貢献する。更に、グループ全体の収支バランスを意識した開発投資の効率化や、コスト見直し施策の実施も寄与する。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/26 12:43 注目トピックス 日本株 天昇電 Research Memo(3):長い間に蓄積された技術力と顧客からの信頼が強み(1) *12:43JST 天昇電 Research Memo(3):長い間に蓄積された技術力と顧客からの信頼が強み(1) ■会社概要c) 家電・OA機器家電メーカーからの依頼により、主に液晶テレビや照明器具などの筐体や各種OA機器・精密機器・医療機器等の機構部品、機能部品を製造している。毎日目にするもの・毎日手にするものだからこそ、美しい外観と高品質を常に意識している。機能とデザイン性の両立が求められる家電製品の世界では部品においても高い外観品質と精度が要求されるが、天昇電気工業<6776>では多様な金型技術・成形技術を駆使することに加え、アセンブリー、塗装までも一貫して行うことが可能で、顧客の高度な要望に応えられる体制を整えている。金型温度を瞬時に上昇・下降させて成形する技術は、ウエルドやフローマーク等の外観不良を改善できると同時に、金型への樹脂の転写性能を向上することで高光沢やシボデザインの製品をより丁寧に仕上げ、塗装を施さなくとも美しい外観を作り上げることができる。これらの成形技術に「射出圧縮成形」「ガスアシスト成形」といった特殊な成形方法を組み合わせることで、ヒケやソリといった不具合も軽減し、高い外観品質の維持を可能にしている。d) OA部品オフィス機器メーカーからの依頼により、外装品や機能部品の設計、成形、華飾、組立等のサポートを行っている。家電で培った外観を美しく仕上げる技術を生かし、オフィスの様々なシーンで同社製品が使われている。具体例としては、人間工学に基づき座り心地を追求した高級オフィスチェアがある。椅子の背もたれは、異材質成形技術を用いて硬い材質を骨格に柔らかい材質で被覆し、人間工学の理想を具現化することを可能にした。また、高い透明性が重視されるLED照明機器のレンズも挙げられる。成形技術のみならず経験から養われる熟練の目と徹底した品質管理体制から、高い透明性を持つ製品を生み出すことを可能にした。(3) 特色と強みa) 長い間に培われた技術力と顧客からの信頼同社は創業当初からプラスチック製品の製造を手掛けており、この間に培われた技術力は高い。さらに単に最終製品を製造するための設備だけでなく、様々な設備を保有しており、これらのコンビネーションにより多くの顧客の多様なニーズに応えることができる。そのため顧客からの信頼の獲得につながり、新製品の企画段階から同社に声がかかることも多い。b) 最先端技術と様々な生産設備同社は単に製品を製造する射出成形機だけでなく、様々な設備を持っている。例えば、金型製作/設計設備、フィルム華飾設備、試作設備、印刷/ホットスタンプ設備、塗装設備、組立設備、測定/試験設備等があり、これにコンピュータを駆使した最先端の技術を組み合わせることで、常に顧客へ最良の提案ができる体制を築いている。c) 特殊技術同社は、顧客からの多様なニーズに応えられるよう、特殊技術も有している。主な特殊技術は以下のとおり。i) ウエルドレス/光沢成形技術:特殊金型、成形技術を用いて塗装レスを実現し、漆器のような光沢を出すii) 特殊印刷(炭素繊維品塗装):独自の技術を使って炭素繊維(カーボン)への特殊塗装を行うiii) フィルム華飾:真空・圧空技術によって製品へフィルムを貼り付け転写し、手触りの感触も表現できる(4) 競合射出成形製品の市場には多くのメーカーが存在する。しかし同社が手掛ける製品の多くは、価格が決め手となる汎用品ではなく、同社が企画段階から参画してそれぞれのユーザー向けに設計された製品が多い。したがって同社と真正面から競合する企業は少ないが、同社は射出成形製品だけではなく幅広い分野への参入を視野に入れている。4. 主要な技術(1) 表面華飾(加飾)技術a) 3次元表面華飾技術(TOM)真空/圧空技術により製品へフィルムを貼付・転写する。これにより、デザインだけでなく、手触りの感触も表現できる。b) 水圧転写水溶性フィルムを使用し、水圧により絵柄を転写する技術で、素材を生かしたデザインを表現できる。c) 塗装技術独自の塗装技術を駆使し、高光沢・高輝度塗装をはじめ、炭素繊維(カーボン)製品への特殊な塗装も手掛けている。主に自動車部品の塗装に用いる。今後、自動車のEV化が進むとさらに軽量化が要求され、プラスチック部品の需要が一段と高まると期待される。d) 印刷/転写技術スクリーン印刷、パッド印刷、ホットスタンプなど、様々な印刷/転写技術を保有している。平面や凹凸面といった形状に合わせることができるため、小さなものから大きなものまで多機種にわたって提案できる。フィルム華飾とのコラボレーションも可能であり、スマートフォンのケースなど、様々な分野での応用が期待される。e) 漆器の光沢技術特殊金型、成形技術を用いて、塗装レスを実現し、漆器のような光沢感を表現できる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) <SO> 2024/06/26 12:43 注目トピックス 日本株 天昇電 Research Memo(2):老舗のプラスチック成形品メーカー *12:42JST 天昇電 Research Memo(2):老舗のプラスチック成形品メーカー ■会社概要1. 会社概要天昇電気工業<6776>は、1936年(昭和11年)に創業した歴史ある合成樹脂(プラスチック)成形品メーカーである。ラジオのキャビネットを木製からプラスチック化したのは同社が初めてである。その後も長い歴史のなかで、様々な合成樹脂の成形加工を手掛けてきた。その間に培われた技術力をベースに、金型事業、塗装などの加工工程へも事業領域を広げ、生産においても国内のみならず海外生産へも進出している。現在では自動車部品、家電・OA機器や機構部品、さらに大型コンテナや医療廃棄物専用容器など多分野へ展開している。2. 沿革同社の創業は1936年に遡る。以降は一貫してプラスチックの成形加工を事業として行ってきた。すなわち、プラスチック加工の老舗であり名門でもあると言える。株式については、1961年に東京証券取引所(以下、東証)第2部に上場し、現在は東証スタンダード市場に上場している。これまでに幾多の主要株主の変遷があったが、現在はプラスチックコンテナやパレットの大手メーカーである三甲(株)の関連会社が筆頭株主(2024年3月末現在33.5%保有)、三井物産<8031>が第2位(同13.8%)となっている。なお、三井物産の出身である石川忠彦(いしかわただひこ)氏が長い間同社を率いてきたが、2024年6月からは三井化学<4183>出身の藤本健介(ふじもとけんすけ)氏が代表取締役社長となる予定だ。3. 事業内容(1) 事業領域と生産類型分類主力事業は、各種プラスチック製品や部品の製造・販売である。プラスチックの加工にはいくつかの方法があるが、同社は射出成形によって製品を製造している。単に最終製品の製造だけでなく、開発当初から顧客と共同で製品設計、金型設計・製造、成形、塗装、印刷、検査、納品と一貫して行う場合もある。同社の事業を事業領域で分類すると、「受託生産」「共同開発」「自社ブランド」の3領域に分けられ、さらに生産類型では以下の4つに分けられる。a) 成形事業(受託生産)自動車・家電・OA機器などを顧客から生産委託を受けて各種部品等を製造する。微細な顧客の要望に応えるため、同社の「顧客本位・品質重視」の姿勢と、強度や美しさなどを生み出す幅広い技術を掛け合わせて事業を遂行している。b) 成形事業(共同開発)顧客の商品企画・開発力と同社の商品企画・開発力を持ち寄って共同開発を行っている。同事業は、結果を掛け算にまで高めることを目的としており、得意分野を的確に見定める“企業力”が問われる分野であると言う。芳香剤自動拡散器、樹脂製把手などユニークな製品実績が多数ある。c) 金型事業(受託生産)顧客からの委託を受けて金型を製造する事業である。金型製造のための最先端設備と金型を知り尽くした同社の高度な加工技術で、スピーディかつハイクオリティな金型供給を実現している。d) 最終製品事業(自社ブランド)自社ブランド製品を同社が独自に開発する事業である。生産品のストック&フローに不可欠なプラスチックコンテナから、医療廃棄物専用容器、集中豪雨の被害から生活を守る雨水貯留槽まで、多種多様なオリジナル製品が上市している。「プラスチックという材料の特性を最大限に生かしきる」という同社の最高品質へのこだわりが、ベストセラーを生み、生産の現場や医療の最前線で使用されていると言う。(2) 主要製品と主な向け先決算短信で公表されているセグメントは「日本成形関連事業」「中国成形関連事業」「アメリカ成形関連事業」「不動産関連事業」に分けられており、売上高比率(2024年3月期)は、日本成形関連事業75.3%、中国成形関連事業1.7%、アメリカ成形関連事業22.0%、不動産関連事業1.1%となっている。セグメント名となっている日本、中国、アメリカは国別販売地域で分けられており、製品別ではない。不動産関連事業については、神奈川県相模原市の土地・建物及び福島県二本松市の土地を賃貸する事業で、毎期安定した収益を上げている。なお、2021年7月に子会社化した竜舞プラスチック(株)は「日本成形関連事業」に含まれる。正式に開示されている数値ではないが、同社によれば不動産関連事業を除いた近年の成形関連事業の主な向け先(概算値)は、自動車関連が約55%、オリジナル(自社)製品が約25%、家電・OA機器が約20%としている。製品は国内5工場(福島、矢吹、群馬、埼玉、三重)、国内子会社1工場、海外2工場(中国、メキシコ)で製造されている。a) 自動車関連各種内外装品、エンジンルーム用部品、ダッシュボードなど様々な製品を製造・販売している。主要な大手自動車メーカーとはすべて取引があるが、特定のグループには属していない。また部品メーカーでもTier1(最終製品メーカーへ製品の重要な部品などを直接供給する企業)、Tier2(Tier1へ納品する企業)の多くの部品メーカーと取引がある。自動車向けでは、製品設計~金型製作~成形~塗装~各種組立まで同社のネットワークを活用して最適地生産を行い、技術力と総合力で顧客の多種多様なニーズに応えている。近年注力しているのが、華飾分野におけるカーボン塗装技術だ。同社の経験・ノウハウを生かした同技術は、自動車のみに特化せず多分野に展開することが可能である。b) オリジナル製品同社が独自に開発した商品で、各種製品類の搬送用に使われるテンバコ(多目的通い箱)、テンタル(樽型容器)、ミッペール(医療廃棄物専用容器)、雨水貯留浸透資材、テンサートラック(導電性プリント基板収納ラック)などがある。オリジナル製品の利益率は高い。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) <SO> 2024/06/26 12:42 注目トピックス 日本株 天昇電 Research Memo(1):2024年3月期は、減価償却費増を吸収して前期比75.7%の営業増益 *12:41JST 天昇電 Research Memo(1):2024年3月期は、減価償却費増を吸収して前期比75.7%の営業増益 ■要約天昇電気工業<6776>は、1936年(昭和11年)に創業した歴史のある合成樹脂(プラスチック)成形品メーカーである。長い歴史のなかで培われた技術力は高く、顧客との信頼関係も厚い。製品の向け先は幅広い業種に及んでいるが、近年は自動車向けの比率が約55%と高い。今後は、内需向けの製品を拡充する一方で、北米でも事業拡大を進めていく。同社は長い間、業績低迷に苦しんでいたが2017年3月期に復配(年間3.0円)した。2024年3月期は、営業利益が前期比で大幅増となったことから、年間配当を5.0円に増配した。業績の回復に伴い、財務体質も改善しつつある。1. 2024年3月期の業績2024年3月期の連結業績は、売上高26,905百万円(前期比12.6%増)、営業利益1,062百万円(同75.7%増)、経常利益1,322百万円(同75.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益948百万円(同55.0%増)となった。国内では、主たる向け先である自動車メーカーの生産・販売が回復したことに加え、米国では設備増設の効果もあり、非自動車製品の需要が増加した。中国では前期まで好調であったICトレーなどが減速したが、国内・米国が好調であったことから連結売上高は大幅増収となった。過去数年間で、米国子会社での設備増設に加えて、金型を中心に設備投資を積極的に行ったことから減価償却費が前期比340百万円増加したが、これを吸収して営業利益は大幅増益となった。この結果、償却前営業利益(営業利益+減価償却費)は前期比32.0%増となり、キャッシュ・フローも改善した。2. 2025年3月期の見通し2025年3月期の連結業績は、売上高30,000百万円(前期比11.5%増)、営業利益1,400百万円(同31.7%増)、経常利益1,400百万円(同5.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益900百万円(同5.2%減)と予想している。自動車生産がさらに回復すると見ていること、米国での増設の効果がさらに寄与することなどから、同11.5%の増収を見込んでいる。営業利益については減価償却費は前期と同水準になると推測されるものの、これを吸収して同31.7%の増益を見込んでいる。経常利益については、為替差益を見込んでいないことから増益幅は小さくなる。親会社株主に帰属する当期純利益は、2024年3月期に発生した補償金や補助金などが剥落することから減益を予想している。業績の回復だけでなく、財務基盤も着実に改善している点は大いに注目する必要があるだろう。3. 中長期の成長戦略現在は売上高の約55%が自動車向けとなっているが、今後は雨水貯留浸透槽などの内需型製品の売上高を伸ばすなどして自動車向け比率を35%程度とすることで成長を図る。地域別では、米国での事業をさらに拡大することも目指しているが、既に米国での大型設備投資は2024年3月期からこの投資の回収期に入っている。同社では自動車向けを増やすと同時に非自動車の比率を伸ばすことで自動車向け比率を下げる計画だ。容易ではないが徐々に進んでおり、これが達成できれば、同社の体質は大きく変わるだろう。ここ数年で財務体質も改善されてきていることから定量的な数値とともに同社の事業体質がどう変わっていくのか、今後に注目したい。■Key Points・プラスチック成形品の老舗メーカー。技術力が高く顧客からの信頼は厚い・2024年3月期は大幅営業増益。2025年3月期も前期比31.7%の営業増益を目指す・今後は内需型製品及び海外事業の拡大で収益基盤の安定化を図る(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) <SO> 2024/06/26 12:41 みんかぶニュース 個別・材料 三東工業が3日ぶり反発、24年6月期配当予想を増額修正  三東工業社<1788.T>が大幅高で3日ぶりに反発している。25日の取引終了後、24年6月期の配当予想を期末一括70円から100円(前期90円)へ増額修正したことが好感されている。普通配当70円に70周年記念配当30円を実施する。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/26 12:37 みんかぶニュース 個別・材料 東洋証券が続騰、定時株主総会前に桑原社長の退任発表で思惑視  東洋証券<8614.T>が続騰し、400円台に乗せた。同社は26日午前9時55分、桑原理哲社長が退任すると発表した。同日午前10時開催予定の定時株主総会の議決権事前行使状況により、「株主の十分な信任が得られていないと受け止めざるを得ない」と判断したため。これに先立ち、同日午前9時に同社は取締役の選任に関する議案の内容を変更し、桑原社長を取締役候補から外して7人の選任を諮る形とした。同社を巡ってはBe Brave(東京都港区)やUGSアセットマネジメント(同)が重要提案行為などを視野に株式の買い増しを進めてきた経緯がある。アクティビスト側と協調して株主価値の向上に向けた取り組みを加速させるとの思惑が広がり、買いが集まったようだ。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/26 12:34 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 06月26日 12時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (3042) セキュアヴェイル 東証グロース     [ 割高 ] (4592) サンバイオ    東証グロース     [ 分析中 ] (198A) PostPrime 東証グロース     [ 分析中 ] (189A) D&Mカンパニー 東証グロース     [ 分析中 ] (176A) レジル      東証グロース     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (198A) PostPrime 東証グロース     [ 分析中 ] (7083) AHCグループ  東証グロース     [ 分析中 ] (7997) くろがね工作所  東証スタンダード   [ 割高 ] (5595) QPS研究所   東証グロース     [ 分析中 ] (6525) コクサイエレ   東証プライム     [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2024/06/26 12:32 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で横ばい圏推移  後場寄り付き直後の東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比550円高前後と前場終値と比較して横ばい圏で推移している。外国為替市場では1ドル=159円80銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/26 12:31 注目トピックス 日本株 AIAIグループ---保育所等訪問支援サービスの確立に向けて、タイミーと協力 *12:31JST AIAIグループ---保育所等訪問支援サービスの確立に向けて、タイミーと協力 AIAIグループ<6557>は25日、保育所等訪問支援サービスの確立に向けて、タイミーと協力していくことを発表。タイミーは、スキマバイトサービス「タイミー」を運営しており、日本全国でワーカー登録者を有している。保育所等訪問支援サービスは、子会社のAIAI Child Careが運営するAIAI VISITが、発達に障害を抱えている子どもや保育園等の集団生活が困難な子どもを対象に、子どもが通う保育園に職員が出張して通所の場合と同じ療育プログラムを提供している。保育士のほか、理学療法士、作業療法士及び言語聴覚士の有資格者が子ども一人一人に向き合って、集団生活に馴染めるようにプログラムを提供している。同社は、潜在資格者が、隙間時間を活用して専門知識を発揮できる機会を創出しつつ、子供に質の高い療育支援を提供するため、タイミーと協力し多様な働き方をサポートしていく。 <SI> 2024/06/26 12:31 注目トピックス 日本株 加藤製作所---環境に配慮したエンジンを新搭載50t吊り新型ラフテレーンクレーン「SL-500Rfスリー」新登場 *12:26JST 加藤製作所---環境に配慮したエンジンを新搭載50t吊り新型ラフテレーンクレーン「SL-500Rfスリー」新登場 加藤製作所<6390>は18日、50t吊りラフテレーンクレーン「SL-500Rfスリー」の販売を開始したと発表。同製品は前身であるSL-500Rf2(※「2」はローマ数字)の各種性能を継承し、高いクレーン性能、ジブ仕様、作業の効率と快適性、安全性向上を実現。4月に販売開始した「SL-600Rf3(※「3」はローマ数字)」につづく最新の排出ガス規制に適合した新エンジンを搭載している。さらに、新エンジンを搭載以外の環境への配慮として、国土交通省「低騒音型建設機械」の指定を取得、国土交通省「2020年燃費基準達成建設機械」の認定を申請中、ECOスイッチ搭載でクレーン作業燃費向上、オートミニマムコントロールでクレーン作業燃費向上があるとしている。また、5段高剛性スーパーブーム、2段SLジブ、無線式吊荷監視カメラ用電源供給システム、補巻のラインプル性能5.6tといった特長がある。安全機能については坂道発進補助装置を標準装備し、ニーズに合わせてクリアランスソナーシステム、KATOセーフティビューシステムを選択できる。 <SO> 2024/06/26 12:26 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅に3日続伸、東エレクが1銘柄で約107円分押し上げ *12:25JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅に3日続伸、東エレクが1銘柄で約107円分押し上げ 26日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり153銘柄、値下がり68銘柄、変わらず4銘柄となった。日経平均は大幅高で3日続伸。前日比553.24円高(+1.41%)の39726.39円(出来高概算7億1000万株)で前場の取引を終えている。25日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は299.05ドル安(-0.76%)の39112.16、ナスダック指数は220.84ポイント高(+1.26%)の17717.65、S&P500は21.43ポイント高(+0.39%)の5469.30で取引を終了した。寄り付きはまちまち。6月消費者信頼感指数の低下を受けた景気の先行きへの警戒感や、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が相次いで利下げに慎重姿勢を見せたことが相場の重しとなった。半導体エヌビディアの反発は投資家心理を支え、半導体やAI銘柄にも買いが入りナスダックは上昇。エヌビディアは直近高値から10%超下落し、調整局面入りとなっていたが、値ごろ感もあったもよう。ナスダック上昇やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比1.78%上昇したことなどから、東京市場はハイテク株中心に買い優勢で取引を開始。日経平均は値がさ半導体株に引っ張られ、39700円台まで上げ幅を拡大。取引時間中としては4月12日以来の水準まで上昇し、前場高値引けとなった。なお、プライム市場の売買代金は1.9兆円台に留まった。日経平均採用銘柄では、27年3月期を最終年度とする新中期経営計画を発表したアドバンテスト<6857>が大幅高となったほか、人員削減報道があった住友ファーマ<4506>が買われた。また、前日下落した東京エレクトロン<8035>、スクリーンHD<7735>など半導体関連の一角が上昇。大成建設<1801>、大林組<1802>は一部証券会社のレポートが材料視されて買われた。このほか、三越伊勢丹<3099>、レゾナック<4004>が上昇。一方、前日上昇の反動からトヨタ自<7203>、マツダ<7261>など自動車関連がさえないほか、資源価格がさえないことからENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>が売られた。また、国内証券会社のレポートで「短期はボックス圏」と指摘されたことから、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運セクターもややさえない。業種別では、電気機器、医薬品、精密機器、サービス業、非鉄金属などが上昇した一方、石油・石炭製品、水産・農林業、鉄鋼、海運業、輸送用機器などが下落した。値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約107円押し上げた。同2位はアドバンテスト<6857>となり、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、第一三共<4568>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップはKDDI<9433>となり1銘柄で日経平均を約7円押し下げた。同2位はトヨタ<7203>となり、三菱商<8058>、ニトリHD<9843>、ソシオネクスト<6526>、豊田通商<8015>、スズキ<7269>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価    39726.39(+553.24)値上がり銘柄数   153(寄与度+584.85)値下がり銘柄数   68(寄与度-31.61)変わらず銘柄数    4○値上がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<8035> 東エレク       35500  1100 107.88<6857> アドバンテ      6200   386 100.95<9983> ファーストリテ    41500   610  59.82<6762> TDK        9858   298  29.23<9984> ソフトバンクG    10080   142  27.85<6098> リクルートHD     8466   158  15.50<4568> 第一三共       5707   149  14.61<6954> ファナック      4410    87  14.22<4063> 信越化        6204    79  12.91<6146> ディスコ       61460  1760  11.51<9766> コナミG       11575   340  11.11<4519> 中外製薬       5746   109  10.69<4543> テルモ        2634    34  8.89<6758> ソニーG       13360   190  6.21<4578> 大塚HD        6743   155  5.07<6971> 京セラ        1897    19  4.97<6920> レーザーテック    35620   360  4.71<7741> HOYA       19090   285  4.66<7735> SCREEN     15310   350  4.58<6594> ニデック       7463   172  4.50○値下がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<9433> KDDI       4223   -37  -7.26<7203> トヨタ自動車     3279   -17  -2.78<8058> 三菱商事       3141   -24  -2.35<9843> ニトリHD       17110  -135  -2.21<6526> ソシオネクスト    3811   -60  -1.96<8015> 豊田通商       9478   -60  -1.96<7269> スズキ        1815  -8.5  -1.11<5019> 出光興産       1040   -12  -0.78<6326> クボタ        2273   -22  -0.72<6473> ジェイテクト     1111   -20  -0.65<7974> 任天堂        8613   -19  -0.62<9434> ソフトバンク     1962  -18.5  -0.60<1928> 積水ハウス      3508   -18  -0.59<2282> 日本ハム       4877   -31  -0.51<9301> 三菱倉庫       5347   -28  -0.46<9101> 日本郵船       4607   -42  -0.41<5332> TOTO       3879   -24  -0.39<8267> イオン        3454   -12  -0.39<4502> 武田薬品工業     4165   -11  -0.36<6301> 小松製作所      4634   -10  -0.33 <CS> 2024/06/26 12:25 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株がけん引し4月以来の39700円台まで上昇 *12:23JST 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株がけん引し4月以来の39700円台まで上昇 26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は大幅高で3日続伸、半導体株がけん引し4月以来の39700円台まで上昇・ドル・円は小じっかり、160円を目指す展開・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857>■日経平均は大幅高で3日続伸、半導体株がけん引し4月以来の39700円台まで上昇日経平均は大幅高で3日続伸。前日比553.24円高(+1.41%)の39726.39円(出来高概算7億1000万株)で前場の取引を終えている。25日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は299.05ドル安(-0.76%)の39112.16、ナスダック指数は220.84ポイント高(+1.26%)の17717.65、S&P500は21.43ポイント高(+0.39%)の5469.30で取引を終了した。寄り付きはまちまち。6月消費者信頼感指数の低下を受けた景気の先行きへの警戒感や、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が相次いで利下げに慎重姿勢を見せたことが相場の重しとなった。半導体エヌビディアの反発は投資家心理を支え、半導体やAI銘柄にも買いが入りナスダックは上昇。エヌビディアは直近高値から10%超下落し、調整局面入りとなっていたが、値ごろ感もあったもよう。ナスダック上昇やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比1.78%上昇したことなどから、東京市場はハイテク株中心に買い優勢で取引を開始。日経平均は値がさ半導体株に引っ張られ、39700円台まで上げ幅を拡大。取引時間中としては4月12日以来の水準まで上昇し、前場高値引けとなった。なお、プライム市場の売買代金は1.9兆円台に留まった。日経平均採用銘柄では、27年3月期を最終年度とする新中期経営計画を発表したアドバンテスト<6857>が大幅高となったほか、人員削減報道があった住友ファーマ<4506>が買われた。また、前日下落した東京エレクトロン<8035>、スクリーンHD<7735>など半導体関連の一角が上昇。大成建設<1801>、大林組<1802>は一部証券会社のレポートが材料視されて買われた。このほか、三越伊勢丹<3099>、レゾナック<4004>が上昇。一方、前日上昇の反動からトヨタ自<7203>、マツダ<7261>など自動車関連がさえないほか、資源価格がさえないことからENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>が売られた。また、国内証券会社のレポートで「短期はボックス圏」と指摘されたことから、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運セクターもややさえない。業種別では、電気機器、医薬品、精密機器、サービス業、非鉄金属などが上昇した一方、石油・石炭製品、水産・農林業、鉄鋼、海運業、輸送用機器などが下落した。為替は10時過ぎに1ドル159円80銭台と円安ドル高が進む場面が見られた。実需筋の円売り需要が強まったとの観測だが、ランチタイムも159円70銭台で推移している。4月29日以来の160円台が目前に迫っていることから、輸出関連銘柄の追い風となっている。日本株買いの主体が見えにくい状況ではあるが、JPX総研による「TOPIX改革第二弾」を材料視した買いとの声はある。前場のプライム市場の売買代金が2兆円にも届いていない一方、TOPIXコア30銘柄がやや買われていることから外国人投資家の可能性はあろう。仮に外国人投資家であれば、日経平均は直近上値の39400円水準を上回ったことも影響し、後場一段高の地合いも期待できよう。■ドル・円は小じっかり、160円を目指す展開26日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、159円61銭から159円90銭まで値を上げた。米10年債利回りの上昇でドル買いに振れ、160円を目指す展開に変わりはない。一方、豪インフレ高止まりを受け、豪ドルは対主要通貨で強含んでいる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は159円61銭から159円90銭、ユーロ・円は170円95銭から171円34銭、ユーロ・ドルは1.0706ドルから1.0718ドル。■後場のチェック銘柄・Chordia Therapeutics<190A>、WOLVES HAND<194A>など、7銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857>■経済指標・要人発言【経済指標】・豪・5月消費者物価指数:前年比+4.0%(予想:+3.8%、4月:+3.6%)【要人発言】・ケント豪準備銀行総裁補「インフレ抑制に必要なら追加引き締めも排除しない」「緩和を急ぐ必要はない。インフレ上振れリスクを警戒する必要」「金利は中立金利の推計値を明らかに上回っている」<国内>・特になし<海外>・米FRBが年次銀行ストレステストの結果公表 <CS> 2024/06/26 12:23 みんかぶニュース 市況・概況 「レアメタル」が13位、南鳥島周辺に2億トン以上のマンガン団塊<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10 1 データセンター 2 半導体 3 人工知能 4 グローバルニッチ 5 TOPIXコア30 6 生成AI 7 ペロブスカイト太陽電池 8 防衛 9 JPX日経400 10 サイバーセキュリティ  みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「レアメタル」が13位となっている。  東京大学大学院工学系研究科と日本財団が21日、南鳥島周辺でレアメタル(希少金属)を豊富に含むマンガン団塊が高密度で広範囲に分布する有望海域を特定したと発表した。資源量は2億3000万トン以上と推計。採取したマンガン団塊の分析から、コバルトは国内消費量の約75年分以上、ニッケルは約11年分以上に相当するという。  この発表が複数のメディアで取り上げられたことから、株式市場でも関心が高まり、レアメタルが投資テーマとして浮上している。南鳥島周辺での資源開発を巡っては、政府が4月に決定した「海洋開発等重点戦略」で取り組みを後押ししていく方針が示されている。日揮ホールディングス<1963.T>などのエンジニアリング会社をはじめ、海洋エネルギーの生産設備を手掛ける三井海洋開発<6269.T>、ボーリングマシン大手の鉱研工業<6297.T>といった関連銘柄は中長期で要マークとなる。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/26 12:20 後場の投資戦略 半導体株がけん引し4月以来の39700円台まで上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;39726.39;+553.24TOPIX;2805.13;+17.76[後場の投資戦略] 為替は10時過ぎに1ドル159円80銭台と円安ドル高が進む場面が見られた。実需筋の円売り需要が強まったとの観測だが、ランチタイムも159円70銭台で推移している。4月29日以来の160円台が目前に迫っていることから、輸出関連銘柄の追い風となっている。 日本株買いの主体が見えにくい状況ではあるが、JPX総研による「TOPIX改革第二弾」を材料視した買いとの声はある。前場のプライム市場の売買代金が2兆円にも届いていない一方、TOPIXコア30銘柄がやや買われていることから外国人投資家の可能性はあろう。仮に外国人投資家であれば、日経平均は直近上値の39400円水準を上回ったことも影響し、後場一段高の地合いも期待できよう。 <AK> 2024/06/26 12:17 ランチタイムコメント 日経平均は大幅高で3日続伸、半導体株がけん引し4月以来の39700円台まで上昇 *12:12JST 日経平均は大幅高で3日続伸、半導体株がけん引し4月以来の39700円台まで上昇  日経平均は大幅高で3日続伸。前日比553.24円高(+1.41%)の39726.39円(出来高概算7億1000万株)で前場の取引を終えている。 25日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は299.05ドル安(-0.76%)の39112.16、ナスダック指数は220.84ポイント高(+1.26%)の17717.65、S&P500は21.43ポイント高(+0.39%)の5469.30で取引を終了した。寄り付きはまちまち。6月消費者信頼感指数の低下を受けた景気の先行きへの警戒感や、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が相次いで利下げに慎重姿勢を見せたことが相場の重しとなった。半導体エヌビディアの反発は投資家心理を支え、半導体やAI銘柄にも買いが入りナスダックは上昇。エヌビディアは直近高値から10%超下落し、調整局面入りとなっていたが、値ごろ感もあったもよう。 ナスダック上昇やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比1.78%上昇したことなどから、東京市場はハイテク株中心に買い優勢で取引を開始。日経平均は値がさ半導体株に引っ張られ、39700円台まで上げ幅を拡大。取引時間中としては4月12日以来の水準まで上昇し、前場高値引けとなった。なお、プライム市場の売買代金は1.9兆円台に留まった。 日経平均採用銘柄では、27年3月期を最終年度とする新中期経営計画を発表したアドバンテスト<6857>が大幅高となったほか、人員削減報道があった住友ファーマ<4506>が買われた。また、前日下落した東京エレクトロン<8035>、スクリーンHD<7735>など半導体関連の一角が上昇。大成建設<1801>、大林組<1802>は一部証券会社のレポートが材料視されて買われた。このほか、三越伊勢丹<3099>、レゾナック<4004>が上昇。 一方、前日上昇の反動からトヨタ自<7203>、マツダ<7261>など自動車関連がさえないほか、資源価格がさえないことからENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>が売られた。また、国内証券会社のレポートで「短期はボックス圏」と指摘されたことから、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運セクターもややさえない。 業種別では、電気機器、医薬品、精密機器、サービス業、非鉄金属などが上昇した一方、石油・石炭製品、水産・農林業、鉄鋼、海運業、輸送用機器などが下落した。 為替は10時過ぎに1ドル159円80銭台と円安ドル高が進む場面が見られた。実需筋の円売り需要が強まったとの観測だが、ランチタイムも159円70銭台で推移している。4月29日以来の160円台が目前に迫っていることから、輸出関連銘柄の追い風となっている。 日本株買いの主体が見えにくい状況ではあるが、JPX総研による「TOPIX改革第二弾」を材料視した買いとの声はある。前場のプライム市場の売買代金が2兆円にも届いていない一方、TOPIXコア30銘柄がやや買われていることから外国人投資家の可能性はあろう。仮に外国人投資家であれば、日経平均は直近上値の39400円水準を上回ったことも影響し、後場一段高の地合いも期待できよう。 <AK> 2024/06/26 12:12 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小じっかり、160円を目指す展開 *12:01JST 東京為替:ドル・円は小じっかり、160円を目指す展開 26日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、159円61銭から159円90銭まで値を上げた。米10年債利回りの上昇でドル買いに振れ、160円を目指す展開に変わりはない。一方、豪インフレ高止まりを受け、豪ドルは対主要通貨で強含んでいる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は159円61銭から159円90銭、ユーロ・円は170円95銭から171円34銭、ユーロ・ドルは1.0706ドルから1.0718ドル。【要人発言】・ケント豪準備銀行総裁補「インフレ抑制に必要なら追加引き締めも排除しない」「緩和を急ぐ必要はない。インフレ上振れリスクを警戒する必要」「金利は中立金利の推計値を明らかに上回っている」【経済指標】・豪・5月消費者物価指数:前年比+4.0%(予想:+3.8%、4月:+3.6%) <TY> 2024/06/26 12:01 個別銘柄テクニカルショット テラスカイ---近々にも上方シグナルを発生へ *12:00JST <3915> テラスカイ 2035 +24 4月18日に付けた2238円をピークに調整を継続していたが、75日、200日線が塩路線として機能する形からのリバウンドにより、25日線を上放れてきている。一目均衡表では雲の中での推移が続いていたが、直近で雲上限のほか、転換線、基準線を上回って推移をみせている。遅行スパンは実線と交錯しており、近々にも上方シグナルを発生させてきそうだ。 <FA> 2024/06/26 12:00 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(前引け)=続急伸、先物主導で前場高値引け  26日前引けの日経平均株価は前営業日比553円24銭高の3万9726円39銭と続急伸。前場のプライム市場の売買高概算は7億1128万株、売買代金概算は1兆9299億円。値上がり銘柄数は1037、対して値下がり銘柄数は537、変わらずは71銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は買い優勢で始まった後、朝方はプラス圏でもみ合ったが、前場中盤を境に先物主導で日経平均は急速に上値を伸ばす展開となった。日経平均は550円強の上昇で3万9700円台まで水準を切り上げ、前場は高値引けとなっている。前日の米国株市場でエヌビディア<NVDA>をはじめ半導体関連株が大きく買い戻されたことを受け、東京市場でもその流れに乗る形でリスクオンに染まった。ハイテク株のほか、医薬品などのディフェンシブストックや銀行株なども買いを集め、外需・内需を問わず物色が広がった  個別では売買代金トップのディスコ<6146.T>が大幅高に買われたほか、売買代金2位のレーザーテック<6920.T>、同3位のアドバンテスト<6857.T>、同5位の東京エレクトロン<8035.T>など時価総額上位の半導体主力銘柄に物色の矛先が向いた。ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調、ソニーグループ<6758.T>もしっかり。住友ファーマ<4506.T>が商いを膨らませ急騰、サワイグループホールディングス<4887.T>も値を飛ばした。半面、トヨタ自動車<7203.T>が冴えず、ソシオネクスト<6526.T>も売り物に押された。三菱商事<8058.T>も軟調な値動き。ブックオフグループホールディングス<9278.T>が急落となり、スギホールディングス<7649.T>も大幅安。アイモバイル<6535.T>の下げも目立つ。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/26 11:51 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」3位にくろ工  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の26日午前11時現在で、くろがね工作所<7997.T>が「売り予想数上昇」で3位となっている。  この日の東京株式市場で、くろ工は続落している。東京証券取引所が26日から同社株について信用取引規制を実施すると発表した。これによって個人投資家からの資金流入が細るとの見方から売られており、売り予想数の上昇につながったようだ。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/26 11:47 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):住友ファーマ、サワイグループHD、ポストプライムなど *11:42JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):住友ファーマ、サワイグループHD、ポストプライムなど スギHD<7649>:2195円(-185.5円)大幅反落。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は86億円で前年同期比10.6%増となったが、市場コンセンサスは5億円強下振れのもよう。足元の月次動向が好調推移であったことから、想定以上の収益伸び悩みをネガティブに捉える動きが先行。調剤を中心に医療事務スタッフの採用を強化し、薬剤師の業務負担軽減を図っているが、対応に遅れが生じており、採用強化と残業代増加で人件費が計画比を上振れているようだ。住友ファーマ<4506>:392円(+35円)大幅続伸。新社長のインタビュー報道が伝わっており、材料視されるかたちになっているもよう。今年度内にも国内での人員削減を実施することを検討しているとのコメントが伝わっている。業績回復に向けては、早期退職の募集を含めたさらなる対策を取らざるを得ないとの見方のようだ。米国では24年3月までの1年間で社員を2200人から1200人まで減らしており、従業員約3千人の日本では、規模として数百人程度とみられるようだ。サワイグループHD<4887>:6364円(+499円)大幅続伸。発行済み株式数の15.8%に当たる690万株、330億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は7月1日から25年3月31日まで。取得した自己株式は25年4月30日にすべてを消却するとしている。中計におけるキャッシュ・フロー配分の考え方に基づき、資本効率向上と株主還元策の一環として行うとしている。高水準の自社株買いによる当面の需給下支え効果などが期待される展開に。藤田観<9722>:9270円(+210円)大幅続伸。M&Aニュース専門メディアの報道以降、株価の上値追い基調が続く形になっている。DOWAHDが保有する同社株を売却する可能性、売却先候補は3Dインベストメントなどと17日に報じられている。さらに、本日は一部報道で、「椿山荘」の含み益が狙いかなどと伝わっており、一段の上値追い材料となる形に。国土交通省が発表している地価公示価格を基にすると、椿山荘の価値は土地だけで約500億円になるとされているもよう。GMO-AP<4784>:427円 カ -ストップ高買い気配。GMOインターネットグループのインターネットインフラ事業(ドメイン事業、クラウド・ホスティング事業、アクセス事業)及びインターネット広告・メディア事業を、同社が吸収分割の方法で承継すると発表している。承継する部門の23年12月期売上高は615億円の水準となる。実質的存続性が承継事業にあると判断されたことから、同社はプライムへ市場変更される見通しとなっている。ポストプライム<198A>:1030円(+150円)ストップ高。20日に新規上場して以降、投資資金の流入が続いている。24年5月期の営業利益予想は前期比39.1%増の3.43億円。投資を学ぶSNS「PostPrime」を運営しており、サブスクリプション登録の増加などで利益が拡大すると見込む。同じく20日に上場したWOLVES HAND<194A>、21日に上場したMFS<196A>のほか、11日上場のD&Mカンパニー<189A>も急伸しており、直近の新規株式公開(IPO)銘柄が人気を集めているようだ。CANBAS<4575>:562円(+80円)大幅に4日続伸でストップ高。24年6月期の営業損益予想を13.63億円の赤字(前期実績9.65億円の赤字)と発表している。抗がん剤候補化合物CBP501の米国臨床第2b相試験の準備を実施したことに加え、欧州臨床第3相試験の準備が進捗したことから研究開発費が増加した。前期に比べて赤字が拡大する見通しだが、売り材料出尽くし感が広がっていることに加え、臨床試験の準備進捗が好感されて買いが集まっているようだ。ライフネット<7157>:1826円(+190円)上場来高値。投資運用業のありあけキャピタル(東京都中央区)がライフネット生命保険株を5.04%(404万7100株)保有していることが5%ルールに基づく大量保有報告書で明らかになり、買い手掛かりとなっている。報告義務発生日は18日で、保有目的は純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこととしている。 <ST> 2024/06/26 11:42 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル強含み、アジア市場で160円到達の可能性も *11:37JST 東京為替:ドル強含み、アジア市場で160円到達の可能性も 26日午前の東京市場でドル・円は159円70銭台で推移。159円62銭から159円89銭まで反発。ここまでの取引レンジは159円62銭-159円89銭、ユーロ・ドルはもみ合い。1.0706ドルから1.0718ドルで推移。ユーロ・円は反発。170円95銭から171円34銭まで値上り。 <MK> 2024/06/26 11:37 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=26日前引け  26日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ    130473   61.6    29520 2. <1360> 日経ベア2    11192   61.2    339.2 3. <1321> 野村日経平均   7555   110.5    41490 4. <1458> 楽天Wブル    7239   69.8    34830 5. <1579> 日経ブル2    6250    5.9    31550 6. <1357> 日経Dインバ   5753   -11.7     139 7. <1459> 楽天Wベア    5080   30.0     559 8. <1568> TPXブル    2439    5.5    51320 9. <1348> MXトピクス   2421   971.2   2932.0 10. <1306> 野村東証指数   1970   -20.0   2963.5 11. <1571> 日経インバ    1771   878.5     610 12. <2644> GX半導日株   1624   18.5    4865 13. <1615> 野村東証銀行   1458   101.7    360.2 14. <1482> iS米債7H   1300  11718.2    1722 15. <1365> iF日経Wブ   1283   18.0    45570 16. <1330> 日興日経平均   1233   117.8    41550 17. <1346> MX225    1129   349.8    41280 18. <2244> GXUテック   1076   -15.7    2233 19. <2243> GX半導体    1068   -37.8    2105 20. <1305> iFTP年1    913   150.8   2999.0 21. <1489> 日経高配50    876   -23.8    2387 22. <1320> iF日経年1    800   47.3    41340 23. <1329> iS日経      782   103.1    41420 24. <1656> iS米債7     750  6150.0    314.9 25. <1655> iS米国株     697   -22.2    631.5 26. <1358> 日経2倍      657   64.7    54900 27. <1678> 野村インド株    643   24.9    391.4 28. <2012> iS米債3月    622   18.0    222.7 29. <2621> iS米20H    576   37.1    1255 30. <1540> 純金信託      568   73.7    11245 31. <1545> 野村ナスH無    549   -39.1    31980 32. <1356> TPXベア2    527   62.7    363.8 33. <1366> iF日経Wベ    514   29.1     361 34. <200A> 野村日半導     471   -21.9    2046 35. <2558> MX米株SP    440   -13.6    25120 36. <1343> 野村REIT    401   -20.1   1877.0 37. <2869> iFナ百Wブ    388    1.3    44520 38. <2516> 東証グロース    384   34.7    510.0 39. <1456> iF日経ベ     293   985.2    2609 40. <2870> iFナ百Wベ    291   84.2    20395 41. <2038> 原油先Wブル    278   -63.3    2516 42. <1475> iSTPX     266   -25.5    2904 43. <1308> 日興東証指数    253   -80.3    2931 44. <2559> MX全世界株    251   24.9    21130 45. <2631> MXナスダク    223   -25.2    22620 46. <1547> 日興SP5百    189   -53.1    9527 47. <1367> iFTPWブ    188   -32.4    39820 48. <1580> 日経ベア      177   75.2   1615.0 49. <1326> SPDR      164   86.4    34320 50. <178A> GX革新優良    150   -8.0    1165 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%) 株探ニュース 2024/06/26 11:35 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・26日>(前引け)=三ッ星、湖北工業、データアプリ  三ッ星<5820.T>=動意。一時220円高と値を飛ばし、1900円台に乗せる場面があった。同社は前日に中国の威騰電気と戦略的包括業務提携契約に向けての協力合意書を締結したことを発表、これを手掛かり材料に投資資金が集結した。威騰電気は2021年に上海証券市場に上場した企業で配電設備、太陽光関連新素材、蓄電設備の3部門を主力に手掛けており、産業用電線ケーブルを主力とする三ッ星は同社との戦略的業務提携によって電力関連インフラ事業分野での展開力強化に動く方針。  湖北工業<6524.T>=3日ぶり大幅反発。25日の取引終了後、レーザーシステム及びモジュール開発会社であるイスラエルのアリエル・フォトニクス・アッセンブリー社に出資すると発表しており、材料視されている。457万8000ドルを出資し、アリエル社株式の14.61%を取得する。アリエル社の持つレーザーモジュール開発技術と、湖北工業が持つ特殊光ファイバ関連技術を融合することで、低軌道の衛星通信などのフリースペースコミュニケーション分野向けの光通信サブシステムや各種産業機器・医療機器向けのレーザー光源、光スイッチ、光センサなど高信頼と安定動作が求められる情報通信分野の開発を進めるという。なお、同件による業績への影響は軽微としている。  データ・アプリケーション<3848.T>=急伸。25日の取引終了後、生成AIを活用したシステム受託開発やコンサルティング、AIメディア運営などを手掛けるWEEL(東京都新宿区)を株式取得と簡易株式交換により完全子会社化すると発表しており、好材料視されている。WEEL発行済み株数2万株のうち、1万7692株を7月26日付で取得し、残る2308株を株式交換により取得する。データアプリ製品に生成AIを組み込むことで、他社との差別化・優位性を確保し、製品・サービス価値の向上を目指すほか、生成AIを活用することで、顧客満足度を向上させるのが狙いという。なお、同件が業績に与える影響は精査中としている。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS 2024/06/26 11:33 みんかぶニュース 市況・概況 東証グロース(前引け)=値上がり優勢、コーディア、ウルフハンドがS高  26日前引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数331、値下がり銘柄数197と、値上がりが優勢だった。  個別ではChordia Therapeutics<190A>、WOLVES HAND<194A>、PostPrime<198A>、キャンバス<4575>、雨風太陽<5616>など6銘柄がストップ高。レジル<176A>、サンワカンパニー<3187>、トラストホールディングス<3286>、フーバーブレイン<3927>、シェアリングテクノロジー<3989>など16銘柄は年初来高値を更新。D&Mカンパニー<189A>、AHCグループ<7083>、ワンダープラネット<4199>、MFS<196A>、ライフネット生命保険<7157>は値上がり率上位に買われた。  一方、ステムリム<4599>が年初来安値を更新。グッドスピード<7676>、フーディソン<7114>、ジェイック<7073>、メディア工房<3815>、ハウテレビジョン<7064>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2024/06/26 11:33 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=26日前引け、iS先進国株、MX海外株式が新高値  26日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比47.3%増の2116億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同57.5%増の1824億円だった。  個別ではMAXIS全世界株式(オール・カントリー) <2559> 、iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF <2258> 、NEXT インド株式 <1678> 、iシェアーズ・コア MSCI 先進国株(除く日本)ETF <1657> 、MAXIS米国国債20年超(為替ヘッジなし) <182A> など36銘柄が新高値。TOPIXベア2倍上場投信 <1356> 、iFreeETF JPX日経400イン <1465> 、iFreeETF JPX日経400ダブル <1466> 、JPX日経400ベア2倍上場投信(ダブルインバース) <1469> 、TOPIXベア上場投信 <1569> が新安値をつけた。  そのほか目立った値動きではWisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> は4.47%安と大幅に下落。  日経平均株価が553円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1304億7300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金691億円を大きく上回る活況となった。  その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が111億9200万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が75億5500万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が72億3900万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が62億5000万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が57億5300万円の売買代金となった。 株探ニュース 2024/06/26 11:32 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 06月26日 11時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (3042) セキュアヴェイル 東証グロース     [ 割高 ] (198A) PostPrime 東証グロース     [ 分析中 ] (189A) D&Mカンパニー 東証グロース     [ 分析中 ] (176A) レジル      東証グロース     [ 分析中 ] (5595) QPS研究所   東証グロース     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (198A) PostPrime 東証グロース     [ 分析中 ] (7083) AHCグループ  東証グロース     [ 分析中 ] (7997) くろがね工作所  東証スタンダード   [ 割高 ] (5595) QPS研究所   東証グロース     [ 分析中 ] (6525) コクサイエレ   東証プライム     [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2024/06/26 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、データアプリが一時S高  26日前引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数836、値下がり銘柄数545と、値上がりが優勢だった。  個別ではデータ・アプリケーション<3848>が一時ストップ高と値を飛ばした。三東工業社<1788>、巴コーポレーション<1921>、協和日成<1981>、成学社<2179>、鉄人化ホールディングス<2404>など40銘柄は年初来高値を更新。エスライングループ本社<9078>、ザインエレクトロニクス<6769>、伊勢化学工業<4107>、湖北工業<6524>、新都ホールディングス<2776>は値上がり率上位に買われた。  一方、ウエストホールディングス<1407>、関門海<3372>、アール・エス・シー<4664>、ヨンキュウ<9955>が年初来安値を更新。オーミケンシ<3111>、くろがね工作所<7997>、日本オラクル<4716>、NaITO<7624>、ジャパンエンジンコーポレーション<6016>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2024/06/26 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均26日前引け=3日続伸、553円高の3万9726円  26日前引けの日経平均株価は3日続伸。前日比553.24円(1.41%)高の3万9726.39円で前場の取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は1037、値下がりは535、変わらずは72と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回った。  日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を107.88円押し上げ。次いでアドテスト <6857>が100.95円、ファストリ <9983>が59.82円、TDK <6762>が29.23円、SBG <9984>が27.85円と続いた。  マイナス寄与度は7.26円の押し下げでKDDI <9433>がトップ。以下、トヨタ <7203>が2.78円、三菱商 <8058>が2.35円、ニトリHD <9843>が2.21円、ソシオネクス <6526>が1.96円と並んだ。  業種別では33業種中24業種が値上がり。1位は電気機器で、以下、医薬品、精密機器、サービスが続いた。値下がり上位には石油・石炭、水産・農林、鉄鋼が並んだ。 株探ニュース 2024/06/26 11:31

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